ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーフォーゼ 「第24話 英・雄・願・望」

2012-02-26 11:20:08 | 仮面ライダーシリーズ
キッグナスを崇める人間つまり醜いアヒルの子を増やし、学園だけでなく街をも埋め尽くすことがキグナスゾディアーツの野望なのだ。

ライダー部員はキッグナスの正体はトリイザキだとにらむ。トリイザキはバレエ部では落ちこぼれだったが、キッグナスのウワサが流れ始めたのと前後して活躍するようになった。弦太朗はキッグナスの正体を確かめるために再びアヒルの子の会に行く。

弦太朗はトリイザキにキッグナスの正体はお前だと言うと、トリイザキをはじめアヒルの子の会全員がキッグナスで我々はキッグナスと一心同体だとトリイザキは言う。トリイザキはそう言うと弦太朗とユウキを追い返す。

江口はキッグナスの正義は歪んでおり、何人もの学生に罰を与えているのを目撃したと言う。それを聞いたユウキは江口は何故キッグナスの現場に居合わせたのかと聞く。江口はどうやらヒーローに出会いやすい体質だと答える。最初に出会ったのは1ヵ月前にフォーゼを目撃したが、やがて江口を救った正義のヒーロー・キッグナスに出会う。それ以来江口はキッグナスに夢中になり、彼が悪い奴だと信じたくないと言う。弦太朗はキッグナスに騙されていると江口に言う。江口はキッグナスに助けられてアヒルの子の会に入っており、トリイザキも、と言いかけるとそこに鬼島が現れ、余計な詮索はするなとキャンサーに変身。弦太朗はフォーゼに変身してキャンサーに挑む。だがフォーゼはエレキ、ファイヤーステイツに変身するもキャンサーのハサミに苦戦し、キャンサーを逃がしてしまう。

鬼島から逃げた江口の前にキッグナスが現れ、江口に制裁を加える。その現場を流星と友子がバガミールで撮影。

バガミールの映像を見てキッグナスの正体を掴んだライダー部は変装して江口に自発的に親切をするように仕向ける。江口は木に引っ掛かっていた風船を取るとライダー部員が現れ、ヒーローになる第一歩を踏み出せたと祝福する。だがヒーローに憧れつつもダークヒーローを生み出してしまったことでキッグナスの正体は江口だと言う。バガミールの映像を江口に見せると江口しか映っていなかった。江口の中には江口とキッグナスの2つの人格が同居していたのだ。それはリブラからもらったスイッチのせいであり、その時から人格が2つに分離したのだ。江口がキッグナスの現場にいたのは江口がキッグナスと同じ体にいたためで、自身がやったことを他人事のように見ていたのだ。弦太朗は自分の弱さを乗り越えたから大丈夫だ、スイッチを渡せと江口に言う。だが江口の中のキッグナスがお前にはスイッチは手放せない、スイッチを押せと言う。江口はキッグナスにもうあなたは必要ないと言う。そして弦太朗にスイッチを渡そうとするとキャンサーに江口が捕らえられ、アヒルの会によって強制的にスイッチを押されキッグナスに変身してしまう。そこに弦太朗が現れフォーゼに変身し、キグナスに立ち向かう。そしてまたもやキャンサーがフォーゼに襲いかかる。流星はメテオに変身し、キグナスを倒した。フォーゼはキャンサーのハサミを封じ込めファイヤーステイツに変身しキャンサーにトドメを刺そうとするが逃げられてしまう。

アヒルの会は解散、江口のヒーローへの道始まったところだ。

小さな親切、大きなお世話 それでも必ずやって来る 愛と正義の名のもとに


キグナスゾディアーツの正体は江口でしたが、今回は江口自身の人格ではなく江口のもうひとつの人格から生まれたという変則的なパターンでした。ヒーロー願望を持つ江口が逆にダークヒーローを生み出してしまったのは何とも皮肉ですね。

今までは見てみぬふりをしていた江口が自発的に親切をするようになったというラストは、親切を強制的にさせられていたことから開放されたようですがすがしい感じでした。

仮面ライダーフォーゼ 「第23話 白・鳥・同・盟」

2012-02-19 20:30:58 | 仮面ライダーシリーズ
学校内で正義のヒーロー・キッグナスのことが話題になり、弦太朗達はキッグナスのコスプレをした男子学生・江口からキッグナスを応援する醜いアヒルの子の会の見学を勧められ、放課後に見学することに。

