デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

臨時ニュース 狭山でも金星太陽面通過が見られました!

2012年06月06日 13時57分34秒 | 天体観望
2012/6/6 (水曜日) 雨のち曇り


今日は金星が太陽面を横切るという天体ショーが見られる日だ。
だけど残念ながら関東地方は天気が悪くて太陽は顔を出してくれない。
まぁ、いいか・・・ ニュースで報じる画像でも見て楽しむことにして
旅行記の続きでも編集しよう、とパソコンに向かっていた。

「ねぇー、雲が切れて青空が見えるよ・・・」

11時頃、居間でテレビを見ていたお代官が教えてくれた。
おぉ、そうか! それじゃ急いで準備しなくっちゃ!


↓  大分前、日食を撮ろうと思って買ってきたセロファン紙を引っ張り出して丸く切り抜いて
    フィルターのようなものを作った。



↓  スコープの先端にセロファンフィルターを乗せて雲が切れるのを待った。
    太陽はほぼ真上。 ファインダーを覗くのは一苦労だった。




時々雲が薄くなって太陽の当たりが明るく輝く。
その明るいところにスコープを向けてデジスコ画面を見るが
太陽は見えない。
とそのとき、ちらっと太陽面が見えた!
時刻は12時45分頃だった。
必死でスコープで太陽を捕らえようとするがなかなか捕まらない。
時々画面に太陽が入るが、すぐフレームから外れてしまう。
一瞬、太陽面の右端に小さな黒丸が見得た。

「あっ、見えた! 金星はまだ通過中だ・・・」

非情な雲はまた太陽を隠してしまった。
ダメかな・・・・・と思ったときまた薄い雲の中に太陽面が見えた。
ピントを合わせるがなかなか合焦してくれない。
えーい、これでいいからシャッターを切ってしまえ、とレリーズを押した。


↓  何とか太陽面を通過する金星が撮れた。 




↓  レタッチソフトで自動補正してみた。 黒点も見える。




↓  彩度を落としてモノクロ画面にしてみた。



この後は雲は次第に厚くなり、雨まで降ってきた。
ほんの一時だけ雲が薄くなって何とか写真を撮ることができた。
この次、金星の太陽面通過を見ることができるのは2117年1月だとか・・・
100年も先のことだから我々はもうこの世には・・・・
貴重な体験ができてラッキーだった。



   デジスコ:KOWA TSN-664ED(25倍アイピース)+SONY W300
   レタッチソフトによる画像補正 ノートリミング


コメント (2)
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ヨーロッパ人気4ヵ国ゴールデンルート10日間ツアー旅行記(その8)

2012年06月06日 08時04分14秒 | Weblog
2012/5/20 (SUN) 晴れ(現地天気)


- ヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホを目指して -


インターラーケンでの朝を迎えた。
今日もとても良い天気だ。
ホテルは駅のまん前だ。 
駅や電車が大好きの実習生は早めに支度を整えて見物に出かけた。
駅のすぐ近くにはきれいな川が流れていて白鳥が泳いでいた。
周りの木々には小鳥も飛び回っていた。
(今回のツアーで見かけた野鳥は後日まとめてアップする予定です)



↓  朝5時半、まだちょっと暗い感じだ。 駅前からみたホテル。



↓  こんな朝早くには人は誰もいない。 閑散としたインターラーケン西駅のホーム。



↓  5時45分頃。 少し明るくなってきた。 ホテルの後ろの山がきれいに見えた。 



↓  電車が入ってきた。 通勤電車かな?



↓  大きな電気機関車が先頭の列車が入ってきた。 これは氷河特急かな?



↓  客車は2階建てみたいだ。



↓  スピーツから来てバーゼルまで行くんだな? SBBはスイス国鉄のことだよ。
    ツーンとかベルンとかオルテンを通過するんだ、きっと・・・ 後で地図を調べよう。



↓  時計は6時半を指している。 そろそろ食事時間だな・・・・・



↓  ホテル MERKUR です。



食事を済ませて、やがて出発の時刻になりました。
これから行くグリンデルワルトはインターラケーンからは20kmばかり。
こんなに近かったんだ。
駅前の広場からバスに乗ってグリンデルワルトを目指しました。



↓  途中、踏切を通過するとき偶然電車がやってきました。 小さな可愛い電車でした。





↓  山間から遠くに高い山が見えました。 



↓  牛が放牧されていました。 さすがスイスらしいなぁ・・・・・



↓  ひょっとするとアイガーやメンヒかも知れない? 撮っておこう。



↓  道標にはグリンデルワルトまで25分と書いてありました。 もうすぐだ!



