ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

転車台の給電塔を作る

2017-05-29 21:03:15 | Nゲージ フロアレイアウト
 転車台の 給電塔 を作りました。
 KATO製にも TOMIX製にも、ターンテーブルには給電塔が付いています。 フライッシュマン製 には付いていませんので、うらやましかったです。
 作るしかないです。




 KATOの フレキシブルレール の端材を使って、フレームを作りました。 傾斜部の10mmの寸法は、ラジオペンチの幅から決めました。




 適当なサイズのプラ板を数枚貼り、それっぽく仕上げました。 てっぺんの突起は、楊枝の頭を切って乗せています。




 固定はせず、手すりにはさんで乗せているだけです。
 写真では朱色に見えますが、ターンテーブル下部と同じ あずき色です。




 転車台には ユニオンパシフィック鉄道DD40x がギリギリ乗るサイズでした。
   



 上路式トラス橋 を作ろうとしたのですが・・・、無理です! 私には出来ません。
 努力した証拠写真だけ載せておきます。




 KATOの 下路式トラス橋 を利用して、改造することにしました。
 分解し、寸詰めし、ひっくり返して レールを載せます。




 買い置きしてあったトラス橋が3つとも緑色だったので、あずき色に塗り直しました。
 半径500mmくらいで設置し、フレキシブルレールを乗せる予定です。。。


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群馬県 鹿岳(かなだけ)

2017-05-28 20:53:15 | 風景写真 ・ フォトテク
 群馬県 南牧村の 鹿岳 ( かなだけ ) の登山記録です。 撮影日 2016.5.22。 一年遅れの掲載になります。




 鹿岳の駐車スペースは、上段・下段で10台以上駐車できます。




 村道沿いの河原。 水面に新緑が映えます。




 駐車場から50mくらい先に登山口があります。 山頂までの標高差は500mほど。 休憩を含めて 一時間半の行程です。
 西上州 の どこの登山道も同じですが、しばらくは沢沿いの路を進んでいきます。




 道の途中に洞窟のようなものを発見。 今まで何度も歩いていたのに、今回始めて気付きました。
 近づいてみると、ただの凹凸 ( おうとつ ) でした。 光と影のでき方で、天然のトリックアートになっていました。




 登山路の大半は、スギやヒノキの植林地になっています。 登るにつれて傾斜がキツくなります。
 足元が悪いので、雨天や積雪期は 樹の幹や枝につかまって歩きます。




 水場を過ぎ、ここから先は水分の補給は出来なくなります。 間伐材が放置された様になっていました。




 薄暗い林の先に、藤の花がきれいに咲いていました。 しばらく訪れていない内に植生が変わったのか、鹿岳のあちこちに藤が咲いています。

 木々の間から村道が垣間見えました。 望遠レンズで写しているので遠近感が圧縮されて、何だかたいして登ってないみたいな写真になっちゃってます。




 短いクサリ場が見えるとホッとします。 ようやく、杉林の急登から解放されました。
 このクサリを登った所が、南峰本峰 に挟まれた 鞍部 ( あんぶ ) になります。




 今回登ってきたのが 高原 ( たかはら ) の集落です。 丸太のハシゴを登ると 南峰一ノ岳 )。 左に行くと、鞍部のヤセ尾根を抜けて 本峰二ノ岳 ) に続きます。




