これがトリを勤めます。Ikegami HL-59 。3板の放送用カメラ。
BVV-5 をドッキングしてベーカム収録ができるようにしてあります。
何処の局で使われていたんでしょう。
局やプロダクションのシールはありませんがあればもちろん剥がします。(そういう趣味はありません)
#5 号機です。
VF が 57 から大巾に変更されてタリーは4連ではありません。
電源は BVV-5 から。59側 は POWER SW OFF でも電源が供給されます。
レンズは FUJINON を装着。面白いのは 57 までの B3 マウントから SONY と同じ B4 になっていること。
マイクは RAMSA を手に入れました。ファンタム対応で電池の心配は無用。
生出しの画を確認するので設定。
普通の使い方なら設定は簡単です。POWER SW は OFF でいいんです。
このカメラに関しては不安要素はありません。カラーバーを出して VF を確認しました。
外部モニターにもしっかりした映像が出ます。
では生出し映像の確認です。ジジイには違和感がある人形の登場。
もちろん外部モニターにはきれいな映像が出ました。
明るく鮮明で文句なしですが3管の「味」はなくてデジカメ的
これも波形モニター撮影手順の確認も兼ねて画面を静止画で撮影。いいじゃないですか。
ベクトルスコープも。小型のビデオカメラですがそちらもフルオートではなくマニュアルで設定が必要です。
以上、工房の業務用/放送用カメラ計8台の動作確認は完了。
今回は業務用の ITC-870 で電解コンデンサーの液漏れが見つかって修理に成功。
やはり機械物は定期的に火を入れてみるのが正解だと痛感した次第です。