ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

海賊戦隊ゴーカイジャー 「第3話 勇気を魔法に変えて~マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ~」

2011-02-27 20:27:29 | スーパー戦隊シリーズ
5人はなおも黒い服の男を探す。その最中にザンギャックの戦艦がゴーカイガレオンを襲撃。ガレオンは辛くも退けるが不時着してしまう。

5人の前に行動隊長サラマンダムが現れ、5人はゴーカイジャーになり立ち向かうも、サラマンダムの攻撃をくらい、マーベラスとドッコイヤーはその場から吹っ飛ばされてしまう。2人の前に小津魁が姿を現す。ドッコイヤーは宇宙最大のお宝を知っている人ですかと魁に聞くと、魁は知っている、だがスーパー戦隊の力の半分も使いこなせていない今の君達じゃ見つけられないと言う。ドッコイヤーがどういう意味かと聞くと、魁は知りたければ変身せずにオレを捕まえてみなと言う。ドッコイヤーは確証を持ってからじゃないとと言うが、マーベラスは魁の後を追う。

ジョー、ルカ、アイムはドッコイヤーから連絡を受けて合流しようとするが、サラマンダムとスゴーミンに取り囲まれる。3人はゴーカイジャーになり、アバレブラック→ビッグワン(ブルー)、ニンジャブラック→ガオホワイト(イエロー)、ゴーオンブラック→ホワイトスワン(ピンク)になり、サラマンダムとスゴーミンに挑むが、トドメをさそうとした時に逃げられてしまう。

魁を追うマーベラスとドッコイヤーは魁が放った炎に囲まれる。マーベラスは気合で突っ切ると言うが、ドッコイヤーはそういうのが苦手で、計算してやるのは得意だが、確証がないのが怖く、とっさの時に勇気が出せないと言う。それを聞いたマーベラスはオレを信じろとドッコイヤーを投げ飛ばし、2人は炎から脱出。なおも魁を追う2人は洞窟に入るが今度は岩石が転がり込み、それをよけるが、ドッコイヤーはこりごりといった様子である。

マーベラスとドッコイヤーは魁に追いつくが、魁は海を挟んでマーベラス達の向こう崖にいる。マーベラスは魁の所にジャンプしたものの、届かず絶壁に。ドッコイヤーもジャンプするも寸でのところで届かず落下するも、魁に助けられる。ドッコイヤーはサラマンダムの気配を感じ、マーベラスを助ける。マーベラスは魁からマジレンジャーの力を託される。そこにサラマンダムが現れ、マーベラス達はゴーカイジャーにチェンジ。そこにブルー達も駆けつけ、ゴーカイジャーが5人揃う。そして5人はマージフォンを手にし、マジレンジャーにチェンジ。新たな魔法を駆使、そしてゴーカイジャーに戻り、ファイナルウェーブを発動し、サラマンダムを倒した。

サラマンダムが巨大化。ゴーカイオーで立ち向かう。そして5人のレンジャーキーが光り、コクピットのハンドルに挿すとゴーカイオーはマジゴーカイオーとなり、サラマンダムを倒した。



今回は、行動派のマーベラスと慎重派のドッコイヤーの2人をペアにしており、それぞれの性格の違いを印象付けていました。さらにマジレッド・小津魁も登場させ、ドッコイヤーに勇気を持たせることで新たな魔法を得られるという辺りは、オリジナルの「魔法戦隊マジレンジャー」に沿っていますね。

今回の歴代戦隊へのチェンジは変則的なパターンで、ブルーがアバレブラック→ビッグワン、イエローがニンジャブラック→ガオホワイト、ピンクがゴーオンブラック→ホワイトスワンになりましたが、3人だけしかいないということになれば、サンバルカンのような3人編成の戦隊にも都合よくなれますね。

そして今回はゴーカイオーがパワーアップしてマジゴーカイオーとなりました。

仮面ライダーオーズ/OOO 「第24話 思い出と恋と海のコンボ」

2011-02-27 17:01:23 | 仮面ライダーシリーズ
伊達はユミの持つヤミーの卵からかえったヤミーをバースバスターで攻撃するが、ユミに逃げられてしまう。ユミの虜になった映司にアンクは呆れかえっている。

