千一夜第3章第393夜 3回連続木っ端2枚

2024-05-08 23:59:59 | サーフ

2024.05.08(水)

このブログは比較的年齢層の若いお父さんの読者が多いと聞く。
ゴールデンウイークなどの大型連休の時に、このブログが子供と一緒に遊ぶお父さんのアイテムの一つとなるようだ。陸っぱり、つまりショア・フィッシングで岸からの釣りだと手軽に安価で一日遊べるため、お父さん達にとってみれば子供と触れ合うには持って来いの遊びと言う訳だ。運が良ければ夕食のおかずにもなる。その情報発信源となるのがこのブログであるようだ。従って連休前とか連休中にはプレビューが増加する。

今年のゴールデンウイーク、孫の長女が前半からウイルス性胃腸炎、中盤に次女が嘔吐下痢、終盤に三女が中耳炎と娘である母親は病院を行ったり来たりだった。病院の行きかえりの間は私らが他の孫をみることになる。孫等は何処へも遊びに行けず仕舞いだった。4日に長女が漸く回復したので、私と地元のゆめタウンに行きクレーンゲームなどする。数千円使ってぬいぐるみ2個、バッグ1個の戦果である。私はといえば、殆ど晴耕雨読の日々だった。天気の良い日は殆ど草取りに費やした。5日に釣行しようと思っていたが、役立たずの目覚ましで全く起きることが出来なかった。そういう事でこの連休中に最新情報を発することが出来なかった。今日こそはと頑張って起きた次第。

5時20分に釣り場に着いて直ぐに始める。朝まずめはとっくに終わっていたが、何せ鈍曇りなので良く解からない。何れにせよ朝まずめ釣行は無理と諦める。
6時に引いた竿がえらく重い。ヒトデとは違う。石かも知れんと思ったが、途中でエイかもと頭を過る。錘が見えるまで解からなかったが、案の定、海鞘付きの石を揚げた。これが他の竿も同様に海鞘石だった。2回連続海鞘石と言うのも珍しい。
6時30分にスイスイと巻き上げた竿に17㎝の木っ端ガレイが付いていた。余りにも竿が軽かったので木っ端と言えどカレイが食っているとは解らなかった。

今朝は7時10分にあけぼの丸が出港と言うことだったので、6時50分から一旦5本全部の竿を引き上げた。その内の2本の竿に20㎝の木っ端ガレイとキスが釣れていた。ここ3回の釣行で3回とも木っ端ガレイが2枚揚がっている。親ガレイ、尺ガレイは何処へである。尺ガレイがこんなに釣れない年も珍しい。このホームである釣り場もそろそろ潮時かも知れない。

7時10分には予告通りにあけぼの丸が出港して行った。この後5本の竿を直ぐに投げ直す。
5月になるとカレイも岸近くに寄って来るので大して遠投する必要も無いが、こうも釣れないと色々試してみる必要がある。ちょい投げから遠投まで、或いはサーフ方向の変更など色々やってみたが一向に釣れる気配は無かった。大潮釣行は久し振りだったので期待感も大きかった分だけ落胆の度合いは酷い。

8時28分には20㎝のまずまずのキスが釣れた。納竿時の11時20分にも22㎝のキスが釣れたが、置き竿では無くキスの引き釣りをやってみれば良かったかなと後で思った。

この釣り場では過去に於いて殆ど揚がらなかったウミケムシ、今日は3尾も揚がった。海の環境も刻々と変わっているという証拠である。

ウミケムシの序に我が家のケムシ、庭の松に群がっているのだ。この枝の1本1本にぜ~んぶケムシが付いているのですよ。昨日、御用松の枝が全部枯れているのに気付いて慌てて植木職人さんへ連絡、暫くして見に来られたが、これは一つ一つ駆除していくしか無いと言われる。松が枯れるのでは?と聞くと、新芽が出れば元に戻ると言われる。それにしてもこれだけ群がるのは珍しいと言われる。私も初めてのことだったので慌てた。しかし1尾宛取り除いていくと言うのも気が遠くなる。明日は植木職人さんも手伝いに来ると言われたが・・・

御用松が見るも無残な姿に・・・青葉は全てケムシに食われた。

一尾宛ピンセットで取って行った。ピンセットはステンレス製の大型のものを購入、2300円もした。バケツ2個に水を入れてその中に取ったケムシを入れていった。取れども取れどもキリがない。しかしこれを放置していると他の松の木も同様になるのは明らかである。実際、他の松の木にも相当数移っていた。明日は一日毛虫捕りだ。

すっかりケムシの話になってしまったが、9時45分にメゴチが1尾揚がる。これは即リリースした。
この後は納竿時にキスが1尾揚がったのみである。こうも釣れないといい加減飽きて来る。

釣行日:5月8日
旧暦:4月1日
場所:徳山築港
時間:05:30~11:30
天候:曇り
外気温:5時30分16℃
風 :西風
月齢:29.4
潮   :大潮 満潮08:17潮位301cm 干潮14:43潮位3cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・塩ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ2・キス3・メゴチ1R

【5月8日過去の釣行記録】
・2010年洲鼻港防波堤、06:50~15:30、長潮、釣果=カレイ5・アイナメ5
・2011年第1埠頭西側、07:00~11:00、中潮、釣果=カレイ1・アイナメ2
・2016年徳山築港、05:10~12:40、大潮、釣果=40㎝カレイ1・木っ端カレイ2・アイナメ1・ベラ2・キス4
・2021年笠戸島東側岩場、19:00~05:15、中潮、釣果=メバル12・カサゴ2

【この日の釣り情報】
・2009年華西岸壁、19:00~21:00、小潮、釣果=メバル5

【旧暦4月1日釣行記録】
・2000年05月04日、末武川河口、昼間、大潮、潮干狩り=アサリ大漁
・2000年05月04日、笠戸大城下、昼間、大潮、釣果=ボウズ
・2011年05月03日、洲鼻港防波堤、06:50~12:30、大潮、釣果=カレイ1・メゴチ1
・2014年04月29日、櫛ヶ浜港防波堤、19:10~21:50、大潮、釣果=メバル12・セイゴ1
・2022年05月01日、徳山築港、06:00~11:30、大潮、釣果=23cmカレイ1・キス1・ハゼ1R

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千一夜第3章第392夜 合わせが早過ぎた

2024-04-20 21:08:50 | サーフ

2024.04.20(土)

4月は新年度のため、各種新年度総会や取引先の転勤新任挨拶など毎日のように用事が入るためなかなか釣行とはならない。また学校や幼稚園なども春休みだったので孫等とも遊ばなくてはならず、はたまた畑仕事も、植え付け、種蒔き、畝の再造成など最盛期である。最近では畑をやるせいか膝の具合も悪くなり、グルコサミンの摂取やコラーゲンドリンクは欠かせなくなってきた。効能の程は良く解からないが気休めと言えば気休めである。加齢と共に体調の維持管理は大変である。

前回3月末にここでサーフして以来である。5時には釣り場に到着していたいところだが、なかなか準備が整わない。以前だとまずめ開始前に来ないと場所さえも取れなかったが、たまたまかも知れないが、私が来た時は釣り場はがら空きである。釣果が伴わないせいかも知れないが、今朝も釣り場独占状態で釣行開始である。

前回の釣果は木っ端ガレイ2枚であったが、結果的には今回も同様だった。但し今回は大失敗を犯した。

今朝は5時20分に釣行開始したが、凡そ1時間経過後の6時半頃だったか、手にしていた竿の竿先がいきなりお辞儀をしたので、思わず即応して引いてしまった。竿先がお辞儀をするのはカレイ独特のアタリであるが、通常は置き竿にしてお辞儀のアタリを見て数分間放置して揚げるのだが、今回は手に持つ竿にアタリが来たので焦ってしまった。竿先がお辞儀をするという事は、カレイが餌を吸い込むからで、合わせて竿を引いた時に針が口に掛かっていれば良いのだが、そのまま口から引き抜いた状態になったようである。普通はこのリスクを軽減するために、竿先がお辞儀をしてから数分間は放置しておくのである。引いたは良かったが針掛かりせず軽くなった。そのまま暫く竿を置いて様子を見たが、2度目のアタリはもう無かった。お辞儀力も結構強かったので尺前後のカレイだったには違いない。このカレイ君、吃驚して直ぐに逃げたようだ。おまけにあの餌には喰い付かないようにと周りのカレイ諸氏に言いふらしたに違いない。

8時23分にはヒトデと共に17㎝の木っ端ガレイが付いて揚がった。ヒトデの重さでカレイが付いているのは解からなかった。取り敢えずボウズ逃れである。

その後は小さなアタリは多数あったが1尾も針掛かりせずだった。キスらしきアタリもあったが、キスの姿も見ず仕舞いだった。アタリが多い分、餌も確実に無くなっていた。魚の活性は上がっているようである。
10時28分に何度目かのアタリがあり、漸く持ち帰り可能な21㎝のカレイが揚がった。この後は全くアタリすら無くなり、11時40分に納竿した。春の尺ガレイは居ないのかなあ。

 

釣行途中で常連の散歩爺さんがやって来た。今日も沢山のヒトデを釣り揚げて放っておいたら、爺さん曰く、「この前からここに打ち捨ててあるヒトデを2度ほど持ち帰った」とのこと。紛れもなく私が打ち捨てて帰ったヒトデであろう。ヒトデを拾いに来る人が数人いるので、何時も海に戻さず一箇所に纏めて置いて帰るのである。「今日も貰って帰るよ」と言いバケツを取り出した。大抵は畑の肥料にするようだが、この爺さんのはちょっと違った。

何時も10時頃ラジオ放送でヒトデの販売をやっているらしい。私は初めて聞いたのでちょっと驚いたが、通販の類か何か良く解からないが、ヒトデが結構な値段で販売されているとのことだ。何に使うのかというと、ヒトデを山林地帯の畑や田圃に置いておくと、その匂いでシカやイノシシが寄って来ないというのだ。この爺さん、ここから2時間程度の所へ山林を所有しているらしく、その山林の一部に畑や栗の木を植えているそうだ。栗の木は4~5回も植え替えているとのこと。何故なら、シカが栗の木の新芽を食べるばかりか、食料が少なくなると栗の木の皮まで食べるらしい。栗の木は丸裸になって枯れてしまうというのだ。その放送を聞いてからはヒトデを集めているらしい。最近ではサーフ人口も減少しているので、なかなかヒトデ集めが難しいらしい。私がここで釣行した時には何時も置いて帰るので、それをこの爺さん狙っているらしい。今日も納竿までずっと居た。明日は山林に仕事に行くので、今日はヒトデを乾かさずにバケツに海水を入れて生で持ち帰り、明日は生のヒトデを畑に撒く積もりだとのこと。確かに、乾燥したものよりは生の方が匂いはきつい。それにしてもヒトデ、幾らで売っているのかなあ。

