大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

夏は夜間登山がベスト

2015年08月14日 | 山技術
長袖・長ズボン・折り畳み傘で歩けと書いたばかりだが、
この夜間登山が最高の歩きだろう。

大昔は丹沢や三つ峠など結構流行ったらしい。

最大の利点は暑さ対策が何も無しに普通に歩ける点で、
唯一の懸念材料が道迷いや滑落・転倒だろう。

一度笠ケ岳からの下山に弓折への稜線を、3時から歩き出した事があったが楽勝だった。

北アルプスの場合は踏み跡どころか立派な道なんだから迷いようが無い。

問題は転倒・滑落だが、ヘッドランプと手持ちのライトの二つで視覚面はOK。

残る転倒・滑落は歩き方を注意するしか無い。

最低浮き石に乗らない歩き方は身に付けねばなるまい。

今回トレランだと思うが、黒部五郎小屋から上高地までナイトランをやってるのに出会った。

三俣蓮華の下山途中で休んでる男に行き先を訊いたら上高地と返って来た。

その時は何にも違和感無かったが、歩き出してアレッとなった。

朝8時までに着けば良いからと言ってたが無理だろうと呆れた。

しかし、スタートが15時なら大丈夫と体調悪くてリタイアしたオバサンが言っていた。

コースタイムは17時間程度だから納得だが、夜間に歩くハンデを考えるとやっぱり凄い。

この例の通り、もう夜間に行動してるのがいる訳で、俺も早速検討する事にする。

手始めは丹沢の馬鹿尾根を歩いてみようか。

大倉行きの最終バスに乗り、頂上で大休止すれば陽が登る頃降り着くだろう。

これに慣れたら山歩きの幅がまた広くなって随分と楽になる。
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夏山は長袖長ズボンと傘

2015年08月14日 | 山技術
今回の歩きで直射日光の凄さがよく分かった。

初日の歩きで下山してきた連中がほぼヘロヘロ状態で、
中にはふらついているのまでいる始末。

それを見て即登るのを止めて翌早朝に歩き出す事にした。
結果黒部五郎小舎までの長丁場になったが、
方針としては間違ってなかったろう。

夏山は涼しい高山でというのは昔の話で、
もう暑さ対策をしないと楽しく歩けなくなってしまった。

結局直射日光をなるべく避けるというのがポイント。
その点では半ズボン半袖は無防備過ぎで、
暑苦しいが長袖長ズボンで皮膚を守るべきだ。

袖口のボタンを留めない方が良いが、
見てるとピッチリしたのを着てるのが主流だな。

俺はワークマンで買ったTシャツと長袖を使ったが、
すこぶる快適な歩きが出来た。

途中で雨に遭遇してズブ濡れになったが、
乾燥室であっという間に乾いてしまった。

それとあの折り畳み傘が大活躍。
日傘と雨傘で日焼けと濡れを軽減してくれた。

今回は鏡平への途中で折り畳み傘愛好家のオジンと
出会ったのが嬉しくもあり珍しくもありだった。

樹林帯や稜線でも風が無ければ少々の雨なら
雨具の下と傘で十分なのに雨具上下で歩くのが解らん。

どうもダブルストックで手が塞がってるから、
傘をさすと言う発想が出て来ないらしい。

しかし本当に低山を歩いてるような強烈な暑さだった。








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