レイはユミに頼んだ発表会用の新商品の資料を待つが、ユミは現れない。その頃、ユミの持つ卵のヤミーが成長した。

バースシステムを修理中の真木は伊達にバースはセルメダル専用システムのため、稼ぐつもりならグリードと無茶な戦いをするなと言う。

苛立っているレイの前にユミが現れ、ビューティーマリンラボを乗っ取り、新社長に就任、発表会に出席。

アンクと後藤が映司の目を覚まさせようとしている最中、クスクシエに現れ、後藤を連れて行く。

レイはユミに捕えられた。そこに伊達が現れ、レイを助けながら、
「今のお前は一つも良く見えない。一緒にアフリカのサヘルで働いてた時、大変だったけど楽しかったよな。お前、夢中になると他のこと全部吹っ飛んじまって・・・あの時のお前はキレイだった。今のお前は欲望という酒に酔っ払ってるだけだ。」
と言う。そこにヤミーが現れ、後藤の援護を得て伊達はバースに変身。ヤミーに挑む。

アンクと比奈が映司を連れ出す途中、カザリが現れる。アンクはオーズならヤミーの毒気を払えるかもしれないと比奈に言い、比奈にドライバーをスキャンさせ、映司をオーズに変身させる。オーズに変身した映司は正気に戻った。

バースはヤミーを倒したが、ヤミーは巨大化し、逃げられてしまう。その際にユミが負傷し、伊達が応急処置を施す。伊達は医者のチームを組んで世界を回っていたのだ。ユミは伊達のことを戦う医者だととんでもないことを言われていたと言う。伊達はお前の方こそ海のない国に海の力を持ち込むとかとんでもないことを考えていたと言う。レイはそんな姉・ユミのことを昔から羨ましがっていた。

アンクはオーズにカザリからコアメダルを奪えと言い、オーズはカザリからウナギのコアメダルを奪う。
「シャチ・ウナギ・タコ!シャシャシャウター!シャシャシャウター!」
オーズはシャウタコンボに変身、その能力を駆使し、ヤミーを倒した。


今回は世界中を回る医者だったという伊達の過去が明らかになりました。一見そうは見えないものの、前回映司にインテリ云々言っていたことから納得しました。ユミとはアフリカにいた時からの知り合いで、ユミは海のない国に海の力を持ち込もうとしたり、伊達は伊達で戦う医者というとんでもない者同士、類は友を呼ぶという感じですね。

アンクと比奈が映司をオーズに変身させる時に比奈が変身!と言いましたが、てっきり比奈が変身するのかと思ってしまいましたが、ベルトを着けていなかったので、それはなかったですね。

今回は水棲系新コンボ・シャウタコンボが登場しました。今まで水棲系のヒーローは多数いましたが、モチーフがタコというのは前例がありませんでしたね。タコと聞いてどうかとは思ったものの、実際に見てみるとあまり気にならなかったですね。

海賊戦隊ゴーカイジャー 「第2話 この星の価値」

2011-02-20 19:54:08 | スーパー戦隊シリーズ
サポートロボ・ナヴィの占いによると、黒い服を着た人間がいいことを教えてくれるという。マーベラス達は早速黒い服の人間を探すが、そこかしこに黒い服を着た人間はいる。

その時、中学生の少年がマーベラス達にお宝の在り処を知っていると言う。少年はマーベラス達の戦いを目撃していたのだ。少年はマーベラスの隙を見てシンケンレッドのキーをマーベラスから奪い取り、宝の在り処は知らないと言う。

一方、ザンギャックは次なる行動隊長ボンガンを地球に差し向ける。

マーベラスとアイムは少年を見つけ、マーベラスはシンケンレッドキーを返せと言う。少年は地球を守るために使うべきだから返さないと言う。マーベラスはレンジャーキーは命の恩人であるアカレッドから預かり、宇宙最大の宝を手にするという約束を果たすためのものだと言う。少年はレジェンド大戦で祖父を亡くし、その仇を討つために戦おうとしていたのだ。

