LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

弥助 yasuke の映画化って、大丈夫❓ワーナーブラザーズさん。

2024-04-23 20:35:00 | 映画
弥助 yasuke は、織田信長の側近だった人。その弥助を主人公に、映画を作ろうとしているハリウッド。

以前、チャドウィック・ボーズマン主演で映画化、という話を聞いた時、フ〜ンぐらいしか思わなかったのですが、Disney+の Shogun を視聴してからというもの、yasukeの映画化には大丈夫かぁ、と心配な気持ちしか起きない。
Shogunと同じような時代に生きたyasukeの映画だって、Shogunくらいのリアリティがないとお笑いになってしまうのではないでしょうか。もしも、アメリカあるあるでおかしな日本を表現してしまうと、バッシングだらけになってしまいそう。

第一、織田信長はだれが演じるの❓日本の有名な俳優さん❓
主人公のyasukeと対になるくらいの重要な役柄なんだから、それこそ、中国系、韓国系の俳優を使って英語を話す信長でお茶を濁すような配役だったら、とても視聴に値する映画になるとは思えません。それに、その信長は英語で話すの❓
渡辺謙さんにでもオファーしてるのかしら❓でも、真田さんと比較されるから、イヤダ、と言いそうです。

それに、yasukeって、織田信長の召使みたいで、屋敷こそ与えられてはいましたが、その他、何をしたの❓ってぐらい、殆ど歴史に残っていません。そんなyasukeを色々な戦で戦って功績を残したヒーロー、とでも描くのでしょうか❓刀の使い方は日本一とか❓相撲はやってたみたいですが、、。
本能寺の変に、映画の半分ぐらいの時間を割くのでしょうか❓とは言っても、yasukeさん、信長の命令で、信長の息子さんのところに本能寺の変のことを知らせに行ったと思うので、戦いにはそれほど加わっていないと思いますが、、、。

現在配信されているNetflix のアニメシリーズは、全て想像で、ホント、漫画です。笑っちゃう。

yasukeを演じる予定だったチャドウィックが大腸がんで亡くなった、という時点で、この映画の制作も終了した、と判断した方が良かったかもしれない、と思えるほど、yasukeの映画化には心配してしまう。

Shogunのおかげで、日本の戦国時代を舞台にしたおかしな映画やドラマは作れなくなった、と思います。日本が今までよりも、西洋から真剣に取り上げられている時代になったのだから。





yasukeの映画化を期待する、というよりは、一体どのようなストーリーとだれが出演するのか、野次馬感覚でその辺りに興味が湧きます。




ゴジラ-1.0 山崎貴監督 アメリカアカデミー賞 視覚効果賞を受賞。長野では号外も出ました。

2024-03-12 14:29:00 | 映画
この辺りでは最近、急性胃腸炎が大流行りなんだそうです。私もご多分もれず、ひどい状況になっていました。でも、家族で私だけ。まだまだ本調子ではないのですが。。。

皆様もお気をつけください。

さて、ゴジラ-1.0、昨日のアメリカアカデミー賞で、見事、視覚効果賞を獲得。長野県では、号外も出ました。





この映画、岡谷でもロケを行っていて、県内関係者もとても喜んでいるようです。

でも、アメリカの賞、っていうのがなんとなく素直に喜べないのですが、国や人種や映画会社に関係ない公平な映画の賞、というのはないんでしょうかね。

それにしても、世界に羽ばたいた、ゴジラ-1.0 おめでとうございます㊗️





オッペンハイマー 3月に劇場公開されることになりました。

2024-02-24 14:25:00 | 映画








オッペンハイマーという名前を聞いて、日本人はどう思うのだろうか。

一時期、原爆や太平洋戦争について非常に興味を持ち、開発の経緯や広島長崎への影響、アメリカ軍の計画などについて本を読み漁った記憶があります。学校の歴史の授業では教えてくれませんからね。

オッペンハイマーについては、以前に伝記本を読んだことがあります。その中では、母親との関係について多く書かれてあって、オッペンハイマーとはマザコンで性格の暗い人物のように書かれていました。原爆の父と言われていてもマザコンか、と思った事を覚えています。
母親の影響って大きいんだな、と思ったものです。
しかし、昔読んだだけで、正確ではないと思うので、読み直してみようかな、と思っているところ。






さて、そんなオッペンハイマーの人生を描いた映画が昨年アメリカで公開されました。空前の大ヒットになったとか。
そういう情報を聞いて、さて、私も見に行こうかな、と思って調べてみたら、なんと、日本での上映の予定がない❗️という事を聞いてびっくり‼️






