デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

配管作業中、とんでもないことが・・・・ - 縦型スチームエンジン3号工作 -

2013年02月25日 19時39分37秒 | 工作実習
2013/02/25 (月曜日) 晴れ



今日も相変わらず冷たい北風が強く吹いてとても寒かった。
エンジン工作は給油器も出来上がり、いよいよ配管工作を残すばかりになった。
今まではシリコンチューブを引き回す方式だったので簡単にすんだが、
今回は高圧蒸気(といってもたかだか1気圧ばかりだが)に対応するために
シリコンチューブの使用は最低限にして銅パイプを配管することにした。
銅パイプでの配管は初めてだ。
試行錯誤を繰り返しながら工作を進めて行った。



↓  どうしても直角に曲げるところが出てくる。 今まではパイプを切断して角度を整えてから
    二つを針金で90度に固定して作っていたが(これがなかなか面倒な作業で指が痛くなって
    しまうほど)、今回は切断せずに薄皮を残して繋げておく方式にした。





↓  それをやんわりと曲げて合わせていく。



↓  直角に曲げて合わせる。 この方法では接続面にかなりの隙間ができてしまうが
    銅ロウを使うので大丈夫だった。(銅ロウは粘っこい感じなので少しぐらいの隙間が
    あっても正常にロウ付けできる。 便利!)





↓  こんな分岐のあるパイプは今までどおり針金で縛って固定してロウ付けした。



↓  銅パイプは高温にさらされると真っ黒になってしまう。(後でサンドペーパーできれいに磨く)



↓  配管作業中。 現物合わせで一箇所ずつ作業していく。






高圧が加わっても吹き飛ばないようにするには、がっちり固定してしまえば良い。
しかし、調整や部品交換の時には簡単に外せるようにしたい。
この相反することを実現するには専用の部品を使えばいいのだが、その部品は
かなり高いらしい。 こんなエンジンに使うのはもったいない。
あぁでもない、こうでもない、と試行錯誤しながら配管を進めていった。
ところが作業中にとんでもないことが起きてしまった。
右側シリンダーの下死点側から出ている蒸気パイプを捻って取付角を変えようと
していたらそのパイプがポロリっと外れてしまったのだ。
半田付けが下手だったのかかな






あぁーあ、これを直すにはシリンダーを外さなくてはならない。
苦心して組み立てて慎重に調整したのに、その苦労も水の泡だよ・・・・・・
でも、仕方ない。 分解してシリンダーを修理しよう。



↓ 折角再組み立てしたのにまた分解しなくてはならない。



↓ 半田付けはやっぱり柔だね。  フランジやピストン棒支えを狂わさずに修理できるか心配だ。




この蒸気パイプを半田付けするときにすでに半田付けされている
フランジは動かないだろうか・・・・・
ピストンがシリンダーと平行に往復できるように微妙な調整が
されているのだ。 だから蓋も外すことはできない。
このままの状態でパイプを半田付けしなくてはならないのだ。
あぁー、神様、仏様 なんとかお助け願います。




コメント (2)
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