ザンギャックが攻めてきた。マーベラスはモバイレーツを少年に渡す。少年はシンケンレッドになりザンギャックに立ち向かう。兵士スゴーミンをなぎ倒すものの、ボンガンには歯が立たない。それを見たマーベラスは少年に
「守りたければ別の方法で地球を守れ。(方法は)自分で考えろ。」
と言い、この星に守る価値はあるかと続ける。少年は
「ある。どこにでもある。海賊なら自分で見つけろ!」
とマーベラスに言う。

5人はザンギャックの前に姿を現しゴーカイジャーになり、ザンギャックに挑む。5人は特捜戦隊デカレンジャー→忍風戦隊ハリケンジャー→シンケンレッド(レッド)、ガオレッド(ブルー)、マジレッド(イエロー)、ゴセイレッド(グリーン)、ゲキレッド(ピンク)とゴーカイチェンジを繰り返し、ボンガンを倒した。

ボンガンとスゴーミンが巨大化。ゴーカイガレオン、ゴーカイジェット、ゴーカイトレーラー、ゴーカイレーサー、ゴーカイマリンの5台のゴーカイマシンが合体、ゴーカイオーに姿を変え、ボンガンを倒した。

「海賊か・・・。」
飛び立つゴーカイガレオンを見て黒いローブを着た男がつぶやいた・・・。


ゴーカイジャー達はあくまでも宝探ししか眼中になく、地球人がどうなろうと知ったこっちゃないというスタンスですが、マーベラスがレンジャーキーを奪った少年のことを気にかけるなど、どことなく某通りすがりの仮面ライダーのような感じがします。

回想シーンでマーベラスの命の恩人として、「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」に登場したアカレッドが再登場。アカレッドは歴代レッドに姿を変えることができるという戦士で、仮面ライダーディケイドやゴーカイジャーの元祖的存在です。

黒い服を着た男はマジレッドこと小津魁ですが、次回ゴーカイジャーとどのように絡むのか楽しみです。それにしても魁老けたなぁ

仮面ライダーオーズ/OOO 「第23話 キレイと卵と眠る欲望」

2011-02-20 10:34:17 | 仮面ライダーシリーズ
カザリはメズールだけでなく、ガメルのコアメダルをも取り込む。真木はメダルの器になりたいのなら一気に増やしてもいいと言う。カザリは無茶して暴走したら終わりで今はどの程度かヤミーを作って確かめると言う。

真木がカザリとの通信が終わった瞬間伊達が研究所に来た。真木は伊達にバースシステムが人体に影響を与えるか否かのデータが欲しいためメディカルチェックに行ってくれと言う。伊達は影響はゼロで、本職のために心配は無用と言うが、真木は特に君の場合はチェックが必要だと言う。

芸能リポーターが、大ブームの美容パック・海女神を開発した美容サロン・ビューティーマリンラボに出向き、社長兼イメージモデルの佐倉レイに突撃インタビューをする。途中、女性研究員がレイの横を通り、レイは不快な顔をする。その様子をカザリが見ていた。

女性研究員はレイの姉・ユミであった。レイはユミに今日は取材で会社のイメージダウンになるから出てくるなと言う。その時、カザリがユミにセルメダルを注入。

伊達はクスクシエを訪ね映司を連れ出す。

ユミの頭上にはヤミーの卵が。

ウヴァはカザリにユミにヤミーの声が届かずにヤミーは育たず、人間の選択を間違えたためにメズールとガメルのコアを取り込んだのは失敗だと言う。カザリは間違いはなく、きっと欲望は開放されるとウヴァに言う。

伊達はクスクシエで映司の写真を見て以来、映司のことが気になっており、会っていれば映司のことを絶対忘れないと言う。そして映司に若いのに色々なことや自分から一歩二歩引いている感じだと言う。密かに映司達を尾行したアンクはメダルの話だと思っていただけに拍子抜けする。

カザリはコアメダルを持つのに進化するのが怖いかとウヴァを挑発する。アンクはウヴァとカザリの気配を察知し、映司と共に向かう。伊達も向かおうとした時、ユミとバッタリ会う。

ウヴァはカザリに歯が立たない。映司はタカ・ゴリラ・タコのコアメダルでオーズに変身、ウヴァとカザリに挑む。伊達も駆けつけバースに変身、オーズを援護するが、メズールの力を駆使するカザリにオーズ共々圧倒される。オーズはタジャドルコンボに変身しその場を切り抜ける。

