ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル

2014-03-30 09:43:43 | 仮面ライダーシリーズ
今日は「烈車戦隊トッキュウジャー」と「仮面ライダー鎧武」が共演するスペシャル編「トッキュウジャーVS鎧武」が放送されました。

別番組のヒーロー同士の共演は劇場映画のスーパーヒーロー大戦やVシネマ(近年は劇場映画ですが)の戦隊VSシリーズ、特捜ロボジャンパーソンとブルースワットと重甲ビーファイター、仮面ライダーディケイドと侍戦隊シンケンジャー、特命戦隊ゴーバスターズと宇宙刑事ギャバンなどテレビシリーズにおいて共演したりしましたが、(歴代ライダーやウルトラ兄弟は除外)あくまでもテレビ本編内という扱いで、番外編のスペシャル扱いというのは今回が初めてとなります。

内容は鎧武とトッキュウジャーのクロスオーバーでトッキュウジャーと鎧武の前に地下帝国バダンの怪人・モグラロイドが立ちはだかり、鎧武とトッキュウジャーが立ち向かうというのが主軸となっていて、1時間の放送時間の中で、通常トッキュウジャーを放送している時間はトッキュウジャー、鎧武の時間は鎧武をメインに活躍させていました。

バダンの怪人が登場したのは昨日から公開の劇場版に合わせてのことだと思いますが、仮面ライダー1号、2号、V3は登場しましたが、ZXが登場しなかったのはちょっと物足りなかった気がしました。あとフィフティーンも劇場版絡みですね。

あと貴虎が真後ろでトッキュウオーが巨大インベスと戦っているのに全く気がつかなかったのは笑えました。

本編では光実が紘汰に対しドス黒い感情が沸きつつありますが、今回それがなかったのはいかにも本編から離れた番外スペシャルならではというところです。

カグラがピエールの店に行きたいと言っていたのでピエールも出てくるかと思いましたがピエールの出番がなかったのはちょっと残念でした。ピエールとカグラの絡みは見たかったです。

鳴滝まで登場しましたが、ディケイドが全く関係ないのに登場するのは初ですね。

今回の合体スペシャルも見所色々で楽しめました。

※3月31日に一部修正をしました。

仮面ライダー鎧武 「第23話 いざ出陣!カチドキアームズ!」

2014-03-23 11:53:34 | 仮面ライダーシリーズ
戒斗はヘルヘイムの森で目撃した謎の影・知性を備えたインベス・・・破滅を凌駕し新たな進化に至ったオーバーロードをおびき出していた。オーバーロードの存在を知る者は凌馬、シド、耀子のみであった。

貴虎は抜け殻と化し二度と立ち上がることはないだろうと紘汰を見逃す。

凌馬は光実に貴虎の目を盗み、戒斗を利用し秘密の計画を進めていることを見破られる。光実は貴虎は昔からの悪い癖で一番信じてはいけない相手ばかりを信じ込むと凌馬に言う。

舞が裕也と最後に会うはずだった場所に紘汰といると光実が現れる。光実が初めてユグドラシルに潜入した時に裕也の記録映像を見たと知った紘汰はなぜ教えなかったと光実に言うが、光実は紘汰に笑顔でいてもらいたかったためにたとえ真実であろうと教えられずにいたのだ。紘汰はそれでは裕也が報われない、初瀬がインベスに変身した時点で気付くべきでオレは最低だと悔いる。光実はあのインベスはもう裕也ではなかった、紘汰は舞を守った、このことは舞な話すべきではないと紘汰に言う。紘汰はそれは許されないと言うと光実はあそこで紘汰が戦おうとしたのは舞を守るためですよねと聞き、舞ならそう考え、裕也が死んだのは自分の責任だと思い込むはずだと言う。そして事実がどうあれ、舞が何を思うか予測するべきだ、せめて僕達だけで舞の笑顔を守ろうと言う。真実を隠してかと紘汰が光実に聞くと
「世の中には平気で人を傷つける人がいる。目的のためなら何でも犠牲にできる人がいる。真実っていうのはそういう連中のためのものなんですよ。」
と光実は言う。

