夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 6月19日(水)「誤解って?」

2019年06月19日 21時25分09秒 | 「思うこと」
東京新聞に今日の党首討論で出された例の2000万円に関連し安倍首相は次のように語ったという。
「大きな誤解が生じた。違和感を感じた人もいる」
平均値から生活費の不足を試算していることに関し「平均値で見るのが良いのか。大切なのは、年金生活者の生活実態は多様で、実態に対応するものになっているかどうかだ」
例のごとく中身のない言葉で「誤解」という言葉を使っているが、だれがどのような誤解をしたのでしょうか?
100年は大丈夫という年金制度の安心が揺らぐという誤解でしょうか?
問題はここなのです。
年金支給年齢は段階的に60歳から65歳に引き上げられたのはまだつい最近です。そしてすぐに70歳あるいは75歳支給といった報道もされて、最近では安倍総理は68歳にと行ったようです。これが100年大丈夫の中身でしょうか?すでに安倍政権において年金制度の安定・安心というものは崩れています。
70歳前後までは働いて食ってくださいという自己解決を国民に求めたということです。
そのうえ2000万円は老後に必要という自己解決を国民に求めました。
100年は大丈夫というのは共助・公助の制度としての公的年金です。この公的年金の安心が揺らいで自己解決(自助)を求めているというのは明白でしょう。
100年は大丈夫という自民党の約束がすぐに破られたということです。これは参議院選での年金制度のマニフェストにはっきりと明らかにしなければなりません。
「平均値で見るのが良いのか。大切なのは、年金生活者の生活実態は多様で、実態に対応するものになっているかどうかだ」
平均値で見ても2000万円が必要という報告書は出来上がっているものです。これを受け取らずに保護にするのですから、この報告書に変わるマニフェストを国民に示すことが安倍政権の責任です。しかしこの間「責任」という言葉は多用するが、責任を果たしてはいないが。。。。。
参議院選も消費増税などと同じように争点ぼかしで乗り切るでしょう。


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池に浮かぶ月511【6月19日】

2019年06月19日 18時56分46秒 | 「池に浮かぶ月」
労働者のための「働き方改革」というのは偽りで、現実は企業のための「働かせ方改革」であるのは明白です。
「高プロ(残業代ゼロ)が残業なくす」というのはまやかしでしょう。残業代なしだから定時で毎日帰りますとはいかない。成果主義ですから。ノルマがありますから。結局は労働者の自己責任あるいは自分勝手に残業をしてもその残業手当を支払いませんよと言うのが高プロでしょう。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「6月19日という日」

【2018年】ツイッターつぶやきツイッターから「カルビ松本会長、ZOZO田畑氏 高プロ(残業代ゼロ)が残業なくす」(BLOGOS)。。。まず週40時間の所定労働時間を守ることを......

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