ユミが伊達との待ち合わせに行こうとした時、ヤミーの卵がユミに美しくならないかと呼びかける。アンクはヤミーに気配を察知。

ユミはヤミーの卵を手にしており、卵から大量のヤミーがかえる。アンクと共に駆けつけた映司はオーズに変身、ヤミーを攻撃。

ユミは美貌を手にした。ユミを見た男達は虜にされ、あろうことか映司までもユミの虜になってしまった・・・。


カザリがメズール、ガメルのコアメダルを取り込みパワーアップしましたが、グリードで最後に生き残るのはカザリかもしれないですね。

ユミは伊達の知り合いであり、バースシステムの影響があるかどうか検査を受けたほうがいいという真木に対し、本職のために大丈夫と伊達が言うなど少しずつ伊達の過去が明らかになりつつありますね。伊達の今後もストーリー上重要になると思います。

ビューティーマリンラボの社長・レイはイメージダウンを恐れてか自身が海女神を開発していると姉・ユミの手柄を横取りしてしまい、そのユミが美貌を手に入れ、ドス黒いものが渦巻き妹のレイを見返して・・・という姉妹の対立になるんでしょうか・・・と思いましたが、番組をかんがえればそれはないでしょうね。

海賊戦隊ゴーカイジャー 「第1話 宇宙海賊現る」

2011-02-13 16:40:02 | スーパー戦隊シリーズ
地球を我が物にせんと、宇宙帝国ザンギャックが総攻撃を仕掛けた。これを阻止せんと秘密戦隊ゴレンジャー以下34のスーパー戦隊がアカレンジャーの号令のもと、ザンギャックを退けた。だが、彼等はこのレジェンド大戦のために戦う力を失ってしまった・・・。

歳月が流れ、宇宙海賊船ゴーカイガレオンの乗組員の5人の海賊・キャプテン・マーベラス、ジョー・ギブケン、ルカ・ミルフィ、ドン・ドッコイヤー、アイム・ド・ファミーユが地球に宝探しに向かう途中、ゴーカイガレオンをロボット・ゴーカイオーに姿を変え、ザンギャックの先遣隊を退ける。

地球にたどり着いたマーベラス達だったが、ザンギャックは再び地球に魔の手を伸ばし始める。地球を侵略し始めるザンギャックをマーベラス達は気に入らず、ゴーカイジャーにチェンジする。

「ゴーカイレッド!」
「ゴーカイブルー!」
「ゴーカイイエロー!」
「ゴーカイグリーン!」
「ゴーカイピンク!」

「海賊戦隊ゴーカイジャー!」

ゴーカイジャーはザンギャックに敢然と立ち向かう。5人はゴレンジャーにゴーカイチェンジ、ゴレンジャーハリケーンゴミ清掃車を発動。次に侍戦隊シンケンジャーにゴーカイチェンジ、そして魔法戦隊マジレンジャーにチェンジ、そしてゴーカイジャーに戻りファイナルウェーブを発動。ザンギャックの行動隊長シカバネンを倒した。

ゴーカイジャーとザンギャックの戦いの火蓋が切って落とされた。


今日からスーパー戦隊シリーズ35作記念作品の「海賊戦隊ゴーカイジャー」がスタートしました。

35作記念だけあって、今までの戦隊シリーズの総決算的な作品となっています。ゴーカイジャーが歴代のスーパー戦隊にゴーカイチェンジするという設定はどこかで見たことある(笑)ような気もしますが、本作でも初回からその能力を披露しました。まさか新規にかつてのスーパー戦隊の活躍が見れるとは思いもしませんでした。ゴレンジャーハリケーンの時にパスするだけじゃなくてリフティングまでするというアレンジも面白いですね。楕円形のボールじゃできないだろ、というのは置いといて(笑)。欲を言えば、ゴーカイチェンジした戦隊の見得きりゼリフ(ゴレンジャーなら「5人揃ってゴレンジャー!」)も言って欲しかったですね。