戒斗の前にオーバーロードが現れる。オーバーロードは言語を解していた。戒斗はバロンに変身してオーバーロードに挑む。

紘汰は光実から紘汰はもう充分に傷ついた、これ以上戦う必要なんてない、この先ヘルヘイムの侵食が進んでも、ユグドラシルが何を計画してもみんなは必ず僕が守るから信じてくださいと言われたことを思い出していた。紘汰の前に謎の女性が現れ、
「運命に背を向ければいつまでも後悔する日々が続くわ。でもそれですべてを失うわけではない。長い後悔の果てに自分を許すことができたらあなたは安らぎを手に入れる。逃げ出した先にも道はあるのよ。」
と言う。それは紘汰の夢の中であり、紘汰が目を覚ますと目の前にサガラの姿が。サガラは紘汰に
「お前何迷ってんだよ。何がしたいんだ。この街を守る!って息巻いてたのはどうしたんだ。」
と言う。紘汰はユグドラシルが許せないと思って戦ってきたが、ユグドラシルと一緒で誰かを守ると言いながらそのために別の命を犠牲にしたと言う。サガラは間抜けな話だと返す。紘汰は戦う意味って何なんだ、誰を助けて誰を見捨てるか、好きに選べるってだけのことなのか、そんなんで本当に何かを守るって言えるのかとサガラに聞くと
「守るために戦うっていうのはそもそもの矛盾だな。力を持ってなせるのは破壊のみだ。」
とサガラは言う。紘汰はオレはそんな力は欲しくないと言う。サガラは
「いい加減に気づけよ。お前が憎んでいるのはヘルヘイムでもユグドラシルでもない、希望の対価に犠牲を要求するこの世界のルールそのものだ。そんなルールぶっ壊せ。ぶっ壊して世界を変えろ。ユグドラシルの連中がなぜあんな真似をするかわかるか?それは奴らが弱いからだ。ルールに縛られて戦うことしかできない、世界の残酷さに屈伏した連中だ。だったら、駆紋戒斗、あいつの方が人としてまだ強い。あいつは弱さと折り合うつもりは全くない。力を手に入れること以外生き方を全て放棄してんだよ。まあ、ああいう愚かな男の末路は二つに一つだなあ。無様にくたばるか、あるいは本当に危険な力を手に入れるか。お前がそうやって腐ってる間にも戒斗は世界を変える力に手を伸ばしている。」
と言い、紘汰がサガラな戒斗は何を狙っているのかと聞くとサガラは
「ヘルヘイムの支配者だ。あの世界の人類に似た文明はただ滅びたわけじゃない。ごく一部の者がそれを凌駕する力を手に入れた。それがオーバーロード。奴らはあの森の植物を意のままに操る。連中は人類には興味がない。ヘルヘイムがよその世界を侵食しようがお構いなしだ。支配者でありながら無責任な連中だ。組織の中で最初に気づいた奴が秘密にしまい、そいつはユグドラシルが目指す人類救済よりも自分一人の野望を優先して駆紋戒斗を裏で操っているのもそいつだ。」
と言う。紘汰はそれが凌馬だと気づき、オーバーロードを凌馬より先に探し出せばそいつらならヘルヘイムの侵略を止められるのかとサガラに聞く。サガラは
「そう簡単に運ぶ話かは戒斗やお前次第だな。お前が一番手間のかかる奴だからな。」
と言って紘汰に自身の掌で作成したカチドキロックシードとロックビークルを渡してサガラは姿を消す。

紘汰は鎧武に変身してダンデライナーに搭乗しユグドラシルタワーに乗り込む。ダンデライナーはユグドラシルタワーに撃ち落とされるが、鎧武はカチドキアームズに変身。

カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!

