今月から8月までの第2・4土曜日(日程は変更になる場合もあります)に「化石クイズ」をイベントとして実施しますが、今日は第1回目の「化石クイズ」の日です。
毎年楽しみにしてくれる子供達もいて、先日「今年は、まだやらないの?」と声を掛けられました。
クイズに挑戦しながら洞窟見学をしますが、全問正解者には天然石のプレゼントや、抽選でQUOカードのプレゼントも予定していますので皆さん是非おいで下さい。
これは岩手地学教育研究会会員の七田清さんが採集した「海リンゴ」の化石の写真です。
「海リンゴ」とは古生代オルドビス紀中期(約5億年前)に出現し、デボン紀末に絶滅した棘皮(きょくひ)動物です。
そもそも「海リンゴ」の化石が日本で最初に報告されたのは1987年(昭和62年)、ここ一関市東山町からなのです。
当時、高校教諭だった(故)堀込実先生が同町で採集したものを、東京大学理学部地質学教室の助手だった大路樹生先生に鑑定依頼し、「海リンゴ」の化石であることが明らかになりました。
その頃この化石が出るということは、ないというわけではないが、報告例はなかったそうです。
続いて1992、3年頃七田さんもこの化石を発見し、堀込先生に鑑定してもらったとのことです。
現在七田さんは町内で多くの化石を発見していますが、「海リンゴ」は数点ほど採集しているそうです。
東山町在住の戸田さちえさんが毎年ポスターを描いている胆沢城のあやめ祭りが、6月25日(土)・26日(日)に開催されます。
この場所は、奥州市水沢区にある国指定史跡・胆沢城跡で、かって胆沢城があったところは、現在は「あやめ苑」となってたくさんのあやめの花が咲き、「振る舞い餅」や「舞台発表」、「あやめ苑のライトアップ」、「厄除け・開運!『かわらけ』投げ大会」など様々なイベントが催されますのでお出掛け下さい。
※いつも同会場で開催されていた「戸田さちえさんのあやめ祭りポスター原画展」は、今年は同じく奥州市水沢区にあるめんこい美術館で「戸田さちえイラスト展」6月12日(日)~23日(木)にて、期間中同時開催されます。こちらも是非お出掛け下さい。