夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

実写なのにシュールな映像

2022-08-26 08:21:49 | Weblog
今朝アップした動画です。


黒姫山麓に開拓してその後放置された広い草原がありました。
偶然居合わせた人から事情を聞きましたが詳しい内容は覚えていません。
でも観光業者が目を付けて開発の働きかけがあったけれど地主は拒否したという話は記憶しています。
信濃町と戸隠を結ぶ県道、今はモロコシ街道で通る山道からは見えませんが面白い空間です。
私はあの頃の独特の風景が好きで、自宅から近いこともあり繰り返し訪れてきました。
折につけ写真を撮ったりビデオを撮りましたがこれはその中の一本です。

以下、今回の動画から。


トップ画面。中央の木はタニウツギ、左の山は黒姫です。

開墾したまま放置された所に草が生え始めていました。

草原の中の砂利道が実にいい感じで遠近感があります。

南風に乗って雲が流れ、その影が草原を這っていきます。

影は秒刻みで流れ、草原と道は明るくなったり暗くなったり。


徐々に雲は重くなっていきます。


テープはEL-500 2時間ですが実際は2時間5分ありますがテープエンドまで収録してありました。
最後に雲が消えて五月晴れなら結構ですが実際はそんな予想通りにはいきません。

結果的にこれで良かったと思います。

雲の影が砂利道を流れ、その隙間からの光が向こうに進む様子は写真や絵画では表現できない映像の独壇場です。
今回の動画も字幕とBGMは邪魔になるだけなので使っていません。

次に掛かりましょう。
コメント
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