今朝、近くの砂鉄川にいるカモの騒々しい鳴き声で目が覚めました。
いつもふつうの茶色のカモが20羽ぐらいいますが、最近見たことがないカモが多いときで4羽ぐらいいます。
ちょっと写真がぶれてますけど、どなたかわかる方いませんか?
先週末、一人の男性のお客様がチケット購入後間もなく戻ってきました。
声を掛けると手に持っていたスマホを見せながら、「熊がいて洞窟に入れないんですけど・・・」
「え!熊?」
「熊ってまだ冬眠してるんじゃないの?」
「熊なんて私たち見たことないんですけど・・・」とにかくカメラを手にお客様と洞窟の入り口に向かいました。熊がいたという山の斜面を恐る恐る見ると、
いました!カモシカが。
「熊じゃなかったね~カモシカだね」
「山登りをするので熊は見たことがあるんですが、カモシカを見たことがなかったんです・・・」
もう大丈夫ということで、お客様は洞窟に向かいましたが、カモシカはずーとお客様を目で追っています。カモシカもびっくりしたんでしょうね!
先日、事務所に飾ってあった石について、いつ、誰が、どこから持ってきたかという話になった。
それも不明ですが、石の名前も不明。
そこで日本地質学会会員の原子内先生に聞いてみることにしました。
「これは、チャートだろう。結構丸みを帯びているので 川の水などで運ばれてきたのでは」と言うことでした。
チャートは主成分が二酸化ケイ素で、この成分をもつプランクトンなどの殻が海底で堆積してできた岩石です。
この石は全体的に赤っぽいですが、白と赤の層になっているところがあります。
チャートは二酸化ケイ素に鉄または不純物が混じり、白っぽかったり黒っぽかったりするそうです。
プランクトンは海の中で体に二酸化ケイ素を取り込んで体を構成。
体といってもその大きさは松の花粉(100ミクロン)の10分の1、プランクトンが死んで、たんぱく質が抜けてふやけて白くなり殻だけ残り、厚さ1ミリになるには1000年かかるそうだ。
たかが石、されど石、石にものすごい歴史と重みを感じたのでした。
今日は久しぶりに岩手地学教育研究会会員の七田清さんが幽玄洞に来ました。
なかなか事務所に入ってこないなぁと思ったら、敷地内に置いてあった石を見ていました。
「ほらほら、ここに化石が。」「え!どこどこ」
ルーペを取り出して、「ここにウミユリの化石があるじゃない!」と七田さん。
サンドペーパーで磨くと出てくるらしい。
とっても小さいので、ただの石の模様だと思っていました。私たち。
何年あそこにあったでしょう・・・。
東山に来ればあちこちに化石が転がっているかも!!!