 南峰への路は、山ツツジの咲く ガレた岩場を進みます。 明るい路です。




 山頂は 「 摩利支天 」 が祀られています。
 さらに通り過ぎ、一段下がった所にも石の祠があります。 南に開けた断崖絶壁に位置し、眺めが良いです。




 南峰から本峰の眺め。
 鹿岳は 二こぶラクダの 双耳峰 です。 その特徴的な山容は、どこから見てもすぐに鹿岳と分かってしまう、西上州のランドマーク です。




 先に登っていた方が、山頂直下の岩場を歩いていました。 この辺りからの眺めも良いです。




 白い岩肌と見分けの付きにくい場所もありますが、藤の花が多く咲いていました。 疲れが癒える思いです。




 南東側を望みます。 緑色の山は 四ッ又山 です。 小沢岳や秩父の山々を見渡せます。
 芽吹いたばかりの低木が、紅葉のように鮮やかです。




 再び、鞍部の尾根に戻りました。 東へ、四ッ又山 ・ 大久保地区 への分岐があります。 「 これ、道なの? 」 と心配になります。 数年前に歩きました。 そこそこ楽しめます。
 四ッ又山の駐車スペースは少ないので、鹿岳と周回するのが良いです。 標高差で400mくらい下って、350mくらい登ります。




 北側を望みます。 ノコギリの歯のような 妙義山 が印象的です。




 山ツツジの花の盛りは過ぎていました。 新緑に朱い花は良く似合います。




 鹿岳 本峰 より、北西側を望みます。 右奥には 浅間山 が見えます。




 コントラストを強くして、浅間山方面を望遠レンズで眺めます。 少しモヤっているので目立ちませんが、写真の中央に 日本一の100万ボルトの超高圧線と鉄塔が写っています。
 新潟県の 刈羽原発 から山梨県の変電施設までを結んでいます。 震災以来、送電はされていません。
 一般的な高圧線鉄塔の建設費は、一基あたり100億円と言われています。 この超高圧線鉄塔を 国境の山岳部を縦貫していたら、その域ではありません。

 西上州の風景を二分する存在であり、風景写真を撮る者にとっては 邪魔すぎます。
 地上から100m以上高い位置に高圧線がありますが、その下で三脚を立てて写真を撮ろうとすると、三脚がずっと微振動を起こしていたのを覚えています。




 山頂から 高原地区の集落を望みます。 標高差は500m以上あるはずですが、写真に撮ると それほどの高低差は感じられません。
 ハシゴで二階の屋根に上るのは 足がすくんで無理ですが、急な岩場を歩くのは楽しいです。 目のピントが合わないからでしょうか?




 本峰 より 南峰 ( 写真 右 ) と 四ッ又山 を望みます。 つい20分前まで、あの山頂と、すぐ右下の垂直の岩場に立っていたわけです。




 初めて鹿岳に登ったのは30年ほど前になります。
 山歩き初心者の私は、下界の道路から見上げて 「 まさか あんな険しい岩山には 人は登れないだろう 」 と、一気に胸の鼓動が高鳴りました。 が、ガイドブックを信じて、覚悟を決めたのを覚えています。
 その頃はまだ、本峰直下のハシゴなどの整備はされておらず、南峰だけ登って帰る方も多かったです。 北斜面なので雨に濡れると乾きにくく、岩と樹の根や枝にしがみついて登っていました。
 それから十数回、季節を変え、天気を変えて訪れる事になりました。 私は、西上州と 鹿岳の魅力に ぐいぐい引き寄せられていったのでした。。。

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明延鉱山の一円電車

2017-05-20 00:35:00 | 拡散希望 告知記事
 岡本憲之氏の編さんによる 「 明延鉱山の一円電車 」 が発行されました。

 詳細は下記、岡本憲之氏のブログにて紹介しています。

 せんろ商会なブログ  「 明延鉱山の一円電車 」 発行のお知らせ

 毎日新聞 電子版


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アンカプラー 2ヶ所設置

2017-05-14 15:27:00 | Nゲージ フロアレイアウト
 KATOアンカプラーTOMIX の線路に移設します。




 マイクロトレインズ社マグネチックカプラー を開放するための アンカプラー線路 がKATOから販売されています。 そのマグネットを、TOMIXの線路に移植します。
 接着剤で付けられていますが、マイナスドライバーなどでこじってしまうと マグネットが割れてしまいます。 線路の両端を持って 何度かひねっていると、簡単に外れます。




