大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

小田越山荘のこと

2011年06月22日 | 東北
奥多摩の酉谷や鷹ノ巣の4倍はある大きな小屋だった。
相当に古いからちょっと暗いので奥多摩のみたいに気持ちが
いいという程の居住性は無い。
しかし避難小屋という点では充分すぎる広さで、こじんまりした
営業小屋並。

水場はすぐ先にあり雨の後にしては量が少なかったが、
湧き水の証明だから水質は良さそう。
飲んでみたところまあまあ普通だった。
甲斐駒並みとはいかなかったがすぐ傍にあるからいいか。

しかし夜はだだっ広いから何か落ち着かなかったなあ。
奥多摩みたいに板の間に6人程度がいかにも避難小屋といった
感じだよなあ。

おまけに天井で小型の動物が走り回ったので「うるさーい」と
大声をだしたら一発で気配を消した。
去年の箱根・明星が岳のイノシシとまったく同じで、野生動物の
本能とは凄いもんだ。
ネズミの心配があったので食料は吊るしたが出なかったみたいだ。
帰りに小屋近くでネズミの姿は見たからいることはいるらしい。
小動物のお陰で小屋には出没しないのかもしれない。

トイレは昔の小屋らしいお粗末さだ。
近頃の綺麗なトイレを期待したらとんでもない。
すぐ傍に林道が通っている割には酷すぎるが、それもこれも
休憩場所として機能しているだけだからだろう。

そんなわけでこの小屋は殆ど泊り客がいないらしい。
地元の山屋や観光客は泊る必要も無いし、遠来の客にしても
殆どが早池峰だけが目当てだから泊らないわけだ。

だから仲間内での花見と宴会にはもってこいの小屋だ。
夜行バスで盛岡に着けば7:10の小田越行きのバスが来るから
すこぶる便利だし、近くの松屋で朝定が喰える。

7月下旬の梅雨明けに行けば百花繚乱だろう。
コメント (4)
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駅前旅館で一休み

2011年06月22日 | 東北
早池峰から下山して行く予定だった鉛温泉の藤三旅館の
「白猿の湯」は諦め、盛岡へ向かった。
腰痛では温泉で温めたら逆効果だから。

さてしかしだ、夜行バスは23:45発と時間があり過ぎる。
おまけにシャワーを浴びてさっぱりしたいが駅の周辺だし
銭湯など無い。
サウナには行きたくないし、ゆっくり休みたい。

そうかビジネスホテルで休む手があるぞと廻りにあるホテルを
当たってみたが結構する。
途中で駅前旅館を見つけて交渉してみた。
当然一泊素泊まりの料金の4,725円だが、21:30まで
なので4,200円にしてくれた。

おかげでシャワーを浴びて髭も剃ってサッパリしたが、和室の
布団だったので腰にも良く充分寝て満足した。
60過ぎのオジンにはネットカフェもちょっとなあだったし、
案外と面白い体験だった。

花巻の駅前でオバサンにボランティアで来たのかといわれたが
スコップを持った人を2人見た。
金曜日の夜行バスで来て日曜日の夜行バスで帰っているんだろう。

民間レベルでは頑張っているのに政治屋どもの醜い争いには
ほとほと呆れるばかりだ。
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