2023/06/17(土曜日) 晴れ
オペアンプ(OPAMP)の基本中の基本、反転増幅回路、非反転増幅回路は
何とか理解できました。(えっ、本当に理解したの? 怪しいなぁ・・・)
参考書をめくっていくと「コンパレータとして」という項目がありました。
これは何だか面白そうです。
実験してみました。
回路図をノートに書き写してそのとおりに回路を組みました。
でも、手持ち部品には回路図どおりのものが無かったので、値が似通ったもので
間に合わせました。
測定にはデジタルテスターを使いました。
数値を読み取るにはデジタルは便利です。
Voutが「反転」したかどうかを検出するのには「アナログテスター」の
針の動きの方が確認しやすかったのですが、コンパレータ出力は「正電圧」と
「負電圧」を扱うので使用できませんでした。
コンパレータが「正」側に振り切ったときは+8.33vを出力します。
「負」側に振り切ったときはー7.18Vになります。
「正」から「負」に切り替わった瞬間のしきい値を計測しなくてはならない
のですが、その瞬間を判定するのがデジタルテスターでは難しかったです。
同じようなことを何度も繰り返してデータを記録していきました。
得られたデーターを整理してまとめてみました。
コンパレータの出力がLow→Highに切り替わるときのVin電圧と
Hig→Lowに切り替わるときのVin電圧に差があります。(約0.2v)
こういう動きを「ヒステリシス特性」というらしいですが、(昔、学校で
習ったよねぇ(もう忘れてしまったけど・・・)
このヒステリシス特性はどの回路で実現しているんだろう?
ICの2番端子、3番端子間のダイオードかな?
(このダイオードを取外して実験しましたが、ヒステリシス特性に変化は
ありませんでした。)
Vout(7番ピン)から✙入力(3番ピン)への帰還?回路に工夫が
あるのかな?
今度はそれを調べてみます。
(続く)