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ゴダイゴには公式ライブ音源が三つある。
「Magic Capsule」「中国后醍醐」「Intermission」
このうち聴くことがあるのは
「Magic Capsule」だけではなかろうか?
「Magic Capsule」はゴダイゴ全盛期のライブだから
というのがその理由という方が多いかもしれない。
それは確かに当たっている。
何たってゴダイゴの初のライブアルバム、
これまでライブで聴いたことのない聴きたかった
すばらしい曲が一杯詰まっているのだから、
皆がこのアルバムを今だに聴いているであろうことは
疑いの余地はない。
このアルバムは当時ヒットチャートの1位にもなっている。
さて2枚目の「中国后醍醐」であるが
皆さん聴いていますか?
収録曲は下記の通り
1.The Birth of the Odyssey (テープ)
なぜテープをわざわざ収録するの?
2.Steppin' into Your World
3.Monkey Magic
ペースが速くて異様にシャカシャカとした音で違和感が強い
4.Namaste
この曲ゴダイゴのみんなは思入れが強いようだが、
もうひとつ引きつけるものが少ないんですよね。
5.A Promise in Tianjin
この日のために作った歌、コンサートのメインの1曲
6.Portopia 公式ライブ版初登場
7.Beautiful Name
ながーいオーデイアンスとの合唱、
中国語でのオーデイアンスとのやり取り等
これはこれで意味があるのだけれど
アルバムには入れてほしくないな。
8.Coming Together in Kathmandu
この曲はもしかしたら中国の人の心にも鳴り響いたのではないだろうか
9.Wave Good-Bye
お別れの曲
10.Celebration
なんとなく演奏が軽い、モンキーマジックと同じような感じで
何度も聴きたいとは思わない。
おそらく理由は
■カトマンズ、ポートピア、WaveGoodBye、ニーハオ天津、ナマステは
このアルバムにしか収録されてないのにもかかわらず
新鮮味とインパクトに欠ける。
■Beautiful Name中国語でのオーディエンスとの合唱。
これは「Magic Capsule」でのBeautiful Nameの歌合戦でも
言えるのだけれど何度も聴きたいと思うものではない
しかも収録されている時間がかなり長い。やめてーくれ。
■「Magic Capsule」に入っている曲とのダブリ。
ガンダーラはカットされているが、
モンキーマジック、セレブレーションは今回あまりいいテイクではなく
このアルバムバージョンでは聴きたくない。
但しStepping into your worldはこのライブのオープニング曲で
I am traveling with you, Hoo, west to Indiaと
タケさんとバックボーカルと重なりあうところが
「Magic Capsule」のそれよりカッコいいのでこれは好しとしよう。
■一番聴きたいThe Road of Silk and SpiceとLeidi Laidi
の2曲が大胆にもカットされている。
■本来であれば「Magic Capsule」に収録されていない、
Return to AfricaやHolly & Brightを
この機会に加えたかったところだが、
このライブでは演奏されていないので残念。
よって当日演奏された中からの選曲となると
次の4曲が残る。
Happiness
The Road of Silk and Spice
Leidi Laidi
組曲「威風堂々」
但し「威風堂々」は著作権の問題が解決していなかったため
収録できなかったらしいので、
私がこのアルバムのProducerであったならば、
ずばりこの曲目リストだ。
「1980年后醍醐 in 中国」
1.Steppin' Into Your World
サビのボーカルの重なり合いを楽しむ。
2.Leidi Laidi
引き続き躍動感のある曲でオーデイアンスの聴覚をくすぐる
3.The Road of Silk and Spice
Leidi Laidiからの流れの雰囲気で繋いでいく。
4.Gandhara
ここでちょっとスローバラードでお馴染みのガンダーラ,
これは「マジカプ」と重なりますがお許しを。
5.A Promise in Tianjin
ここで本日初披露の天津の皆さんへのプレゼントの曲
そんなに好きな曲ではないのだが、今回は入れざるをえない。
6.Portopia
天津との友好姉妹都市神戸,本当はもっと
ギターソロを長くしたいね。(演奏してくれておればの話)
7.メンバー紹介
このメンバー紹介よかったね。
個性的で各自がおのおのの楽器で短いソロを演奏した。
特にミッキーのキーボードは乗りに乗っていた、
昔テレビの前で観ていて、乗りに乗ったもんだ。
こういうのをやはり収録して流さないとね。
中国の人の乗りの反応が伝わってくる。
8.Namaste
ここでちょっとしんみりさせて
9.Coming together in Kathmandu
当日のクライマックスへ
10.Wave Good Bye
で中国の皆さんとのおわかれの曲
もちろん実際の演奏の曲順とは異なりますが、
その辺は編集の力で実際のコンサート以上の
いいイメージ造りで、何回も聴きたい構成にするのです。
どうです聴きたくなったでしょう
ところでどうしてこの前のDVD Boxに入らなかったのでしょうね。
候補としては高かったと思いますが、
入っておれば音源だけ落として自分用の
「1980年后醍醐 in 中国」をすぐ作ってしまうのですが。(笑)