 TOMIXの 140mmワイドPCレール には、自動運転用のセンサーを取り付けるためと思われる 長穴 が準備されています。 フタは簡単に外せます。

 この穴を使えば、蒸気機関区アッシュピット はもう少し簡単に作れたなぁ ・・・ と、後悔してます。




 枕木6個分の開口では足りないので、さらに4個分を広げます。
 裏からプラ板を当てて高さ調整し、マグネットを埋め込みました。




 プラットホームの先端に アンカプラー線路を配置しました。
 こちらのアンカプラーは、長距離列車の機関車交換に使用します。 直流区間から交流区間へ。 又は、電化区間から非電化区間へと、機関車がリレーしていきます。




 マイクロトレインズ社の機関車と貨車で 試運転です。 おおむね良好な結果を得られました。




 そして、もう1ヶ所。 こちらの写真は KATOの アンカプラー線路 ですが、片方のレールに 約1mmの絶縁部を設けました。
 プラットホームの中央に設置し、分割併合運転 の準備としました。

 今月末に発売予定の KATO 115系300番台 湘南色 が待ち遠しいです


 マグネチックカプラーの過去記事を 以下に紹介します。

    ○ マグネ・マティックカプラーの考察 1

    ○ マグネ・マティックカプラーの考察 2

    ○ マグネ・マティックカプラーの考察 3


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FALLER 鉄橋 組立て

2017-05-09 20:28:00 | Nゲージ フロアレイアウト
 ドイツ FALLER ( ファーラー ) の鉄橋を組立てました。 全長 60cm程です。
 日本では見られないタイプの橋です。 と言うか、このデザインは 日本人好みでは無いのだと思います。

 上のプレートが上下にたわんだ写真になっています。 鉄橋の重さでアーチの支持台が広がってしまうためで、ジオラマに設置すれば、水平になります。




 紙箱と中身です。 左右対称の構成なので、写真のパーツがもう一組あります。




 パッケージの裏に印刷された組立図です。 下の、アーチ支持ブロックの内寸法が間違っています。 実際には 40cmくらいでした。

 この組立図、日本のJIS規格の 三角法 で描かれています。 西洋の各国では 一角法 が主流のはずなので、「 ドイツの図面は三角法なのか? 」、疑問です。




 塗装しました。 なに色にしようか、模型店の塗料売り場で しばらく悩みました。 で、選んだのは ガンダムカラーライトブルー です。 プラレールの線路 みたいです。

 複線の鉄橋ですが、単線で使います。 トラス部分を切り詰めるのは困難なので、上のプレートだけ 18mm詰めました。 0.5mmのプラ板を当て板にして接着しました。




 ほんと、プラレールの線路 みたいです。
 海外のプラモデルは寸法が合わないとか、反りが出ているとかありますが、この組立てキットは寸法がピッタリです。 点検通路の突合せをわずかに削っただけです。 三次元の複雑な構造ですが、安心して組めました。

 欧州の鉄道模型メーカーは リーマンショック以降、廃業や吸収合併が相次いでいます。 今は問屋さんが在庫を持っていても、もう手に入らない製品も増えてきます。




 この製品の特長は 点検通路 にあります。 複雑なトラスの中を、知恵の輪のように 点検通路が伸びています。
 それを誇張するため、あえて違う色で塗っています。

 写真の矢印の鉄骨のすき間は、鉄骨の重さでアーチが広がっているだけで、ちゃんと設置すれば きれいに繋がります。




 入り組んだ鉄骨の中を、点検通路が複雑に伸びています。 素敵です

 4か所ある通路の先端は、いずれも地面に近い位置で途切れています。 余剰パーツを使って、地面につなげるのは ユーザーの仕事になります。




 線路の延伸作業はなかなか進みません。 TOMIXワイドレール を多用しています。 程よい幅で使いたいので、ニッパで刻んでいます。




 勾配があったり、橋があったり。 立体交差の処理も面倒です。 何もしたくなくなる時もあります。




 鉄橋の配置は こんな感じで考えています。。。


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妙義山 さくらの里

2017-05-06 07:25:00 | 風景写真 ・ フォトテク
 群馬県 妙義山さくらの里 を訪れました。  < 撮影日 2017,5,5 >

 一本杉駐車場 はこの時期、朝から満杯になります。 野外ステージのある 中央園地駐車場 から歩き始めました。
 写真の中腹にある新緑は ソメイヨシノ です。 そちらの見ごろは 4月20日頃です。