どうして日本で公開されないのか。

原爆というのはデリケートな問題ですから。
でも、オッペンハイマーの映画が日本で公開されたからって、広島や長崎でデモでも起きるのだろうか。

第一、オッペンハイマー自身は生前に来日しています。その時だって、反対のデモが日本中で起きたでしょうか❓講演する大学を取り囲んで、罵声を浴びせたりしたでしょうか❓調べた限り、そういう事はなかったようです。ただ、記者会見で、原爆を投下した事を後悔しているか、と質問されたようですが、、。ただ、なぜ広島、長崎に行かなかったのかな❓アメリカから反対されていたのかもしれません。

原爆研究及び投下にあたって、日本が憎むべき相手はトルーマンだと思う。
オッペンハイマーは、科学者として、原爆開発に邁進していただけだと思う。あの頃はドイツも開発を手掛けていたので、ドイツには負けるな、ということで。

それに、戦後すでに70年以上も経っており、オッペンハイマーやらロスアラモスやらマンハッタン計画については多くの書籍や映像が世に出ているので、普通に公開してもいいのでは、と思います。
日本は唯一の被爆国ですが、映画といえども、当時の歴史を知っておいた方がいいと思います。オッペンハイマーの伝記本は普通に出版されていたので。

そして、その映画、オッペンハイマーが来月3月29日に公開されます。全国50館 IMAXでも上映されるようです。

オッペンハイマーがいなくても原爆は完成していたかもしれませんが、原爆をなぜ世界が作るようになったのか、そこに、どのような必要性があってオッペンハイマーが加わるようになっていったのかの片鱗をこの映画で見られると良いと思います。

アメリカをはじめ、イギリス、ドイツなどでも大ヒットしたこの映画。なぜ今、この映画が世界で大ヒットしたのかはわかりませんが、もし昨年の夏に日本でこの映画が上映され、さらにその後、ゴジラマイナスワンを見ていたら、原爆の影響の大きさをもっと強く感じられたかもしれません。

世界でヒットしたのは、クリストファー・ノーランだから❓





The Help と フライドチキン  日本人は本当の黒人差別を知っているのだろうか❓

2024-02-19 22:42:00 | 映画
フライドチキンを食べたくなった。
ケンタッキーフライドチキン ではなく、アメリカ南部で作られているフライドチキン。そういえば、映画でフライドチキンを作っている映画があったっけ、と思い出したのが、

  The Help

日本語では、心がつなぐストーリー となっている、エマ・ストーンが主演している映画です。






 


もう随分前に見た映画ですが、見始めたらフライドチキンよりも映画に見入ってしまいました。

以前に見た時は、この映画でも描かれている黒人差別については、ふ〜ん、大変だったんだな、とほとんど他人事ぐらいにしかぐらいにしか思わなかった、つまり、自分のことのようには思えなかったわけですが、 久しぶりに見た今回では、アメリカの一つの社会問題として見ることができました。

今までだって、黒人差別のことを描いた映画は何本も見たことがありますが、実際にそういうことがあった、というように思うことは少なかったと思う。お話の一部のことぐらいにしか感じられませんでした。

が、ここ最近はBLMとかさまざまな黒人に対するムーブメントがあったりで、私の中でも、黒人差別に対する認識が違ってきたと思います。

一体、日本人の中で、黒人差別というものの実際を良く知っている、というか理解している人はどれくらいいるのだろうか、と思う。だって、日本には黒人がいないし、黒人を奴隷として使っていた、ということもないのだから。

この映画は1964年ごろのミシシッピ州ジャクソンという町が舞台になっています。1964年といえば、ケネディ大統領が暗殺されたり、黒人差別がバリバリの頃だったのではないでしょうか。
ジャクソンでは、黒人は白人の家庭にお手伝いさんのようなヘルプとして雇われたり、子守で雇われたりしています。ご主人様のいうことは絶対。黒人と同じトイレは使いたくないという理由で、トイレも別のトイレにさせられてしまいます。そして、クビ、と突然言われても文句も言えません。
そんな生活で、ヘルプたちの心の中も荒んだものになっていきます。

1964年から今年でちょうど60年。
ジャクソンでの黒人たちの生活は今はどうなっているのでしょうか。まだ、ヘルプとして働いている黒人もいるのでしょうか❓

ハリウッドでも、スクリーンでは有名な黒人俳優さんたちも差別を受けている、という事実。
いまだに、町を歩けば、単に黒人というだけで職務質問をされたりする事実。それもまるで犯罪者のように。

そういう事は、本当に驚きです。黒人俳優さんたちも❓と思うのですが、それを考えたら、シドニー・ポワチエさんなんか、あの時代で俳優として活躍されていてどうだったんだろう、と不思議に思う。