釣行日:4月20日
旧暦:3月12日
場所:徳山築港
時間:05:20~11:40
天候:曇り
外気温:5時30分16℃ 9時23℃
風 :西微風のち東風
月齢:11.4
潮   :中潮 満潮07:07潮位263cm 干潮13:20潮位94cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・塩ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ2

【4月20日過去の釣行記録】
・1997年出光興産前桟橋、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=2人でメバル30
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:30~23:45、中潮、釣果=メバル21・アジ3
・2008年新川港波止、14:30~18:00、大潮、釣果=アイナメ1
・2019年徳山築港、05:40~10:40、大潮、釣果=カレイ11・マダイ3・アイナメ1・キス2
・2021年徳山築港、05:30~11:00、小潮、釣果=キス1

【この日の釣り情報】
・2012年東海岸通り、20:00~22:30、大潮、釣果=メバル12・アジ12

【旧暦3月12日釣行記録】
・2000年4月16日、末武川河口、昼間、中潮、釣果=アサリ少々
・2006年4月9日、第1埠頭東側、19:00~22:00、中潮、釣果=メバル7
・2006年4月9日、大島大原、17:10~19:00、中潮、釣果=ボウズ
・2006年4月9日、笠戸本浦港、朝~夕、中潮、釣果=カレイ13・キス3・ナマコ2・アサリ10
・2006年4月9日、笠戸深浦港、夕方、中潮、釣果=30cm級アジ
・2007年4月28日、切戸川河口、19:00~22:00、中潮、釣果=キス2
・2007年4月28日、第2埠頭東側、07:30~19:15、中潮、釣果=カレイ2・キス1・カサゴ1
・2007年4月28日、笠戸王城下、19:00~22:00、中潮、釣果=メバル20
・2009年4月7日、華西防波堤、19:00~21:00、中潮、釣果=メバル5
・2013年4月21日、徳山築港、06:20~15:20、中潮、釣果=カレイ10・アイナメ1・キス1

 

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千一夜第3章第391夜 木っ端2枚

2024-03-31 19:17:16 | サーフ

2024.03.31(日)

今朝は5時30分には釣り場に着いた。土日は黄砂が酷いということもあり、一昨日に車を洗車したばかりなので釣行しようかどうか迷っていたのだが、昨日の黄砂は大したことも無かったので釣行することにした。餌は昨夕購入しに行ったが、今はもう開店時間は夏時間に変わったとのことだった。前回3月10日は冬時間の開店だったが、切り替わった日は良く解からない。平日は5時、土日祝日は4時開店とのことだった。昨日は晴れて、気温も20℃あったが、今朝は曇っていて15℃と少し肌寒かった。

釣り場埠頭にはあけぼの丸が横付けされていたが、ライトを煌煌と照らして出港準備をしていた。朝一のフェリー入港を合図に出港するという事だった。
今朝は5時40分に第一投を投げたので、あけぼの丸の6時30分の出港に合わせて、一回目の餌の付け替えをするのに丁度良かった。しかし実際には、直ぐにヒトデが喰い付くので1時間近くも置き竿にしておくのは間違いである。

あけぼの丸が出港するので、6時15分頃から6本の竿を順次巻き上げていったが、その中の1本にハゼが1尾釣れていた。何時ものハゼとは種類が違うが、元々ハゼは持ち帰らないので即リリースした。

8時55分にフェリー乗り場を目標に遠投していた竿に18㎝の木っ端ガレイが釣れていた。アタリは見ていないが、この程度の大きさではアタリは解からないかも知れない。しかしボウズ逃れの1枚である。リリースしようと思ったが、針を呑み込んでいて外す時に喉を切ってしまったので持ち帰ることにした。

今日も前回同様ヒトデの山を築いた。9時5分には2本針に4個のヒトデが掛かっていた。一荷釣りの過去最高記録である。一体全体海底はどうなっているのか。最終的には30個以上は釣り揚げた。前回同様全部のヒトデを一箇所に集めて置いていると、前回持って帰ったという人が来て、今日の分も貰っても良いかと言われるので、遠慮は要りません、全部持って帰って下さいと言った。畑に埋めると言っておられた。釣友Sのようにヒトデを食べる者は滅多に居ない。

10時30分には16㎝の小振りのキスが釣れた。数釣れれば良いのだが毎回1尾宛しか釣れない。引き釣りをやるともっと釣果は上がるのだろうが、引き釣りをやるほどの気力は無かった。

12時40分には同程度の木っ端ガレイがもう1枚釣れた。これはちょい投げの竿だった。カレイはもう少し暖かくなり水温が上がってくると岸に寄って来るので、ちょい投げでも、或いは足許辺りでも尺ガレイが釣れるようになる。まだ今少し活性が上がらないようだ。カレイ独特の波打つノッキングの手応えを味わえるのは何時かなあ。春のカレイは、花見ガレイ、桜ガレイとも座布団ガレイとも言うが、桜前線に比例して大型のカレイが釣れるようになるので楽しみである。3月6日に釣った尺ガレイはまだ少し肉厚が薄かったが、あれから1ヶ月近く経過しているので、肉厚もかなり厚さを増しているものと期待している。

12時40分頃から納竿しようと思っていたが、木っ端ガレイが釣れたので納竿時間が小一時間ずれた。3枚目を期待したが釣れる気配も無く、納竿時の13時20分には小さなメゴチが釣れ即リリースした。春に近付くに連れ、魚の数も種類も徐々に増えて来た。この調子で推移して欲しいものだが、ヒトデだけは減少して欲しい。カレイは腰で釣れ!だが、腰で釣れるほどヒトデは待っていてくれない。

旧暦:2月22日
場所:徳山築港
時間:05:40~13:40
天候:曇り
外気温:6時15℃
風 :西弱風
月齢:20.7
潮   :小潮 満潮11:18潮位250cm 干潮05:47潮位124cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・塩ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ2・キス1・ハゼ1R・メゴチ1R

【3月31日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:15~13:15、中潮、釣果=カレイ7
・2012年櫛ヶ浜港旧防波堤、19:00~22:00、長潮、釣果=メバル15
・2013年櫛ヶ浜港新防波堤、18:40~19:40、中潮、釣果=メバル2・タナゴ1
・2018年今津川河口東側、06:10~12:10、大潮、釣果=カレイ2・ハゼ2

【この日の釣り情報】
・2006年第1埠頭東側、21:30~23:30、中潮、釣果=メバル1

【旧暦2月22日釣行記録】
・2006年03月21日、第2埠頭東側、07:00~16:30、小潮、釣果=カレイ7・アイナメ1・ナマコ1
・2006年03月21日、第1埠頭南端西側、07:00~16:30、小潮、釣果=カレイ5・イイダコ1
・2008年03月29日、第2埠頭東側、06:00~18:00、小潮、釣果=カレイ10・アイナメ1・マダコ2
・2011年03月26日、洲鼻港防波堤、19:10~20:30、小潮、釣果=ボウズ
・2014年03月22日、徳山築港、05:50~15:00、小潮、釣果=カレイ3・キス1・ハゼ2

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千一夜第3章第389夜 1年振りホーム

2024-03-10 19:18:07 | サーフ

2024.03.10(日)

1年振りにホームグランドである徳山築港の釣り場にやって来た。
風景は昨日来たかのように全く変わらず私を迎え入れてくれた。船の給水所、車止めのガードレール、埠頭に横付けのあけぼの丸、真向いの蒲鉾型倉庫、大型タグボート群、前方コンビナート群の煙突の煙、左手の海浜公園、右手のフェリー乗り場、何も変わっていない。大抵横付けされている台船は今日は着いていなかった。変わったと言えば、私の膝痛が加わったことくらいである。

この釣り場は他所と違い気が抜けない釣り場である。船舶の往来が激しく、何時ラインをペラに引っ掛けられるか解らないので、船が近づいて来ると竿を出している辺りに出て視認してもらうことが肝要である。それでも相手が気付かない場合も多々あるので、その時は大きく手を回したりしてゼスチャーを取る。まずめ時の薄暗い時にはカンテラを回して合図を送ることになる。

今朝は晴れていたので朝まずめ開始時刻がはっきり解った。今の時季は5時30分に始まる。釣具店が6時開店なので、餌は昨日夕方購入していた。女性店員が、今の時季、アオムシが産卵期なので千切れやすいのでと言って少し多めに入れてくれた。

今朝は6時10分に釣り場に着いたが、朝まずめはほぼ終了していた。もう30分早起きしなくてはいけない。外気温は1℃で、防寒着を着ていなかったので寒かった。釣り場左手の海浜公園内にはテントが張ってあり、その前方にはがまかつの旗が立ててあった。例年行われる釣り大会である。私が釣り場に着いた時には、大会出場の釣り人の姿は無く、それぞれの釣り場に渡船した後だった。

6時15分に第1投を投げて30分までには6本の竿を全部出した。先日の釣行で1本竿先が折れたので、昨日1本新調した。6時17分には朝一のフェリーが入港して来た。6時40分に3本目の竿に小アタリを見たが不発だった。

7時45分に2本目の竿にアタリがありキスを1尾ゲットした。この後、8時45分にハゼを揚げたがリリース。9時までにカレイが1枚揚がらなければその日は駄目だと言う私のジンクスがあるが、正に今日はこれで終わってしまった。只、魚の活性は前回の日立沖の釣り場よりは良かった。餌取が結構多く、餌は全部使い切った。

今日は海星の山を築いた。餌取の魚よりも早くこの海星が喰い付くのである。恐らく海底は海星だらけであろう。これじゃあ全く釣りにならない。カレイは腰で釣れとの格言があるが、海星が喰い付いていたんじゃカレイも寄り付かない。

11時30分頃から順次納竿し、50分には完全に終えた。

旧暦:2月1日
場所:徳山築港
時間:06:15~11:50
天候:晴れ
外気温:6時10分1℃
風 :東弱風
月齢:29.2
潮   :大潮 満潮09:02潮位318cm 干潮15:02潮位49cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・塩ホンムシ
釣果:キス1・ハゼ1R

【3月10日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:30~15:45、中潮、釣果=カレイ17・アイナメ3・キス1
・2008年櫛ヶ浜港新防波堤、19:45~21:40、中潮、釣果=メバル2
・2012年洲鼻港防波堤、07:30~09:00、大潮、釣果=ボウズ
・2012年日石前岸壁、09:20~12:30、大潮、釣果=カレイ3・アイナメ1・ナマコ1
・2013年笠戸大橋下、07:00~08:00、大潮、釣果=ボウズ
・2013年本浦港堤防、08:15~10:00、大潮、釣果=アイナメ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦2月1日釣行記録】
・1997年03月09日、末武川河口、00:30~03:30、大潮、潮干狩り=アサリ少々
・2008年03月08日、第2埠頭東側、06:15~18:15、大潮、釣果=カレイ8・キス3・カサゴ1・マダコ1
・2008年03月08日、大島大和、18:30~22:00、大潮、釣果=メバル6
・2011年03月05日、洲鼻港防波堤、07:00~12:00、大潮、釣果=カレイ1・アイナメ1
・2018年03月17日、今津川河口東側、06:45~12:30、大潮、釣果=32,33㎝カレイ2 S=40㎝カレイ1 KG=31㎝カレイ2
・2021年03月13日、今津川河口東側、06:00~11:40、大潮、釣果=ボウズ S=38㎝ホシガレイ1・KG=ボウズ

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千一夜第3章第388夜 腕はまだまだ確か

2024-03-06 16:45:17 | サーフ

2024.03.06(水)

1年振りの釣行で32㎝マコガレイゲットだぜ!

