ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーウィザード 「第53話 終わらない物語」

2013-09-29 12:38:57 | 仮面ライダーシリーズ
鎧武は怪人を倒した後姿を消し、それと入れ替わりにアマダムがウィザード達の前に現れる。響鬼、電王、キバはアマダムに挑むが消滅させられてしまう。

少年とコヨミは怪人に変身しかけ、アマダムは2人が外の世界に出れば君達も敵になると晴人と攻介に言う。晴人は2人に君達を助けたいと言う。そして晴人は隙を見て2人を助ける。その時フォーゼのライダーリングが消えており、フォーゼリングを取り戻すためにアマダムはディケイドを呼び出す。

少年は晴人達に怪人に変身すればいいことも悪いこともわからなくなるなるため、その前に外に出たかったが、仮面ライダーに倒されてしまうと言う。

晴人の前に門矢士が現れ、晴人に全ての怪人を現実に溢れ出させて怪人大戦でも起こすつもりかと聞くと晴人はそんなことは望んでいないと言う。士はなぜこの世界に着たのかと晴人に聞くと、晴人は
「声が聞こえたんだ、助けてっていう子ども達の声が。仮面ライダーが正義のために戦うのならここを封印し続けなきゃいけない。でもオレは・・・」
と士に言う。士は
「正義か。オレはたくさんの世界でたくさんの正義を見てきたが。」
と言ってカメラで晴人の写真を撮る。

攻介はアマダムの居場所に侵入。アマダムはクウガ~キバ、ダブル、オーズを呼び出す。アマダムは攻介にここが君達仮面ライダーのふるさとだということを知っていたかと聞く。攻介はここは怪人の楽園じゃなかったのかと聞く。アマダムは攻介に
「仮面ライダーは怪人になりそこなった者にすぎない。ウィザードはファントムを生み出すサバトによって誕生し、君も体内にファントムを飼うことで魔力を得た。仮面ライダーは悪と同じものでおじゃる。仮面ライダーの力の源、それをクロスオブファイヤーという。炎の十字架。悪から生まれたという罪の証。」
と言って攻介から魔力を奪おうとする。攻介はビーストに変身して怪人に立ち向かうが、オルタナティブによってベルトを破壊されてしまう。攻介は使い魔グリフォンを晴人のもとに向かわせる。

晴人の前に怪人が現れ、少年とを連れ去る。さらに晴人に士がライドブッカーの銃口を向ける。

士はアマダムにフォーゼリングを渡す。そして少年に外に出たいと祈れと言う。アマダムは自身をこの世界に封じ込めた外の世界に復讐しようとしているのだ。アマダムの正体はかつて罪を犯し、魔宝石に封印された魔法使いだったのだ。アマダムは仮面ライダーを呼び出す。仮面ライダー達と士は現れた晴人を取り囲む。アマダムはライダーはリングの持ち主の命令に従う程度の存在だと言う。それを聞いた電王は
「オレ達はリングの力で子ども達に従ったんじゃねえ。弱いものを守っただけだ。」
と言う。アマダムは間もなく怪人に変身する少年を守ることがお前達の正義かと言う。士は
「ある人が言った。オレ達は正義のために戦うんじゃない。オレ達は人間の自由のために戦うんだと。」
と言う。アマダムはお前たちは何だと言う。士は
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。」
と言う。そして士はディケイド、晴人はウィザードに変身、14人ライダーは怪人軍団に立ち向かう。怪人軍団を倒されたアマダムは巨大モンスターを呼び出す。ライダー達は臆することなく蹴散らしていく。アマダムは怪人態に変身、ライダー達の力を奪っていく。ウィザードはアマダムに挑むが魔法が通じない。ウィザードは
「たとえオレ達の力が悪と同じ物だとしてもオレは絶望を希望に変えた。そしてなったんだ。」
と言った後、続けて少年が
「なったんだ。仮面ライダーに」
と言う。
「オレ達だけじゃない。たとえ悪と同じ存在から生まれたとしても仮面ライダーが現れる。次々と。」
とウィザードが続ける。