日本にも差別というものはありますが、私の生活空間ではあまり馴染みがない話。昔は部落問題がこの辺りではあったようですが、最近は身近に聞いたことがないです。聞いたことがないだけで、まだまだあるのかもしれませんが。在日朝鮮人の方々も、この辺りではあまり見かけません。
ただ、田舎ですから、「よそ者」に対する差別はあると思います。町の外れに住まわされたりとか。でも、佐久地方では、まだまだ良いみたいです。以前、長野市近辺から佐久に来た人の話だと、あの辺りはよそ者への差別がひどいとか話されていました。それに比べて、佐久は全然違う、という事でした。

そんなだから、黒人差別と聞いても、イマイチ、ピンとこないことが多かったです。お話の中のお話という感じで。

今のアメリカはどうなっているのでしょうか❓その後、BLMというかそういうニュースが聞こえてこないのですが、、、。

黒人のオバマ大統領という人の存在でも、世間は変わらないんですかね。

結局、ミニー(この映画の黒人ヘルプの1人)のフライドチキンのレシピは見つかりませんでした。確かに、昔はよくそのレシピを参考にしてフライドチキンを料理したのですけど。どこに行ったでしょうか❓
映画の中で、コーンスターチを使うとかミニーが説明していたと思いますが、、。



ゴジラ-1.0 劇場で見てきました❗️とても面白かったのですが、でも、どうしてこの映画が日本以外でも高評価なのかがわかりません。

2023-12-17 11:24:00 | 映画
ゴジラ、見てきました。久しぶりに劇場で。

ゴジラ映画というと、必ず聞こえてくる伊福部昭さんのゴジラテーマ曲。これが大好きな私は、この曲を聴くととっても興奮しますね。ゴジラだぁ❗️って。その曲を聴くことができるだけで、満足してしまうゴジラ映画。
何年経っても色褪せない名曲です。


伊福部昭 - ゴジラ (1954)


そこに、今回は終戦直後という設定でもあるので、ストーリーも良かったです。民間だけでゴジラと戦おう、なんて、まさに戦後の日本そのものではないの❓戦争の生き残りの優れた科学者やら飛行機作りやら技術者やらが、各々単独で頑張っていたはずが、みんな日本の復興を目指して頑張って、たった数十年で世界を凌駕するまでに至った日本という国。ゴジラとの戦いそのものが、戦後日本の復興と重ね合わせているのではないのか、なんて思ってしまいました。

でも、こういう内容の映画がどうして海外で高評価なのか、海外での評判を聞くと、ストーリーが良かったと言っている人も多いんですが、単に、日本にもこういう時代があったのか、というような驚きもあるのでしょうか❓終戦直後には、日本はこんなに貧しかったのか、と。

それに、海外では、アメリカだったら英語の字幕スーパーでしょ。それでて興行成績がトップとかって、ちょっと信じられないですね。

今回は、アメリカはストの影響で作品もなくその影響もあるとか言っている人もいますが、観客や批評家の評価を見ると、映画そのものを絶賛しているようなので、ストだけの影響とも思えないです。

みんなが一丸となって敵と戦う、という日本では当たり前のようなことに、海外の人は感動したのでしょうか。

今回のゴジラマイナスワン、海外の評価が高く、ホントに驚きです。

でも、ある解説によると、登場人物のバックグラウンドが良く描かれているのも海外で受けいられている一つの要因、だそうです。シン・ゴジラは登場人物が多すぎてストーリー性があまりなく、印象も少ない感じでした。確かに、次から次へと新しい登場人物が現れて、その割には人物の描写がほとんどありませんでした。それが海外に受けなかったことの一つの要因だそうです。
今回のマイナスワンでは、山崎監督、海外でも受けるようにと慎重に計算して脚本作りをしたようです。


また、視覚効果賞などに候補になっているこの映画ですが、確かに海上での戦いのシーンは、どこがVFXなのか全然わからず、とても普通でした。ゴジラもデジタルだそうですが、画面での違和感も全くなかったです。緊迫感もとってもありました。
でも、ゴジラ、もうちょっと可愛くても、と思ったのですが、、、。ちょっとコワイ。

ツッコミどころもたくさんありますが、もう一回見たくなる怪獣映画です。

この映画、続編ありますよね。ゴジラの細胞、再生されていましたが。それに、典子のアザみたいなのは何❓

Godzilla Fight Scene | GODZILLA MINUS ONE (2023) Movie CLIP 4K


それに、ゴジラのG 、 北斎の浮世絵みたいで、これぞ日本のゴジラみたいで好きですね。

 




