
この瞬間には、まだそこに何が起こるのか想像もしてませんでした。
高野山へ14時ね。うんうん。ええタイミングで来たわ。
なぁんて考えておりますと・・・
本日のオーダーは、釜揚げうどんとちらし寿司
ハイ、食べ過ぎです。
携帯でパシャッと撮って
この三つ葉がいいのよね~
でっかい三つ葉に、「ほぉら、食べてごらん!」とうどんが私に話しかける。
にやりと笑った店主の心を感じる。

うぉーーー!何?なにこれ?
お寿司が、私好みの酢の効かせた味
おいしい!
とにかく、酢が美味しいの!


そして、釜揚げ。
もちろんいつものように、そのまま一本ツルツルっと。
ん?なんか違う。
もう一回。
塩がよく抜けている。
今までより、よく抜けているような気がする。
ちょうど一番釜のうどんを食べているような感じ。
お出汁につけてさらに食べ進んでみます。
あれ?
お出汁がちょっと違う。
もう一回。
ん?次々と口の中にきっと入っている私にはわからない素材たちが
挨拶してくる感じ。
そして、いってつ調お味での甘み。
こちらの出汁は、少し甘みがあるのですがその甘みが今回は違うんです。
甘みが、極端にいうと綿菓子の甘みがサツマイモの甘みになったような・・・
うーん 違うな。
何が何にっていえば近いんやろう。
ようは、いつまでも残る甘さの居残り感が変わったんです。
美味しい美味しい!箸をスピード上げて進めていくも
ちらし寿司ぎょうさん入ってるやんけ。
食べても食べても減らへんやん

うどん、ぎょうさん入ってるやんけ。
食べても食べても減らへんやん

ようやくのことで食べ終わり、カウンター越しに店主にお尋ねした。
「あのちらし寿司めっちゃ美味しいんですけど、誰が作ってるの??」
戸惑いながら「僕です」
「え?!!奥さんかと思った!美味しい!」
なんて失礼な客なんでしょ(笑)
うどんに集中してるんやと思ってたんですわ。
このお寿司は私好みです。この酢の塩梅はたまりません。
貴志駅前 料理屋「いってつ」のお父様からの秘伝の技に大将のアレンジだそうです。
そして、後々に伺いましたところ 私の感じた麺と出汁の違いは、
お店に導入した「軟水器」の効果があるそうです。
そういえば、狭山に越してこられて水が硬いみたいで、
どうもうまくいかないと嘆いておられましたね。
店主のレシピ調整も当然おありでしょうが、水ってお料理に大きな影響あるんですね

何かな~?て思てました。
しかも、ちらしは大将が!? マジっすか?
食べればよかった…。
出汁は絶品ですね♪
本人はテキトーですわ~なんて軽く言ってますが
ホンマに天才的ですわ。
あ、そうそう。すんません、引きで撮ってそのままがむしゃらに食べてしまって。
ほんまに美味しいですよ。
もう100円のクルクル何周も回るお寿司しか食べていない私にとっちゃあの酢の具合は、ビリビリきましたね。
自分は結構、酢を効かす方なので、頭の上に「ピンポン♪ピンポン♪」って鳴った感じがしました。
軽くおっしゃいますよね。
どちらの店主も皆さん天才的。
一国一城の主たちのしたたかな戦いがそこにあるのでしょうね。
私はノーテンキに食べてるだけの人で、気楽でよかったです
次は一杯にしてちらし寿司に決定!
食べられます。大丈夫!たぶんw
しかし、いってつの1杯ってズッシリ来ますよね~。どとうぜにやもそうですが・・
連食組めない店の代名詞的存在。
密度の高い麺、嬉しい悲鳴がついついこぼれてしまいますよね
もはやうどん屋のちらしではありませんね
麺の仕上げも最終段階に入ってきてるようです
おっとしばらく行ってない、あかーん
あれはいったいどないなってるんでしょうか。
サラッと一品でメニューに並んでいますが、
あれはすんごいです!
どうして今までオーダーしてなかったんだろうと後悔しました。
しかし、いつもうどんを2つ、3つとオーダーしてた自分を思い出し「ま、しゃあないわな」と納得もしました(笑)
えらい時間に起きてはるんですね~!
お仕事でしたか?
体調、お気をつけてくださいね