少年は願い、再び鎧武を呼ぶ。
「オレが仮面ライダー?」
「全ての人の自由を守る戦士の名だ。助けを求める声があれば必ず駆けつける。オレと一緒だ。必ず助ける。だからここに来たんだ。だからお前も仮面ライダーだ。」
「オレは仮面ライダー鎧武ってことか?」
鎧武はアマダムに立ち向かう。13人のライダーはアマダムから力を取り戻し、ウィザードとともに最終形態に変身、15人の仮面ライダーはアマダムを倒した。

士はまた旅立った。

晴人は少年にインフィニティーリングを渡す。
「いつでも呼べ。必ず駆けつける。オレが最後の希望だ。」
晴人はもとの世界に戻った。

少年とコヨミは手を取り合う。
「ハルト・・・」


特別編後編の今回は、仮面ライダーの定義というものにも触れていて、アマダムは仮面ライダーは悪から生まれたとしていましたが、ライダー側は人間の自由のために戦い、助けを求める声があれば必ず駆けつけるとしていました。その辺は何だか昔の仮面ライダーを見ている感じでした。

今回は門矢士も登場、アマダムに何なんだお前はと言わせ、通りすがりの仮面ライダーだという流れはもう完全にディケイドでした。

少年の名前は少女の名前がコヨミということから“ハルト”でした。晴人がハルトの希望を取り戻すという終わり方は途中たとえディケイドになっていても、締めくくりはあくまでウィザードなんだという感じでした。

次回からは新番組「仮面ライダー鎧武」が始まりますが、こちらも期待しています。

ミニプラ カミツキ合体スピノダイオー

2013-09-28 08:27:17 | スーパー戦隊シリーズ


「キョウリュウジャー」の劇場版に登場したスピノダイオーも食玩ミニプラとして登場しました。今回はトバスピノ以外は再録となっているので、トバスピノのみ紹介します。



1と2のトバスピノAとBを組み合わせるとトバスピノが完成します。



口が開閉します。よく見ると獣電池のモールドがあります。



ガブティラとの比較。トバスピノは基本的にガブティラのリデコアイテムですが、部分的にボリュームが増していたり、色も変更されているのでだいぶ印象が変わっています。



別売りのアンキドンとブンパッキーと合体させることでスピノダイオーにすることができます。キョウリュウジンカンフーとはガブティラとトバスピノを入れ替えた形になりますが、スピノダイオーは手持ち武器も携行しており、やはり印象が大きく変わります。もちろん、他の獣電竜と組み合わせてオリジナルフォーメーションにすることも可能です。

劇場版登場ロボットはテレビにも登場するのが恒例となっていますが、スピノダイオーもテレビに登場するのでしょうか。劇場版といえば、先日放送分では一部劇場版のシーンが流用されていました。




仮面ライダーウィザード 「第52話 仮面ライダーの指輪」

2013-09-22 10:20:58 | 仮面ライダーシリーズ
少年と少女が怪人軍団からライダーリングを奪う。

晴人は魔宝石から聞こえる少年と少女の助けを求める声を聞きつけ、魔宝石の中の世界に。少年はライダーリングでダブルとフォーゼを呼び出す。ダブルとフォーゼはダスタードに挑む。さらにファイズとカブトを呼び出す。ファイズとカブトはワームをファイズアクセルとクロックアップを駆使して倒す。

この世界のドーナツ屋は少年に大変なことになるからライダーリングを早く返せと言う。

この世界を統治するアマダムによると、ライダーリングが無くなるとこの世界が崩れ去るのだ。そこに現れた人間達が怪人に変身。少年と少女はこの世界から脱出すると言うと突然苦しみ出す。そして瞬平と凛子が現れ、凛子が変身前の者を襲うことは禁止されているはずだと言う。怪人は変身を解き、この世界を守るためだと言う。少年はディケイドとオーズを呼び出す。
「ここがウィザードの世界か・・・」

少年と少女はマシンディケイダーとライドベンダーに跨り面影堂に行く。晴人、瞬平、凛子も後を追う。

ドーナツ屋の2人は歳を取り、瞬平と凛子は若返っていることからこの世界は時間と空間がめちゃくちゃである。輪島はそのままである。少年と少女は身よりがなく、輪島が面倒を見ている。輪島によると、この世界では時が来れば人間はヒトならぬ者・怪人に変身するのだ。グロンギ~ゾディアーツまでの様々な種族がおり、どれに変身するかわからない。ただ、輪島、瞬平と凛子は人間のままである。少年と少女は輪島と一緒にいるせいか変身を嫌がっている。

