ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

建設中(4)

2006-07-31 00:06:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
Nゲージ ショーティ (Bトレイン対応) レイアウト制作記。

レイアウトの大きな魅力と言えば、河原や海岸ではないでしょうか。 なかなか根気のいる作業になりますが、試行錯誤の試作品を紹介します。 紙粘土で仕切りを作り、材料を変えて河原を表現してみました。

水の素材として使用したのは次のとおりです。
 ① 水の素
 ② グロス ポリマー メディウム
 ③ ニス 又は クリヤー ラッカー
 ④ リアリスティック ウォーター
 ⑤ 木工ボンド

①の 「水の素」 は以前、模型店で見つけたもので、黄緑色した固形物。 ローソクのロウなので、ナベで溶かして流し込みます。 粘度が高いので、石などのすき間には入りません。 すぐに固まってしまい、注ぎ足すと境目がはっきり出ます。
 透明感が無いので、表面をニスなどで塗る必要があります。 川の中の石は表現できません。
②の 「メディウム」 は、だいおらま社のジオラマ キット セットに含まれているものです。 透明なので、あらかじめ川底を水彩絵の具で塗っておきます。 アクリル塗料を混ぜて色を付けることも出来るようです。
③の 「ニス、クリヤーラッカー」 は、メディウムと同じ使い方ができますが、厚塗りすると気泡が出来るので、何日かかけて少しずつ流していきます。
④の 「リアリスティック ウォーター」 は、ウッドランド シーニックス社製で、ホビーセンターKATOで見つけました。 ②、③よりも粘度があり、石などのすき間に入れるには、楊子などで導きます。 乾燥すると透明になります。 厚塗りすると気泡が出来ます。 ②、③、④とも乾燥すると縮むので、何度か注ぐ事になります。
⑤の 「木工ボンド」 は、乾燥すると白く濁るので、あまり勧められません。

川岸の表現は、Nゲージ用のグレーのバラストや、庭の小石を紙粘土にめり込ませるようにします。 水の素材をいくら流しても、深さはせいぜい2~3mmなので、川底に塗った絵の具で水深を表現します。 また、水の素材が生乾きの時に緑色の絵の具を垂らし、楊子で撹拌するといい味が出ます。
いずれにしても、入手できる素材で一度テストをしてから本番に臨んだ方が良いと思います。。。
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建設中(3)

2006-07-30 00:58:49 | 鉄道模型 ジオラマ制作
Nゲージショーティ(Bトレイン対応)レイアウト制作記事。

レイアウト作りで欠かせないのが樹木と地形作り。 樹木やそのキットは数多く市販されています。 プラ製の枝に、スポンジやライケン(コケ)、パウダー等をふり掛けて作ります。
スポンジなどを接着してしまえば、その枝ぶりなどは大ざっぱでいいのですが、たとえば冬枯れた風景にしようとすると、細かな枝にしたい場合があります。
写真は、DIY店で購入した電線をほぐし、コード3本分(約80本)の線を束ねています。 高さは7~8cmほど。 手でねじって枝の形を整え、余分なところはニッパで切り落とします。 下の幹の部分は紙テープで樹皮を表現します。
こげ茶色に塗って枝は完成。 このまま枯れ木として使うこともできます。 あとは市販のスポンジを付けて樹木の完成です。

写真の右の木は、上から白いスプレーをかけてみたものです。 雪が少し降ったような状態になりました。 上から見ると白く、下から見ると茶色です。 雪を表現するなら、白いパウダーとスプレーで出来そうです。
落葉樹の制作はこのように面倒ですが、針葉樹なら市販の完成品で充分使えると思います。。。
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建設中(2)

2006-07-29 03:00:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
Nゲージショーティ(Bトレイン対応)レイアウト制作中!
トンネルの内壁を試作しました。 アリの巣の標本のように、トンネル内を走る列車の姿を見てみたい。
ヘッドライトがトンネルの内壁を照らしながら近づいてくる。 やがてトンネルポータルから列車が顔をのぞかせる。 そんなシーンをレイアウトで再現してみたい。
たとえば、小型カメラを載んだ車輌がトンネルに入ったら・・・。 一般のレイアウトだったら、山の形をした骨組みや発泡スチロールが映し出されてしまいます。 出来れば、リアルな映像にしておきたいところです。
そんな想いから、トンネルの内壁を試作してみました。 右のトンネルポータルの断面で型取りしたボール紙を2~3cmおきに並べます。 テープでつなぎ、中子(なかご)を作ります。 右側の短い直線部分には、保線作業員の退避スペースを設けました。



次に、薄いボンド水溶液で濡らしたティッシュペーパー又は、トイレットペーパーを重ねていきます。 壁に面した部分に覗き穴を作り、走行する列車を眺められる様にします。 これは、列車が脱線した時の復旧用の点検窓になります。
充分に乾燥させてから中子を抜き、コンクリート色に着色するか、レンガを一枚一枚貼り付けます。 今回は水彩絵の具でグレーに塗る予定です。。。
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オニ23-1