↓  グリンデルワルトの駅です。 駅舎は変わりないけど電車乗り場の様子はすっかり変わっていました。



↓  きれいなプラットホームができていて広々してました。




↓  12年前、ここを訪れたときの写真です。 駅舎の前にほとんど道路と平行なホームがありました。 



↓  電車に乗るときも電車と電車のこんな狭い通路を歩きました。 10年一昔って言うけど本当だね。



↓  グリンデルワルトの次の駅グリンデルワルト・グルンド駅です。 電車はここでスイッチバックして
    今度は一番後ろが先頭になって走り出します。
    急坂を登るためにレールの真ん中にには歯車がかみ合うラックが敷設されています。



↓  これはアプト式という形式の鉄道で日本でも碓氷峠や大井川鉄道で使われていたそうです。



↓  登山電車は急勾配を登って行きます。



↓  黄色い小さな花が広がったお花畑。 こんなところをハイキングしたいなぁ・・・



↓  上の方は真っ白な雪景色が広がっていました。



↓  更に上に登る登山電車に乗り換えます。 乗換駅のクライネ・シャイデックです。





↓  車窓か見たユングフラウ。 これから行くユングフラウ・ヨッホの展望台が見えているはず?




↓  登山電車はほとんどトンネルの中を登って行く。
    トンネル内の途中の駅には窓が開けてあって中から外に広がる景色を見ることができる
    ようになっていた。 (3枚の画像を合成。 地球の丸さがわかるかなぁ・・・・)





↓  ユングフラウヨッホの展望台スフインクス。 吹雪模様で何も見えない。



↓  「晴れていればこういう景色が楽しめるのですよぉー」と添乗員さん。 用意がいいねぇ。



↓  記念写真スポットは待ち行列ができていました。



↓  12年前もここで記念撮影していました。 デザインも変わっていたし、それよりも前は若かったなぁ(しみじみ)
    このときも外は吹雪で何も見えませんでした。 二度も振られるとは残念!



↓  氷河をくりぬいて造ったアイスパレスを見物しました。



↓  周りはつるつるの氷です。 でも通路は思ったより滑らず歩きやすかったです。



↓  氷河は一年間で10cmぐらい滑り落ちているんだそうです。 だからこのトンネルも一緒に
    動いているわけです。



↓  ユングフラウヨッホの観光を終えてグリンデルワルトに戻ってきました。



↓  下車駅は終点の一つ手前、グルンド駅です。 ここから再び観光バスでツエルマットに向かいます。




↓  ツエルマットまでは相当距離があります。 長いドライブになりました。
    途中、列車と並んで走りました。 これは氷河特急かも知れないなぁ・・・



↓  ツエルマットの入り口、テーシュ駅。 ツエルマットは環境保護のため自動車の乗り入れが
    禁止されているのでここでバスを降りて電車で行きます。








テーシュ駅に着いたのはもう夜の8時過ぎでした。
添乗員さんは少しでも早く我々をホテルに着かせたくて必死です。
次の電車は5分後に出発です。
でも、トイレに行ったメンバーがまだ戻ってきません。
これを逃すとまた20分ほど待たなくてはなりません。

ダメか・・・次の電車か・・・と思ったときメンバーが揃いました。
発車3分前です。
それーっ、と荷物を押しながらゲートを通過、息せき切って電車に飛び乗りました。


↓  「アー、疲れた。 でもこれでほっとしたよ」 ツエルマットに向かう電車の中です。


それにしてもテーシュ駅の変わりようにはびっくりしました。
立派な駅舎ができてお土産屋も並んでいて・・・・・・・・
12年前には屋根もない広場に切符売り場とゲートがあっただけで観光客は各自の
荷物を備え付けの運搬台車に乗せて、電車に運んで荷物と一緒に運ばれていったのに!


↓  12年前のテーシュ駅。 こんな山間の広場でした。


↓  ホームもこんなもの。  でも素朴でよかったかな。




9時過ぎにツエルマットに着きました。
もう遅いのでホテルには寄らずにレストランに向かいました。
今夜の食事はスイス名物 ミートホンデュでした。
お腹も空いていたし、とても美味しかったです。
今度はチーズホンデュが食べたいな・・・・・・・
(もう一回スイス・アルプス見物に挑戦するかなぁ・・)

                   (続く)

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