ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

山本五十六 生家 ( 復元 )

2013-09-28 19:47:30 | おじゃまします~ぅ
 新潟県 長岡市 坂之上 3丁目。 山本五十六記念公園 の中に 山本五十六 の生家があります。
 実物は 長岡空襲 で焼失していますので、この建物は復元です。




 公園の門からの眺めです。 池の奥に 五十六の胸像が見えます。




 2階の屋根が随分低いです。




 壁に掛けられた 学生時代の写真。 1884年 ( 明治17年 )、長岡藩士の高野貞吉の六男として生まれた 五十六。 その時の貞吉の年齢が56歳でした。
 のちに長岡藩 ・ 家老職の山本家の名を引き継ぎ、山本五十六 となりました。




 アメリカ留学中、日本とアメリカの物量の差に驚愕しています。 「 この国と戦争したら、日本は無くなる 」 と、強く感じていたそうです。 連合艦隊司令長官の職に就いていましたが、最後までアメリカとの戦争を拒み続けた知識人です。



 南側の廊下です。 床板は すき間だらけです。 雪国 ・ 長岡で、この状態で生活するのは大変そうです。




 2階に上がってみました。 小広い納戸があります。




 やはり 2階の天井は低いです。 梁と髪の毛が パンタグラフみたいに スリスリします。 




 五十六が住んでいた頃、この窓からどんな景色が見えていたのでしょう。 「 長岡に帰って、ゆっくり余生をおくりたい 」。 その願いは叶いませんでした。

 世界的な戦乱の世を 精一杯生きた人を、少しだけ偲んでみた旅です。




 長岡市 呉服町 1丁目。 山本五十六記念館 が、徒歩 5分ほどの所にあります。

   参考資料 : 山本五十六.net


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

只見線 ・ 会津川口駅

2013-09-22 23:40:12 | 美しき 只見線の風景
 只見線 ・ 会津川口駅の只見寄りにある 転車台です。 普段はモータカーがお昼寝しています。




 2年前の夏の災害で只見川が氾濫し、線路は冠水したそうです。 線路に積もった大量の泥は、JR職員やボランティアの協力で取り除かれたとのことです。




 只見 - 川口間は不通のままですが、11月には臨時列車の運転計画があります。

   11月2、3日 ・・・ SL只見紅葉号 ( 会津若松 - 会津川口 )
   11月9、10日 ・・・ 只見紅葉号 ( 長岡 - 小出 - 只見 )




 只見線沿線の 川の表情です。




 以前 「 水の鉄道 ・ 只見線 」 と表現したことがありました。 只見川にダムを建設するため生まれた只見線らしく、川の風景と調和した鉄路が魅力です。




 渓谷の 「 渓 」 と書いて 「 みず 」と読みます。 とうとうと流れる只見川に流れ落ちる幾すじもの渓流も、「 渓の鉄道 」 に彩りを添えてくれます。 いつまでも変わらないで欲しい風景です。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

只見線 ・ 会津大塩駅

2013-09-15 02:53:24 | 美しき 只見線の風景
 只見線 只見駅 - 会津川口駅間は、災害による不通で2年が過ぎます。 会津大塩駅 を訪ねてみると、駅が閉鎖されていました。 さみしい光景です。 




 そして、線路はこのとおりです ・・・。




 第7只見川橋梁 は 鉄橋が流された状態のままです。




 水害前の 第7橋梁の写真です。 上の写真と見比べると分かりますが、水量に差があります。
 只見川は水害によって護岸が崩壊してしまいました。 現在、各地で護岸工事が行われています。 それが完成しないと、ダムに貯水できないのです。 




 大塩駅と横田駅のあいだ。 只見線の撮影に出掛けたとき、よく喉を潤していた清水です。




 清水を飲み、せっかくなので神社の階段を上ってみました。 今回 初めてです。




 薄暗い中を行きます。




 熊野神社。




 境内の横に、池がありました。 熊野神社が水をつかさどる神様だったかどうかは分かりませんが、作物の実りを見守ってくれているのは確かな事で、その中での治水は重要な事で。
 只見川と只見線が 元の姿に戻ってくれますように。 なんとなく そんな気持ちになりました。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の 旧喰丸小学校

2013-09-08 22:28:43 | 会津 喰丸小学校
 映画「ハーメルン」のロケ地、福島県昭和村の 旧喰丸小学校 を訪ねてみました。




 雨が強くなったり 弱くなったり。 そんな日に、校舎北側の畑を草刈りされる方々の姿がありました。
 せっかくなので 小学校のお話しを伺いました。




 階段の屋根は傾いているため、補修が必要だそうです。 とりあえず ブルーシートがかけられています。




 もう ススキの穂が 人の背の高さまで伸びています。
 今私が立っているところは、かつて体育館とプールがあった所です。 数年前に解体され、さら地になっています。




 離れて見るとガラスがたくさん割れているように見えましたが、実際には ちょっとだけです。




 雪の重みかも知れません。 新館の屋根の傷みが痛々しいです。 その漏水のせいでしょうか、窓枠の腐食が進んでいます。




 地元の有志の手によって作られた花壇がキレイです。 もしかしたら、この小学校の卒業生が育てたのでしょうか・・・。




 今回、急きょ 喰丸小学校を訪れた理由は、大きな不安があったからです。
 映画の撮影のため中断されていた取り壊し計画ですが、ロケが終わり、映画の公開が始まったことで、作業が再開されてしまうのではないか・・・ という思いからです。
 今日、地元の方にお話しを伺うことが出来たのは 幸運でした。




 歳を追うごとに 傷みが加速しているとの事。 火災や事故、犯罪の恐れがあるため、村には取り壊しの要請が出ているようです。 けれど、村長さんは保存の考えでいるらしいです。
 映画公開の反応をみて、今後を検討するそうです。 そして、「 ここ1~2年の内に取り壊す様な事はないですよ 」 と、おっしゃっていました。




 草刈り隊は次の作業場所へと向かって行きました。 里山はもうすぐ 稲刈りが始まります。
 貴重なお話しを聞かせて頂きまして、ありがとうございました。。。

  < 旧 喰丸小学校に関する 当ブログの過去記事は次のとおりです >
     2013.4.13
     2012.9.7
     2011.12.19
     2011.11.19


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会津 ・ 喰丸小学校を舞台にした映画が公開されます

2013-09-01 23:27:00 | 会津 喰丸小学校
福島県 昭和村にある 喰丸小学校 を舞台にした映画が公開されます。

映画 「 ハーメルン 」 公式サイト http://www.hameln-film.jp/


 喰丸小学校は長く廃校として放置されていましたが、映画の撮影を理由に 取り壊しをまぬがれてきました。 映画の公開によって 保存運動が始まってくれると嬉しいです・・・。

 喰丸小学校は校庭に大きなイチョウの木があり、秋になるとイチョウの落葉で 校庭一面が黄色いじゅうたんに敷き詰められ、とても素敵なところです。
 地元の方々も花壇を作り、お花を育てています。 校舎が保存されますよう、お祈りいたします。。。
< 写真は 2年前の12月に撮影したものです >
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする