ゆーたんの時代/新たなる旅立ち編 since 2011. Where is that melody? 

ゴダイゴへの想いをこれからも発信し続けたいと思います。

1980年 后醍醐 in 中国

2012-07-22 22:38:33 | ゴダイゴ



ゴダイゴには公式ライブ音源が三つある。

「Magic Capsule」「中国后醍醐」「Intermission」

このうち聴くことがあるのは
「Magic Capsule」だけではなかろうか?
「Magic Capsule」はゴダイゴ全盛期のライブだから
というのがその理由という方が多いかもしれない。
それは確かに当たっている。
何たってゴダイゴの初のライブアルバム、
これまでライブで聴いたことのない聴きたかった
すばらしい曲が一杯詰まっているのだから、
皆がこのアルバムを今だに聴いているであろうことは
疑いの余地はない。
このアルバムは当時ヒットチャートの1位にもなっている。

さて2枚目の「中国后醍醐」であるが
皆さん聴いていますか?
収録曲は下記の通り

1.The Birth of the Odyssey (テープ) 
なぜテープをわざわざ収録するの?

2.Steppin' into Your World

3.Monkey Magic 
ペースが速くて異様にシャカシャカとした音で違和感が強い

4.Namaste 
この曲ゴダイゴのみんなは思入れが強いようだが、
もうひとつ引きつけるものが少ないんですよね。

5.A Promise in Tianjin 
この日のために作った歌、コンサートのメインの1曲

6.Portopia 公式ライブ版初登場

7.Beautiful Name 
ながーいオーデイアンスとの合唱、
中国語でのオーデイアンスとのやり取り等
これはこれで意味があるのだけれど
アルバムには入れてほしくないな。

8.Coming Together in Kathmandu 
この曲はもしかしたら中国の人の心にも鳴り響いたのではないだろうか

9.Wave Good-Bye  
お別れの曲

10.Celebration
なんとなく演奏が軽い、モンキーマジックと同じような感じで
何度も聴きたいとは思わない。

おそらく理由は

■カトマンズ、ポートピア、WaveGoodBye、ニーハオ天津、ナマステは
このアルバムにしか収録されてないのにもかかわらず
新鮮味とインパクトに欠ける。

■Beautiful Name中国語でのオーディエンスとの合唱。
これは「Magic Capsule」でのBeautiful Nameの歌合戦でも
言えるのだけれど何度も聴きたいと思うものではない
しかも収録されている時間がかなり長い。やめてーくれ。

■「Magic Capsule」に入っている曲とのダブリ。
ガンダーラはカットされているが、
モンキーマジック、セレブレーションは今回あまりいいテイクではなく
このアルバムバージョンでは聴きたくない。
但しStepping into your worldはこのライブのオープニング曲で
I am traveling with you, Hoo, west to Indiaと
タケさんとバックボーカルと重なりあうところが
「Magic Capsule」のそれよりカッコいいのでこれは好しとしよう。

■一番聴きたいThe Road of Silk and SpiceとLeidi Laidi
の2曲が大胆にもカットされている。

■本来であれば「Magic Capsule」に収録されていない、
Return to AfricaやHolly & Brightを
この機会に加えたかったところだが、
このライブでは演奏されていないので残念。

よって当日演奏された中からの選曲となると
次の4曲が残る。

Happiness
The Road of Silk and Spice
Leidi Laidi
組曲「威風堂々」

但し「威風堂々」は著作権の問題が解決していなかったため
収録できなかったらしいので、
私がこのアルバムのProducerであったならば、
ずばりこの曲目リストだ。

「1980年后醍醐 in 中国」

1.Steppin' Into Your World
サビのボーカルの重なり合いを楽しむ。

2.Leidi Laidi 
引き続き躍動感のある曲でオーデイアンスの聴覚をくすぐる

3.The Road of Silk and Spice 
Leidi Laidiからの流れの雰囲気で繋いでいく。

4.Gandhara 
ここでちょっとスローバラードでお馴染みのガンダーラ,
これは「マジカプ」と重なりますがお許しを。

5.A Promise in Tianjin 
ここで本日初披露の天津の皆さんへのプレゼントの曲
そんなに好きな曲ではないのだが、今回は入れざるをえない。

6.Portopia 
天津との友好姉妹都市神戸,本当はもっと
ギターソロを長くしたいね。(演奏してくれておればの話)

7.メンバー紹介 
このメンバー紹介よかったね。
個性的で各自がおのおのの楽器で短いソロを演奏した。
特にミッキーのキーボードは乗りに乗っていた、
昔テレビの前で観ていて、乗りに乗ったもんだ。
こういうのをやはり収録して流さないとね。
中国の人の乗りの反応が伝わってくる。

8.Namaste 
ここでちょっとしんみりさせて

9.Coming together in Kathmandu 
当日のクライマックスへ

10.Wave Good Bye 
で中国の皆さんとのおわかれの曲

もちろん実際の演奏の曲順とは異なりますが、
その辺は編集の力で実際のコンサート以上の
いいイメージ造りで、何回も聴きたい構成にするのです。
どうです聴きたくなったでしょう

ところでどうしてこの前のDVD Boxに入らなかったのでしょうね。
候補としては高かったと思いますが、
入っておれば音源だけ落として自分用の
「1980年后醍醐 in 中国」をすぐ作ってしまうのですが。(笑)
コメント (4)
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今夜

2012-07-15 13:09:45 | ゴダイゴ




「Tonight」ではなく日本語で「今夜」
実家に置いたままになっていたタケさんのソロアルバム「予感」。
その7曲目に入っている曲。
発売当時この曲は割と良く聴いていたのだけれど
今回持って帰ってきて久しぶりに聴いてみた。

曲はすごくムードがあって引き込まれていくような感じがよい。
そしてタケさんの曲としてはめずらしく
歌詞がなかなかすごい。
日本語でここまで表現した曲は無かったのではないだろうか?

Ooh- すましてるね、
Ooh- おシャレだね、
今夜君の部屋はもう予約すみかい
僕が夢をみる場所をあけてくれないかい?

Ooh- 二人きりで
Ooh- 旅をしよう

今夜君はそっと
ただ銀河の中
流れるように

言いたいのはそのことではなく、
何故かこの曲がこれまでほとんどクローズアップ
されたことがないということ。
Believe in Music, Thinking of you
は時々唄われてその存在を誇示されている。
だからタケさんピアノの弾き語りで披露されていてもいいようなもんだが、
それもなかったようだ。

でもこの曲は夏の暑くるしい日に聴く曲じゃないな、
どちらかというと寒い季節。
秋のゴダイゴのコンサートが終わって少し肌寒くなってきたら是非聴いてください。

お勧めです。
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トミーの謎

2012-07-15 10:33:43 | ゴダイゴ



トミーにはいくつかの謎が私にはあった。

娘さんのシャンテイがデビューしたころ、
シャンテイが妙に日本人ぽいことに驚いた。
というのが昔FM放送のHonda Live in 83の中で
トミーの"子供たちとのたわむれ"の話がでてくるが
その時はアメリカ人の女性と結婚したんだとばかり
思い込んでしまっていたから。
トミーがだれかと結婚したとか言うニュースは特に記憶になかったので、
私の勝手な思い込みだったわけなのだが。
その後トミーが日本人の女性の方と結婚されてたという記事を見つけてあらためて納得。
そのシャンテイですが今年もうはや30歳になるんですね。

つぎにゴダイゴ解散後、何故活動の場をヨーロッパに移してしまったのかということ。

ゴダイゴにもきっぱり見切りをつけ、
日本の生活にも一応の区切りをつけてしまったのかなと
少し淋しく感じるものがあったが、
その回答がFC会報の1988年WalkOn56号の中にあったので引用したい。

どうして海外へいってしまうかというと
僕今年の3月で日本へ来て10年になるんですけど
ゴダイゴが終わってソロで活動してても、
業界では「トミーは外人」という見方はされないんですよ。
「英語のうまい日本人」だと思っているわけ、特徴がないの。
ようするに元ゴダイゴのトミーだから。
日本でこれからトミーの個人的アーテスト活動はもうこれ以上何も出来ないの。
LPとかEPとか出すことは出来るけど、もう売れないよ、売れるのは難しい。
で、逆に業界サイドではこのままずっとCMやったり、
他の人に詩や曲を書いたり、結構うまくやっていけると思うけど、、、
でもこのままずっとやって、2年先、3年先に
「ああ、海外出てやっておけばよかったかもしれない」って
絶対思いたくないんです、(途中略)
僕はやっぱり外人なんだから、
僕のバンドを海外につれていってみんなに見せたいなって思いました。

更なる夢を抱いて日本から飛び発っていったわけだ。
でもどうして活動の拠点が英語圏ではなくフランスになったのかな?


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