少年は寝言でコヨミの名を呼んだ。少女がコヨミなのだ。

アマダムは晴人を呼び出す。そこには攻介もいた。そこは13個のライダーリングの力で怪人の魂が封印されている。地球が中天にある時、13個のリングに祈ると封印が解け、怪人達が現実世界に溢れ出すのだ。晴人がリングを取り戻すとアマダムに言う。

晴人はコヨミの幻を見る。

面影堂に行くと輪島達は鏡の中の世界・ミラーワールドにいた。晴人と攻介もミラーワールドに行く。輪島達は少年が呼び出した龍騎によってミラーワールドに。龍騎は
「誰も傷付けないためには他に方法がなかった。だが、あの子どもたちに危険が迫っている。助けに行ってくれ、ウィザード!」
と言う。晴人達はミラーワールドから脱出。あの子どもたちが世界を壊そうとしているのは、こにいると2人はもうすぐ怪人に変身してしまい、この世界から出れば変身しなくて済むと信じ、かすかな希望を求めているからだ。

少年とコヨミを怪人が取り囲む。晴人と攻介はウィザードとビーストに変身、怪人軍団に立ち向かう。少年はクウガ、アギト、ブレイド、響鬼、電王、キバを呼び出す。ライダー達は怪人に挑む。少年とコヨミはこの世界から脱出するために助けを求める。それは葛葉紘汰にも届いた。紘汰もその世界に飛び込む。

ウィザード達の前に仮面ライダー鎧武が現れた。
「一気に決めるぜ!」
鎧武は怪人達をなぎ倒した。
「オレは・・・鎧武!」


今回次回は特別編ということで、クウガから鎧武までの15人の仮面ライダーが集結するというスペシャル感溢れるものになっています。

別世界に行った晴人が出会ったドーナツ屋、その店員、瞬平、凛子は劇場版と同様にポジションが違っており、更には年齢まで違っていました。晴人がまたこのパターンかと言っていましたが、これは劇場版を受けてのことですね。

そして今回新仮面ライダー・鎧武が御披露目となりましたが、ウィザード劇場版で鎧武の御披露目がなかった分、今回御披露目となりました。

仮面ライダーウィザード 「第51話 最後の希望」

2013-09-15 11:10:20 | 仮面ライダーシリーズ
コヨミから賢者の石を奪ったグレムリンは自身の体内に賢者の石を埋め込み強化させる。

コヨミが消滅したことを晴人から知らされた輪島達は落胆する。だがコヨミと一番長くいた晴人が一番落胆しているようだった。

グレムリンは賢者の石のために無差別に人々を襲撃。攻介、瞬平、凛子が挑むが当然かなうはずもない。その時、山本、真由、譲に思いがよぎる。晴人も戦場に向かう。

攻介達はグールに囲まれ絶体絶命のその時、山本、真由、譲が駆けつける。
真由:「私に力をくれたのが誰であっても、私がその力をどう使うかは私が決めること!この指輪が誰かを救うことができるなら、私はやっぱり戦います!」
譲:「攻介兄ちゃんだけに無理はさせない。今度は僕がみんなを守る番だ!」
山本:「オレの後ろにいる家族のためにオレができることがもしかして・・・」
山本、真由、譲はメイジに変身、グールを蹴散らす。だがグレムリンには歯が立たず変身が解除。そこに晴人が現れる。
ソラ:「僕は滝川ソラというニンゲンに戻るんだ。」
晴人:「そのために他の人達を犠牲にしてるのか」
ソラ:「犠牲になったのは僕の方だ。あんなお人形さんのために僕はバケモノにされてしまった。君だって無理矢理魔法使いにされた。いわば同類だ。僕の希望、解ってくれると思うんだけど。」
晴人:「よくわかるさ。だからオレはオレの希望を叶える!お前から賢者の石を取り返し、コヨミを救う。」
晴人はウィザードに変身、グレムリンとの決戦の火蓋が切って落とされた。