昨年2月に父が他界し1年間喪に服していた。1年振りの釣行はやはりアクシデントに見舞われる。5時半に起床し5時50分には釣具店に着いたが、何と、まだ開店していなかった。昨年までは4時開店だったのに何時の間にか6時開店(冬期間)に変わっていた。僅か10分程度の待ち時間だが随分永く感じられた。これなら先にコンビニに寄って来るんだった。朝の竿出しまでは過密スケジュールなのだ。結局、6時10分に釣具店を出て、コンビニ経由で釣り場に着いたのは満潮時の6時25分だった。

天気予報によると、今日は曇りのち晴れ、強風となっていたが、釣り場に着いてみるとほぼ無風、海面はべた凪だった。
曇り空だったので朝まずめ開始の時間が良く解からなかったが、恐らく釣具店を出た6時10分頃だと思う。釣具店を出た頃、東の空が薄明るくなっていた。釣り場には6時20分に着いて、第1投を投げたのが6時28分だった。釣行スタイルは以前と全く同じで、6本の竿を順次遠投していく。

今回、餌はアオムシと塩ホンムシにした。本来は生きたホンムシを使いたかったが、50gが2000円にもなっていたので、やむなく冷凍塩ホンムシにした。冷凍塩ホンムシは匂いの強さは保たれているとのことである。それでも従来ワンパック500円のものが800円に跳ね上がっていた。ということで、アオムシと塩ホンムシのミックス掛けで勝負である。

6本の竿を投げ終わり一息ついていた6時50分、ふと沖に貨物船の姿が見えた。みよし(船首)がこの湾を向いている。暫く様子見で眺めていたが、どうもこの桟橋を目指しているようだ。急遽、桟橋脇に投げた3本の竿を巻き上げた。するとそれを見計らかったかのように少し速度を上げて入港してきた。そうか、今日は平日だったと思い直す。私も多忙ではあるが、サラリーマンほどの制約は無い。

巻き上げた3本の竿の内、2本は桟橋左側に遠投し直す。以前左側でも数枚のカレイを揚げているからだ。今日はこの位置からの遠投では何も釣れなかった。それに2本の竿の内1本の竿先が折れた。もう随分永く使っているので限界に達したようだ。竿もリールもそろそろ交換の時期にきている。

本当はこの桟橋脇からの遠投が一番良いのだが、貨物船が入港とあっては致し方ない。引き揚げた3本の竿の内1本は、貨物船脇ぎりぎりに投げた。しかし何も釣れなかった。今日は全体的には魚の活性は悪く、餌取も少なく時季的には少し早かったかも知れない。もう少し水温が上がれば魚の活性も良くなる。

今日唯一の釣果であるマコガレイは、3枚目の写真の真中の竿にきた。7時50分、リールを巻き上げる時から重かったが、寄せて来るにつれその重さとノッキングは相当なものだった。岸壁下は全く見ていないので揚がるまではカレイだかチヌ、マダイだか解らなかった。岸壁の真下まで寄せて一気に引き揚げる。こんにちわ~っと平たい姿を見せる。久し振りの感動である。餌を完全に飲み込み針が喉奥に掛かっていたので、まず外れることは無かった。そう言えば、竿を全部投げ終わって車中で一服していたところ、真ん中の竿先がお辞儀したように見えたが気のせいだろうと思っていた。実はそれがアタリだったのだと後で気付く。

左の写真の17㎝キスは同時間に他の竿で釣れたもの。カレイのアタリを見たのが7時30分頃だったと思うので、従ってこの時間帯が時合だったのだろう。満潮時から1時間程度経過後である。

この広い海の一点に仕掛けを投入しカレイを狙うのであるから運も技術も必要である。やはり永年培ってきた勘と腕はまだまだ確かであるということだ。但し、今日は、五十肩の痛みもまだ残っているので、何時も程は飛距離は出せていない。それが功を奏したのかも知れない。運も技術(腕)の範疇である。

旧暦:1月26日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:28~13:00
天候:曇り
外気温:7時9℃
風 :東弱風
月齢:25.2
潮   :若潮 満潮06:22潮位240cm 干潮12:25潮位152cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・塩ホンムシ
釣果:32㎝マコガレイ1・17㎝キス1

このブログの読者の皆様に久し振りに健在ぶりを御見せ出来てホッとしています。これからは春の座布団ガレイのシーズンに突入していきますので、シーズン終了の5月初旬ころまでは時間の許す限り釣行したいと思っています。さて、週末には製鉄波止辺りに行ってみようかな。

【3月6日過去の釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月26日釣行記録】
・1997年03月05日、笠戸島周辺、06:00~11:00、若潮、船釣り、釣果=4人でメバル100以上
・2007年03月15日、江の浦港防波堤、07:30~08:00、若潮、釣果=ボウズ
・2007年03月15日、第2埠頭東側、09:00~10:00、若潮、釣果=アイナメ1・カレイ4
・2019年03月02日、徳山築港、06:20~14:50、若潮、釣果=カレイ11・ハゼ3・メゴチ3
・2020年02月19日、粭島周辺、19:00~23:00、若潮、船釣り、釣果=メバル10・カサゴ3

ここ2年間の釣行記録、釣り情報は反映していません。

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千一夜第3章第378夜 三度目の正直ならず

2023-05-03 20:12:39 | サーフ

2023.05.03(水)憲法記念日

今朝は東風が吹いて少々肌寒かった。早朝から10時になっても外気温は15℃のままだった。5時10分頃釣り場に着いたが、釣り人は誰も居なかった。ゴールデンウイークなので親子連れが来ているかと思ったが、何だか拍子抜けだった。今の時季は4時45分くらいに朝まずめが始まる。従って釣り場に着いた時にはまずめタイムは終わっていた。釣り人はまずは潮汐よりも朝まずめを狙ってやってくるものだ。私の場合、4時頃起床したがダラダラしている内に時間は過ぎてしまった。

前2回の釣行でそれぞれ尺ガレイを1枚宛ゲットしているので、3度目の正直で今回は尺ガレイを複数枚ゲットしてやろうと意気込んで来た。5時15分にサーフ開始。今年に入ってから酷い50肩になって、それまでのようなサーフの飛距離は出せなくなっている。恐る恐る投げているといったところだ。一頃よりは肩の痛みも和らいできたが、ちょっとした腕の仕種によっては激痛が走る。ちょい投げよりは少し飛ばせる程度である。

7時30分になってやっと1尾目のキスをゲット。20㎝程度ありまずまずのサイズである。これが5~6尾くれば良いのだが・・・。結果からすればこれが最初で最後の1尾だった。1尾なのでリリースした。常連の散歩人が来て、このサイズのキスが釣れれば良いなあと言う。この散歩人は福川の埠頭でキス専門の釣り人である。昨日はピンギス5尾程度で、持ち帰りも憚れることから、埠頭で待っているカモメに餌として与えて帰ったと言う。真面な釣果は殆ど無いと言っていた。

9時頃になってポツポツと釣り人が来始めた。親子連れのサビキ釣りが2組、サーフ人が1人程度である。先ほどの散歩人が言っていたが、下松第2埠頭は親子連れの釣り人が多かったそうだ。釣果は下松も全く駄目で、ここでも全く釣れず1時間程度で皆帰ってしまった。私は昼頃までは粘ろうと居座る。カレイは腰で釣れという格言もある。

今年はサーフした後、巻き上げた仕掛けにドロドロの海藻が巻き付いて揚がって来る。これは日立製作所南方岸壁でも同じだが、この釣り場では過去に記憶がない。これじゃあ底魚も釣れないだろうなと思う。時季的にたまたまなのか、最近はずっとこういう状態なのか良く解からない。昨年から釣行回数が激減しているのではっきりしない。これが常態だとすれば、釣り場を替わる時季に来ているのかも知れない。

7時15分には25㎝程度の割と大きめのメゴチが釣れた。メゴチも白身で美味しい魚と言うが、私は持ち帰ったことは少ない。今日も即リリースした。メゴチが釣れればカレイが居ても不思議では無いのだが、一向に姿を見せない。埠頭から真下に降ろしている竿も何も釣れない。

9時10分には何と重い、またまたヒトデかと思ったが、浮かんできたのはナマコだった。皮膚にガッチリ針掛かりしていた茶色のナマコ、絶品である。今日はこのナマコのみ持ち帰った。

晩酌に早速ナマコ、私の歯でも難なく咀嚼でき大変美味だった。カレイと同格だったかも知れない。

釣行日5月3日
旧暦:3月14日
場所:徳山築港
時間:05:15~11:30
天候:晴れ
風 :東風
外気温:15℃
月齢:12.9
潮   :大潮 満潮07:18潮位276cm 干潮13:34潮位67cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:キス1R・メゴチ1R・ナマコ

帰宅後はイチゴとサクランボの収穫に精を出した。
昨日もイチゴ40個、サクランボ1籠収穫したが、夕方から孫等が来て、長女はイチゴを少々、次女はサクランボを爆食い、三女はイチゴを爆食いした。昨年は次女もサクランボを少ししか食べなかったが、今年は爆食いである。お皿にはサクランボの種が山盛りになっていた。幾ら食べても構わないが、お腹を下さないようにしないとね。そう言えば、隣のエステのお姉さんにもサクランボをお裾分けしたが、子供が爆食いしたと言っていた。サクランボの時季はとても短いので、普段、爆食いなんて出来ないだろうから、子供も本能的に止められない止まらないになったのかも知れない。