似ていないでしょうか。

ゴジラ-1.0. どうでしょう。

2023-12-07 21:42:00 | 映画




とは言っても、映画館に行っていない私です。








でも、いろいろ聞こえてくる評判を聞くと、見てみたいと思う。
が、今更ながら、ゴジラって、海外でも人気があるの❓ということにびっくり‼️ アニメじゃないけど、怪獣映画も海外で人気あるなんて、知らなかった。
アメリカ公開に合わせて、主演の神木くんと山崎監督も行ったらしい。





東宝も、今まではアメリカなどでの映画の配給は、現地の会社を利用していたみたいですが、昨年から自前で配給会社を作ったらしい。

ちょっと前までは、日本国内向けだけのコンテンツだけで満足している日本の映画とテレビ界、なんて揶揄されていましたが、ものすごく変わってきましたね。
アニメに負けず、日本人だけが出演しているドラマや映画もどんどんと海外に発信していって、別の角度からの日本の良さを伝えて行って欲しいですね。

日本人、日本語、日本の製作陣でいいじゃん、と思うのですが、、。それに、長野県もあるしね、なんちゃって、、。
アニメだけじゃない、ハリウッドだけじゃない、中国資本なんか必要ない、というところを見せつけて欲しいですね。

それに、最近Z世代と言われている人たちの中にもいろんな才能がある人もいて、安心しました。

ゴジラ、ガンバレ。





遠すぎた橋  今の時代に、ドイツと連合軍が戦ったらどういう戦いになるのだろう。ものすごい数のパラシュートはいらない❓

2023-10-26 22:36:00 | 映画
ハリウッドが物凄い金額と物量で作った映画、といわれている

遠すぎた橋   A Bridge Too Far

をところどころ見ているところ。
既に何回も見た映画ですが、また見てみようと思って。

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線のことなんて殆ど知らなかった私ですが、こういう映画で、ヨーロッパの戦いも大変だったんだな、と勉強した記憶があります。
映画で知る世界史、ですね。

この映画の中で一番印象になった場面は、無数のパラシュートが空から降りてくる場面。
多くのパラシュートが空に浮かんでいるのは綺麗ですが、この後すぐに戦闘なんですね、と複雑な気持ち。






そこでふと思ったことが、

 今の時代に、ドイツと連合軍が戦ったら、こんな大規模なパラシュート軍団は必要なんだろうか❓

ということ。

というのも、今の時代はドローンを駆使することが多く、生身の人間が数多く戦闘に必要なのだろうか、と思ったのです。ロシアとウクライナでも多くのドローンが使われていますね。

ですから、ドローンだけで攻撃すればいいんじゃないの❓とも思ってしまった。
なので、落下傘部隊いわゆる空挺師団なんてものは必要ないんじゃないの❓なんてことも思ったのですが、実際はそうではない様です。

日本にも空挺師団はある様ですが、最強はアメリカということ。

が、人的損害を最小に抑えるためにも、無人で攻撃するように考えたら方ががいいんじゃないの❓と、無知な私は思うのです。

地上戦だって、大昔の様に塹壕掘って、ということを今でも行なっているのでしょうか❓あの、D-Dayの様な戦いは、現代ではあり得るのでしょうか❓

映画の内容よりも、これからの戦争の方法、なんてことに考えが及んでしまった私でした。

ジョン・ウィック という映画はゲーム、ですか❓

2023-09-22 19:36:00 | 映画
本日、この映画が封切りされたらしい。





ジョン・ウィックって、もう随分前の映画じゃない❓と思っていたら、一番最初は2014年。それから3年ごとくらいに新作を発表していたらしい。
で、今回で4作目。

日本大好きキアヌ様によると、できる限りこの映画を作り続けたい、ということらしいです。

私は1は見ました。
殆ど、殺しまくっている場面だけですが、それがおどろおどろしい感じではなく、まるで、ゲームのように物語が進行していっている錯覚に陥りました。
テレビゲームでも眺めているかのような、、。

ある意味、キルビル にも似たような感じ。
こんな、殺すだけのような展開だったら、次の映画も飽きちゃうんじゃないかな、とも思っていたので、2と3をネットで見てみました。

が、なんか、組織から追放されてカウントダウンが始まって、というところから、俄然、面白くなってきたのです。単なる、犬が殺されてからの復讐劇じゃあないんじゃない、という感じで。

それでまた、犬も使って、というのも面白かったです。

こういう展開で、じゃあ、4はどうなるの❓と、興味が湧いてきました。

興味がある方は劇場までどうぞ❗️私はちょっと待って、ネットかな❓


悪の世界のことは悪の世界だけで完結している、というのも面白い。こういう世界観、マトリックスにも似たような感じ。1番面白いと思ったところは、ホテルコンチネンタルの存在。今度、このホテルの始まりを描いたドラマが公開されるようです。アメリカでは9月からのようですが、日本ではいつになるのかな。