 現在 咲いている桜は、おもに フゲンゾウカンザン です。




 園内には適度な凹凸 ( おうとつ ) があり、眺めの良い尾根路と、幾本もの小路が結んでいます。
 山ツツジはつぼみも多く、まだまだ楽しめそうです。




 日本三大奇勝妙義山 は、体力に応じてさまざまなコースがあります。

  熟達、上級者向け ・・・ 山頂縦走路
  中級者向け ・・・・・・ 中間道
  初心者向け ・・・・・・ 石門めぐり
  ファミリー向け ・・・・ さくらの里





 一本杉 ( 写真中央 ) と 相馬岳 の威容。
 のどかな山里の風景との対比が 異国の様相。




 一本杉駐車場のすぐ下から見上げた 金鶏山 ( きんけいざん ) の 筆頭岩 ( ひっとういわ )。
 金鶏山は崩落の危険があるので 登山禁止になっています。
 中間道鉄階段付近 から見渡す 金鶏山までの荒涼とした景観こそ、妙義山の真骨頂だと思っています。 もちろん、中之岳 から 金洞山 にかけてや、相馬岳 の風景もダイナミックなのです。




 過去記事  妙義山 さくらの里 2014,5,31 に、遊歩道の案内図を掲載しています。。。


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NPO法人 足尾歴史館

2017-05-04 08:55:20 | 古河足尾歴史館 イベント
 栃木県 日光市 足尾町にある NPO法人 足尾歴史館 では、復元された ガソリンカー に乗車することが出来ます。
 今月の運転日は 3日 ( 水 ) ~ 6日 ( 土 ) です。
 入館料 350円で 何度でも乗車できます。




 新緑の中、風が心地よいです。




 ガソリンカーの乗降場にて。 レトロな街燈の前で記念撮影できます。




 一周約 270mのコースを 2周します。 3分ほどの乗車です。
 敷地には現在、立山砂防のディーゼル機関車軌道モータカーナベトロ などを見学できます。




 小さいガソリンカー のコースも準備されていました。 こちらは バッテリーカーでは無く、ガソリンエンジンで走ります。 遠心クラッチが付いているので、アクセルレバーだけで運転できます。




 並走シーン




 足尾歴史館は 屋内の展示物こそ充実しています。 ボランティアガイドさんが 足尾銅山や ここで生きた人たち の歴史を丁寧に解説してくれます。 




 2階の売店スペースの一角で、当方の ポストカード写真集 を販売してもらっています。
 国鉄 足尾線 の時代から わたらせ渓谷鉄道 までの鉄道写真です。 今ではもう写せなくなった写真たちです。
< 正直、採算割れです。 歴史館を盛り上げる目的で置いています >




 いつの間にか 複式信号機が建っています。 訪れるたび、何かが増えてます。




 裏から見たところ。 しっかり、転倒防止のワイヤロープも見えます。




 信号機を切り替える装置と小屋まで出来ていました。 壁に塗った防腐剤の匂いが新鮮です。 木枕木を使ったローカル線の匂いです。




 ワイヤを張る滑車もしっかり取り付けてあります。
 ここで活動している人たちは皆、ボランティアです。 手弁当です。 資材も自前です。 ( 私には真似できませんが ・・・ ) お金には代えられないもの。 自分にできること。 それをちゃんと 解っているのだと思います。




 古いアメリカ映画などで見かけることがあるかもです。 ガソリンスタンドです。
 こういうモノが チョコチョコ集まって来ます。 ここには 人とかモノとか、吸い寄せる力があるのかも知れません。。。


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