いろんな『カエル』の意味を込めて下さったそうで…ケロ♫
Hさん、それからお花やワインを贈って下さった皆さん、
お店を訪れて下さった皆さん。
本当にありがとうございました!
男は、基本6歳児なので、
『技の名前』はとても重要である。
ゆえに、酒やタバコの名前はワイルドでカッコよくなければならない。
強そうな名前や言葉は、彼らの本能を刺激し、
『自分だけの世界』を完成させるのに重要な役割を担うが。
これは、あまり女向けのものにはみられない現象である。
(常日頃、「気持ちが大事」とか言っている女ではあるが、
およそ、『モノ』に対しては即物的。さらに女は『共感』を求める)
「男はさ。言いたい生き物だよね」
私はゴンザに同意を求める。
「だって…子供の頃も、めちゃめちゃ言いたがるじゃん。
『ダイナマイトキッ~ク』だの、『ギャラクティカマグナ~ム!』だの。
大人になったら、それが『ジャックダニエルをソーダで』とか、
『マルボロ、ワンカートン』になるだけでしょ?」
すなわち、カッコいい技の集合体で形作られる自分の世界が彼らには重要で。
一人でふらっと入る隠れ家的BARや、
男の夢であるといわれる『書斎』などは秘密基地。
例えばこだわりの世界である腕時計なんかは、
『ライダーベルト』が腕に小さくおさまっているだけなのではないかと思うのである。
(凝った細工の施されたジッポなんかは、まんま超合金ロボだし、
アウトドアグッズなんかにもそれは通ずるよね)
男にとっての腕時計には、
いつか、そのフェイスがウィーンと音をたてて回転し、
自分が強いヒーローに変身する日が来るかもしれないという
ワクワク感のようなものが詰まっているのかもしれないし、
さらに、彼らがよく、呟くように語りたがる過去というものには、
(「あの場所によく一人で行ったな…」とか、「アイツとは~な仲で」とか)
もしかすれば、『秘密の研究所に連れ去られ、改造人間となった過去』や、
『孤島や山奥で厳しい修行に耐え、身につけた秘技で、ひとり、敵に立ち向かう』
的なストーリーが秘められているのかもしれない。
男は。
いつか覚醒し、自分が世界を救うその日を待っている。
だから、いざというとき、口に出す『必殺技』の名前がショボいのでは困るのである。
(女は他力本願で(笑)
すでに完成された、白馬に乗った王子様を待っている。
ちなみに私の前に現れた王子はかなり太めゆえ、乗っている馬がかわいそうではある)
女には、理解出来ないコレクションやこだわりでも。
6歳児の世界は、死ぬまできっと変わらぬもので。
彼らにとっては、カッコいい名前の道具は、
大切な聖域で秘密基地なのだろう。
自分しか知らないこだわりの世界で、強そうな技に磨きをかける…。
…勝手な理論でごめんね(笑)
(おそらく、この『勝手な理論』も、かなり女性的なものなのだろうとは思う)