鎧武の周りを黒影が取り囲むが、鎧武はDJ大橙火縄銃で撃ち落とす。その様子を見た凌馬は予想外のことに愕然とする。脇にいた光実はどうしてあなたは素直に僕に従ってくれないんです、と口にする。鎧武を見守るサガラの前に謎の女性が現れ、
「なぜ彼(紘汰)を戦いに駆り立てるの。」
と聞くとサガラは
「おまえがあいつを気にかけるからだよ。始まりの女。オレには未来は見通せない。だがあんたの正体を知っている。あんたに選ばれたことが何を意味するかも。な。」
と答える。始まりの女は見守るのはあなたの役目ではないと返す。サガラは
「オレはただ見届けるだけだ。禁断の果実を誰がつかむのか。」
と言う。

鎧武が黒影を倒すと斬月が鎧武に挑む。鎧武は隙を見てユグドラシルタワーのスカラー兵器を破壊した。

凌馬は光実に、
「君に新たな任務ができた、葛葉紘汰について本格的な対処が必要だ。誰があの男の背後にいるのか突き止めなくては・・・。」
と言った・・・。


今回は鎧武の新形態・カチドキアームズが登場しました。サガラがカチドキロックシードを紘汰に渡しましたが、サガラは自身でロックシードを掌で作り出していたのでタダモノではないですね。謎の女性が始まりの女だと正体を知っており、サガラがキーパーソンになりそうな気がします。紘汰に一番手間がかかると言ってレモンロックシードとゲネシスコアに続きカチドキロックシードを渡したのは鎧武だけがパワーアップするという理由付けになっていると思います。

ヘルヘイムの謎の影がオーバーロードという知性を持つインベスで、オーバーロードに挑む戒斗の行く末も注目ですね。

カチドキアームズを見た凌馬は光実と共に紘汰に立ちはだかることになってきそうです。やはり紘汰と光実は戦うことになるのでしょうか。来週のトッキュウジャーVS鎧武を挟んで再来週からは後半戦となりますます目が離せなくなります。

仮面ライダー鎧武 「第22話 7分の1の真実」

2014-03-16 12:47:15 | 仮面ライダーシリーズ
シドにスカラーシステムのことを聞いた紘汰は光実にユグドラシルはおかしいだろ、と言うと光実はシドが冗談を言ったのでは、と言う。紘汰はシドが冗談を言って何になると返す。

シドの奴、余計なマネを・・・

その時舞から紘汰に市街地の真っ只中にある歩道橋にクラックが現れたと連絡があった。

貴虎は凌馬達にインベスが現れなければ遠目で見る分にはクラックを理解できないため、ヘルヘイム側に防衛線を張りインベスの侵入を食い止め、橋の両側を封鎖して時間を稼ぐしかないと言う。悪あがきでしかないというシドに対し、貴虎はスカラーシステムの使用はインベスがクラックを突破してからだと返す。凌馬は最も重大な決断は責任者の君に任せるのが妥当だ、沢芽市を焼き払うしかないと結論が出たら君がスカラーシステムのボタンを押すんだと貴虎に言い、ヘルヘイムに燿子と共に赴いた。

紘汰と光実はヘルヘイム側からインベスの侵入を防ぐためにヘルヘイムに突入。そこで戒斗に会う。戒斗に協力を申し出るが、戒斗も凌馬からスカラーシステムのことやユグドラシルの狙いを聞いていた。だが戒斗には他にやることがあり、沢芽市もユグドラシルも森の侵略に脅える弱者でしかなく、オレが立ち向かうべき相手はより強いモノ・・・ヘルヘイムそのものだと言う。より絶対的な力、人間の限界を越えて世界を屈伏させる手段の手がかりがヘルヘイムにあるのだ。

紘汰と光実は歩道橋へのクラックを発見し、凌馬達が防衛線を張っていることに気づく。そこにインベスが現れ、マリカと黒影トルーパー達がインベスを攻撃。紘汰は凌馬から目的は一緒だと協力を依頼される。光実は沢芽市を守るために沢芽市に戻る。紘汰は貴虎に頑張っているふりをしている凌馬に対し怒りをぶつける。凌馬はできることとできないことがあると紘汰に言うと、紘汰は研究次第で世界が救われるかどうか決まるんじゃないのかと返す。凌馬はすでに研究のノルマは達成し、人類救済計画の戦極ドライバーの量産化・プロジェクトアークの根幹を紘汰に示す。紘汰は鎧武に変身しマリカ達とインベスに挑む。鎧武はジンバーチェリーアームズに変身。ジンバーチェリーアームズで加速装置を駆使してインベスを倒す。