ウィザード:「オレとお前は違う。過去に戻ろうとするお前とは違う!オレはすべてを受け入れて前へ進む。コヨミの心を救うまで!オレはコヨミに託されたんだ。コヨミを安らかに眠らせてやるために賢者の石は誰にも渡さない!ドラゴン、力を貸せ。」

ウィザードはグレムリンから賢者の石を取り戻す。賢者の石は指輪に変化。
「これはオレの最後の希望だ!」
ウィザードはグレムリンを倒した。

滝川ソラ氏、殉職

晴人は静かに眠りたいというコヨミの希望で、それがコヨミの心を救うことになるためこの指輪を使わないという。

攻介はキマイラを探すために譲を土日限定のパートナーとして旅立ち、凛子は真由を新たなパートナーとし、瞬平は輪島に弟子入りする。山本も無事に子供を授かった。

晴人も旅に出た。


「仮面ライダーウィザード」が今回実質的(来週再来週は特別編のため)に最終回を迎えました。

晴人がコヨミを救うというのは笛木のように再生させるのではなく、コヨミの心を汲んで安らかに眠らせたいというのは対照的になっていて、取り戻した賢者の石が変化した指輪はまさにコヨミの形見という感じですね。

メイジの3人が迷いながらも攻介達の危機に駆けつけたのはおおっとなりました。ただ、ウィザードと協力してたグレムリンを倒すとばかり思っていたのでウィザード登場までの噛ませになっていたのは少々残念でしたが。

ウィザードが取り戻した賢者の石が指輪となってグレムリンを倒したのは「オーズ/OOO」の最終回でタジャドルがアンクのメダルを装填して敵を倒したのを思い出しました。

「ウィザード」も約1年間楽しめました。来週再来週の特別編も楽しみです。

仮面ライダーウィザード 「第50話 大切なものは」

2013-09-08 11:25:11 | 仮面ライダーシリーズ
白い魔法使いはコヨミを救うために再びサバトを開こうとするが、晴人はウィザードに変身しサバトを阻止し、コヨミを救おうとする。だがウィザードは白い魔法使いに歯が立たず、白い魔法使いはコヨミを連れ去る。

晴人は笛木の行方を追う。サバトの人柱から解放された山本はコヨミを救う必要があるのかと攻介達に聞き、余計なことに巻き込まないでくれと言って去る。

笛木はなおもコヨミの心をよみがえらせようとする。コヨミは誰かを犠牲にしてまで生きたいと思わない、だからもうやめてと笛木に言う。

ビーストに変身できなくなった攻介に代わり、譲が魔法使いとしてみんなを守ると言うが、攻介は反対する。真由も凛子にもう魔法は使わないと言う。凛子はその指輪で絶望から救われた人もいることを忘れないでと言う。

笛木の家に賢者の石を狙うグレムリンが現れる。笛木は白い魔法使いに変身し応戦。コヨミはインフィニティーリングを見つける。白い魔法使いはグレムリンを刺す。

晴人は湖でコヨミを見つける。晴人はコヨミに魔力を補給しようとするが、コヨミは拒否。
「このままでいいの。私だって本当は消えるのが怖い。けど、私が消えたら誰も犠牲にならすずに済む。全てを終わらせるにはこれしかないの。」
とコヨミは言う。それを聞いた晴人はコヨミが消えなくていい方法があると言う。コヨミは晴人にインフィニティーリングを渡す。
「それは晴人だけの魔法。私が消えて賢者の石が残ったら絶対に誰にも渡さないで。この石がある限りきっと悪いことが起こる。だからお願い。このまま静かに眠らせて。それが私の希望。」
とコヨミは晴人に言う。そこに白い魔法使いが現れ、晴人はウィザードに変身して白い魔法使いに立ち向かう。笛木はなおもコヨミを救おうとするがそこにグレムリンが現れ、笛木に一撃を食らわす。グレムリンは賢者の石のためにわざと倒されたふりをしていたのだ。