ラーゲリより愛を込めて と  収容所から来た遺書  & 二宮和也さん  と  寺尾聰さん & クロ と シロ

2023-07-16 20:33:00 | 映画

ラーゲリより愛を込めて





泣けます。戦争映画も久しぶりだから、昭和に戻ったような印象。
が、映画を見進めるにつれて心の中に湧いてきたのは、

このストーリー、どこかで見たことがある

ということ。
どこでみたんだっけ、と記憶を巡らせたら、また記憶だけではなく、ネットで調べたら、1993年にフジテレビでドラマとして放送されていました。
私には、このドラマを見た記憶があります。シベリアで抑留された日本人の話で、それだけではなく、遺書を他の皆さんが記憶して日本に戻ったというところで思い出しました。そのタイトルは


収容所(ラーゲリ)から来た遺書

です。

このドラマでは、山本さんたちは捕虜として抑留されているにも関わらずアムール句会なるものを結成して俳句を楽しんでいた、ということが描かれていてびっくりしたのを覚えています。というのも、収容所生活なのに、句会も開催できたのか、ということが驚きでした。映画ではそこは描かれていませんでしたね。

でも、主人公が誰だか覚えていませんでした。調べたら、なんと❗️寺尾聰さん❗️
だから今回の映画の最後に寺尾聰さんがオマケとして出演されていたのか。って、これを知っている人はどれくらいいるのでしょうか❓





そこで、このドラマを再度見ることは可能なのか、とYouTubeとかで調べたところ

ありました。

画質は非常に悪いのですが、音はハッキリです。


https://youtube.com/watch?v=R7gWlZfOgw4


それで、犬はこのドラマでは シロ なんですね。ジャックラッセルのような犬でした。クロの話は本当だったようですが、本当の犬は黒かったのか白かったのか、、、。

そこでドラマと映画、どちらかといえばドラマの方がいいかな、という感想。
山本さんの収容所での文化的な活動も描かれているし、どうしてこうなって遺書を覚えて帰国しなければいけなかったのかが、映画より丁寧に描かれているように思います。
映画版は、演出が過剰な感じ。上司が部下を罵倒するところとか、、。ただ叫んでいるだけとか、、。
ドラマ版では、石橋蓮司さんがソ連の将校と話している場面のセリフと石橋さんの演技が非常に良かったです。それに、どうしても、二宮さんより寺尾聰さんの方が、味があるというか、、、。石橋さんと寺尾さんそれにガッツ石松さんという組み合わせも良かったです。
でも、山本さんが亡くなる場面を演じた二宮さんもさすが、と思いました。寺尾さんもとても良かった。

また、ドラマ版ではラストに兵隊さんが3人現れますが、一人ずつ画面から消えていき、あ、いなくなってしまったんだな、ということが胸にずっしり響く感じがしました。良い演出。

映画版では北川景子さんが奥さん役で出演されているせいか、どうも、そっちの方に焦点が多く当たってしまっているような感じでした。泣かせるところが多い印象。

それにしても、約30年前のドラマですが、あの頃の民放はこういうドラマを作っていた、ってことにあらためて驚き、です。





赤い闇--スターリンの冷たい大地で   ホロドモールという悲劇

2023-07-03 16:22:00 | 映画
ロシアがなぜウクライナに侵攻しているのか、なぜウクライナは徹底抗戦に出ているのか、実はよくわかっていなかったのですが、過去にあった両国の因縁を考えると、ウクライナの戦争もわかるような気がします。

この戦争が始まる前は、両国の関係なんてさっぱりわからなかったというか知らなかった私。この2国、昔は一緒だったけど、ソ連崩壊で別々になったんでしょ、ぐらいの知識しかありませんでした。それに、ウクライナには金髪美人が多い、とか。

が、実はキエフ公国からの繋がりがあって、さらには20世紀になってこんな恐ろしいというか非人道的なことがスターリンによって行われていた、ということを初めて知って、ウクライナの徹底抗戦も理解できるようになりました。

その、スターリンによるウクライナに対するとんでもない政策のことが描かれているのがこの映画です。














ウクライナとは、ロシアにとっては西側に対する最前線。加えて肥沃な土地を持っており、そこから上がる利益は莫大なものだったのでしょう。スターリンはその利益に目をつけ、利益を全て国のものにしようとします。ですから、利益の殆どを国が吸い上げ、ちょっとしか農民に与えない、そのため、本来なら飢えるような土地ではないのに、食料が自分の手元に残らないから、ほぼ全員が飢餓状態。また、食料を求めて自分の土地を離れることも許されなかったということです。

