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【京都幕間旅情】京福電気鉄道モボ611形電車,嵐電の輸送力と京都のオーバーツーリズム

2024-04-07 07:02:16 | コラム
■鉄道の輸送力
 嵐山は清凉寺とか大覚寺は比較的すいているのに駅かいわいが繁華街のような物凄いひとだかり。

 京福電気鉄道モボ611形電車の嵐山駅到着、嵐電といえば単行電車という印象が強かったのですが今は観光シーズンということもあり二両編成にばかりのっている印象です。紫の新塗装も、実のところ登場した当時は写真に奇異な映りでこれはない、と思った。

 嵐電の紫、しかしなれというものは凄いものでこれも見慣れてしまった印象、一方で後継車両に嵐電は今年から超低床車両の導入を開始するため、またまた嵐電の印象は、勿論一機に置き換わるものではないのだけれども、かわってゆくこととなるのですけれど。

 連結、嵐電の車両は貫通扉を有する車両はなく基本的に連結した車両の行き来は出来ません、これは、やはり観光過多といいますか、乗客の増大が影響しているのだろうなあ、と思いつつ、連結することで輸送力を倍増できるのは鉄道輸送のバスに対する強み。

 三両編成のようなものも将来的に検討されるのだろうか、こう、オーバーツーリズムが協調され、“どうする家康”ではなく“どうする手荷物”というポスターが市バスに幾つも張られて元ネタの分からない海外からの方々を困惑させる輸送力不足下では考えてみる。

 駅の構造から切り替える必要が出てきますし、なんといっても四条大宮と嵐山及び北野白梅町を結ぶ嵐電の路線図では、地下鉄や市バスを補完するには、どうしても路線が最も人の集まる京都駅から距離が出ている印象は否めません。けれども現状を見ると。

 京都駅では新幹線の案内板から地下鉄への近道を示す記載が先週削除されている様子を目にしまして、要するに今まではバスよりは混雑しないと誘導していた地下鉄に向かう狭い通路が、そろそろ危険な混雑となっている訳で。輸送力不足、課題なのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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