沢芽に戻った光実は舞達を新たなステージに案内すると地下シェルターに避難させる。

鎧武は凌馬にプロジェクトアークのことを聞くと凌馬は私のドライバーはヘルヘイムの果実をロックシードに変化させバックルを経由して人体に無害なエネルギーに変換するためにヘルヘイムの環境下でもインベスになることなく生き延びられると言う。紘汰は全ての人をベルトに頼らせていいのか、そんなにたくさん作れるのかと聞く。凌馬は最大10億台が限界で、生き残れるのは現在の世界の総人口70億人の7分の1であると答える。紘汰は残りの60億人を見殺しにするのかと聞くと、凌馬は先行きインベスになると分かりきっている連中を放っておいたら人類の脅威になり、ヘルヘイムが地球を覆い尽くす10年の間に人類の総人口を7分の1にまで削減するのだと言う。ユグドラシルは全世界でもバイオテクノロジーをリードする医薬品メーカーで一工夫すれば手の打ちようはいくらでもあるのだ。紘汰は凌馬にさらなる怒りを燃やす。

シェルターに案内された舞達はステージというよりは人々が何かに脅えているように見えて避難所という感じに見えた。光実は勘違いだったとシラを切る。

クラックは消滅。紘汰は燿子からビーチロックシードを奪いヘルヘイムを脱出しユグドラシルに乗り込む。鎧武の前に貴虎が現れ怒りをぶつける。

「誰に許されるつもりもない。その罪を背負って我々は未来を切り開く。」
と貴虎は言って斬月・真に変身した。鎧武と斬月・真の一騎打ちが始まった。怒りに燃える鎧武に対し斬月は鎧武に既に犠牲によって救われていると言って裕也が変身したインベスを鎧武が倒した記録を見た紘汰は愕然とするしかなかった・・・。

「とがめはしない。あの時戦っていなければお前達も殺されていた。かつてお前は友人の命を犠牲にして希望を作ったんだ。その行いを否定するのなら絶望するがいい。あの時守り、救った命と生き延びた自分にな。」


シドが前回紘汰に言ったユグドラシルタワーのことは冗談ではなく本当のことで、さらにユグドラシルはヘルヘイムに地球が覆われた場合は生き残れるのは10億台の戦極ドライバーを手にした総人口7分の1であるプロジェクトアークが明らかになりました。アークの名の通り由来はノアの箱舟なんでしょうけど、ノルマなんか気にせずにもっと量産する気になれば量産できるとは思うのですが。凌馬の考えだと残りの60億人がインベスに変身してしまうのを手をこまねいて見ているだけというように思えます。

そして紘汰が貴虎からインベスに変身した裕也を鎧武に変身して倒してしまったことをついに知らされてしまいました。いずれ知ってしまい愕然となるとは予想してはいましたが、今後はどうなってしまうのか続きが気になります。次回は新フォームが登場しますが、このことも関係しているのでしょうか。

仮面ライダー鎧武 「第21話 ユグドラシルの秘密」

2014-03-09 11:28:30 | 仮面ライダーシリーズ
紘汰は光実に白いアーマードライダーからヘルヘイムに関する話を聞き、その正体である貴虎はは紘汰に名前を名乗らなかったと言う。

紘汰からヘルヘイムに関する話を聞いた光実はユグドラシルの一員であるために既知のことであるためあまり驚かず、納得しているが、紘汰はユグドラシルの秘密主義に納得がいかないままだ。光実は紘汰に
「この世に本当の平和なんてありません。でも人の心には安らぎが必要だ。それを守るためには力を手に入れた者だけが真実を受け止めて戦い続けなければならないんです。」
と言う。

