平成１１人目の仮面ライダーお披露目

昨日、東京国際フォーラムにて行われた平成ライダー十年祭において、９月６日から放送開始の「仮面ライダーディケイド」の後番組「仮面ライダーＷ」の記者会見が同時に行われたそうです。

平成ライダー１１弾となる「Ｗ」は、今までのライダーと異なり２人の男が１人の仮面ライダーに変身するそうです。まるで「ウルトラマンＡ」かはたまた「超人バロム・１」かといった感じです。姿形も左右の色が非対称だったりと「人造人間キカイダー」を想起させます。とまぁ、仮面ライダーとしては様々な新機軸を導入しているので、それらが劇中でどのように描かれるのか今から楽しみです。テレビに先駆け、８月公開の「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」にもＷが登場するそうです。

当ブログでも、ディケイドに続き拙いながらもレビューさせていただきます。

早速公式サイトを見たのですが、キャストの欄に“なだぎ武”とあったのですが、もちろん“ディラン・マッケイ”のあのなだぎ氏ですよね・・・？レギュラーかどうかはわかりませんが、なだぎ氏が出演されるというのも大きなセールスポイントでしょうね。

仮面ライダーディケイド 「第２２話 ディエンド指名手配」

士達は海東の世界であるとある村にたどり着いた。ところどころに海東の指名手配書が貼られている。

この村では出会う者皆が士達に挨拶をしてくれる。

士はこの世界ではサラリーマンであり、勤務する会社に行くと手厚く迎えてくれた。

ユウスケと夏海が海東のことを聞くために、警察に行こうと村人２人に場所を尋ねると、村人は場所を教えただけだけでなく、ユウスケと夏海をそれぞれが背負って警察まで連れて行った。村人によると、人に優しくするのは当たり前のことだと言う。

士の前にダークローチが現れ、この社会のルールを変えてみせると禍木慎と三輪春香が駆けつけ、２人はそれぞれ仮面ライダーランスと仮面ライダーラルクに変身。ダークローチを迎え撃つ。そこに士も駆けつけ、ディケイドに変身。ランス達に加勢しダークローチを倒した。そこに村人があらわれ、ライダーは社会の敵だと言いながら近づいてきた。ディケイド達は退却。

慎によると、この世界ではライダーは反社会の象徴なのだという。

士の前に鳴滝が現れ、
「お前の旅はここで終わりだ。お前の敵は社会全体だ。」と言うと消え去った。

ユウスケ達が警察に行くと、海東のことを詳しく知りたいと偉い人に会うことになってしまった。

士達がその偉い人に会いに行くと、出迎えたのはエリア管理委員会次官・海東純一であった。海東の兄である。

純一は仮面ライダーグレイブとしてかつては慎、春香とライダーチームを組んでいた。慎は、大樹のせいで純一はローチ側の人間になったと言い、必ず純一を取り戻すと言う。

そこにダークローチが群れをなして出現。慎達は変身し、ローチに立ち向かう。そこに海東が現れ、ディエンドに変身。ランス達に加勢しローチを倒す。ランスがディエンドに殴りかかると、ディエンドは兄を元に戻すために来たのだと言う。そこにまたローチが出現。ディケイドに倒される。

この社会はローチによって支配され、人々は優しさを強制されている。少しでもルールに反するとエリア管理委員に連行され、自分の意志を奪われるのだ。意志を奪われた者はフォーティーンの意のままにされてしまうのだ。フォーティーンこそがこの社会の真の支配者なのだ。海東はかつてはローチ側の人間だったのだと士は慎に聞かされる。

夏海が老婆の荷物を降ろすのを手伝っているところを見ていたユウスケはローチに連行され、脳に服従エキスを撃ち込まれる。

士達はフォーティーンに操られた村人とダークローチに挟まれてしまう。そこにアンデッドが現れる。士達は変身して立ち向かう。ディエンドがライオトルーパーを召喚、ランス、ラルクと共にローチを殲滅。慎は相変わらず海東を信用せず、ディエンドに殴りかかる。

ディケイドはコンプリートフォームに変身。キバエンペラーフォームを召喚し、ファイナルアタックライドでアンデッドを倒した。

今回より海東の世界に。一見平穏ではあるものの、その実権力者に支配され意志を奪われた人々というのは「人造人間ハカイダー」（１９９５年）などでもありましたね。そういえば今回の脚本は「ハカイダー」と同じ井上敏樹氏でした。

グレイブ、ランス、ラルクは「劇場版仮面ライダー剣 MISSINGACE」に登場したライダーで、その時も純一は黒田勇樹氏、慎は杉浦太雄氏、夏美（今回は春香）が三津谷葉子氏によって演じられました。今回も響鬼の時と同様にオリジナルキャストが出演していますね。

