ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

上越新幹線 開業35周年

2017-11-20 22:43:00 | ローカル鉄道写真
 11月15日、上越新幹線 は開業35周年を迎えました。 上越国境のトンネル工事での異常出水の難工事のため、東北新幹線より半年遅れての開業です。
 当初は 大宮駅始発の暫定開業で、上野駅と大宮駅の間は 185系による 「 新幹線リレー号 」 が活躍しました。

 大清水トンネルから大量に湧き出た水は JR商事「 大清水 」 の商標で缶コーヒーを販売しています。
( 写真は 高崎新幹線保守基地より、200系 )




 上越新幹線で一番の名所、赤谷川橋梁。 優雅なアーチ構造が評価され、田中角栄賞が与えられました。 しかし、工事中に重大事故が起きています。
 左右からアーチが延ばされていき、あと1mほどで連結するという時、南側 ( 左側 ) 半分がそっくり崩落し、数人が殉職されました。
 工事中の事故なので大きくは報じられていませんが、もし右側が崩落していれば、国道17号線に被害が出たわけで、大惨事になりかねない事故だったと言えます。




 大宮駅暫定開業後も上野駅までの延伸工事は進められていました。 写真は戸田市付近での工事の様子です。 自社製品が工事で使われていました。

 上野駅 - 大宮駅間は市街地に隣接しているとして、騒音対策の工法 「 弾性枕木直結軌道 」 が採用されました。 一般的なPCマクラギの2倍ほどの幅のマクラギで、底部に樹脂が巻いてあります。 周囲にバラストを撒いて完成させます。。。


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群馬県 棚下不動滝

2017-11-12 09:18:43 | 風景写真 ・ フォトテク
 群馬県 旧赤城村 ( 現 渋川市 ) にある 棚下 ( たなした ) 不動滝 です。
 滝を裏側から見ることができます。




 滝のすぐ手前まで 石の階段があったのですが、震災で大きな岩が崩れ、迂回が必要です。 行政が設置した 「 立ち入り禁止 」 の看板があります。 ですから、滝まで上がるのはお勧めしません。 自己責任での行動になります。



 古くからの信仰があります。 新緑の季節には、滝に打たれる荒行をされる一団を見ることもあります。




 滝の裏側は 涼味と言うより、迫力満点です。 岩全体が音響設備になった様です。




 棚下不動滝を 雄滝 と呼び、となりの岩壁には 雌滝 があります。 晴天が続くと水量が減り、滝だと気付かない人もいると思います。
 滝というより 垂直の岩壁を滑り落ちている感じですが、望遠レンズで見る景色は すがすがしいです。




 そして、不動滝へと続く歩道の途中が、JR上越線 のビューポイントです。
 棚下の集落の上に線路が通り、そのまま利根川を渡って行きます。
 この周辺一帯は、利根川が暴れて作った 河岸段丘 です。 その地形を棚に見立て、棚下の地名が付いたようです。 不動滝も 河岸段丘でできた滝です。
 写真の奥に写っている落石防止設備は 国道17号線です。 利根川はこんなにも深い谷を作っています。

 50年前、この少し上流の 岩本駅 の手前で 急行「 佐渡 」 が落石に突っ込み、脱線転覆事故が起きています。 現場は現在、コンクリートの擁壁で固められ、電線が張ってあります。 電線が切れると電車が非常停止する構造です。




 年末年始を除く毎週木曜日の午後3時ちょうど、トランスイート四季島 の上りが通過します。
 お時間のある方は お出掛けください。。。

――― 後日追記 ――― 3泊4日コースは 11月で終了しています。


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ホビーセンター KATO東京

2017-11-03 04:04:30 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 KATOの直営店 ホビーセンター カトー東京店 へ、ジオラマ用品の購入に出掛けました。




 ウッドランドシーニックスリアリスティック ツリー。 価格は安くないのですが、紅葉の樹木を自分で作るのは大変なので、購入しておきました。




 ノッホ の製品です。 花壇や野原に 草花を散りばめるのに便利です。




 こちらも ノッホ の製品。 メイド イン ジャーマニーです。 枯草と緑の草が混ざった 野原を作るためのシートです。




 アメリカ シアトルの チューチ の製品。 ビニール製の石積みシートです。
 実測値で 346×90mm。 肉厚があるため、周辺部の歪みが少し気になります。




 500円以上のお買い物をすると、2階にあるジオラマで 25分間、模型を運転できます。 車両は持ち込みしなくても 貸し出しがあり、6種類の中から選べます。
 今回は、スーパービュー踊り子 を借りました。 海の風景とベストマッチです!




 店内は 一階も二階も、写真撮影OKなのです!




 海や海岸線の作り方など 参考になりますし、良い刺激を貰えます。




 最近、スマホのカメラ機能が不調で、部分的にピントが合わない絵になってしまいます。 魅力的な写真をたくさん撮ったのですが、マダラ模様の写真ばかりです。




 こちらは一階のジオラマ。 平日の昼過ぎに訪れることが出来たので、他のお客さんを写さずに撮影できました。




 同社の ジオタウン を使用した駅前の表現。 ずらっと並んだプラットホームには照明が入っています。 うらやましい。




 夕景をイメージしたコーナー。




 高低差のある橋梁。 最上段は エヴァンゲリオン新幹線。




 ホビーセンター カトー東京店。 リニューアル後も 京浜急行の電車が飾られています。




 そして、最寄りの 関水金属 の事務所に描かれたタイル絵。
 東京都文京区 関口水道町 で金属加工所として始まった関水金属株式会社。 その歴史の一端に想いを寄せます。

 タイル絵のヘッドマークには、金の矢に 「 フレッシュ ドール 」と描かれています。
 ロンドンとパリを結ぶ優等列車の名称で、ドーバー海峡を挟み、イギリス側が 「 ゴールデン アロー号 」、フランス側が 「 フレッシュ ドール号 」。 その車両を壁に描いたのにも、何か意味を持っているのでしょう。。。


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