その結果、600万人もの人が亡くなったということです。

こんな状態を

ホロドモール

と言うのだそうです。

その、ホロドモールの様子を描いたのが、この映画です。

原題は

Mr.Jones

と言うらしいですが、これだけでは日本人にはなんのことかわからないので、今のタイトルにしたようです。
Mr.Jones はフリーランスのイギリスの記者で、この方がホロドモールの実態を探っていく、と言うのがこの映画の大まかなあらすじ。
結局、捕まってしまうのですが、スパイとして、がどうにか釈放されてイギリスに戻って来れるんですが、その後満州に取材に行った時に、ソ連のスパイに殺されてしまうのだそう、、、。

なんと言うか、、、、。おそロシア、、。

当時、このホロドモールはお偉いさんたちの間では公然の秘密だったようですが、公にすることはありませんでした。スターリンには逆らえない。イギリスだって、戦争の相手にされたくなかったでしょう。

過去に何度もソ連から独立しようとして、その度に失敗したウクライナ。
が、ロシアにとっては西側への最前線で穀物地帯とあっては、ロシアだって手放したくないのはわかるような気がしますが、過去にこんなことをされているウクライナ人からしてみれば、2度とごめんだ、と強く思っていることでしょう。

それにしても、あのホロドモールを乗り越えてやってこれた、と言うのもすごいとだと思ってしまいます。

この映画が日本で公開されたのが2020年です。今の戦争が始まる前ですね。Huluでも配信されているのは知っていましたが、当時はなんの映画なのかよくわからず、パスしていました。
今だからこそ見れる映画。
一見の価値はあると思います。

お勉強のために。

【閲覧注意】生きるために家族を食べる…ウクライナで起きた最悪の大飢饉【ホロドモール】


緊急取調室THE FINAL やっぱり公開延期に。取り直し❓

2023-06-04 23:12:00 | 映画
やっぱり、こんな事になってしまいました。
市川猿之助さん、まだ取り調べ受けているし。
その、取り調べを受けている人が、映画の中でも取り調べを受けているんだから、映画を見てても、現実世界のことが頭に浮かんできてしまうでしょう。
それに、今後の展開では猿之助さん逮捕、なんて事にもなり得るかも知れないので、やむを得ない判断かも知れないです。

取り調べのシーンがなければ、大丈夫だったのかもしれませんが、それでも、、、。

この映画、天海祐希さんだけではなく、他にも有名どころがたくさん出演されているので、公開延期の影響はものすごく大きいのではないでしょうか。

なんでこんな事になっちゃったのかなあ。

ホントに良くわからない事件です。
市川猿之助さんのご両親は亡くなって、なぜ、本人は生きてるの❓死んでしまえばあとは知らない、と思っていたのかも知れませんが。舞台出演中にも関わらず、また、映画の公開直前にも関わらず、どうしてこんなことができたのか、、、。周囲の人たちのことは考えなかったのか❓

こんなこと言っちゃ悪いけど、いっそのこと3人一緒に亡くなっていたら、と思う時もあります。本当のことはわからなくなるから。
でも、猿之助さんだけ生き残って、って、あの時間にマネジャーが来る、とわかっていて自殺の真似事みたいなことをしたのか、とも勘繰ってしまいます。それとも、マネジャーに何か頼んだ❓
というのも、すぐに退院して取り調べを受けているのだから、症状が軽い、ってことでしょ。本当に死ぬ気はなかったのでは、とも思えてしまいます。

今はおそらく警察病院にいると思いますが、報道によると睡眠薬飲んで首を吊ったらしいですが、首を吊るところまで行っていないのではないでしょうか。

だったら、どうしてこのような事になってしまったのか、理解不能です。
生き残ったら、多くの困難が待ち受ける、ということは明らかだったのに。

さて、緊急取調室THE FINAL、公開延期といえども、いつになったら封切られるのか全くわからず、撮り直しと言っても、それでは全く違ったものになってしまいそうだし、いっそのこと、ストーリーも全部変えて撮り直ししてもらいたいです。

が、それもいろんな意味でたいへんです。お金も人も、、、。

ご両親も可哀想。歌舞伎で頑張って来たのに、お葬式もないとは。ご両親は息子さんが舞台中なのに、本当に死にたいと言ったのでしょうか❓

市川猿之助さんを公のところというかテレビとか映画とか歌舞伎の舞台で拝見するのはもう、2度とないでしょうね。

今回のような事は、芸能界でも前代未聞だと思います。
人気ある人は、もっと責任持った行動をしてほしいです。




自殺幇助というよりも、殺人、ではないですか❓でも、証拠がないか。
それに、お父さんがどの程度の介護が必要だったのかもわからないので、物事を自分で判断できたのか、薬もきちんと飲めることができたのかも、良くわからないので、本当に自殺幇助なのでしょうか❓