輝け！シンケンジャー

シンケンジャー６人目の戦士・シンケンゴールドの変身アイテムであるスシチェンジャーと、専用武器のサカナマルが組立式食玩で発売されました。
まずはスシチェンジャーから。

展開状態。折り畳み可能です。

折り畳んで寿司モードに。

秘伝ディスク。折り畳み、スシチェンジャーに装着。

一貫献上！スシモード。米粒を模したディテールも再現。

続いてサカナマル。

鞘から引き抜くことができます。刃の部分は軟質パーツを使用。

スシディスクをサカナマルに装填。基本的にその他の「戦え！シンケンジャー」のシンケンマルディスク、「挑め！シンケンジャー」の烈火大斬刀、ウォーターアロー、ウッドスピアのディスク、「ダイテンクウ」の兜、舵木、虎ディスクが装着可能です。互換性があって楽しいです。ただ、スシディスクは兜、舵木、虎にはディスクの直径の関係で装着不可能です。

シンケンゴールドの装備をお手軽に楽しむにはオススメです。値段も１個につき３００円と手ごろなので、発光＆音声ギミックがなくてもいいという方にはおあつらえ向きだと思います。

気がついたら１周年

早いものでこのブログも気付いたら１周年経ちました。

今読み返してみると、何だか面白いことあまり書いてないなぁ・・・という感じです。更新もあまりしていないですからねぇ。
今年は「仮面ライダーディケイド」と「侍戦隊シンケンジャー」の感想文（というにはあまりにも拙いのですが）も書き始めました。最初は多少慣れないことに手こずりましたが、最近は多少コツがつかめてきました。

今年はできるだけ面白いことを書いていこうと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。

仮面ライダーディケイド 「第２１話 歩く完全ライダー図鑑」

この世界は救われる必要はないと音也は言う。そしてこの世界の住人にふさわしく、やがて我々の宝を受け継ぐだろうと士に言うとその場を去る。士は勝手に人生を決められて面白くない。そこに海東が現れ、ここはネガの世界だと言う。

士は歩いているところを芸能事務所にスカウトされる。

夏海たちがタイムカプセルを埋めた場所に行くと、そこにはスポーツ公園が建てられていたが、建物が建設される前にチナツがタイムカプセルを掘り出して、別の場所に埋め直したという。

ユウスケはこの世界がまともではないことに気付く。

夏海をオルタナティブが付け狙うが、音也にお前の仕事は夏海を監視することだと言われる。だがオルタナティブは人間を生かしておくことはこの世界のルールに反すると返すと、音也はお前達はオレ達ライダーに管理されていると伝える。そして音也はダークキバに変身し、オルタナティブに制裁を加える。

夏海は電光掲示板で士が芸能界デビューしたことを知る。そこに士が現れる。士もこの世界がおかしいと気付き、夏海にお前の世界とは別の世界だと告げるが、夏海は信じようとしない。更に鳴滝に言われた通りこの世界を破壊すると言うとその場を去った。

夏海の前に士のファンに擬態した２体のミラーモンスターが現れる。士の見合い相手に擬態していたモンスターと同種だ。

夏海の前に夏海と瓜二つの少女が現れ、ここは影の世界であると告げる。この世界は人間が生存することが許されていない。生き残った人間達はＴＧクラブの秘密基地を隠れ家にしていたのだ。夏海はなおも信用しないが、生存者の少女から、この世界はダークライダーが怪人を管理していて、ＴＧクラブのメンバーはダークライダーに殺され、今のＴＧクラブのメンバーはダークライダーが化けたニセモノなのだ。チナツはダークライダーの宝を奪い、この世界の夏海に渡して死んだのだ。夏海は信用しようとしない。そしてアルバムの写真がダークライダーに襲われる写真に。そこにクラブのメンバーが現れ、夏海を捕まえると、この世界の夏海をおびき出すためのオトリだったと告げる。

そして宝を見つけだすと音也が現れ、士に宝を渡そうとするが、そこに海東が現れ宝を奪う。海東はディエンドに変身。音也達もダークライダーに変身してディエンドに襲いかかる。

夏海が宝を奪い返した。ダークキバが士にこの世界に生きればあらゆる幸福を与えると言われる。しかし士は人はそれぞれいるべき世界を探し続けると返すとディケイドに変身。カードのデータも元に戻る。そしてダークライダーに立ち向かう。夏海はディケイドに宝を渡し、ディケイドがベルトに装着するとディケイドはコンプリートフォームに変身した。そしてダークライダーに再び立ち向かう。龍騎サバイブを召喚、ファイナルアタックライドでリュウガを倒す。次にファイズブラスターフォームを呼び出しファイナルアタックライドでオーガを倒す。最後にハイバーカブトを呼び、ダークカブトを倒した。