今日もイチゴ60個、サクランボを籠一杯収穫したが、これは孫の次女に進呈分である。朝昼晩におやつとして食べると言っていた。近所にも少々お裾分けした。

【5月3日過去の釣行記録】
・1997年出光興産桟橋、15:00~20:00、船釣り、中潮、釣果=メバル・アイナメ
・2006年笠戸寺崎、19:50~23:45、中潮、釣果=メバル12・カサゴ1・アジ1
・2007年笠戸本浦港防波堤、06:00~18:00、大潮、釣果=カレイ5・キス5・タコ1・ナマコ3
・2007年笠戸大城下、18:30~00:20、大潮、釣果=メバル33・クジメ2
・2008年第2埠頭荷揚場、06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3
・2011年洲鼻港防波堤、06:50~12:30、大潮、釣果=カレイ1
・2012年落港防波堤、07:00~10:00、中潮、釣果=ハゼ2
・2013年徳山築港、04:57~16:40、小潮、釣果=カレイ6・キス9・アイナメ1・タコ2
・2017年徳山築港フェリー乗り場南端、05:20~12:00、小潮、釣果=カレイ7・マダイ1・ベラ1・キス1
・2021年徳山築港灯台北側、05:20~13:00、小潮、釣果=33、34㎝カレイ2・27㎝ギザミ1

【この日の釣り情報】
・2006年上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル20
・2009年新日鉄波止場、1日中、小潮、釣果=キス5・ベラ1・小アジ多数

【旧暦3月14日釣行記録】
・1993年05月05日、笠戸タンダ、午後~、大潮、潮干狩り=サザエ少々
・1997年04月20日、出光興産桟橋、07:00~13:00、船釣り、大潮、釣果=メバル30
・1999年04月29日、奈切大気暴露試験場前、09:00~12:00、大潮、釣果=カレイ2
・2007年04月30日、切戸川河口、19:00~21:00、大潮、釣果=3人でキス3
・2008年04月19日、柳井中電桟橋・上関沖合、06:40~13:00、船釣り、大潮、釣果=アジ多数・チヌ1・カサゴ7・トラハゼ1
・2009年04月09日、笠戸寺崎、昼間、大潮、釣果=カレイ1
・2011年04月16日、中電西側岸壁、06:40~10:40、大潮、釣果=カレイ1・チヌ1・イソカサゴ1
・2015年05月02日、徳山築港、05:00~16:00、大潮、釣果=カレイ7・キス3・ハゼ3
・2018年04月29日、今津川河口東側、05:40~11:40、大潮、釣果=23cmカレイ1 釣友S=46.5㎝マコガレイ

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千一夜第3章第377夜 2回連続尺ガレイ

2023-04-20 23:05:17 | サーフ

2023.04.20(木)

一昨日の餌の余りを冷蔵庫に保管していたので使える内にと、今朝は日立南方岸壁へとやって来た。明日からはスケジュールが立て込んでいると言う事もある。この釣り場は他の釣り場に比べて海底が綺麗なので釣れれば申し分ない。未だメインの釣り場と言う訳では無いが数年前から足繁く通っている。

今日は降水確率0%と言う予報だったし、風も弱いようだったので絶好の釣り日和とみた。餌はアオムシを少々買い足して来た。

この時季はこの釣り場もカレイの実績は充分にあるし、尺クラスのカレイが良く釣れるので期待感は大きい。ただ一つ難点なのは海底にワカメなど海藻が生い茂っていて、リールを巻き上げる時には海藻を一緒に引っ張ってきて何時も重い。海藻だけならまだしも、これにヒトデが食っていれば、竿は満月竿になる。そのため魚が釣れていても良く解らないことが多い。特に今日のように海水が濁っている時には、堤防も高く波返し状になっていることから下が良く見えない。錘が上がって来れば海藻も切れて軽くなることが多いが、錘が上がっても重ければ期待は大きい。大きな海藻を引っ張り上げることもあるが、堤防からいきなり尺ガレイが飛び込んでくることもある。

7時15分、竿を撓らせてリールを巻く。重いの何の、堤防の下は見ていない。錘が上がっても尚重い。そしてリールを一気に巻き上げるといきなり堤防から尺ガレイがこんにちは〜。分厚い35cmの上物。居るんだなあこんなのが。今年は少しポイントがずれていたが、時季的には毎年コンスタントに揚がると言って良いだろう。

昨夜は刺身と煮付けにしたが、今日は孫等も夕食に来るので唐揚げかな。
PS.夜はやはり唐揚げにしたが、私の口には殆ど入らず味見程度。娘と孫3人が全部平らげた。長女の孫はお代わりを要求したが、1枚じゃ足らないなあ。このサイズが2枚、いや3枚は必要だ。以前は1枚きりというのはあまりなかったのだが・・・。

写真中央下に釣り揚げて検寸したばかりのマコガレイ。

これ以降は全く駄目だった。と言うのも運搬船が桟橋に着いて作業を始めたからだ。ベルトコンベアから流れて来た原材料をクレーンで船に積み込む(1枚目の写真)。大きな音が響き渡るのでカレイも吃驚だろう。これが平日釣行の難点だ。平日はみんな仕事をしているのだ。

カレイ以外に釣れた魚はメゴチ2尾のみ。上針にヒトデ、下針にメゴチである。2回とも同じペアだった。

そして魚以外はウミケムシの山を気付いた。何十匹釣り揚げただろうか。2本針に2尾はざらである。今日は魚掴みのトングで挟み、ラジオペンチで外した。

11時頃、今日は前回より1℃低い25℃だったが、晴天になり風も殆ど無かったため、シャツ1枚で釣行した。それでも暑いくらいで、残っていた餌のアオムシもほぼ干からびていた。前回同様程度に餌も余ったが、全て海に帰した。岸壁の下にはクサフグの親子が屯していたが、撒いた餌に群がるのが見えた。余談になるが、久し振りの釣行で驚いたのは餌の高騰である。ホンムシなどは気軽に買える値段では無くなっていた(50g=1900円)。釣具店の店員に言わせるとホンムシは韓国産なら安いのですがというが、韓国産は置いていない。ホンムシを養殖すれば良いのにと思うが、逆にもっと高くなる可能性もあるなあ。

釣行日:4月20日
旧暦:3月1日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:05:30~12:10
天候:晴れ
風 :東微風
外気温:6時16℃ 11時25℃
月齢:29.4
潮   :大潮 満潮08:39潮位305cm 干潮02:41潮位53cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:35cmカレイ1・メゴチ2R

【4月20日過去の釣行記録】
・1997年出光興産前桟橋、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=2人でメバル30
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:30~23:45、中潮、釣果=メバル21・アジ3
・2008年新川港波止、14:30~18:00、大潮、釣果=アイナメ1
・2019年徳山築港、05:40~10:40、大潮、釣果=カレイ11・マダイ3・アイナメ1・キス2
・2021年徳山築港、05:30~11:00、大潮、釣果=キス1

【この日の釣り情報】
・2012年東海岸通り、20:00~22:30、大潮、釣果=メバル12・アジ12

【旧暦3月1日釣行記録】
・1993年03月23日、末武川河口、昼間、大潮、潮干狩り=大漁
・2005年04月09日、新川港防波堤、14:15~17:45、大潮、釣果=メゴチ1
・2008年04月06日、第2埠頭東側、06:20~14:30、大潮、釣果=カレイ3・キス1
・2011年04月03日、櫛ヶ浜港新防波堤、18:50~21:10、大潮、釣果=メバル5

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千一夜第3章第376夜 忌明け釣行

2023-04-18 20:23:40 | サーフ

2023.04.18(火)

父の七七日法要(四十九日)も終わり、父母の忌日数とされる50日も経過(因みに父母の服日数は13か月)し、そろそろ釣行も良いかなと思い、久し振りに徳山築港の釣り場にやって来た。今年はカレイ最高シーズンをほぼ逃してしまった感があるが致し方なしである。シーズンの終わりは5月初旬頃までであるが、梅雨入り直前まではまだお裾分け程度にはシーズンの余韻が残るので、週一程度は出掛けてみたい。

起床したのは朝5時、既に薄明るくなっていた。継続して釣行をしていないので朝まずめの時間も解らなくなっている。餌は前日の夕方に釣具店で購入していたので、釣り場に着いたのは5時30分、直ぐに竿を取り出し順次投げていった。5本の竿を出し終えて一段落した頃には、上の写真の如くお日様は昇り切っていた。

この頃になって漸くあけぼの丸の船長らがやって来た。あけぼの丸もお化粧直しで1週間ドック入りしていたそうで、船長らも1週間ぶりの出勤だと言う。それにしても随分会っていなかったのでみんな懐かしく思える。この釣り場は、今年1月7日以来2回目である。何と、3か月以上ご無沙汰だったので、常連の散歩人らも交わす言葉はみな「お久しぶり」である。

今日は釣れるまで納竿しないと不退転の決意を以って臨んだが、餌を付け替えようと竿を上げてみると、最初に付けたままの綺麗な状態で上がって来る。これは冬場の寒い時の状態と同じである。外気温は釣り場に来た時は既に12℃、昼頃には26℃まで上がったが、気温程の暖かさは感じなかった。朝方は曇っていて東の風が冷たく、冬に逆戻りしたかのようだった。

8時頃常連の散歩人で釣り船のオーナーがやって来たが、今年は水温が低すぎて魚が全く釣れないとぼやく。例年、この時季はメバルが最盛期になるが、今年はみんな釣れないと言う。この散歩人も、防府市の野島まで船を出すが、現在7連敗中とのこと。釣具店と提携している遊漁も出ないそうである。釣れないのに出て料金だけ貰うのも気が引けるらしい。また、タイ仕掛けのサビキにハマチが来るとのこと。ハマチは12月一杯でほぼ終わるが、4月に釣れるようなことは今まで無かったとのことである。それだけ海水温が低いということだろう。となると、カレイも時季がずれ込んでいる可能性が高い。例年、桜ガレイと言って、桜の開花に合わせて尺ガレイも釣れるのだが、今年は桜の時季に全く釣行していないので状況が掴めない。だが、カレイの神様が私に合わせて時季をずらせてくれたと思いたい。

6時55分、今朝最初の獲物は幸先よくカレイだった。22㎝の木っ端ではあるが久し振りに見るカレイは格別である。これは台船の上から真下に落とし込んでいた6本目の短いロッドにきた。春になると深場に居た大型カレイも餌を求めて岸壁近くに寄って来るので、落とし込みの竿は必ず1本準備しておく。今朝は大型ならぬ木っ端だったが、これまで落とし込みの竿で随分と尺ガレイを揚げている。

7時2分、灯台とフェリー乗り場の中間辺りに遠投していた竿の竿先がブルブル震える。このアタリはタイ系である。竿を持ち、リールを巻くと頭を振る様子が手に伝わって来る。恐らくチヌ、キビレ、マダイの何れかであろうと予測したが、姿が見えた時にはアイナメと解った。アイナメも最近では滅多に釣れなくなったので、予測の候補にさえ上がらなかった。揚げて見ると27㎝の良型、尺には及ばなかったがまずまずである。それにしても寸法を測るメジャーも久し振りに出したが、完全に錆び付いていた。また百均で買い直さなくっちゃ。

