「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

クスクス・ラブ ジビエな鹿肉のスパイス煮込みと伴に@七里ガ浜自宅厨房(1) 「クスクスの謎」を読む

2012-02-14 06:47:47 | 食べ物・飲み物
クスクス・ラブ。



皆さん、クスクスはお好きですか? 水だけで戻すことが可能で非常食にもなり、地中海周辺の国々からアフリカ大陸の北部内陸まで諸国に広く普及する食べ物。食べ方は様々。

 ●蒸して、淡い味つけで食べることが可能。
 ●スープと一緒に煮込んでお粥的に食べることも可能。
 ●サラダ等の付け合わせとして軽い利用も可能。
 ●カレーや肉の煮込みようなシッカリした味つけの食べ物のお伴としても可能。

オールマイティ・クスクス! 



最近平凡社新書でにむらじゅんこさんの書いた「クスクスの謎」が出た。クスクスの歴史、各国クスクス事情、クスクスの作り方、レシピなど、クスクスを体系的に扱った稀有な本だ。



我が家にも常備。



私のクスクスとの衝撃的な出会いは1986年、ルクセンブルクの街中の出来ごとだった。私が食べたのは野菜や肉片と一緒に煮込んだピリ辛味のお粥状のものだった。それは世界にあまたあるクスクスの一種を使った調理方法のひとつに過ぎないものだったが、その後何度か同じ店で同じ料理を食べて、当時の私はそれが世界唯一のクスクスという料理だと誤解していた。



「クスクスの謎」の著者にむらさんは1990年、パリで初めてクスクスと出会う。私と異なり聡明なにむらさんは、それ以来かクスクスについて各国を調べ歩いたらしい。クスクス好きな方は是非、読んでもらいたい本である。



読んでいて(まだ途中なのだ)、私もクスクスが食べたくなり、冷凍庫から鹿肉前脚ブロックを取り出してきて、解凍した。いつものように南信州の山肉・ジンギスカン肉専門店スズキヤさんで買った安い肉だ。値段的にはスーパーで売っている豚肉のロースくらい。



狩猟による肉なので、個体差がある。前肢ブロックの場合は少々手ごわいのでたいていはちょっと煮こぼすか、圧力鍋で一気に脱力させてやるか、酒に漬けるといった方法をとってから、調理にかかることが多い。



今回はまず小さく切って、塩コショウした。まるで宝石のような輝き。



そしてタマネギ、ショウガ、ニンニクをすりつぶし、ヨーグルト、パプリカ・パウダー、カレー粉、ケチャップに混ぜて漬けて、ラップして冷蔵庫へ!



半日~1日寝かしましょう。続きはまた次回。
コメント (2)
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