この世界の夏海は生き続けると言う。

海東指名手配書が描かれた背景ロールが降りてきた。士達の旅はまだ終わっていないのだ。

今回は新兵器・ケータッチが登場し、ディケイドの新フォームであるコンプリートフォームの御披露目となりました。その能力は今までのライダーの最終フォームの能力がメイン能力のようです。

９つの世界の旅を終え、今回のネガの世界、更に次の世界と士の旅は続きますが、士は自身のいるべき世界にたどり着けるかどうかが今後の展開上最重要事項になると思います。

侍戦隊シンケンジャー 「第十七幕 寿司侍」

ゴールド寿司と書かれた屋台を引いている男がいる。
「遂にここまで来たか！行くぜ！待ってろよシンケンジャー！」とやっと出番が来たという感じである。

外道衆出現の報があり、シンケンジャー出撃。

しかし現場に辿り着いたが外道衆の気配はない。その時丈瑠の横を一陣の風が通り抜けた。

丈瑠達が現場を後にすると、入れ替わりに寿司の屋台を引いた男が到着。

丈瑠達が屋敷に戻ると、「近日見参」と書かれた紙を巻いた矢が撃ち込まれる。撃ち込んだのは外道衆ではとことはが言うと、彦馬は屋敷は文力による結界により守られているため、外道衆によるものではないと言う。

丈瑠は屋敷の中に何者かの気配を感じる。しかし他のメンバーはその気配を感じていない。

屋台寿司の男の水槽には、イカとエビを模した折神がいる。

相変わらず丈瑠は何者かの気配を感じるが、黒子達に屋敷を調べさせたところ異常なしである。

流ノ介と芙子も昼間の隙間センサーのこともあり気掛かりであった。

丈瑠を除いたメンバーは再度昨日の現場を調査。その途中ことはがゴールド寿司のチラシをもらう。それには「近日見参」と書かれている。昨日志葉邸に撃ち込まれた矢に巻きつけてあった紙に書かれたものと筆跡が同じである。流ノ介達になぜこんなことをしたのか問われるが、男は４人に寿司を食べたら教えてやると言うも、大量のワサビが入った寿司を食べさせ、むせている隙を見て逃げてしまう。彦馬から丈瑠は清浄之谷に出掛けたという連絡が入り、流ノ介と芙子は丈瑠の後を追って清浄之谷に向かい、千明とことはは寿司屋を追った。

丈瑠は谷に着いた。その様子を外道衆が鏡を伝って見ている。ドウコク封印の文字を会得するための稽古をするのかもしれないと勘ぐっている。

丈瑠はショドウフォンで“煙”の字を書き、姿を消した。

千明達と寿司屋は追いかけっこ状態である。

アヤカシが谷に着くやいなやシンケンレッドが泉から現れ、アヤカシを迎え撃つ。そこにブルーとピンクが駆けつける。丈瑠はアヤカシに妖術を施されていたことを一陣の風が横切った時だと気付いたのだ。寿司屋を追いかけている千明達に谷に来いという連絡が入り、寿司も千明達に付いて来る。

５人が揃うもアヤカシに苦戦、変身が解除。その時アヤカシに割り箸が撃ち込まれる。例の寿司屋だ。

寿司屋は懐からスシチェンジャーとディスクを取り出し、
「一貫献上！」
と叫ぶと、６人目のシンケンジャー、シンケンゴールドになった。
しかし５人はその存在を知らなかった。
ゴールドはサカナマルを携え、居合で一瞬のうちにナナシ連中をなぎ倒す。そしてゴールドはアヤカシを倒す。

アヤカシが巨大化。５人は再びシンケンジャーになり、テンクウシンケンオーで立ち向かう。気配を消したアヤカシに苦戦。するとゴールドが烏賊折神を召喚、折神のコクピットに。イカスミを発し、アヤカシをいぶり出す。その隙を見て天空唐竹割が炸裂。

その寿司屋ことシンケンゴールドは源太といい、丈瑠の幼なじみで丈瑠のことを“丈ちゃん”と呼ぶほどの仲である。

今回はこの時期恒例の新戦士の御披露目回でした。ゴールドのデビュー戦のため、戦闘においてはゴールドにおいしいところを持って行かれた感はありますが、紹介編ということで仕方ないかと思います。

仮面ライダーディケイド 「第２０話 ネガ世界の闇ライダー」

士達は９つの世界の旅を終えて元の世界に戻ってきた。しかし士はどこか腑に落ちない。

士達の前に紅音也が現れる。旅を終えてオレが得たものは何だという士の問いに対し、音也は士に旅を終えてお前の生きるべき世界を得たと言う。

夏海に高校時代の同級生・青柳達から電話が入る。

夏海は青柳達と高校中退志望の有志でＴＧ（退学）クラブを組んでいた。夏海はこれからＴＧクラブの仲間と会うのだと言い、ＴＧクラブにはお宝があるということを海東が立ち聞きしていた。

