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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

8・6山田肇さん人事委員会口頭審理記者会見のご案内

2013-07-24 22:33:58 | 人事委員会審理

大阪「君が代」不起立処分人事委員会不服申立について、多くの方々に知ってほしいと思います。いよいよ口頭審理(裁判の証人尋問のようなもの)が始まります。本日、教育記者クラブのみなさまへ記者会見の案内をお渡ししました。記者のみなさんよろしくお願いします。


山田肇さんの

「君が代」不起立による戒告・再任用取消しの撤回を求める

8/6大阪府人事委員会・第一回口頭審理についての

記者会見のご案内

2013年7月24日
「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪
 

 謹啓 教育記者クラブのみなさまの日頃の清新なご活躍に敬意を表します。

 さて、表記の山田さんは、昨年度3月の高槻市南平台小学校の卒業式での「不起立」を理由とした戒告処分のうえ、再任用の合格を取り消されるという事実上の解雇処分を受けました。しかしこの時の卒業式にあたって、高槻市教委は、特定の4名だけに起立・斉唱の職務命令を発出し、しかも山田さんへの戒告処分は教育委員会会議での承認なしに行うという手続き上の要件すらも満たしておらず、さらに府教委は、校長による「業績・能力・総合評価ともS」は「不知」として、再任用合格取り消しまで行っています。


 山田さんは37年間の教員生活で、最後の南平台小学校の12年間のうち7年間は『希望の杜』施設内学級に勤務し、定年を迎えました。『希望の杜』は親に虐待されたり、ネグレクトされた子ども達が入所し、施設内学級に通学してきますが、大人に対する不信感が大きく、また学習する習慣がついていず、学ぶことの楽しさからも疎外されてきました。そうした子ども達との信頼関係を築きながら学力をつけさせるため、日々、苦闘してきた山田さんは、あと1~2年、『希望の杜』で子ども達と関わりたいと再任用を申し込み、合格通知を受けていたのです。そしてそうした子ども達の前に立つ教師として、間違ったことはしてはいけないと教えてきた自分の良心に従った「不起立」の故にその希望も奪われたのです。そうした真理や正義が認められない状況を認めるわけにはいかないと、山田さんは、大阪府人事委員会に提訴をし、1年4ヶ月を経て、第一回審理を迎えました。


 また山田さんも含めて、卒・入学式での「君が代」不起立等を理由とした戒告処分や再任用拒否に対して昨年7名、今春には4名が人事委員会に提訴。さらに加えて減給処分等については裁判提訴も考えられています。これらの提訴の最初の審理となるのが、山田さんの人事委員会審理ということになります。教育記者クラブのみなさま、どうか記者会見に参加していただきますようよろしくお願い致します。          敬具



日時:8月6日(火)午後6時~
場所:教育記者クラブ室(府庁別館)

なお、当日の3時から咲洲庁舎(29階)での人事委員会口頭審理で、本人陳述・処分者側証人尋問等が予定されています。こちらへの取材もぜひよろしくお願い致します。また当日配布予定の資料を早く必要な場合は担当の山田(090-5900-0783)までご連絡を。



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