冒頭のレジェンド大戦で全スーパー戦隊を仕切るアカレンジャーの声は、当時と同じく海城剛役を演じた誠直也氏が務めていました。

今後もゴーカイチェンジで様々なスーパー戦隊が登場するので楽しみです。


仮面ライダーオーズ/OOO 「第22話 チョコと信念と正義の力」

2011-02-13 11:22:23 | 仮面ライダーシリーズ
神林親子がオーズの前に立ちはだかったその隙にウヴァとバッタヤミーはその場を去る。神林は映司にオレ達の邪魔をしないでくれと言う。

伊達は後藤のために真木からバースバスターを奪い取る。伊達は後藤のことを正義とか青臭いと思いつつも気に入っている。伊達は真木に研究室にある画について聞くと、真木は来るべき終末が描かれていると言う。伊達は始まりの方が好きだと言い、この画があるから陰気な考えになるんだと画を外そうとするが真木に止められる。

神林はウヴァに礼を言う。ウヴァは神林にもっと悪い奴を懲らしめろと言い、神林は収賄疑惑のある代議士・黒崎を次の獲物にする。

後藤は映司に悪い奴をやっつけるヤミーでも倒さなければならないのかと聞くと、アンクが、倒さなければメダルが手に入らないと言い、映司も倒さないと、と言う。何故だと言う後藤に映司は、
「誰かを守りたいという気持ちは自分達が正義を守りたいという気持ちがどんどんエスカレートすることがある。正義のためならニンゲンはどこまでも残酷になれるんだ。」
と言う。そして映司達は神林を探す。

料亭で取引中の黒崎達の前に神林親子とバッタヤミーが現れ、黒崎を始末しようとする。

訓練中の後藤は伊達に1億円を何のために使うのかと聞くが、伊達は秘密だと言い、後藤に何のために戦うのかと聞き返す。答えに詰まる後藤に対し、伊達は
「自分に自身を持て、道を間違えたら誰かが教えてくれる。だから自分を信じて自分のやりたいようにやれ。」
と後藤に言う。

神林が黒崎達を懲らしめているところに映司とアンクが駆けつけ、映司はオーズに変身、黒崎達を救出し、バッタヤミーに立ち向かう。逃げようとする神林達の前にウヴァが現れ、隆を人質に取り、コアメダルと交換だと言う。映司は変身を解除し、クジャクカンドロイドを使いメダルを取り戻そうとするもアンクの邪魔が入り失敗、クワガタとバッタのメダルをウヴァに奪われてしまう。変身不能の映司はバッタヤミーに歯が立たない。アンクはかろうじてトラメダルを取り戻す。神林はウヴァにこれ以上人が傷付くのはたくさんだと言う。そこに伊達が現れバースに変身し映司を援護、ウヴァとヤミーをライドベンダーで追う。その隙に後藤が隆を救出。

神林は映司に自分がつくづく嫌になったと言う。映司は、
「誰が正しくて、誰が間違ってるってとても難しいことだと思います。自分が正しいと思うと周りが見えなくなって正義のためなら何をしてもいいと思ったり、きっと戦争もそうやって起こっていくんです。」
と神林に言う。悪い奴を放っておいていいわけじゃないという神林に対し映司は、小さな幸せを守るために目の前で起こっていることに一生懸命になるしかないと言う。

隆は後藤に僕は間違っていたのかと聞くと、後藤は、
「世界を守りたい。オレはそう思ってるけど、今の自分じゃ力が足りない、無理なんだ。でもオレはそうしたいと思った気持ちを信じる。自分を信じる。隆はどうしていいことをしたいと思った?自分を信じろ。」
と言う。そこにウヴァが現れ、隆の欲望を開放しようとする。後藤は隆にどうしていいことをしたいと思った?と聞く。隆はお父さんに帰ってきて欲しかったと言う。ウヴァが拍子抜けした瞬間に後藤のバースバスターがウヴァ目がけて火を噴く。そこに映司達が駆けつけ映司はオーズに変身。ウヴァとヤミーに立ち向かう。戦闘に巻き込まれそうになった隆を神林が救出、後藤に自分の幸せは自分で守ると言う。

苦戦するオーズをバースが援護、ドリルアームでウヴァを攻撃しセルメダルを奪う。その隙にアンクがコアメダルを取り戻す。オーズはタジャドルコンボに変身、ヤミーを倒した。

バレンタインフェアの最中に神林が妻と隆と共にクスクシエを訪ね、家に戻り、弁護士を目指すと言う。


正義のためなら人間をどこまでも残酷にしてしまうという映司のセリフは、自分本位の正義というものがいかに危険であるという今回のテーマをストレートに訴えていた気がします。確かに人類は多様であり、正義という基準が人それぞれで違っていたりするので、一歩間違えば戦争にも繋がる危険がありますからね。

あと、今回は後藤が伊達と知り合ったことで、伊達に感化された後藤が自分に自信を持ち始め、(伊達の受け売りとはいえ)隆少年にアドバイスするあたりは印象的でした。


仮面ライダーオーズ/OOO 「第21話 バッタと親子と正義の味方」

2011-02-06 14:58:43 | 仮面ライダーシリーズ
空き缶をポイ捨てした男に注意した少年が男に絡まれている所を後藤が助ける。私も小学校2年位のときに車の窓から空き缶だったか紙コップだったかを投げ捨てて親父にえらく怒られて降りて拾わされました。そこに少年の親父が現れる。少年は映司達にお父さんは悪い奴を絶対許さないすごいお父さんだと言う。知世子が親父に気付く。親父は知世子の大学の後輩・神林だ。

神林はセガレ・隆に二度とあんなことをしてはだめだと言う。そして隆は神林にいつ帰ってくるのかと聞く。神林は司法試験の浪人中で、合格するまで家に帰らないと決めていた。神林が世の中は悪い奴でいっぱいだ、とつぶやくとそこにウヴァが現れ、神林にヤミーを寄生させられる。

女性がひったくりにカバンを奪われ、神林が食い止めるも逃げられてしまう。そこに仮面ライダーシンバッタヤミーが現れ、ひったくりをとっちめる。

アンクはヤミーの気配を察知。映司と共に向かう。映司はオーズに変身してバッタヤミーに挑むもクズヤミーに阻止されるも、ウナギメダルを使いクズヤミーを蹴散らす。バッタヤミーは女性にカバンを返してその場を去った。

神林は知世子に手当てされ、相変わらず正義感が強いと言われる。神林は司法試験に受かったとごまかし、バイトがあるからとクスクシエを出る。知世子と比奈は不思議がる。

映司はバッタヤミーが人を助けたことに疑問を持ち、アンクに人を助けたいという気持ちや正義を守りたいという気持ちも欲望と言えないかと聞く。アンクはそんなことを考える奴がいるわけがないと言うが、正義感なら考えられると言う。

街中で迷惑行為をする者達にバッタヤミーが制裁を加え続け、神林にお前の欲望を満たすと言う。神林は力を手に入れたと気が大きくなっていた。

映司はオーズに変身、ヤミーに立ち向かう。オーズはヤミーの動きに翻弄され、クジャクのコアメダルを使うもヤミーに逃げられてしまう。

ヤミーの前に伊達が現れ、バースに変身しヤミーに挑む。そこにウヴァが現れ、バースは劣勢に。そこにオーズが駆けつけバースを援護。

ヤミーに必殺技を放とうとするオーズの前に神林が。神林は
「こいつはやらせない。やっと正義の力を手に入れたんだ。オレはコイツの力を借りる。コイツの力を使ってこの腐った世の中を良くしたいんだ。」
と言う。それを聞いた隆もお父さん頑張れ!と神林と共にオーズの前に立った・・・。


ウヴァは神林の欲に目を付けましたが、神林の欲は腐りきった世の中を良くしたいというもので、普通なら怪人というのは悪事を働くものですが、逆に良いことをするというのも欲に忠実なのでしょうね。しかし、怪人同然の者が良いことをしたとしても、普通はカバンを取り戻してもらった女性のようなリアクションしますね。

いくら口で正義と言っても、暴走させてしまってはやっていることは悪い奴と変わらないという皮肉も感じました。

バッタヤミーは仮面ライダーの生物的なものでしたが、その皮肉的なものの具現化として的を得ていると思います。