神通川の向こうにも家点々・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷から引き返す)

　神通川の向こう側にも雪に埋もれて家が点々と見えます。自然の大きさに対して、人間の営みの小ささを感じさせるような景色です。このような景色が人間と自然との本来の関係を示しているのではないかと、いつも思うのですが・・・

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バイパスの橋・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷から引き返す)

　国道14号線の旧道から、新しいバイパスが神通川を渡っているのが見えます。上流方向を見ています。この川がかつて上流の三井金属鉱業神岡事業所（神岡鉱山）による鉱山の製錬に伴う未処理廃水を流し、富山県の下流で４大公害病の一つイタイイタイ病を発生させたとは思えないたたずまいです。

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雪と木々・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷から引き返す)

　猪谷から引き返しました。積もった雪と雪をかぶった木々が美しいです。木々の姿が雪のない時とはまったく違った表情を見せるのがうれしいですね。

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猪谷の集落の雪・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷)

　気圧配置は西から緩んできているとはいうものの、今日午前9時の猪谷の積雪量は154cmです(アメダス)。写真のように除雪されている広い道はそれほどの雪とは思えませんが、除雪されていないところは深い雪で、除雪してある細い道は両側が雪の壁になっていることが多いです。

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高山本線猪谷駅は小さな駅ですが・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷)

　小さな駅です。
　が、高山市をはじめとする岐阜県と富山市など富山県を結ぶ高山本線の県境の駅であり、JR西日本とJR東海の経営・資産の境界駅でもあります。南下り場の信号機がその両社の資産境界とか。無人駅ですが、運転関係の職員はいて、富山へ乗り入れる特急は止まり、普通列車はここを通過するものはなく、ここ発で富山方面行き高山方面行きが出ています。そして無人駅なのに旅客が夜間滞泊できる珍しい駅です。これ以上詳しいことはわかりません。
　かつては神岡鉄道もつながっていました。豪雪地の県境の駅として小説や映画・テレビドラマなどシナリオにもしばしば登場します。

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猪谷関所館・・・国道41号線を飛越国境へ(猪谷)

　円空が彫った神像や仏像、神通峡パノラマ 、猪谷関所復元模型や西猪谷関所関連の古文書、江戸期に栄えた片掛庵谷銀山や神通川を篭で渡したという篭の渡しの遺物などが展示されています。

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猪谷(いのたに)まで来た・・・国道41号線を飛越国境へ(昨日のつづき)

　越中と飛騨の国境、つまり富山県と岐阜県の県境近くにやって来ました。ガソリンスタンドは休業していましたが、その回りはまるで雪の城壁でした。ここには江戸時代富山藩の西猪谷関所があり、神通川の対岸には加賀藩の東猪谷関所がありました。ここを越えると飛騨の国です。

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