笛木奏氏、殉職

グレムリンはコヨミの体内から賢者の石を奪う。
「これで僕はニンゲンになれる!」

悲しむ晴人にコヨミは
「晴人だってわかってるはず。私は本当は死んでる。一度失った命は取り戻せない。取り戻しちゃいけないの。私は幸せだった。晴人が、輪島のおじさんが、凛子が、瞬平が、仁藤さんが、みんなが私を受け入れてくれた。ありがとう、晴人。賢者の石をお願い。晴人が・・・最後の・・・希望。」
コヨミは晴人の腕の中で消滅した・・・。


今回は完全にコヨミを掘り下げていました。笛木はなおもコヨミを生かそうとしていましたが、以前晴人の恩師である熊谷がセガレを亡くして心の中に生きているというのと正に対照的ですね。奥仲氏の熱演もあって、コヨミの最期の見せ場という感じでした。

笛木はグレムリンに倒されましたが、まさかグレムリンがラスボスになるとは予想外でした。いよいよ次回は泣いても笑っても最終決戦ということで否が応でも目が離せないですね。

仮面ライダーウィザード 「第49話 サバトの幕開け」

2013-09-01 12:20:44 | 仮面ライダーシリーズ
ウィザードは山本が変身したメイジと一戦交えるが、一瞬の隙を突かれて笛木の手に落ちてしまう。

「これで全員揃った・・・」

晴人と真由は笛木が作った空間にいた。そこに笛木、山本、譲が現れる。そして笛木は晴人、真由、山本、譲の4人の魔法使いを人柱にして再びサバトを開くと言う。晴人はコヨミを救えるのならアリだと真由に言う。
晴人は笛木からサバトの本当の目的は賢者の石に膨大な魔力を注ぐことだと告げられる。日食を利用して生贄のゲートから魔力を引きずり出し、その魔力でコヨミは蘇るはずだったが、魔力が足りず、コヨミは不完全な形でしか再生できなかった。だが笛木は晴人という収穫を見つけ、魔法使いの魔力は強力なため、完全にコヨミを蘇らせるために魔法使いを人柱にして再びサバトを開くことを思いついた。
攻介、瞬平、凛子が笛木の家に行くとソラが現れ、笛木が再びサバトを開こうとしていることを伝える。攻介はソラになぜそんなことを教えるのかと聞くと、ソラはサバトが失敗すればいいと思っているだけだと言う。

笛木はコヨミに自身が親父であり、コヨミにコヨミの姿をした人形だと言い、その体に心を呼び戻すと言う。

笛木は白い魔法使いに変身、東京全体を魔法陣で覆い尽くし、サバトが再び始まる。晴人がいない今、サバトを止められるのは攻介だけだ。攻介は白い魔法使いの前に現れ、
「サバトを止めに来てやったぜ。コヨミちゃんも助ける。凛子ちゃんと約束したんだ。みんなを助けるって。今すぐ方法は思いつかねえが、コヨミちゃんも絶対に。」
攻介はそう言ってビーストに変身、白い魔法使いに立ち向かう。だがアーキタイプであるビーストは劣勢を強いられる。その時、キマイラが攻介に呼びかける。
「仁藤攻介。さすがのお前も今度こそ終わりのようだな。」
「別れの挨拶に来たのか。ちょうどいい。外はお前の大好きな魔力でいっぱいだ。お前を外に出してやるから腹一杯魔力を食ってこい。」
「そんなことお前には不可能だ。我を解放したらお前の体に何が起こるかわからんぞ。」
「解んねえ方が面白えじゃん。どうせ終わるんなら面白く終わりてえ。」

「古の力がお前を倒す!」
ビーストはキマイラを解放。キマイラは魔力を食い尽くす。サバトが止まった。キマイラは攻介にお前は今日から自由だと言って姿を消した。白い魔法使いはなおも攻介に刃を向けるが、攻介はまだ希望はあると言う。そこに晴人が現れる。
「オレが、最後の希望だ。」


今回はコヨミを完全に蘇らせるために笛木は再びサバトを開きますが、晴人はその人柱となってしまった今切り札は攻介=ビーストとなるわけで、今回は完全に攻介が主役といった感じでしたね。白い魔法使いはビーストをアーキタイプとして眼中にありませんでしたが、そのアーキタイプであるビーストにサバトを阻止され、完全に足元をすくわれた格好ですね。

そしていよいよ次回から晴人と笛木の決戦になりますが、この行方は目が離せませんね。