2020/10/08(木曜日) 雨
台風14号が接近していて雨が降っている。
こんな日は部屋に閉じこもって電子工作に熱中している。
先日、超古い、電子工作雑誌をみていたら「IFTを使わないIFアンプ」の
記事が目に入った。
今手元に持っているIFアンプ(10.7MHz)は中間周波トランスを使った
ものでセラミックフィルタとトランジスタ2石で構成されている。
これでスイープ受信実験をして一応「成功?」したことになっている。
IFTを使った10.7MHzIFアンプ。
だけどメーカー製の受信機に比べると感度は低く、ノイズが大きい。
感度を上げようとすると、異常発振が起きて使えない。
オイらの技術レベルで作ればせいぜいこんなものだろう・・・と納得しているが
なんとかもっとよく聞こえる受信機を作りたい、という願望はもっている。
そこで雑誌記事を参考にしてアンプを作ってみた。
異常発振を起こさずに感度が高くなるように試行錯誤を繰り返して実験していく。
最終的にはこんな回路になった。
テストオシレータから無変調の10.7MHzを入力して増幅した波形。
入力信号は弱くて電圧は正しいかどうかはわからないが 41.6mV、
出力波形は3.16Vとなっている。
増幅度は約76倍っていうところだな・・・
前に工作したIFTのアンプよりは大きい。(後で測ってみるつもりです。)
オシロの掃引を早めて波形を出してみた。
その結果は 入力 22.40mV、 出力 2.960V となっている。
増幅度は132倍っていうところだが、ホントかな?。
テストオシレータ出力に変調を掛けた波形。
上側の波形と下側の波形とは山の高さが違うが入力波形もそうなっているからいいか?
検波出力はこんな波形だった。
入力のコネクタを外し他状態で出力を確認してみた。
前のIFTアンプよりは小さいと思う。(後で測ってみます。)
結果はまぁまぁだった(オイらのレベルとすれば上等だ!)。
ブレッドボードに組み上げても異常発振しないんだから大したもんだ。
(試行錯誤中は盛大に異常発振してくれた!)
でも実際の電波を受信してみなくては何とも言えないけどね。
次は今現用のIFT付きIFアンプを測定してみます。
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