大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

猛暑の北アルプスの歩き方

2015年08月19日 | 山技術
今回の新穂高から折立の歩きは、去年の聖岳から悪沢岳の歩きに比べて格段に暑いと感じた。

理由は簡単で森林限界が低い上に、道が広くて灌木帯でも陽に曝される所が多いからだ。

秩父沢への登りはほぼ木陰は無いし、その後の鏡平への道も結構陽が当たった。

それからの弓折分岐への登りが最悪だった。
尾根の東側を斜めに上る道だから、まともに陽を浴びるは風は無いはで、下山者も疲れる酷道だった。

稜線に出て少し風がでたが、日差しは強くて日傘を使い続けた。

全行程の8割で傘を差して歩いたと思うが、それでも暑いのだから辛い。

この暑さから逃れるには夜歩きしかないが、北アルプスの広い完璧な道なら、ヘッドランプと手持ちライトで大丈夫だろう。

岩場のトラバースがあると厄介だが、俺が歩いた道には無かった。

ただ三俣蓮華への巻き道途中の急な下りは要注意だな。

しかし、まあ歩く楽しみが無いから現実的には、4時前に歩き出して昼前に小屋に着いてしまう手だろう。

問題は小屋がうまい具合に並んでないという事だな。

と言うわけで一番重要なのはコース設定と言う事になる。

実は今回も折立の入下山にすれば、出発時間を早めて暑さから逃れられたろう。

その分日程に余裕が無いと駄目だから、現役世代にはやり辛い歩き方だな。

体力が落ちた中高年には持って来いの歩きかも。

これほどの猛暑だと、マジで夜間登山を実践しないと駄目かも。
コメント (2)
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