不退転の決意も揺らぎ始めた昼頃、正確には11時57分、アイナメが釣れた竿で同じポイントだが、竿を引くと最初は重いだけでまたヒトデかなと思っていたが、20mくらい手前になって、カレイ独特の下に潜ろうとするノッキングがあった。身体全体をくねらせて潜ろうとするので相当な抵抗がある。タモは持参したが車の中、一気に引き揚げるしかなく、抜け落ちないことを祈りながら空中高く揚げて取り込んだ。

先にも記載したが、昼頃は外気温も26℃まで上がり、漸くお日様も顔を出し汗ばむくらいになった。恐らく水温も比例して多少は上昇しているだろう。水温が上がると共に活性も上がるということだろう。

尺ガレイを取り込んだ後、他の竿を引いてみるとこれまた重い。2枚続けては無いだろうと思いながらもリールを巻くと、何だか期待感は増す。これもカレイだと解る迄には時間を要した。最初の抵抗が殆ど無く手前に近付いてからやっとノッキングが始まるのだ。この30㎝も慎重に引き揚げる。12時前後、これが今日の時合だと思う。但し喰い付いた時間は定かでは無いが、揚げるまでの30分以内であることは確かである。

この釣り場では珍しくウミケムシが2尾釣れた。日立製作所南方岸壁で釣れるのが主だが、少しづつ生態系に変化が出ているのかも知れない。10年前にはウミケムシなんぞ見たことも無かったのだから。

それはさて置き、久し振りの釣行で尺ガレイをゲットした。まだまだ腕は確かである。

旧暦:閏2月28日
場所:徳山築港
時間:05:40~13:20
天候:曇りのち晴れ
風 :東弱風のち東風
気温:5時40分12℃、9時20℃、12時26℃
月齢:27.4
潮   :中潮 満潮07:38潮位300cm 干潮13:47潮位55cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:22、30、32cmカレイ3・27㎝アイナメ1

【4月18日過去の釣行記録】
・1993年末武川河口、昼間、大潮、潮干狩り=アサリ大漁
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:40、大潮、釣果=メバル7・ヒラアジ8
・2009年晴海埠頭、19:30~23:00、小潮、釣果=メバル2・ヒラアジ8
・2015年晴海埠頭、06:00~12:30、大潮、釣果=34cmカレイ2・木っ端ガレイ8・アイナメ1
・2020年日立製作所南方岸壁、05:40~09:20、若潮、釣果=18、24、25㎝カレイ3

【この日の釣り情報】
・2012年東海岸通り、20:00~22:30、中潮、釣果=メバル12・アジ2

【旧暦2月28日釣行記録】
・1993年03月20日、光汚水処理場裏、06:00~10:00、中潮、釣果=カレイ3・アイナメ2
・1997年04月05日、末武川河口、夜中干潮時、中潮、潮干狩り=アサリ少々
・2008年04月04日、徳山青果市場前岸壁、20:00~22:00、中潮、釣果=メバル5
・2012年03月20日、東海岸通り岸壁、19:00~21:00、中潮、釣果=メバル2
・2012年03月20日、大島大原、18:30~20:30、中潮、釣果=メバル5
・2017年03月25日、徳山築港、07:00~11:20、中潮、釣果=カレイ4・マダイ1
・2020年03月22日、徳山築港、06:00~12:00、中潮、釣果=カレイ4・キス1・アイナメ1・タナゴ1

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千一夜第3章第373夜 笠戸湾は春日和

2023-02-17 18:57:38 | サーフ

2023.02.17(金)

天候も良好という予報だったので、今日の釣り場は日立製作所南方岸壁にした。2月下旬から3月に掛けて尺オーバーの大型カレイが揚がるので、今日は下見といったところである。この時季では2020年に38㎝のマコガレイを揚げたのがここでの記録である。

三寒四温で日一日と暖かくなって来るが、今朝の外気温は1℃、しかし風が無かったので気温程の寒さは感じなかった。尤も、防寒服を着込んでのことだが。日中は正しく春だった。

釣具店で餌を購入後、新人のうら若き女店員が「頑張って釣ってください」と励ましてくれたが、「いや、まだちょっと時季が早いよ」と言うと、「まだまだ水温は低いので魚の活性は上がらないようです」と、やっと昨日覚えたかのような応酬話法を発す。何だか可笑しくなって「ああ、そうだね」と笑いながら答えた。

彼女の期待に応えたかったのだが、やはり時季尚早であった。私の釣り場である山口県中部から東部に掛けての瀬戸内の海域では、真鯛のように春から初夏にかけて産卵の準備のために浅瀬に移動する雌の真鯛を、桜の開花時期と歩調が合うことが多いので桜鯛と呼ぶが、カレイもまた同様に花見ガレイや座布団ガレイと呼ばれ、早春頃から5月初旬にかけて大物が浅瀬に寄って来る。カレイ釣果の声が最初に上がるのが岩国市の今津川河口、次に大島郡の屋代島や由宇町の神代港辺り、上関を経由して笠戸湾や徳山下松港と東から西に移動してくる。桜前線とは逆のようだ。岩国の釣友が情報を入れて来ないのではっきりとは解らないが、例年だとそろそろカレイが揚がる頃である。数年前までは岩国の今津川河口や、由宇町の神代港などにも足繁く通ったものだが、ここ2~3年は足が遠退いている。

今朝は朝まずめ開始の6時30分から竿を出した。30分置きに竿を引いたりリールを巻き上げて投げ直したりするが、魚のアタリは全く無い。唯一釣れるのはウミケムシばかりである。ウミケムシについては何度も記事に書いているので詳細は省くが、兎に角、肌に触れないようにピンセットで外すことが肝要である。毛が肌に付着すると痛痒くなる。特に肌が弱い人は大変なことになる。今日は竿を上げる度にこのウミケムシ君が付いていた。十数匹は釣ったように思う。ヒトデも1個釣れたが、この方がまだましである。6時間竿を出して魚は全く釣れなかった。釣具店の女店員が言っていた通り、水温が低いと見え、魚の活性はまだまだのようである。

旧暦:1月27日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:30~12:30
天候:晴れ
外気温:6時30分1℃
風 :弱風
月齢:26.3
潮   :中潮 満潮07:10潮位264cm 干潮13:07潮位136cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:ボウズ

【2月17日過去の釣行記録】
・2013年櫛ヶ浜港防波堤、18:45~20:10、小潮、釣果=メバル9・ハゼ1
・2018年今津川河口東側、09:00~13:10、大潮、釣果=31cmカレイ1、釣友S=41cmカレイ1
・2019年今津川河口東側、06:00~12:00、中潮、釣果=35、28、20cmカレイ3、釣友S=30cmカレイ1

【この日の釣り情報】
・2007年華西防波堤、18:30~21:00、大潮、釣果=メバル10

【旧暦1月27日釣行記録】
・2008年03月04日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:10、中潮、釣果=メバル11
・2009年02月21日、華西防波堤、18:30~22:00、中潮、釣果=メバル13
・2016年03月05日、徳山築港、06:40~15:10、中潮、釣果=木っ端ガレイ4・26㎝カレイ1・ハゼ1
・2022年02月27日、徳山築港、06:15~15:00、中潮、釣果=28cmカレイ1・アイナメ1

 

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千一夜第3章第372夜 新たな釣り場を求めて

2023-01-30 23:17:42 | サーフ

2023.01.30(月)

以前から気になっていた櫛ヶ浜港東端の釣り場に漸く来れた。大寒波も去り一時的にせよサーフ出来る環境にある。
私の釣り場は、車横付け即サーフ出来る所でなければならない。そういう条件を全て適えているのがこの釣り場である。後方は半ば野っ原であり何の気遣いも要らない。サーフ方向は前方であり、港の入り口とは少しずれているので、漁船やプレジャーボートの出入りがあっても、まずラインを掛けられる心配も無いように思われる。但し竿を出している所へ船が接岸すれば台無しとなるが、下に敷石もあるので、ここへ船が着くことは無いように思われる。今日はまだ嵐が去った直後のためか、漁船などの出入りは全く無かった。水温も低くなっており魚も釣れないからだろう。今日は魚を釣るというよりも釣り場の感触を確かめるために来た様なものである。

釣り場の左手は新港まで長い船の係留場所となっているが、係留場所は空いている所も多い。サーフしてみた感じでは海底は砂泥だろうと思う。左右遠近とサーフしてみたが根掛かりは全く無い。理想的な釣り場とも思えるが、カレイが釣れればの話である。ここではカレイだけでなくアイナメも狙えそうなロケーションである。昨年末頃だったか、夜に港の下見に来た時、夜釣りの若い士2人が居たが、一人はアナゴを揚げていた。ああ、ここもアナゴが揚がるのかと少し肩を落とした。朝まずめからサーフするとアナゴに仕掛けをぐちゃぐちゃにされるので、出来れば釣りたくない魚である。

今日は思った通り魚の姿を見ることは適わなかったが、少し水温が上がってからもう1~2度来て見ようと思う。ここでカレイが揚がれば私の4番目のホームとなる可能性を秘めている。楽に釣れる場所を探すのも大変である。

写真の左上の方に堤防が写っているが、嘗てこの堤防の先端からサーフしたことがある。大して大きくは無かったと思うがカレイを数枚ゲットしている。サーフ方向は防波堤先端から前方である。従ってこの場所からサーフするのとは全くポイントが異なる。ここが駄目ならまた向かいの防波堤先端まで行ってみるのも選択肢の一つである。

防波堤の全体像を写していないが、数百メートルにも及ぶ長い防波堤である。櫛ヶ浜新港から旧港に向けて伸びているが、サーフの道具を持ってこの防波堤先端まで来るのはキャリー無しでは到底無理である。忘れ物でもした日にゃ目も当てられない。2往復もすればその日の体力は全て消耗してしまいそうである。
一昨年だったか、近所のホームセンターでニューモデルのキャリーを購入したが、まだ一度も使用せず納屋で埃を被っている。キャリー兼椅子となるものだが、そもそもこのキャリーを引いて歩くこと自体が苦痛である。行動に移せばそれなりのことは出来るが、行動に移すまでが時間が掛かる。まあ愚痴を並べてもしょうがないので、この釣り場で釣れなければ、一度奮起してキャリーを引いてみようかとも思う。

私の連載記事に「釣り場百景」というのがあるが、この釣り場と防波堤先端の釣り場はまだ未記載である。1~2度しか釣行していない釣り場は記載していないので、今後数度釣行するようであれば記載したい。「釣り場百景」も原稿のままアップしていない記事が10篇程度あるが、その中には既に釣り場が無くなっている場所がある。徳山大島の本浦港は記事にはしてあるが、現在は干拓されて港自体が消え失せている。今後は逆に貴重な資料となるかも知れない。