美羽によると、キッグナスはゾディアーツかもしれないので詳しく調べる必要があるという。

江口は不良にからまれた時にキッグナスに助けられ、1日も早くキッグナスのようなヒーローになると誓ったのだ。そこにキャンサーゾディアーツが現れ、弦太朗はフォーゼに変身し挑み、マグネットステイツに変身するも苦戦。そこにウワサのキッグナスが現れキャンサーに立ち向かう。賢吾によるとキッグナスはゾディアーツだという。フォーゼはキッグナスにダチになろうと言うが、キッグナスはヒーローは孤独であり、友など必要ないと言ってその場を去る。だが弦太朗は何としてもダチになろうとする。流星は正義のゾディアーツがいるのかと不思議がる。

弦太朗達はアヒルの子の会の溜まり場に着くも、会長のトリイザキに門前払いされるも、弦太朗はキッグナスに会いたいと言い、トリイザキから見学を許可される。そして、会員がどのような親切をしたかというのを次々と発表する。江口は大杉の答案用紙を拾う手伝いをしなかったと言うと、トリイザキはキッグナスならお前ならできると言うだろうと言う。流星はアヒルの会の儀式の雰囲気についていけず退席。タチバナと連絡をとり、正義のゾディアーツがいるのかどうか聞く。タチバナはその可能性はないと言う。

友子が気分が悪くなり退席しようとするが、トリイザキにとめられるが、流星と共に何とか退室。JKによると、アヒルの子の会はかなりヤバいらしく、自分が褒め讃えられるのはいいが、批判的なやつらには制裁を加えていたらしい。

流星と友子の前にキッグナスが現れ、友子は弦太朗に連絡するが儀式の最中で繋がらない。流星は友子に強いということがバレそうになると逃亡。友子はフードロイド・ソフトーニャに弦太朗を呼びに行かせる。流星はメテオに変身しキッグナスに立ち向かう。だがキッグナスに友子を人質に取られ手が出せない。だがキッグナスは友子を解放し、メテオを攻撃そこにフォーゼが現れ、キッグナスに事情を聞くと、ヒーローとして悪を懲らしめていると言う。だが友子がすぐさま嘘だと言う。フォーゼはジャイアントフットスイッチを使いキッグナスに立ち向かう。

フォーゼの攻撃をかわしたキッグナスはフォーゼに
「フォーゼ、今まで私はお前の分身だった。だがこれからは私がお前だ。」
と言う。それを聞いたフォーゼは
「分身?お前がオレ・・・一体どういう意味だ!」
とキッグナスに言った・・・。


醜いアヒルの子の会というのは、一見善良な会であるものの、その実とんでもないもので、押し付けがましいだけでした。こういうのを取り扱うのは一歩間違うとちょっと危険になるのでは・・・と個人的に感じます。

アヒルの子の会の溜まり場は「仮面ライダーW」の鳴海探偵事務所ですね。

キッグナスがフォーゼに言った今まではお前の分身でこれからは私がお前だというのがすごく気になりました。

仮面ライダーフォーゼ 「第22話 馬・脚・一・蹴」

2012-02-12 15:20:42 | 仮面ライダーシリーズ
メテオはペガサスの腹に一撃を食らわすが、ペガサスはヴァルゴと共に退却。メテオは一羽の羽根を拾う。

速水はヴァルゴに何故ペガサスを助けたか尋ねると、ヴァルゴは我望の意志だと言う。

弦太朗はなおも宇津木を気にするが、うっとおしがられる。そして弦太朗は宇津木も迷っていることを知る。

メテオが拾った羽根はヴァルゴのものであり、明日朝9時に天の川陸橋下と書いてあり、メテオはそれに応じる。ヴァルゴはメテオの正体が知りたいと言い、メテオに挑むもすぐさま退却。

宇津木が教室に行くとフォーゼがおり、宇津木の進路指導をすると言い、スイッチを出せと言う。宇津木が出したスイッチは火災報知器のスイッチであった。火災報知器を壊したのは宇津木であった。宇津木はゾディアーツスイッチを持っていなかった。そして弦太朗は宇津木が辞表を出そうとしていたことに気付く。
「迷っているはギリギリので踏ん張っている証拠だ。オレはやり続ける、如月弦太朗だけど仮面ライダーフォーゼ。友達を作るけど怪物を倒す。やり続けていればいつか2つの道は1つになる。それがオレの一直線。オレの進路はそれだ。」
と言うと同時に弦太朗に本物のスイッチャーがわかったとユウキから連絡が入る。

