48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

締め関節の世界はおっそろしい!(柔道編)

2015年07月28日 00時13分33秒 | 柔道の練習日記
7月25日夜 柔道の練習日

午前中の空手の練習は、怪我の為に自分の練習をせずに、会員さん達の練習に付き合わせていただきました。
でもさすがに柔道の練習は、膝を痛めてる場合は何をすればよいのか。
「痛めたのは自分が悪いんだから、無理なく出来る範囲でやってみよう。更衣室にダンベル転がってたから、それを借りて上半身の筋トレでもするかー」
こういう機会でしか筋トレ出来ないのだ。

本当は膝への負担が無い自転車で行き、ちょっとでも運動不足を解消したかったのですが、出るのが遅かったので車で行きました。

練習が始まる前に更衣室でI瀬先生にお会いして、怪我の事で色々とアドバイスをいただきました。先生は昔膝を壊されて手術された経験があるそうなのですが、そのリハビリの話をお聞きしました。膝って怖いですねえ。
「T岡さん、膝は無理しちゃいけません。当分の間は抑えてください」
わかりました。先生のリハビリのお話で、ちょっとビビっております(笑)。中学生相手ぐらいなら乱取りできるかも・・・なんて思ってたんですが、ちょっと止めます。
「後で怪我に影響の無い練習をしてみましょう」
ありがたいですなあ。

中学生の準備運動が始まっていたので、それに混ぜてもらう。膝への負担がある左への前屈・屈伸は全てパス。出来るものだけ行う。
「寝技乱取り始めまーす」
幸いにして小学生相手だったので、ほとんど影響なく出来ました。
が次の打ち込みが全然出来なんだ。
大外をしようとして左足を踏み込んだ衝撃で痛い。内股をしようとして左足を踏み込んで痛い。だー、ダメじゃん!力が全然入らん。

さて乱取りに突入したので、ちょっと外れてI瀬先生のマンツーマンの特別教室である。
「T岡さん、軸足を痛めてるんですよね。軸足だとやれる練習があまり無いんですよ」
「先生、昔に教えていただいた亀の引っくり返し方で、手首を持って引っくり返して腕を決めるのがありましたよね。この間自分で書いたメモを読み返してみたんですが、忘れてしまってどこをどうするのか思い出せんのです。それをおさらいしたいのですが」
「ああ、あれなら怪我にはあまり影響ないでしょう。いいですよ、やってみましょう」
以前使った古い画像を引っ張り出してきました。亀になった相手の右側にポジションを取り、右手で相手の右手首を下から掴み、相手の肘を軸に矢印の方向へ引いて行きます。
先生曰く、
「その時に逃げられないように胸・腹で押さえつけてください」
なるほど。そこは前のメモから欠落しておりました。
そこから右足を相手の左顔面近くに置き、それを支点に手首をつかんだ腕をてこに引っくり返す。
この時にもポイントがあって、右足の位置が浅いと首と腕両方を挟めないのだそうです。


掴んだ腕の肘を極める・掴んだ腕を道着に巻き付けて極める、or首と一緒に挟み込んだ反対側の腕の肘を極める・・・など、多種多様のバリエーションが出来るとの事。
と文章で書いてはいるが、これ図解が無いと説明は無理(笑)。手元に鉛筆で書いた下手糞な絵があるけど、これはちと見せるレベルのものではないので出しません(笑)。いや自分でも見て酷い図である。笑ってしまう。
こんな図。わああ恥ずかしい!これはひどい。幼稚園児以下の画力。自分しかわからない図でごめんなさい。
入り方は違いますが、最後はこんな形になる。某動画から引っ張ってきました。
途中からうちの道場の寝業師S山先生も参入し、超贅沢な講師陣のマンツーマン授業になった。

他にも前回習いました、「下から帯とって引っくり返す」の別バージョンで、そのままクロスして逆十字締め。
「T岡さんは中学生相手に練習されてるので、気軽に相手の上に乗られてますが、絞め技があると下からそれぞれ反対側の襟を掴んで、こういう感じ」
うげげ、先生きまってます。パンパン(畳を叩く音)
「下からの攻撃がしやすくなるので、気をつけないといけません。上の人間は、相手の腰から上に自分の上半身を乗せると非常に危険です。締め関節がある一般の柔道は、それが無い中学柔道とは全く別物と考えてください」
こっこわー。

S山先生の技への入り方を教えていただいたのですが、何とわざと相手の投げを受けて、有効を取らせるそうです。でそのまま縺れて畳の上で締め関節地獄へ突入。
「わざと有効を取られるんですかー!」
「そうすれば引込めるでしょう(笑)」
S山先生はにこやかに仰るが、考えただけでも怖い怖すぎる。一瞬だがアリ地獄に落ちた自分を想像した。

I瀬先生の師匠は、背負いを掛けた相手が腰を落として投げようと、釣り手を伸ばした瞬間に、飛びついてまたいで回転して腕十字をかけるとの事である。考えただけでも恐ろしい。

あっという間にタイムアップで稽古終了。私の怪我の為に先生2人に相手をしていただきました。I瀬先生S山先生、ありがとうございます。
こんなに面倒見のいい道場・先生達というのは、他には無いでしょうね。あちこちのブログなどで拝見させていただくと、中高年初心者には「放置プレイ」とかあるらしいのですが、うちの場合はそういう事が全然無くて、嫌と言うほど皆さん熱心に教えて下さいます。
ここまでしていただいてるので、少々の怪我や仕事疲れで休むわけにはいかないのだ(笑)。

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