今日は朝方は北風も緩やかだったが陽が昇るにつれ強風となった。港の外側では白波が立つほどだったが、ここでは竿の揺れも殆ど無く常態だった。干潮が9時だったので、その後1時間程度やってみたが、魚の気配は全く無し。餌も殆ど無くならず、最初に付けた餌が納竿時まで元気に動いていた餌もあるくらいだった。10時過ぎにはさっさと納竿して終えた。餌が大量に余ったが、ここ数日の内にまたいそいそと出掛けるかも知れない。

釣行日:1月30日
旧暦:1月9日
場所:櫛ヶ浜港東側
時間:06:40~10:20
天候:曇り
風 :北弱風のち強風
気温:6時40分4℃ 9時7℃ 9時45分6℃
月齢:8.3
潮   :小潮 満潮03:41潮位208cm 干潮09:05潮位154cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:ボウズ

【1月30日過去の釣行記録】
・2010年平群島・八島沖、07:00~14:00、大潮、船釣り、釣果=アジ5・ウマヅラハゲ1
・2011年第2埠頭東側、06:50~10:00、中潮、釣果=ボウズ
・2021年櫛ヶ浜新港防波堤、18:30~20:50、中潮、釣果=メバル2
・2022年日立製作所南方岸壁、06:40~12:00、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・1994年今津川河口、08:00~10:00、中潮、釣果=33.5cmイシガレイ・20cmマコガレイ

【旧暦1月9日釣行記録】
・2008年02月15日、第2埠頭東側、18:30~21:30、小潮、釣果=メバル13
・2010年02月22日、第1埠頭、08:30~12:30、小潮、釣果=30cmカレイ

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千一夜第3章第370夜 ’23年釣り事始めの儀

2023-01-07 23:55:09 | サーフ

2023.01.07(土)釣り事始めの儀

今朝は5時30分起床、外は小雨が落ちていたが、天気は回復するとの予報だったので、久し振りに予定の入っていない今日を初釣りの日とした。6時過ぎに釣具店に行った頃は小雨も止んでいた。朝の気温は5℃だったが、防寒着を着ているので寒さは殆ど感じなかった。釣り事始めの儀はやはりホームグランドである築港の釣り場である。

釣具店を出て暫く車で進んでいると雨粒がフロントガラスに落ちだした。それも次第に強くなるような感じだったので、スマホで改めて天気予報を見ると、7時には止む予報が8時に変更になっていた。既に餌も購入して準備万端だったためそのまま釣り場に向かう。

釣り場には他の釣り人は居なかったが、常連の犬の散歩人が、正月から結構釣り人が来ていたと言う。結構と言っても、ここでは1組か2組程度だろうと思うが、よく見ると釣り場には塵が散らかっていた。

小雨はまだ降り続いている。竿を雨に濡らすのは嫌なので、竿を出す前に例年のごとく、まず朝まずめ開始時(曇っていてよく解からない)の6時40分に、海神大綿津見神(おおわたつみ)、海の潮の満ち引きを司る神様、塩椎神(しおつちのかみ)を始め、ワタツミ(海神)、オカミ(水神)、オミヅメ(水神)らの諸神に感謝と安全、大漁祈願のため、海にお神酒を捧げ、1礼2拝2拍手1拝1礼。例年の釣り事始めの私の神事である。今年は東西南北で四方拝をした。昇殿参拝した折に頂いたお神酒を捧げようと思っていたが、何も考えずその日に呑み干していた。そのため釣具店に寄る前にコンビニでワンカップ2本購入して来た。

竿出し前の神事も終わったが、小雨は降り続く。ここまで来たら仕方ないと諦め、6時40分から竿を出す。気温は2℃上昇し7℃となった。竿出しの頃から数隻の漁船も出港したし、渡船も客を運んでいた。メバル釣りなどは小雨が降り水が濁った方が良いとされる。朝方は風も緩やかでメバル釣りには好条件かも知れない。

天気予報通り、8時には小雨も上がり太陽も顔を出したが、9時30分頃から西風が強くなってきた。海面も相当荒れて来た。小雨が降る間は竿を3本出していたが、陽が出てから2本追加し5本とした。

何時も台船に横付けしているあけぼの丸の姿も無かった。空き地に船員の自転車が止めてあったので、早朝から出港したものと思われる。私は台船上から3本の竿を出した。後で気付いたことだが、陽が昇って来ると、何時もの給水機の横からサーフした竿の餌は、竿を揚げた時に残ることが多くなってきたが、台船上からサーフした餌は殆ど無くなっていた。台船上からサーフし出したのは昨年の秋頃からだったと思うが、今まで荒らされていない方へ魚も移動しているんじゃないかとさえ思えて来る。今度は集中的に全部の竿を台船上からサーフしてみようと思う。

さて、釣果の方であるが、今年の1尾目は9時に釣れたメゴチだった。昨年は20㎝程度のアイナメだったが、似たようなものである。唇に上手く針掛かりしていたので、海に戻すとすぐさま潜って行った。但し、生体反応のあるものはこの1尾のみだった。カレイなんぞアタリも見なかった。まあ、正月早々殺生をしなかったと言えば聞こえは良いが、ここ2~3年、カレイの釣果がグンと減少した。絶対数が減ったのだろうが、この広い海、私が釣る分は高が知れていよう。何時だったか、カレイも禁魚の対象になるかも知れないと何かで読んだように思うが、カレイ一筋の私としてもカレイ減少を実感する。

9時30分頃から西風が強くなり、その後も収まる気配は無かった。1人釣行でもあるし殆ど車中で竿先を見守っていた。散歩人などの常連が来た時には新年の挨拶を交わす程度で、その時に竿を少し引いてみるくらいだった。満潮時の9時30分の前後1時間でも、メゴチ1尾だけじゃあどうしようもない。11時30分には諦めて納竿に入ったが、その時に最後っ屁のようにナマコが揚がった。これは引っ掛かったのではなく、ちゃんと餌を食っていた。従って釣ったのである。茶色のナマコで最上級品の部類に入るナマコである。これも台船上からサーフした竿にきた。やはり、何時もの飛距離とは違う所へサーフしたのが功を奏したようだ。

釣行日:1月7日
旧暦:12月16日
場所:徳山築港
時間:06:40~11:40
天候:小雨後曇り
風 :西弱風のち強風
月齢:14.7
潮   :大潮 満潮09:32潮位288cm 干潮02:47潮位15cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:メゴチR・ナマコ1

【参考】
以前私は暇に任せて神様の系譜を作ったことがある。日本の神様の殆どが神世七代、七代目の伊奘諾尊(いざなきのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)を祖とする。 海神様でいうと伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子、海神大綿津見神(おおわたつみ、神武天皇の外祖父)である。海の潮の満ち引きを司る神様は塩椎神(しおつちのかみ)である。

多神教国日本では八百万の神様が鎮座される。海の神様も実に数多い。その一例を挙げると、
・海神・住吉三神  
国生み14柱で底筒之男命(そこつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・中筒之男命(なかつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・上筒之男神(うわつつのをのみこと)。  

・海神・綿津見三神  
国生み14柱で底津綿津見神(そこつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・中津綿津見神(なかつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・上津綿津見神(うわつわたつみのみこと)。因みに天照大神(あまてらすおおみかみ)も国生み14柱の一人である。

・海神・三女神
・宗像三神(伊奘諾尊と伊奘冉尊の孫、素戔鳴尊の子)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いつきしまひめのみこと・別称:弁財天)、多紀理毘売命(たごりひめのみこと・大国主尊の妻)。

他にも海や水に関する神様を挙げると、
・火照命(ほでりのみこと・別称:海幸彦(毘古)・神武天皇の大叔父)。
・国生み神・岐神(ふなとのかみ)は船の航路を司る神。
・伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子は十柱神で次が水と関係ある八柱神であるがその水を司る神、彌都波能売神(みつはもめのかみ)。
・国生み十神の速秋津日命(はやあきつひめのみこと)の子の八神(河海を持別て生みし神)も水神様で、沫那藝神、沫那美神、類那藝神、類那美神、天之水分神、國之水分神、天之久比奢母智神、國之久比奢母智神がいる。

以上、前年と同文の記事を張り付けたが、これらの神様全員にワンカップ半分じゃ御利益も薄れるだろうな。神様の御利益は、くれぐれも如実ですぞ。

【1月7日過去の釣行記録】
・2006年大島居守海岸、18:00~23:00、小潮、釣果=2人でメバル9
・2007年第2埠頭東側、15:15~16:30、小潮、釣果=イイダコ1
・2007年大島大原、18:30~00:00、小潮、釣果=メバル13
・2022年徳山築港、06:40~12:50、中潮、釣果=アイナメ1・フグ1全R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦12月16日釣行記録】
・1993年01月08日、笠戸タンダ、06:40~13:30、大潮、釣果=小栄螺大漁
・1998年01月14日、第2埠頭南端東側、07:00~13:30、大潮、釣果=カレイ4・イイダコ5
・2007年02月03日、櫛ヶ浜港防波堤、06:40~12:50、大潮、釣果=カレイ7・アイナメ2・クジメ1・タナゴ1
・2007年02月03日、大島大原、21:30~23:00、大潮、釣果=メバル11
・2009年01月11日、那智埠頭、18:00~18:45、大潮、釣果=ボウズ
・2009年01月11日、晴海埠頭、19:00~20:11、大潮、釣果=メバル11
・2010年01月30日、平群島・八島、07:00~14:00、大潮、船釣り、釣果=アジ5・ウマヅラハゲ1
・2012年01月09日、洲鼻港防波堤、06:40~11:00、大潮、釣果=アイナメ1R

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千一夜第3章第368夜 2022竿納め

2022-12-28 21:47:35 | サーフ

2022.12.28(水)

公務員は今日が仕事納めである。これに準じて仕事納めの企業も多くあるだろう。私が会社勤め現役の頃は、ほぼカレンダー通りの勤務体制だったので、公務員が羨ましくもあった。私が入社した頃には既に改善されていたが、除夜の鐘を会社で聞いたなんて話は良く聞いたものだ。土曜日が休日になったのは入社後かなり経ってからで、12月31日が休みになったのもここ十数年前である。

という訳で、私も今年の畑仕事と釣行は今日で仕舞いにしようと決めた。

本来ならば徳山築港の何時もの釣り場で竿納めといきたかったのだが、何と、何と、何と、二度寝をしてしまった。一旦、5時の目覚ましで目が覚めたものの、目覚ましの曲がBeatlesの「A Day in The Life」だったせいか、返って子守歌のようになってしまったようだ。次に6時の目覚まし曲は同じくBeatlesの「Help」だったので、そのけたたましい音に飛び起きた。この1時間のロスは大きい。

もう焦っても仕方ないと思い、熱いコーヒーをゆっくり飲んで出発した。徳山築港の釣り場とは逆方向の下松の釣具店に行ったので、そのまま日立製作所南方岸壁の釣り場へと向かう。釣り場に着くと、鴨の群が海面一杯に拡がっていた。

