夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 6月29日(土)「頑張っても報われなかった社会」

2019年06月29日 20時58分16秒 | 「思うこと」
今年4月に書いた頑張っても報われない社会が待っているの関連です。
高齢化社会が社会問題のように取り扱われていますが、若いうちに戦争で苦労した世代そして戦後生まれの団塊の世代などの世代は、日本の復興、高度経済発展そしてバブルにまで経済を支えてきた。頑張れば報われるといわれていた社会の中で、確かに頑張れば自分の家を持てて老後の生活の展望も持てた。しかしこれは社会自体が自然にそのような安定した生活が出来上がったわけではなくて、55年体制の中で政治と労働運動そしてそこに結びついた市民運動の「抵抗勢力」があって初めて作り上げてきた。この意味において将来の展望を持つことができた。
しかし今の社会は頑張った人が報われる社会なのかといえば、高齢化社会の中で高齢者は切り捨てられている。高度成長とバブルにも向かった社会を支えた高齢者が報われない社会になっている。
100年は大丈夫とうそをつかれて年金は、積み立てた年金積立金は自分たちのために使われずに運用という名のもとにギャンブルに近い株につぎ込まれている。
さらに若い人たちは、ばかげた人生100年時代というまやかしの中、年金支給年齢の引き上げにより生涯働かき続けねば生きていけない社会に。年金だけでは2000万円足りないとされたが、この2000万円は70歳前後まで働き、わずかな老後資金を食いつぶさねばならない。今後終身雇用はなくなり、民間では退職金も怪しくなる。退職金を食いつぶすこともままならないようになるでしょう。
一方では労働環境は悪化するばかりで、半強制的に頑張って働くことになるでしょう。
しかし頑張っても老後を見ても報われない社会が待っている。
社会の流れを左に戻さねばなりません。
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池に浮かぶ月621【6月29日】

2019年06月29日 20時49分33秒 | 「池に浮かぶ月」
現実と心。。。
人をそして人の世を見よう
素直に感情という色眼鏡をつけないで
それがほんとの自分にとっての現実

人は喜劇を演じる
多くの人が喜劇を演じるようになり
政治家や知識人なども喜劇を演じるようなり
国民はわけもわからぬままにその喜劇を観る
しかし喜劇を観ているにもかかわらず
悲しい涙があふれてくるね

去年はこんな詩的なことを書いていたようです。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」


「6月29日という日」
【2018年】ツイッターつぶやき現実世界から降り注ぐ粒子 心が焼きついてしまうようだね だからその瞬間の喜怒哀楽がある でも、その粒子をフィルターに通してみよう心が焼きつ......
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