2006-07-28 00:46:04 | 鉄道模型 車両改造など
Bトレイン パート13のシークレットアイテム「オニ23-1」を、ご希望の方にお売り致します。
オリエント特急の来日の際、連結車として使われた車輌です。
商品代や梱包料、運賃のほか、運送屋さんへ持ち込む手間などもありますので、合計3000円でお売りします。 郵便局の現金書留にて代金を送っていただき、入金を確認後、発送いたします。
この画面左下の「プロフィール」の「自己紹介」に表示したアドレスまでeメールを送って下さい。 商品名、氏名、住所、連絡先等、必要事項をお知らせください。 追ってこちらの連絡先を通知いたします。
お知らせいただいた個人情報の取り扱いには十分注意いたします。 また、今回の売買以外での個人情報の使用は絶対におこないません!
なお、ブログのコメントには決して個人情報を書き込まないでください。 よろしくお願いします。




また、パート13の20系客車 「カニ21、ナハネフ23、ナロネ21、ナハネ20、ナハネフ22」 5輌セットを、商品代、運賃等含む、合計3000円でお売り致します。手続きは同上です。

なんか商売くさくなっちゃって、すいません。。。


≪ 後日記入。 オニ23-1 の売買は終了致しました ≫


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建設中(1)

2006-07-27 23:52:54 | 鉄道模型 ジオラマ制作
Nゲージショーティ(Bトレイン対応)レイアウト建設中です!
もともとはNゲージナローで制作を始めたものです。 職場に持ち込み、昼休みにパートの女の子を巻き込んでバラスト撒きなど進めていたのですが、勾配10%、最小曲線R100で作っていたので、坂がきつく、登れる車輌が限定されてしまいました。
テスト走行時、KATOのED75がかろやかに通過していたのはさすがです。 上り坂も下り坂も、速度がほとんど変わらないのには驚かされました。
その後、デジQトレイン用レイアウトとして計画を練り直し、TOMIXから小レイアウト用のレールが発売されたことから、再びNゲージショーティレイアウトとして制作を続けています。
スペースは450×800mm。 国鉄上越線タイプです。
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ここで問題です!

2006-07-25 00:00:10 | その他 もろもろ
ここで問題です!
この画像は、あるものを拡大したものです。
いったい、何を拡大したのでしょう?
日本むかし話にでも出てくるような、でもちょっと、薄気味悪いような・・・。
茶色っぽいのは年代ものだからでしょうか・・・。

ヒント : こんなのブログで紹介して、どうかと思いますね。

こたえ : 「ここをクリック
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羽越線の旅(4)

2006-07-24 00:21:01 | ローカル鉄道写真
北関東に住む鉄道ファンが東北や北陸の風景に憧れるのは、上野発の夜行列車が秋田や新潟、金沢方面へと走り、「想い」までが旅をしてしまうからなのでしょうか。

以前、この土地を舞台にした小説を書こうなどと妄想していた事がありました。
衝動的に夜行列車に飛び乗った主人公が、羽越線沿いの小さな温泉町で、新しい生活をやり直そうとかいう内容で、断片的に原稿用紙に書き始めたのですが、そのままになっています。
構想 10年。 制作 ン10年みたいな。。。

< 上の写真 : 村上-間島間 210mm F5.6 1/250sec >
< 下の写真 : 村上市 馬下 70mm F5.6 1/500sec FLフィルター使用 >
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羽越線の旅(3)

2006-07-23 01:50:55 | ローカル鉄道写真
羽越線の土砂崩れの影響で、寝台特急・日本海1~4号とトワイライトエクスプレスは7月末まで運休が決まっているようです。
旅客輸送は新幹線に乗り換えてもらうとか、バスによる代行輸送もできますが、貨物輸送となると、そうはいきません。 東北と関西を結ぶ物資の輸送のため、東北本線や東海道本線に、新たに臨時ダイヤを組まなければなりません。
日本海縦貫鉄道の重要性をあらためて知らされる思いです。
 

< 上の写真 : 村上-間島間 80mm F8-11 1/250sec ハーフグレーフィルター使用 >
< 下の写真 : 間島付近 190mm F4 1sec >
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羽越線の旅(2)

2006-07-22 01:24:21 | ローカル鉄道写真
羽越線鉄道写真と言ったら、寒川(かんがわ)海水浴場からのこのカット。 海沿いの鉄道といっても、海を入れての写真は案外撮りにくいもの。
いなほの実るころ、出掛けたくなるのが羽越線と只見線。 そして、廃止になってしまった新潟交通。 毎年、あたり前のように訪れていた時代があります。
 

< 上の写真:寒川海水浴場より 110mm F5.6 1/250sec PLフィルター使用 >
< 下の写真:越後寒川駅より 50mm F1.4 1/8sec >
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羽越線の旅

2006-07-21 00:23:28 | ローカル鉄道写真
集中豪雨による土砂崩れによって、羽越線の不通が続いているようです。
鉄道運行情報」によると、寝台特急トワイライトエクスプレス、日本海1~4号、あけぼの等が運休中のようです。
一体、この空のどこにあれほど大量の水があると云うのでしょうか。

羽越線は、鳥海山や笹川流れを結ぶ観光路線で、日本海に沈む夕日のとてもきれいな所です。

少し古い写真ですが、今回の不通区間に近い勝木(がつぎ)-府屋(ふや)間の普通列車です。
90mm F3.8 1/250sec

下の写真についてですか? ナイショですよ!!
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