2007/03/10(土曜日) 晴れ
日頃、野鳥情報や機材情報などをやり取りしている友人のMさんから、実習生の
画像について貴重なレポートをいただいた。 ブログにアップしている画像について
ときどき背景がベタっとした感じのものがあるとのことである。
うーん、そうかぁ!? やっぱり実習生が心配していたとおりであった。
自分ではきれいと思っていたお化粧がやっぱり問題だったようである。
もう、ずーっと以前のこと、野鳥撮影を始めてまだ日が浅い頃のことであるがフィールドで
お会いした野鳥撮影の先輩(お歳はわかりませんが)から、「お化粧は邪道だ!
私は素顔(カメラで写したまま)の画像しか使わない!」といわれたことがある。
まだ、経験も浅いくせに、生意気にも実習生は「写真プリントでも印刷物でも色補正や
色調調整は行われているんでしょう? カメラだってホワイトバランスや、いろいろな補正を
やってるでしょ? きれいにするためのお化粧ならいいでしょう?」なんて嘯いていたもので
ある。 しかし、経験を積んでいくうちに、お化粧をしてきれいに見せるとはいっても、
やっぱり元が悪いものはいくらお化粧しても、余計おかしな画像になってしまうだけだ、と
いうことは理解できてきた。 やっぱり素顔が大切なのだ。 撮影にあたっては最適な条件
のもとで適切な設定と確実なテクニックでそのままで使える写真を撮るように常に努力
すべきだと思う。 でも現実は理想どおりにはいかないものである。 実習生なぞはやっと
撮れた貴重な画像が、日陰、逆光、露出オーバー、アンダー等々で残念な結果になってし
まうことはしょっちゅうである。 実習生には失敗したらまた出かけていくなどという
余裕はない。 時間はたっぷりあるのだが、先立つものが・・・・
そこでお化粧による救済が頭に浮かぶのだ。 何とか見られるようにと思って悪戦苦闘の
末にこの結果を生んでいるのである。
下の画像は先日、某フィールドで撮影したシメである。
実習生はシメをきれいに撮りたいと願っていたがなかなか撮れずにいた。
当日念願がかなってやっとシメを撮ることができた。 順光できれいに撮れたと思って
いたのだが何だか平板で眠たい画像になってしまった。
きっとカメラの設定がまずかったのだろう。
そこで何とか救済しようと思ってお化粧をしてみた。
もし、このオリジナル画像やトリミング画像で背景がベタっとしていたら「素顔」が
悪いということだ。 そしてお化粧では救済できないということなのだ。
カメラ: CANON EOS-30D
レンズ: CANON 400mm (1:5.6) 単焦点
撮影データ 晴天 時刻:10時36分 順光
シャッタースピード 1/2500
絞り値 f5.6
ISO感度 800
測光方式 評価測光
露出補正 -0.67
露出制御方式 絞り優先AE
↓ オリジナル画像(リサイズのみ実施)

↓ トリミング実施

↓ お化粧(明度・コントラスト、アンシャープマスク)実施

日頃、野鳥情報や機材情報などをやり取りしている友人のMさんから、実習生の
画像について貴重なレポートをいただいた。 ブログにアップしている画像について
ときどき背景がベタっとした感じのものがあるとのことである。
うーん、そうかぁ!? やっぱり実習生が心配していたとおりであった。
自分ではきれいと思っていたお化粧がやっぱり問題だったようである。
もう、ずーっと以前のこと、野鳥撮影を始めてまだ日が浅い頃のことであるがフィールドで
お会いした野鳥撮影の先輩(お歳はわかりませんが)から、「お化粧は邪道だ!
私は素顔(カメラで写したまま)の画像しか使わない!」といわれたことがある。
まだ、経験も浅いくせに、生意気にも実習生は「写真プリントでも印刷物でも色補正や
色調調整は行われているんでしょう? カメラだってホワイトバランスや、いろいろな補正を
やってるでしょ? きれいにするためのお化粧ならいいでしょう?」なんて嘯いていたもので
ある。 しかし、経験を積んでいくうちに、お化粧をしてきれいに見せるとはいっても、
やっぱり元が悪いものはいくらお化粧しても、余計おかしな画像になってしまうだけだ、と
いうことは理解できてきた。 やっぱり素顔が大切なのだ。 撮影にあたっては最適な条件
のもとで適切な設定と確実なテクニックでそのままで使える写真を撮るように常に努力
すべきだと思う。 でも現実は理想どおりにはいかないものである。 実習生なぞはやっと
撮れた貴重な画像が、日陰、逆光、露出オーバー、アンダー等々で残念な結果になってし
まうことはしょっちゅうである。 実習生には失敗したらまた出かけていくなどという
余裕はない。 時間はたっぷりあるのだが、先立つものが・・・・
そこでお化粧による救済が頭に浮かぶのだ。 何とか見られるようにと思って悪戦苦闘の
末にこの結果を生んでいるのである。
下の画像は先日、某フィールドで撮影したシメである。
実習生はシメをきれいに撮りたいと願っていたがなかなか撮れずにいた。
当日念願がかなってやっとシメを撮ることができた。 順光できれいに撮れたと思って
いたのだが何だか平板で眠たい画像になってしまった。
きっとカメラの設定がまずかったのだろう。
そこで何とか救済しようと思ってお化粧をしてみた。
もし、このオリジナル画像やトリミング画像で背景がベタっとしていたら「素顔」が
悪いということだ。 そしてお化粧では救済できないということなのだ。
カメラ: CANON EOS-30D
レンズ: CANON 400mm (1:5.6) 単焦点
撮影データ 晴天 時刻:10時36分 順光
シャッタースピード 1/2500
絞り値 f5.6
ISO感度 800
測光方式 評価測光
露出補正 -0.67
露出制御方式 絞り優先AE
↓ オリジナル画像(リサイズのみ実施)

↓ トリミング実施

↓ お化粧(明度・コントラスト、アンシャープマスク)実施