士は夏海に一緒に行かないかと誘われたが、興味がないと言って断る。
ユウスケは士に写真もちゃんと撮れているために士のいるべき世界なのではと言うと、２人前に鳴滝が現れ、
「旅を終え、君は君の世界を得た。これからの君には幸福な人生が待っている。」
と言うと消え去った。

飯を食べようと豪勢な店に入ると、士が１万人目の客となった。その記念に飯代がタダとなり、宝影グループ全財産の１００億円が譲渡された。

その頃夏海はＴＧクラブのメンバーと会っていた。だがもう１人のメンバーである千夏が来ていない。メンバーの１人がアルバムを見ているとメンバーが仮面ライダーリュウガ、仮面ライダーオーガ、仮面ライダーダークカブトに手をかけられた写真になっており、その写真をアルバムから抜き取り、手で丸めてしまう。

士は屋敷でくつろいでいる。そこに３件のお見合いの話が来て、３件まとめて受けるという。
夏海達がＴＧクラブの秘密基地に行くと取り壊されていた。人の気配がし、夏海が千夏ではとその方向に行くと、メンバーはそこから姿を消した。そこに男女の旅人が迷い込み、メンバーはその旅人の後を追った。

３人の見合い相手はミラーモンスターだった。

旅人を追いつめたクラブの顧問はまだ人間が残っていたとは、と言うとオルタナティブに変身し、２人に襲いかかった。

士の前に再び音也が現れ、お前の腕を試させてもらう、と仮面ライダーダークキバに変身。ＴＧクラブのメンバー３人も現れ、それぞれリュウガ、オーガ、ダークカブトに変身し、士に襲いかかった。士もディケイドに変身し、４人のダークライダーに立ち向かう。そこにこの世界にもお宝があるらしいと嗅ぎ付けた海東が現れ、ディエンドに変身。ディエンドもダークライダーを相手に迎え撃つ。ディケイドは龍騎に変身。ディケイドに戻るとダークキバにファイナルアタックライドを発動するもかわされてしまう。ダークキバは姿を消し、１０枚のカードのデータも消去。

夏海は人の気配の主が千夏だと思い、千夏を探し続けている。

そこに夏海と瓜二つの旅人の姿があった・・・。


士達が元の世界に戻り、出迎えたのが音也で、その音也はダークキバに変身、ＴＧクラブのメンバーもダークライダーで士の力を試しとしてダークライダーを率いて挑みましたがこの世界で音也はやはり鳴滝の配下なのでしょうか。次回はディケイドの新フォームが御披露目、その脇には龍騎、ファイズ、カブトの強化変身した姿もあったりと見所が沢山ありそうです。

侍戦隊シンケンジャー 「第十六幕 黒子力」

黒子達は志葉邸のみならず、街の中でも役に立っており、すっかり街に溶け込んでいる。

流ノ介、千明、ことはは、黒子達を見習おうと街中で役に立つことをしようとするも、黒子達と張り合ってしまい、黒子ばかりが役立ってしまい流ノ介達は空回りしてしまっている。

そんな時外道衆出現の報が入った。シンケンジャー達はアヤカシを攻撃するも、アヤカシの甲羅は並の硬さではなく攻撃を跳ね返され苦戦する。

黒子達は戦場で逃げ惑う人達を避難誘導している。またグリーンとイエローが張り合おうと黒子の後を追っているその隙にアヤカシを逃がしてしまう。

黒子達は文力を持たないために戦闘に参戦できない。シンケンジャーが戦闘に集中できるように黒子達は戦闘のサポートに徹している。まさに適材適所であり、シンケンジャーと黒子達が張り合うことは無意味であり、協力しあうことが大事だと
千明とことはは気付く。

丈瑠はアヤカシを倒す策こそ適材適所なのだと言う。

再びアヤカシが出現。シンケンジャー出撃。５人は文力を駆使し連続攻撃を仕掛ける。連続攻撃を受け、アヤカシの甲羅が破壊され、とどめの一撃、烈火大斬刀大筒モード・虎五輪弾が炸裂した。黒子達は大喜びしている。

アヤカシが巨大化。シンケンオーで立ち向かう。ダイシンケン・侍斬りがアヤカシに跳ね返されるも、兜、舵木、虎と連続で侍武装し、連続攻撃でアヤカシを倒した。

今日も黒子の皆さんは役に立つべく忙しく働いている。

今回はシンケンジャーの縁の下の力持ちである黒子の皆さんにスポットを当てた回でした。今回のテーマである“適材適所”という言葉通りシンケンジャーと黒子達のそれぞれの役割分担をこなし、協力し合っているというのが上手く描かれていたと思います。