本物のスイッチャーは鬼島であった。鬼島の体は磁力を帯びており、脇腹に怪我があることに流星が見抜いていた。弦太朗は鬼島に何故宇津木がゾディアーツだと嘘ついたかと聞くと、鬼島は舌先1つで世界を作るのが好きで、宇津木を選んだのは扇子を奪ったからであり、人の芸を邪魔する奴は痛い目にあえばいいと言い、鬼島はペガサスに変身。弦太朗はフォーゼに変身してペガサスに立ち向かう。

ペガサスに苦戦するフォーゼの前に宇津木が現れ、教師とキックの2つの道を真っ直ぐに行くと言い、フォーゼと握手を交わす。そしてフォーゼは宇津木のアドバイスを受け反撃に転ずる。そしてマグネットステイツに変身しペガサスを倒したかに見えた。だがペガサスのサイキ星が輝き、ホロスコープス・キャンサーゾディアーツに変身した。そしてヴァルゴと共に撤収した。

宇津木は今までと違い学園でも活き活きとしており、キックボクシング部を作ると張り切っている。


ゾディアーツの正体は宇津木ではなく、落語研究会の鬼島でした。フォーゼを欺き続けたのを見て、舌先1つで世界を作るとはよく言ったものですね。さらに鬼島が変身したペガサスゾディアーツはキャンサーゾディアーツに進化するなど意外な展開でした。

そしてもう一方のゲストの宇津木はやはり弦太朗によって立ち直りました。いつもは学生と弦太朗が握手を交わすところが今回は教師と握手を交わすなど変則的でした。

仮面ライダーフォーゼ 「第21話 進・路・誤・導」

2012-02-05 12:02:14 | 仮面ライダーシリーズ
園田の後任として弦太朗のクラスの担任として宇津木遥が赴任した。

宇津木は無気力で教師を辞めたがっており、弦太朗達の進路指導にも関心がなく他人事である。弦太朗はいつものように宇津木の悩みを聞くと言うが、宇津木は弦太朗にハイキックを披露、なおも教師を辞めるつもりだと言う。
その頃、ペガサスゾディアーツがトレーニング中の若者達を襲撃。バガミールがその状況をとらえていた。美羽は次に出現しそうな場所にフードロイドを待機させる。

隼達がペガサスゾディアーツを探し出すが、ペガサスはリブラと対決している。流星はメテオに変身、メテオが現れるやいなやリブラは撤収。メテオはペガサスに挑む。そこに弦太朗が現れフォーゼに変身し新スイッチ・クローを使いペガサスにメテオと共に立ち向かう。メテオは姿を消し、フォーゼはペガサスのハイキックをくらい、ペガサスを逃がしてしまう。弦太朗はペガサスのキックで宇津木のキックを思い出す。そして流星は現場に落ちていた扇子に目を付ける。

ペガサスの正体はリブラが選んだ学生ではなく、フォーゼの邪魔によってリブラがスイッチを落としたために不明である。速水は我望にペガサスを指導すると誓う。

弦太朗達は宇津木の通うジムに行く。そこでの宇津木は学校とは正反対に活き活きとしている。弦太朗は宇津木にキックを教えてくれと言うが、宇津木は弦太朗に再びキックを披露した後すぐさま弦太朗を追い払う。

流星とJKは扇子が落語研究会の木島が宇津木に没収されたものだということを突き止めた。そして隼はおとりとなってゾディアーツをおびき出す。弦太朗はフォーゼに変身して再びペガサスに立ち向かう。だが、ペガサスのキックに苦戦。流星がメテオに変身しフォーゼに加勢。フォーゼはマグネットステイツに変身、超電磁砲をペガサスにくらわす。撤収しようとするペガサスをメテオが追跡、フォーゼは新スイッチ・ボードとクローを使いバルゴが放ったダスタードを蹴散らす。フォーゼはまたもやペガサスに挑むが、ペガサスのやめてよ、先生を殴る気?の一言でひるんでしまい、ペガサスのキックをくらい倒れてしまった・・・。



今回園田の後任として弦太朗達の担任になった宇津木は、一見無気力で教師を辞めたがっているものの、キックボクシングをしている時にはうってかわって活き活きとしているという2つの姿が描かれており、その間で悩むがためにゾディアーツになったんじゃないでしょうかね。

宇津木を演じるのは長澤“ハリケンブルー・野乃七海”奈央氏で、ハイキックもサマになっています。園田は幹部のゾディアーツでしたが、宇津木はゲストゾディアーツであり、普段ゲストゾディアーツは学生なのですが、今回は教師がゲストゾディアーツということで、宇津木は幹部ゾディアーツになることはなさそうですね。いつも通りに弦太朗が宇津木の悩みを解決するという流れになりそうです。