朝まずめも終わり、7時にサーフ開始した。今日は5本の竿を出し、30分置き程度にリールを巻き上げ餌を付け替える。朝方は魚の活性も良く餌は殆ど無くなっていたが、陽が昇るにつれ餌も残りだした。

8時15分に2本目の竿で22㎝の木っ端ガレイが釣れた。リールを巻き上げる時は、何か小魚が付いているなといった程度の感触だった。キスかなと思ったが本命のカレイだったのでボウズは免れたと安堵した。針を呑み込んでいたのでリリースは適わなかった。

今日釣れたもので最多のものはこのウミケムシである。合計8尾が揚がったが、サイズは夏場程の大物では無く小さ目のものばかりだった。最近は道具箱の中にウミケムシ対策としてピンセットも入れているので、これで上手く撮んで外した。ウミケムシは内蔵を出しても決して死なない。内蔵も一緒に取りだしたものが数時間経ってもまだ蠢いているのだ。ましてや上手く針が外れたものはのそのそと道路を横断して行くものもいる。海底の生き物が陸上でも活動するのだ。まるで両生類の様だが、本当のところは良く知らない。こいつに触ると大変なことになるので要注意だ。

今日は7時から13時までの釣行だったが、釣果は最初の木っ端ガレイ1枚にイトヒキハゼが2尾、そして最後がこのクサフグだった。唇に上手く針掛かりしていたので、ハリスを切られることは無かった。魚は全部で4尾、持ち帰りは木っ端ガレイ1枚のみである。

今日は気温は低かったが、風が無かったため寒くは無かった。それに木っ端ではあるがカレイが釣れたので、今年の締め括りとしては良しとしなければならない。

旧暦:12月06日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:07:00~13:00
天候:晴れ
風 :北微風
外気温:7時3℃ 11時30分12℃
月齢:4.7
潮   :中潮 干潮06:01潮位19cm 満潮12:47潮位289cm 
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:木っ端ガレイ1

今年は釣行回数が頗る少なかったので、来年はもう少し頑張って釣行しようと思う。特にカレイシーズンとなる2月中旬から梅雨入り前までは足繁く釣り場に通おうと思う。年間の釣行回数50回を目標としよう。定年退職してからあれもしよう、これもしようと語る人が多いが、実際はなまけものになってぐうたら生活を送るのが関の山である。私はと言えば、畑を作り出したので、全くのぐうたらという訳では無いが、それでも学生時代に戻ったようで、夜更かしして起床は昼前ということが多く、孫に起こされることは屡々ある。

当ブログの今年(2022年)の1日@のアクセス数の最多は1,182回、プレビュー数は3,020頁でした。因みに1日@過去最多はアクセス数が1,267回、プレビュー数が5,911頁です。偏に皆々様のお蔭でございます。来年も宜しくお願い申し上げます。

【12月28日過去の釣行記録】
・1996年笠戸島周辺、06:00~15:00、小潮、船釣り、釣果=メバル大漁、タコ、イカ、キス多数
・2008年笠佐島周辺、07:00~15:00、大潮、船釣り、釣果=ヤズ3・メバル2
・2019年牛島岩場、16:10~08:15、中潮、磯釣り、釣果=2人でメバル70、アジ12・チヌ1・カサゴ1(28日~29日通し釣り)

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦12月6日釣行記録】
・1999年01月23日、佐賀関、04:30~12:30、中潮、釣果=関アジ・関サバ大漁
・2013年01月17日、笠戸大橋下、昼間、中潮、釣果=カレイ
・2017年01月03日、徳山築港、06:40~15:10、中潮、釣果=木っ端ガレイ3・キス6・ハゼ3・小マダイ1

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千一夜第3章第366夜 釣り日和、カレイ不在

2022-12-10 19:08:33 | サーフ

2022.12.10(土)

昨日を釣行予定にしていたが、風邪が長引き少し熱もあったせいか13時まで寝ていた。今朝は体調もほぼ戻り5時起床、予定順延で5時40分には釣り場に着いた。着いた時には写真左隅に写っているサビキ人が既に竿を出していたが、起き竿にして本人は車中だった。アジ狙いとのことだったが、好調だったアジも4日には終わったらしい。今朝は全くアジが寄り付かずギブアップ気味で車中にて待機していたようだ。
6時半頃だったか、常連のサビキ人がやって来たが、先週はアジが十数匹だったとのことで、11月中の入れ食い釣果を思えば寂しい限りである。今日も満潮時くらいまでやられたが、アジはゼロ、その代わりサヨリを50尾程度は釣ったように見えた。全体的にサヨリは小振りだったが、時々大物も混じっていた。

台船が2台連なっているが、台船と台船の間でサビキをやるサビキ人、これも今や常連か、今日はアジがあまり釣れていなかったようだ。釣れた1尾を見たが余りにも小さい。上記の最初のサビキ人がアジを1尾揚げたがこれは良型だった。しかし1尾だけだった。アジは群れで移動して来るのだから1尾だけというのも不思議だが、手返しが遅すぎたのか、はたまた1尾だけが迷い込んだのか解らない。

今朝は台船に横付けのあけぼの丸が6時10分に出港するというので、6時3分に1本だけあけぼの丸の航路の邪魔にならないポイントに投げた。出港してから残り4本を台船北側にサーフした。今朝は6時10分はまだ朝まずめも始まらない暗闇だった。この時間からサーフすると仕掛けが9割がたアナゴの餌食になる。予想通り、北側にサーフした4本の竿の内2本にアナゴが釣れた。1尾は大型のアナゴだった。私は持ち帰らないが、朝1番に来ていたサビキ人が欲しいと言うので2尾とも進呈した。


私の持ち帰り釣果の最初はマダイだった。30㎝程度と小振りだが何とか刺身に出来そうである。それにしてもマダイは綺麗である。20数年前だったか、近所の人が80㎝オーバーの見事なマダイを釣り、5~6人が集まって食したが、まん丸い木製の盥に入りきらず頭と尾っぽがはみ出ていたが、あのマダイも綺麗だった。マダイは大きくなり過ぎると赤みが薄れてチヌ化するようだが、そんなことはなかった。釣り人も今は故人であるが、何時までも記憶に残っている。

マダイでは無いがキビレも2尾釣れた。1尾はサヨリ釣りのサビキ人に進呈したが、もう1尾はサビキ人がみんな帰ってから釣れたのでリリースした。

8時25分には尺足らずのアイナメが揚がった。ここ最近アイナメを釣っていなかったので返って新鮮に思えた。数年前までは来れば尺クラスのアイナメが釣れていたものだが、近年は滅多に釣れなくなった。15㎝程度の子供は時々釣れるのだが(勿論リリース)、子供が居るのだから親が居ても良さそうなものだが、これが数式通りにいかないのだ。アイナメの煮付けは非常に美味である。特に、梅雨時のアイナメは嫁に食わすなという諺もある。

今日はキスが何時もの倍釣れた。写真の4尾に後で3尾追加したので7尾になった。集中的に釣れるのではなく、時間を置いては釣れるといった塩梅。サイズは大して大きくは無かったが、割合、肉付きが良く太目が多かった。今日の持ち帰りはこのキスとマダイ、アイナメである。全部刺身にしようと思う。

件のサビキ人だが、餌のオキアミをバケツの上のオレンジ色の容器に入れて、サビキの仕掛けを器具に通す。サビキの仕掛けの一番下は籠なので、籠にもオキアミを入れる。そうして竿と籠を両手で持ってラインを器具の中に通すのだ。私はラインにオキアミの匂いを付けているのだろうと思っていたのだが、実は違った。良く聞いてみるとこれは凄いアイテムだった。ラインを器具に通すだけで、サビキの針に自動的に餌が付くのである。サビキ人の後ろで見ている最初のサビキ人がいたく感動して、今から買いに行くと言っていた。これでサヨリをバンバン釣っていたのだから、この器具の実力は目の前で実証されたのである。勿論、器具の実力だけでなく釣り人の実力もあります。ハイ。私はサビキは殆どやらないが、年に1~2度はやることもあるので、この器具を購入しておこうと思う。

私の釣り場から台船方向の写真。私は主にここから台船方向(向こう岸に白っぽい塔のようなものが見えるがその方向)にサーフしてカレイを狙う。尺ガレイが釣れた時に、タモを持ち合わせていない時には下の石段の上に乗せるのである。そのまま引き上げてカレイが抜け落ちたことが数度あるからだ。今日はしっかりタモを用意して行ったが、こういう時にはカレイが釣れない。

「釣れない釣り人は哲学者、釣れた釣り人はただのお調子者」と夢枕獏が言っているが、今日は差し詰め哲学者ということかな。

釣行日:12月10日
旧暦:11月17日
場所:徳山築港
時間:06:03~12:25
天候:晴れ
風 :微風
外気温:6時7℃ 12時16℃
月齢:16.2
潮   :大潮 満潮10:14潮位302cm 干潮03:31潮位18cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:マダイ1・キビレ2・キス7・アナゴ2・アイナメ1

【12月10日過去の釣行記録】
・2005年庄の浦港防波堤、16:40~19:30、小潮、釣果=メバル2・カレイ1・アナゴ3・キス3
・2005年大島居守海岸、20:00~22:30、小潮、釣果=メバル4
・2006年笠戸島周辺、07:00~15:00、中潮、船釣り、釣果=ヤズ2・エソ1・メバル2
・2011年笠戸落港防波堤、06:30~12:30、大潮、釣果=ボウズ
・2016年徳山築港、06:40~11:00、中潮、釣果=カレイ・キス・ハゼ・小ダイ・イイダコ・チヌ各1
・2017年徳山築港、07:00~11:00、小潮、釣果=カレイ1・キス2・ハゼ5・イイダコ1・チヌ1

【この日の釣り情報】
・2011年笠戸島周辺、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=80cmハマチ4、ヤズ20・マゴチ1
・2017年徳山漁協前、早朝、小潮、釣果=33,37㎝カレイ2

【旧暦11月17日釣行記録】
・2007年01月05日、庄の浦港防波堤、06:00~10:00、大潮、釣果=カレイ6
・2007年01月05日、粭島小瀬戸橋、夜、大潮、釣果=小メバル入れ食い
・2007年12月26日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:30、大潮、釣果=メバル2・ムラソイ1
・2011年12月11日、櫛ヶ浜港防波堤、18:00~21:00、大潮、釣果=メバル15
・2012年12月29日、第2埠頭東側、06:30~12:20、大潮、釣果=カレイ2
・2018年01月03日、徳山築港、06:50~14:45、大潮、釣果=カレイ2・キス4・ハゼ7・アイナメ1・キビレ1・イイダコ1

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千一夜第3章第365夜 別釣り場で勝負 完敗

2022-12-03 18:55:01 | サーフ

2022.12.03(土)