死人に口無し。ご両親を巻き込んでからの今回の事件。
ご両親のご冥福を強くお祈りします。

市川猿之助さんには本当のことを話してもらいたいですね。それに、周りへの謝罪も。





レジェンド & バタフライ  信長の最後  と  究極のラブストーリー

2023-05-13 16:12:00 | 映画
l織田信長が本能寺で襲撃された後、死体が見つからなかったという事で、様々な憶測が流れていました。

何処かから逃げて、実は生きていたとか、本能寺には多くの爆弾が地下に隠されていたので、それらが大量に爆発して死体も木っ端微塵になったとか色々。
でも真相は、焼死体になってしまったので、誰が誰だかわからなかった、ということが本当らしい。要するに黒焦げ状態で、それが何体もあったから誰が誰だかわからない、というごく真っ当な事だったようです。

現在のように、緻密に現場検証するわけでもなく、DNAやら歯型の照合なんてこともできないししなかったと思うので、だから、死体が見つからなかったということらしいです。










今回、レジェンド&バタフライ がアマゾンプライムでネット配信されるということが盛んに宣伝されていたので、早速見てみました。
3時間以上もの尺が長い映画。でも、2回ぐらいに分けて見たかな?

ネタバレになりますが、本能寺の変の最中、実は信長は隠し通路から逃げ出して濃姫の元に馬に乗って駆けつけ、そのまま2人で異国の船に乗って異国まで行ったなんて話しが挿入されていました。
だったら、死体がないのも納得いくかも、って思ったのですが、これは信長が死ぬ間際に見た夢のようなお話の設定でしたも、本当にこんなお話だったら、夢みたい、と思わせるような内容です。

が、最後は火の手が回った奥の部屋で自害して果てた、というストーリーでした。






今回のレジェンド&バタフライ、見るのはホント、飽きなかったです。
前半は、あの信長は若さだけでただ騒いでいるだけで、実は何も自分で決められなかった人物で、全てが濃姫の考えていたように動いていた人物のように、コミカルに描かれていました。
それが後半ではいつのまにか非常な独裁当主のようになってしまい、その間には何があったのか、詳しくは描かれていないように思えました。

京都に行ったから、でしょうか。それで、全国に敵を作ったから、ですかね。

もう一回暇な時に見てみようかと思っています。









信長が非常になるにつれて、変化していく信長と濃姫の関係。信長が濃姫の言うことには聞く耳ももたなくなり、ますます残虐化していきます。
そして、お互いがお互いのことを強く想っているにもかかわらず、歯車が合わない二人。相手は自分のことなんか何も思ってはいないと思い込んでしまう二人。
それで、信長のことを強く思っているにもかかわらず、離縁してしまう二人。この時の信長の姿、見ていられないですね。今までには描かれたことがなかった信長の姿です。

そしてその後は、濃姫は床にふせってしまうのです。切ない。
その時にようやく信長が

「わしの側におってくれ」

と言うことができたのです。

離れてみて、病気になってようやくお互いの存在の重要性に気づいた二人。が、濃姫の毒舌は止まりません。が、それでも満足な信長。そして献身的に濃姫の世話をする信長。


今回の映画では、信長は子供を沢山残しましたが、一番愛していたのは子供が出来なかった濃姫、という設定になっています。
ロマンチック❗️と言っても良い設定。ま、濃姫の詳しいことは残っていないので、今回のような設定でもいいんじゃない?と思ってしまった。

でも、濃姫の立ち居振る舞いやセリフなどを考えると、綾瀬はるかさんでないと、表現できなかった濃姫、だと思います。脚本家の吉沢さんも、綾瀬はるかさんと木村拓哉さんを頭に入れて、脚本を書いたのでしょうか。

今回の信長と濃姫の関係性が、愛だの恋だの、好き嫌いなんて言葉や表現は殆ど出てこないのですが、究極のラブストーリーのような感じで、楽しめました。

最後に木村信長が、

「ずっと、、、ずっと好いておった」

と言ってから自害するシーン。

女心をくすぐるセリフですね。私も言われて見たかった、なんて、、、。そして、本能寺の信長と同時刻に濃姫も亡くなってしまう、という設定、今までにない、信長の最後でした。究極のラブストーリー‼️です。

