2006/05/31(水曜日) 晴
気象情報は、今日は一日良い天気だと報じている。
先日初めて見たコマドリを探して再度、山深い某公園を訪れた。
沢沿いの登山道を登った。 時々ミソサザイの囀りが聞こえる。
やや登ったあたりでミソサザイの大きな鳴き声が聞こえた。
姿を見つけた! このあたりで営巣しているようだ。
遠くへは行かずに何度も姿を見せる。
すぐ近くに止まって大きな声で囀っていたミソサザイ君。 とても暗い場所で逆光気味だ。
露出補正をプラス2近くにして撮影してみた。
ベンチが置いてある休憩場所の手すりに止まって囀っていた。
ほんの4、5mぐらいしか離れていない。 ミソサザイをこんなに近くで見られるなんてラッキー!
ミソサザイ撮影が目的で同行した友人をそこに残して、
実習生は先日コマドリを初見したもっと上の方に登って行った。
やがてコマドリの鳴き声が聞こえてきた! 胸が高鳴った。
更に登って行くと、先着のカメラマンがお二人、カメラを構えていた。
「コマドリがいるんですか?」 小さな声でお尋ねした。
カメラマンは「先ほどやってきたよ。」と指差してポイントを教えてくれた。
そして撮影したコマドリの画像を見せてくれた。
実習生は早速三脚を立てて、待機した。
しかしコマドリはなかなか姿を見せない。 昼飯でも食べて待つことにしよう。
だめだ。 やっぱりコマドリは姿を見せない。
やがて鳴き声も遠ざかってしまった。 カメラマンもこの場所を離れていった。
実習生も「折角やってきたのに残念だなぁ!」と力なく、もと来た道を下って行った。
三脚やデジスコが急に重たくなってしまった。 ああ、疲れた!
コマドリを求めての巻 完