光実は貴虎になぜ紘汰に秘密を話したかと聞く。貴虎は邪悪とみなしたものに対し怒りをぶつけられる奴を久しぶりに見たと冗談を言う。ヘルヘイム以外のことも話したのかという光実に対し貴虎は部外者にはそこまで教えていないと言う。光実は紘汰はただでさえ何をしでかすかわからないために余計なことを教えないでくれと貴虎に言う。横で一部始終聞いていたシドがさっきの冗談はアンタらしくない、紘汰に何を期待してるんだと貴虎に言う。貴虎はああいう男には敗北して、絶望して逃げ出して欲しいものだ、そうなれば私も自分のやっていることに諦めがつく、と言う。シドはまだ迷いがあるのかと貴虎に聞くと貴虎はそれ以上の覚悟もある、私はリーダーだからな、と言う。それを聞いたシドは紘汰が諦めず逃げ出さなかったら奴はアンタの敵になると言う。

戒斗は凌馬のもとでヘルヘイムの探索中、謎の影を目撃、入れ替わりにインベスが現れ戒斗はバロンに変身してインベスに挑む。凌馬は燿子に戒斗がヘルヘイムの秘密にたどり着けたら局面は大きく変わると言う。そこにシドが現れ、凌馬に紘汰をそろそろ終わらせてもいいかと聞く。シドにとって紘汰は虫唾が走るらしく珍しく熱くなっている。凌馬はゲネシスコアの潜在能力を全て引き出した上でなら好きにしろと言う。

紘汰は阪東に隠し事はまずいかと聞くと阪東は
「場合によりけりだが、何かを秘密にしておこうと言う奴のことは疑った方がいい。秘密というのはそれだけで大きな力になるし武器になる。知ってる奴が知らない奴をいいように操ることができるしな。悪用されたらひどいことになる。」
と言う。その時ザックから紘汰に連絡が入る。インベスが現れ、誰かがロックシードを操りインベスに現金輸送車を襲撃しているのだ。紘汰と光実、ザックは犯人を突き止め、光実とザックはそれぞれ龍玄とナックルに変身してインベスに立ち向かう。紘汰が犯人を追うとそこにシドが現れ、もっとロックシードを使ってもらわないと沢芽市民に気づかれると言う。紘汰は秘密を守るのは街のためだろ、これじゃやっていることが真逆だと言う。シドは沢芽市は隠れ蓑で守っているのは秘密そのものだ、ユグドラシルタワーの周りのリングは電磁波兵器でいざとなれば沢芽市を焼き払うようになっていると言う。ユグドラシルは人類を救うんじゃないのかと怒る紘汰に対しシドは沢芽市一つ潰してでも人類をもちろん救う、だが事がバレなければ平和なままだと言う。紘汰はシドにユグドラシルには任せておけないと怒りを燃やし鎧武に変身、シドはシグルドに変身、2人は対決する。

龍玄とナックルはインベスを倒した。

鎧武はシグルドに苦戦するが、ジンバーレモンに変身しシグルドからチェリーロックシードを奪う。その時龍玄が物陰からインベスを呼び出し鎧武を襲撃させるが、龍玄はそのインベスを倒す。その隙にシドは退却。紘汰は光実にユグドラシルは沢芽市をめちゃくちゃにするつもりだと言う。光実には思惑がよぎり、戒斗もヘルヘイムの遺跡で発見した謎の影の正体を突き止めようとしていた・・・。


紘汰は貴虎からヘルヘイムのことを聞いても納得できずにいて、追い討ちをかけるようにシドから聞いたことに対しさらなる怒りを燃やしましたが、シドも半分は凌馬から言われたゲネシスコアの潜在能力を高めるためで、半分は紘汰に対して虫唾が走ることからユグドラシルについて紘汰に話したのかもしれないですね。

光実も今はユグドラシルの一員であるために秘密を守ろうとしていますが、舞達を守ろうとしていることからとはいえ、腑に落ちていない紘汰と今後対立しそうな気がします(これ書くの何度目かな)。