戦国のラブストーリーを見たい人は是非、と言いたいです。

それに、織田信長、徳川家康、明智光秀の関係性も面白かったですね。

愛のため、第六魔王ではなくなった織田信長に用はないので、みんなで共謀して暗殺を企てているようにも取れるので、よくできた内容です。

ネット配信で見るよりは、映画館の大きな画面で見たほうが良いかもしれません。




日本だけ違う、って何が違うかというと、アバターの順位

2023-02-06 23:30:00 | 映画
アバター という映画を見たことがありますか❓

実は私はこの映画に全然興味が持てない。あの青い容姿が気持ち悪いというか、なんというか。
そのアバター2が12月に封切られたようです。その、封切初日の順位が、世界各国では輝く1位なのに、なぜか日本だけ3位に沈んでいて、衝撃が走ったようです。
その後も1位を取ることなく、沈んでいる状態。今では7位ぐらいをうろちょろしている状況。




私にとっては全然興味がない、アバターという映画が、世界各国で1位というのに驚く。

日本ではなぜトップが取れなかったのかというといろいろありますが、まず

映画の料金が高い。普通の映画館ではでは1800円❓それが3dとかそのほか特殊な映画館では諸々合わせて3800円ぐらいになるそうです。
1本の映画で3800円❗️
だったら私はネット配信を待つかな❓見ないけど。

それ以外に一番は、日本のコンテンツの方が、人気が高かった、ということみたいです。

アバター封切時にトップを走っていたのはスラムダンク。それに雀の戸締まり。この2本が強かったようです。

このような結果を見ると、最近の日本の映画というよりはアニメがとっても強いですね。

ということで、日本は特殊、なんて言われているようですが、アバターとこの2本のアニメだったら、私はアニメの方を見に行くかな❓
アバターよりはほんわかできそう。
他の国の人はそういうことも選べなかったから必然的にアバターが1位になったのかもしれません。

では、ストーリーはどうなのかというと、正義のための大量殺人と反捕鯨、のようです。面白いという人と全然薄っぺらいという人とそれぞれのようですね。

今度、アバタースラムダンク、どっちが稼いだか、どっちの感想の方が良かったか、比べてみると良いでしょう。



岡田さんの批評、面白いです。


長野県民にとっては近くて遠い岐阜市に キムタク信長公降臨❗️

2022-11-06 19:43:00 | 映画
岐阜県

と聞くと、まず思い浮かぶのが

岐阜県って、どこ❓

というのも、長野県の東側に住む者にとっては、新幹線で行けるわけでもなく、車でもどうやって行ったら良いのかわからない岐阜県は、隣の県といえども、別世界のような気がしてしまいます。アルプスを越えていかなければいけないの❓なんて思ってしまう。

その、私にとってはどこにあるのか良くわからない、岐阜県の岐阜市で、今日は大規模イベントが行われたようです。










すごい人。
岐阜市の人口より多かった、とか、、。

何事もなくて良かったですね。
今回の企画、映画の宣伝でもあるようです。

レジェンド &    バタフライ

って、題名からしてカッコいいんですが。映画自体はどうなのかな❓
来年1月27日、封切りだそうです。製作費20億円ですって。








トップガン マーヴェリック  は海軍のお話でした。

2022-10-02 16:43:00 | 映画
映画『トップガン マーヴェリック』ファイナル予告

話題の映画、見てみました。
と言っても映画館ではなく、ネット配信で。9月末からようやくレンタル開始となりました。
私はu-nextで。ここは月々の会費制ですが、毎月毎月ポイントが付きます。そのポイントで新作映画も見れちゃう制度になっています。他のところはレンタルでも700円ぐらいする様です。

ということで、

トップガン マーヴェリック

の感想ですが、どちらかと言えば、前作の方が面白かったかな❓
というのも、テンポがまどろっこしくて、最初は眠くなるぐらい。冒頭にはあまり飛行シーンもないし、驚く様なストーリーもないので。それに、トム・クルーズって年取ったね、という感想しかなく、。
また、ジェニファーって前作にいたっけ、とそっちの方が気になって。 






でも、その後の飛行シーンはそれなりに面白かったです。

が、今回初めて知った事があります。それは、

マーヴェリックは海軍だった

ということ。前作を見た時は、そんなことは考えないほど海軍だろうが空軍だろうが気にしなかったのですが、今回は映画を見ていて初めて知った感じ。
そこで、海軍と空軍の違いとはなんだろうと興味を持ち、調べてみました。

簡単に言えばこういう事。ここの記事にも詳しく書かれています。




空母をもっていて、そこから飛行機が飛び立つ事ができるのが海軍、飛行場から飛行機が飛び立つ事ができるのが空軍、というらしいです。

今回のマーヴェリックでは、空軍、海軍、ゴッちゃまぜになってしまった人も多い様です。



海軍なのになぜ飛行機❓なんて思っちゃうのですが、空母から発艦、という事を考えると海軍ですねえ。
そこで、日本には空母なんてあるのだろうか、と思うのですが、まだ実現に至っていないのでしょうか❓

マーヴェリックの映画をきっかけに、日本、アメリカの軍事について勉強しているところです。