大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

雨とガスの鷹ノ巣

2011年06月15日 | 奥多摩

初日は雨、二日目はガスでうんざりして連泊せず下山した。

初日はのんびりと出発して12:15に峰谷のバス停を歩き出した。
奥の集落まで結構あって、浅間神社の登り口まで約1時間もかかってしまった。
なんだか素朴な神社を過ぎると大嫌いな植林帯。
途中で昼にして歩き出して暫くすると鈴の音が聞こえてきた。
まいったなあ、小屋を独占できないのかとガックリしたが、見えた女性の姿は日帰り支度じゃないか。
聞いたところでは小屋の先にある「白いスミレ」を見に来たらしいが、結局途中で引き返してきた。
降り出した雨も半端じゃないが、樹林帯なのでそんなに濡れない。
なんとか4時に小屋に着いたが、途中に出て来た水場で汲んだ。
どういうわけか小屋の前に水場があるとばかり思っていたので一瞬面食らったが、なんでそう思い込んでいたのか不思議だ。

翌日は予定通りにのんびりと千本ツツジまで散歩に行った。
稜線通しだから結構アップダウンがあったが、空身なのでどうってこともない。
歩く途中はマルバダケブキとワラビが幅を効かせていたが、鹿が食べないからという理由なんだからちょっとなあ。
千本ツツジへの途中で満開のズミが一本出て来たが、恥ずかしながら
初めての出会いだった。
なにせ雨の日に山歩きをほとんどしなかったんだから当然か。
小粒の白い花が枝一杯にひしめき合っている。
木全体が真っ白の塊と行った感じだ。
梅雨時に咲くんだが、たまには雨を覚悟で見に来ることにしよう。

千本ツツジはミツバツツジは終わったが、ヤマツツジは5日から1週間後位が見頃かな。
それでも結構咲いていたからそこそこ楽しめた。
帰りの巻き道を歩きながらガスは晴れぬし、明日も晴れそうも無いので
下山することにした。
石尾根は止めて峰谷から降りることにしたが、最終バスまで時間があるが仕様が無い。
途中で出発前に小屋前で話した中年女性の2人パーティーに追いつき、
車なら乗せてくれないかといったらOKが出た。
神社の登り口に停めていたから随分と楽させてもらった。
なんでも女性ばかりの山の会に入っているらしいが、高齢になって退会する人が多くて10人程度になってしまったらしい。

4時40分位の電車に乗ったがこれがドツボだった。
平日の帰宅ラッシュを忘れており、北八王子では超満員。
平日の帰りは早めに下山しないと地獄を見る。

ズミの満開に出会えてまあまあの歩きだった。
(デジカメを忘れて写真無し。)


コメント
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