この社会を維持し発展させるには各分野の専門家の役割は大きい。
しかしこの専門家が各分野での純粋に学問的な意見交換を行わなければならないでしょう。またその専門家も一人の人間ですからあらゆる思想や思考回路を持つのですが、純粋な研究にその思想や思考回路が入りこんでしまうとその専門家も社会にとっては害となる場合がある。政治やしがらみに縛られることもあるでしょう。
今の日本は学術会議会員への政治の介入もありましたし、コロナに対しても政治の力が強く働きました。それは禁煙運動にも現れて、専門家が禁煙を進めるにあたって低所得層の禁煙をたばこ増税で行うという思考回路が狂った専門家が出てしまった。
≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2020年12月18日(金)「専門家」
「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」