今朝は朝一(6時15分)の周防灘フェリーの入港と共に第1投をサーフした。
朝まずめ開始は6時頃からであるが、今朝は私が釣り場に到着(5時45分)した10分後に先週出会ったサビキ人がやって来てあれこれ話している内に時間が経ってしまった。まああまり変わらないが、朝まずめの時間帯は短くその分貴重でもある。やはり一番良く釣れるのは朝まずめ時である。最近では頑張って朝まずめからサーフしてもあまり釣れなくなったが、この釣り場に来出してから最初の時だったと思うが、朝まずめ時に最初にサーフした竿に、3本目をサーフする頃にはもうカレイが釣れていた。この頃は6本の竿を順番に扇形にサーフしていたが、6本目を投げ終わった頃には尺ガレイが3枚釣れていた。結局その日は2桁のカレイを揚げたと思うが、それくらい朝まずめの釣果は良いのである。

サビキ人は例に寄って台船と台船の間でサビキ釣りを始めたが、朝まずめの頃はアジも寄って来なかったようで、まずめが終わった頃からボツボツ釣れ始めたようだ。1時間くらい経過して連れがやって来たが、この頃には好調になったと言っていた。私の釣り場とは少々離れているのでサイズや数などは解らない。

7時25分、ホットコーヒーを飲みながら竿先を見つめていると、竿立てに4本並べた竿の一番左端の竿先がいきなり猛スピードで一度だけ撓った。竿先は西側向きだがサーフ方向は北側である。従って45度の角度があるので、カレイがアタッた時には竿先が右側に撓るのである。真っ直ぐに投げていれば竿先はお辞儀をすることになる。まるで、2日早朝のW杯の日本対スペイン戦を想起させた。私は徹夜でTVライブ観戦をしたが、後半3分にMF堂安が放った同点シュートのような鋭いアタリだった。尺はありそうなアタリである。間違いなくカレイのアタリにワクワクしながら、それでも1分間は竿を引くのを待った。餌を良く呑み込ませた方が良いので本来なら5分程度待った方が良い。ここら辺はタチウオの餌釣りやヒラメの泳がせ釣りなどに共通するものである。

竿を引いてみると直ぐにカレイが海底で翻った。引きもまずまずである。丁度サビキ人が見ていたのでタモを持ってないか聞いてみたが持ち合わせていないとのこと。私も忘れて来た。漸く足許まで寄せた時には尺はあるなと直感した。但し、アタッて1分後なのでそのまま引き揚げるのには不安が残ったので、釣り場横の石の階段があるが、その上に引き揚げて乗せた。直ぐに竿を置いて石段を降りていったが、不安は的中、石段の上でバタバタ跳ねていたが針が外れた。危うく海に戻すところだったが、なんとか抑え込んで取り込んだ。タモも用意している時には不要で、無い時に限って必要となる。

今夜の刺身分は確保できたが、あと煮付け用と唐揚げ用が欲しいなとサビキ人に言ったが、今日もこの1枚に終わった。

7時30分には竿立ての4本以外にもう1本別にサーフしていたが、その竿先が小刻みに揺れたので、何か小魚が釣れたなと思い揚げてみると小振りのキスだった。今日はこのキスを含めて3尾のキスをゲットした。カレイとキスが立て続けに釣れたので、この時が時合だったのだろう。この時にアタリの無かった竿については、もう同じポイントにサーフしても魚は居ないということになる。投げ直す時にはポイントをずらした方が正解である。

8時40分には、キスが釣れたポイントで小マダイが揚がった。小マダイも都合3尾揚がったのでお吸い物にでも入れようと持ち帰ってみた。家人は嫌うが、これがなかなか美味なのである。11時には30㎝弱のキビレが揚がったが、チヌやキビレは持ち帰らないのでリリースした。サビキ人が欲しかったのにと言ったが、海に戻した後だった。他魚ではフグが2尾、イトヒキハゼが1尾で全部リリースである。

さて、今日は釣友Sとの久々の共演だった。とは言え釣り場は別々でそれぞれが自分のホームとも言える釣り場である。
7時25分にカレイを揚げた後でSに写メを送ったが、折り返し直ぐに35㎝のカレイゲットと写メを送って来た。3㎝ほど負けた。

10時過ぎには小振りだがマダコを揚げたと写メ。ムムムム・・・。先日釣り逃した大マダコのことが脳裏に蘇る。

そしてとどめがこの38㎝のカレイ。10時48分に送って来た写メである。38㎝とは最近に無い大物、37㎝はままあるが38㎝は無い。Sも今日は自分のホームに行って大正解だったようだ。脳みその無いカレイとは言え、今日は完敗である。性善説を取るが、メジャーを添えておいて欲しかったなあ。

釣行日:12月3日
旧暦:11月10日
場所:徳山築港
時間:06:15~13:45
天候:曇り
風 :北弱風
外気温:6時5℃
月齢:9.2
潮   :長潮 満潮05:04潮位234cm 干潮11:08潮位109cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:32cmカレイ1・キス3・キビレ1R・小マダイ3

【12月3日過去の釣行記録】
・2005年庄の浦港防波堤、16:45~23:00、大潮、釣果=メバル7・アジ2・ソイ1・クロ1・アナゴ4
・2016年徳山築港、06:15~11:50、中潮、釣果=カレイ2・キス6・小マダイ4・メゴチ1・ハゼ2・ナマコ1

【この日の釣り情報】
・2000年今津川河口、15:20、小潮、釣果=30、35cmイシガレイ

【11月10日過去の釣行記録】
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、10:30~18:10、小潮、釣果=カレイ5・アイナメ2・ハゼ3・キス1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~01:00、小潮、釣果=メバル7・アイナメ2・セイゴ1・キス1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月10日釣行記録】
・2005年12月11日、庄の浦港防波堤、07:00~17:30、長潮、釣果=2人でキス15・アイナメ1・ハゼ4
・2011年12月04日、第2埠頭東側、06:20~13:00、長潮、釣果=カレイ2・キス1・チダイ1・コウイカ2
・2012年12月22日、那智埠頭、18:00~21:10、長潮、釣果=メバル7
・2015年12月20日、徳山築港、06:40~15:20、長潮、釣果=カレイ3・キス8・ハゼ14・アイナメ1
・2021年12月13日、大島大原、06:40~12:45、長潮、釣果=キス2・小マダイ7R

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千一夜第3章第364夜 久々カレイ

2022-11-27 21:15:55 | サーフ

2022.11.27(日)

昨夜から今朝の釣行は決めていた。
5時30分に櫛ヶ浜の釣具店に行ったが、餌(アオムシ)が殆ど残っていなかった。取り敢えずある餌を全部貰ったが何時もの量より少し少なかった。しかし珍しくホンムシが居たのでこれを少々購入。店長曰く、餌を仕入れる時点で今日の天気は雨模様だったので少な目に仕入れたとのこと。それにしても私の後からも大勢の客が来たに違いないがみんな困っただろう。下松方面に行くか徳山の駅西まで行かなければ釣具店は無い。

6時前に釣り場に着くと先客が居た。埠頭周りには釣り人は居なかったので、辺りを見回すがそれらしき人影は無い。まだ暗闇なので良く見えなかったが、何と台船が2台連なっているが、その間に仕掛けを降ろしていた。向うの方から声を掛けて来たので吃驚した。台船と台船の間で釣るのは始めて見た。小アジが良く揚がっているとのことだったが、明るくなって見てみると成程小アジだった。後で常連の散歩人兼サビキ人が来たが、アジの好調は先週までだったとのこと。それにしても1か月程度好調が続いていたことになる。散歩人兼サビキ人は台船の上からサヨリ釣りを始めたが、ここのサヨリは小さくて細い。入れ食いとまではいかなかったがそこそこ釣り揚げていた。

私の釣果は久し振りの26㎝マコガレイゲットだった。
6時10分のまずめ開始時から始めたが、この時間からやると仕掛けはアナゴの餌食になる。どうかアナゴが釣れませんようにと願って始めたが、遂にアナゴは来なかった。餌は直ぐに無くなるほど活性は高い。先週よりもかなり水温が低くなっているとサビキ人が言う。
6時40分、埠頭からフェリー乗り場方面にサーフして竿を持つと、いきなり魚が翻る感触が手に伝わって来た。この時点では良く暴れるのでキビレかなと思ったが、リールを巻いている内にひょっとするとカレイか?と思い、手前まで巻き戻して漸くカレイの姿が見え安心した。何時もとちょっと違う引きだったが元気なカレイで何よりである。寂しいことにカレイはこの1枚のみだった。やはり複数釣れなければ本間者とは言えない。

8時50分と11時20分にキスが釣れた。今日はカレイが居るので持ち帰ったが、キスのみならリリースしていたところだ。キスは2尾とも小振りだったが、もう少し数が欲しい所だ。まあ置き竿だから仕方ないが。

カレイとキスの他にはフグが1尾、サビキ人も大きなフグを釣り揚げていた。

台船と台船の間でサビキをやる釣り人、後から仲間らしき人が来て2人で釣りだした。彼らはこの釣り場は今日が2回目とのことで、小アジだが良く釣れるので気に入ったとのこと。

私がカレイを釣り揚げた所を台船の間でサビイていた釣り人に見られたが、こんな所でカレイが釣れるなんてと吃驚していた。サビキを終えた後、今度はロッドで投げ釣りを始めたが、次回はサビキ、サーフの両刀でやりそうな気配だった。

釣行日:11月27日
旧暦:11月4日
場所:徳山築港
時間:06:10~11:40
天候:晴れ
風 :北弱風のち無風
外気温:6時10℃ 9時15℃ 11時17℃
月齢:3.2
潮   :中潮 満潮11:18潮位317cm 干潮04:26潮位1cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:26cmカレイ1・キス2

【11月27日過去の釣行記録】
・2004年上関港、17:30~19:30、大潮、釣果=アジ大漁
・2010年洲鼻港防波堤、06:10~11:20、小潮、釣果=小メバル4・タナゴ2・ギザミ5
・2021年洲鼻港防波堤、06:10~15:40、小潮、釣果=26、33cmカレイ2・キス3・アイナメ1

【この日の釣り情報】
・2004年上関港(商工会前防波堤)、昼間、大潮、釣果=25cmカレイ3
・2005年大島居守、夜、若潮、釣果=メバル3
・2005年新日鉄波止場、昼間、若潮、釣果=カレイ1
・2018年上荷内島沖、06:30~14:00、中潮、釣果=9.5㎏ハマチ1・ヤズ1

【旧暦11月4日釣行記録】
・1996年12月14日、笠戸島周辺、10:00~14:00、中潮、船釣り、釣果=アジ大漁
・2006年12月23日、笠戸島周辺、06:50~14:20、中潮、船釣り、釣果=ヤズ4・エソ1
・2012年12月04日、洲鼻港防波堤、07:10~11:20、中潮、釣果=ボウズ

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