戒斗が遺跡で発見した謎の影の正体も気になって今後も見逃せないですね。

仮面ライダー鎧武 「第20話 世界のおわり はじまる侵略」

2014-03-02 09:20:32 | 仮面ライダーシリーズ
紘汰と貴虎の前にインベスが現れ、2人はそれぞれ鎧武と斬月・真に変身してインベスを蹴散らす。

紘汰は貴虎から、戒斗は凌馬からヘルヘイムの森について説明を受ける。
貴虎は
「ここ(ヘルヘイムの森)は地球とは別の惑星なのか、時間軸の異なる平行世界なのか、正確なところはわからない。」
と紘汰に言う。凌馬は戒斗に
「それを解明するために結成されたのがユグドラシルだ。あまりにも組織が巨大になりすぎて今や多国籍企業を装っているがね。実態はあくまで研究機関なんだよ。」
と言う。凌馬に戒斗はなぜ街を支配しているのかと聞くと凌馬は
「長い歳月をかけて我々はヘルヘイムの謎を追ってきた。そしてヘルヘイムに繋がるクラックの出現頻度が統計上最も多かったのが日本の沢芽市だ。例えばこのクラックも10年前に沢芽市で発見された貴重なサンプルで、これは元々地球の植物ではない。遠い昔にクラックから入り込んでヘルヘイムの種が繁殖せず単体で樹齢を重ねたもの。地元では信仰の対象になっていたようだ。コイツを利用して我々は人工クラックの形成に成功した。ヘルヘイムの研究は飛躍的に進んだ。」
と言う。そしてヘルヘイムの森の中にかつて沢芽市にあった御神木が戒斗の目に飛び込み、戒斗は凌馬に怒りをぶつける。凌馬は戒斗に我々が憎いかと聞くと戒斗は憎しみは晴らさなければ意味がないと言う。凌馬は今ここで私一人に怒りをぶつけてもユグドラシルという組織への復讐は遂げられない、君の判断、とてもいいと言い、戒斗にユグドラシルの真意を理解してもらおうとする。

紘汰のヘルヘイムを調べるためだけに沢芽市を丸ごと乗っ取ったのかという問いかけに対し、貴虎は
「それが人類の命運を決めるからだ。見ろ。かつてはこの世界にも人間がいて、街を作り、文明を築いていた。お前も見ただろう。この世界の果実を食べた人間がどうなったか。我々がインベスと呼んでいる怪生物はかつて動物達が住んでいたなれの果てだ。その中にはこの街を作った文明人も含まれる。」

凌馬:「あの世界の生態系段階を追った進化をしていない。ある時期を境に以前とは異なる動植物によって根こそぎ塗り替えられている。森はある日突然現れ、世界を覆い尽くした。」
貴虎:「今の沢芽市と同じような出来事だ。恐らくはこの世界でも起こったものの、突如開いたクラックから流れ込む異世界の種、圧倒的な繁殖力が含まれているこの植物の土壌を接し、他の草木を全て枯らしてしまう。」
凌馬:「外来種という言葉を知っているかね。本来無かった地域に異なる環境から持ち込まれた生物。土着の生物を全て駆逐して自らの領土に変えてしまうことだ。この(ヘルヘイムの)果実は時空を超えた外来種だ。圧倒的な繁殖力に加え、実を食べた動物を支配し、種を運ばせる。そのせいであの世界の文明は一つ破滅した。そして次はこの地球の番というわけさ。」
貴虎の説明を聞いた紘汰は愕然としてどうしてこんなことに、と貴虎に言う。貴虎は
「理由などない。植物が種を散らして生存範囲を広げるのは当然のことだ。言ったはずだ。これは理由のない悪意だと。」
と言う。紘汰は貴虎に地球も滅ぶのかと聞くと貴虎は
「沢芽市に出現するクラックの頻度は爆発的に増えている。専門家の予測によれば猶予は後10年。それで我々の世界はここと同じ森に覆われ、新たなヘルヘイムと化す。」
と言う。紘汰は貴虎の言葉に驚きを隠せなかった。

沢芽市内ではナックルがインベスを蹴散らしていた。インベスによって負傷した人の体からヘルヘイムの植物が繁殖していた。ロックシードから呼び出したインベスではこんなことはなかった。ザックとペコの前にピエールと城乃内が現れ、ザック達ビートライダーズとインベスが関係あると人々に訴える。ピエールはブラーボに変身しインベスをなぎ倒す。

