ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

山岳ジオラマ 20 チップラー作成

2022-02-26 10:00:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 山岳ジオラマ 海編の続きです。 山と海の風景の予定でしたが、鉱山施設も加える事にしました。




 Nゲージ用の 落石覆いのキットを購入しました。 きれいにレーザーカットされているので ただ組むだけなのですが、ブレスの向きに悩みました。
 このキットは 本来は8スパンの建物ですが、予備パーツを使う事で 2分割にすることが出来ます。




 全長7cmのトンネルを作ることにしました。 内壁を作るのが面倒なので、3cm厚のスポンジをトンネルの断面に切って使います。




 9mmナローの線路に コルク道床を敷きます。 落石覆いは仮置きです。




 レールを敷き、バラストを撒きました。 スタイロフォームで地形を作り、ボンド水溶液でティッシュペーパーを貼り付けています。 いつも通りです。




 HOゲージの線路は 4mm厚のベニヤ板をベースにしました。 カラープリントした用紙をベニヤ板に貼り付け、高架橋にしています。
 3枚ほど貼り合わせています。




 HOゲージの線路は KATOのユニ線路で、曲線半径は 430mmです。 走行できる車両は限られてしまいます。 D型のディーゼル機関車か、C型の蒸気機関車がギリギリです。
 9mmナローの線路の最小曲線半径は 250mmです。




 中央に山を作るのですが、骨組みとして段ボール箱を使いました。 通販での買い物が多く、空き箱がどんどん増えます。
 これに、スタイロフォームを貼り付けます。




 となりのセクションにつながる端面は、垂直の断崖です。 ここで季節が変わり、紅葉の風景になる予定です。




 じわじわと山を積み上げます。 何とも、気が乗りません。 ただの山を作るだけでは 味気ないです。 なので、・・・




 ウォルサー鉱山ホッパー のキットを組立てました。 次回の 春編のジオラマに使う予定でしたが、ここで登場です。




 山に穴をあけ、鉱石運搬の線路を表現します。 ダミーですが、チップラー(ロータリーダンパー)を作る事にしました。
 塗料のキャップを輪切りにし、H型のプラ材でつないで、線路と貨車を載せました。 貨車は KATOのNゲージ ワ12000 の屋根を切り取りました。




 建物の最上階にチップラーを設置します。 Nゲージのボギー台車を2つ 仰向けに置き、リングが載って旋回します。




 レールの高さに 1×5mmのヒノキ材を張り、床を仕上げました。




 ヒノキ材に薄い黒い塗料をしみ込ませ、屋根をエンジ色に塗りました。 そして、動力ユニットっぽい物と手すりを付けて、とりあえず チップラーは完成とします。


 ロータリーダンパー 実物
Heyl & Patterson - Single Coal Rail Car Dumper - Santa Marta Colombia



 ロータリーダンパー 模型
rotary dumper completed


 この模型は実物と同様に、ロータリー連結器を使っているので、貨車を連結したまま旋回しています。 車両の送り出し構造も実物と同じです。
 すごい模型を作る人がいたものです。。。



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山岳ジオラマ 19 海編 始動

2022-02-11 00:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 山岳鉄道ジオラマ・海編 の制作を開始しました。

 海の断面にシャチが泳ぎます。 海水浴場も作ります。




 外形寸法は 前回の 雪景色編 と同じ、1350×600mm。 HOゲージの線路と9mmナロー線路が、U字形に並走します。




 0.5mm厚の透明プラ板で海を囲い、エポキシ樹脂を流します。 視認できるであろう周辺部だけ 砂を撒きました。




 今回は左右のコーナー部を海にします。 海の深さは3cmですが、全域にエポキシ樹脂を入れるのは不経済です。 上げ底にします。
 プラ板などで上げ底を作り、ティッシュペーパーを貼って、水彩絵の具の 青と緑で染めました。




 岩と海のすき間を ウォーターエフェクト で埋めておきます。
 乾燥後、水道水を入れて入念に 漏れ検査 します。 樹脂を流してから漏れ出してしまっては 大惨事になりますので。
 また、水道水を入れてみる事で 容積を確認 できます。

 KATO波音カラー・ネイビーブルー は、エポキシに溶かして 着色に使います。 と言うより、濁らせるためのモノでした。
 にごらせるだけなら、ねずみ色の塗料で代用できそうです。

 近年のKATOのジオラマ用品は、名前を見ても何の商品なのか分からないものが増えています。 しかも、ネーミングセンスが・・・。 私には どうも。




 二液タイプの エポキシレジン液 を Amazonで購入しました。 使用方法は 添付の取説に詳しく書かれています。
 かく拌時に塗料を加えます。 クレオスクリアブルー を使いました。
 キャンプなどに使う 透明プラスチックコップ を容器に使いました。 しっかり攪拌します。

 3回に分けて注いだのですが、毎回 にごり具合が違ってしまって、汽水帯( 海水と淡水の層 )が出来てしまいました。 塗料の分量管理は重要だと分かりました。 流してしまってからでは遅いです。




 こちらの海は海水浴場を作ります。 波音カラー の量を減らしたので、透明度があります。
 海面から イルカ が顔を出してるシーンを作ります。




 HOゲージの線路は、今回は フレキシブルレール ではなく、KATOユニトラック線路 を使います。 バラスト を撒くのが面倒に思えて。

 長さを微調整する都合があったので、6.5mmほど短くします。




 ジョイナーポケット部をカットし、レールを詰めました。 これで6.5mm短くなります。




 バラスト部に グラデーション を付けました。 ユニ線路を使っても、結局は 面倒な塗装作業は必要なのでした。。。


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リモコン大集合

2022-02-01 00:00:01 | その他 もろもろ
 緊急対応です。 普段使っているエアコンのリモコンの文字表示が薄くなったので、電池の交換時期かなぁと思い、フタを開けてみました。
 なんと、液漏れが発生していました。 少しの液漏れであれば、操作できるのですね。
 それで、家中のリモコンを 緊急点検 しました。




 5年ほど放置した照明器具用のリモコンです。 さすがにここまで液漏れしてしまうと、乾電池として機能しません。
 液漏れはマイナス極側から始まる ようです。 汚れた接点は接触不良になりますので、ヤスリなどで磨きます。
 リューターの砥石があったので、指でこすって掃除しました。




 10年近く放置したミニコンポのリモコンです。 学生時代からFM放送のエアチェックが趣味で、自宅の屋根にFMアンテナを載せ、リクエストカードを書いていました。 番組特製Tシャツやカレンダーなども貰っていました。
 インターネットの普及で、もうラジオを聴く機会もなくなりました。




 電池チェッカー です。 以前勤めていた会社で、取引先へのプレゼント用として 松下電器に発注したものです。
 単1電池から単5電池までと、9V型電池の残量が測れます。 とても重宝しています。
 電池チェッカーは 通販などで 500~1000円で売られています。

 懐中電灯、石油ストーブの電池、ガスコンロの点火装置など、乾電池を使った家電品の点検は、時々しておいた方が良いという教訓です。。。


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