一方、舞達の笑顔を守り通すために龍玄が黒影トルーパーと共にインベスを倒し、証拠隠滅していた。

紘汰が貴虎に何故大切なことを隠すのかと聞くと貴虎は
「知らせた結果引き起こされたパニックが想像できんのか!人々の自分を守るためだけに暴徒と化す。ヘルヘイムに侵略されるまでもなく文明は崩壊する。」
凌馬は戒斗に
「たとえ破滅の危機に瀕しても互いに憎み合い争うことを止められない、それが人間というものだ。戦争、宗教、民族の違い、抱えている問題を全て棚上げにしてヘルヘイムの脅威に立ち向かうなど不可能な話だと思わないか?」
それを聞いた戒斗はオレもそんな奴らばかりを見てきたと言う。
貴虎:「だからユグドラシルは全てを担う。世界を救う責任を誰よりも公平に果たせるのは我々だけだ。」
という言葉を聞いた紘汰は
「おかしいだろ。こんな時こそ人間て一つになるんじゃないのか。みんな滅びるとわかったら互いに争っている場合じゃないだろ。」
と言う。貴虎は
「つくづくお前はヒトの悪性というものを知らんようだな。ユグドラシルの研究成果を手に入れるためなら各国はどんな強行な手段も取るだろう。ヘルヘイムに対処する手段を独占すればもはや世界を手に入れたに等しい。」
と言うと紘汰は誰も信じられないのかと聞く。貴虎は
「一人の憎しみは百人の善意を打ち砕く力を持つ。そうやって人の歴史は幾度と無く血に染まってきた。」
と言う。

シドは世界の未来を背負えるユグドラシルのが誰なのかが問題だと燿子に言う。燿子は貴虎だと言うとシドは先を見越して凌馬に鞍替えしておきながらと言うと燿子は貴虎の部下のくせにと返す。シドは禁断の果実を誰が掴むのかで全てが決まり、ゲネシスドライバーなら手が届く、もちろんあんたもと言うと燿子はシラを切る。

紘汰は貴虎に他の人間はなにも知らないままでいろというのかと言うと貴虎は
「お前の家族や友人達のことを考えてみろ。たとえ事実を知ったところで何もできない無力な人々は絶望に脅えながら破滅の時を待つしかない。彼らの平穏な日々を奪うのがお前の考えた正義なのか?侵略の恐怖に立ち向かう役目は立ち向かう力を備えた者達だけが担えばいい。それでこそ平和が保たれる。」
と言う。紘汰と貴虎の前にインベスが立ちはだかる。貴虎は斬月・真に変身してインベスに立ち向かうが、紘汰は鎧武に変身しつつも迷いが生じていた。斬月・真がインベスを倒した。

戒斗と凌馬の前にシドと燿子が現れ、凌馬は戒斗に協力を求めるが、戒斗は拒否。
「なぜこの世界を守る必要がある。平和のために秘密を守れだと?ふざけるな!そんな嘘偽りで塗り固められた世界などいっそ壊れてしまえばいい。戦うことを忘れた者に生きる資格なんてない。むしろ侵略は絶好のチャンスだ。力のある者、弱い者がはっきりとわかる。ヘルヘイムと戦って生き延びた者だけが未来を掴む。」
と言う。凌馬は
「君ならそう答えると思ったよ、駆紋戒斗君。改めて歓迎しよう。我らが同志よ。これからは我々と共に野望の道を歩もうじゃないか。」
と言った。だが戒斗はその言葉を額面通りに受け取らなかった・・・。


紘汰と戒斗はヘルヘイムとユグドラシルの真実を知ることになりましたが、貴虎はヘルヘイムに太刀打ちできる力を持つユグドラシルが極秘に対処するのはいたずらに沢芽市民に不安を与えないためとしているのは理にかなっていると思います。紘汰は貴虎の話を聞いてもまだ納得できずにいるようですが・・・?貴虎の弟の光実は兄と考えが近いようです。

凌馬から聞かされた戒斗は凌馬達と手を組むことを持ちかけられつつもまだ半信半疑のようだし、今後どのようなことになるのか楽しみです。

ヘルヘイムやユグドラシルの謎が明らかになり始めてきていているので今後も見逃せなくなります。