千一夜第3章第289夜 畑を作ろう! その2

2021-07-29 00:48:17 | 百姓仕事

2021.07.29(木)

平鍬や四つ手鍬はやはり弟家脇の倉庫にあった。7月25日(日)に態々持って来てくれた。弟はJAに勤務しているので、懸案の苦土石灰のことを聞いてみた。するとジョイの従業員氏の説明の通りであった。どうやら畑づくりの師匠、博ちゃんの勘違いらしいということが解った。苦土石灰を最初に撒いてから1週間程度経っているので、翌26日(月)は牛糞や888を撒くことにした。家の向かいの西村ジョイに行って、またまた従業員氏の説明を聞く。牛糞はもう撒いても良いが肥料の888の方はまだ早いとのこと。肥料の方は種、或いは苗を植える時に撒いたので十分とのこと。1㎡@100g程度撒くくらいだからまあ一握りといったところか。牛糞は全体に撒くのなら4袋と言われたが、畝を作ってその上に撒く積もりだと言って2袋購入した。肥料の方は1袋じゃ多すぎるのでどうしようか迷っていると、20㎏入りの袋も半分の量も値段は一緒とのこと。それに2~3年は品質に問題なく使えるので大きい方が得だと言われ納得した。但し今の時季は種蒔きや苗植えの丁度端境期になるので、土壌の改良の方を優先させた方が良いとのことで、肥料は一応購入したが使うのはまだ先になりそうだ。

取り敢えず牛糞1袋を開け、畝2列分に撒く。ジョイの従業員氏の説明では殆ど無臭だと言われたが、この説明だけは納得がいかなかった。やはり牛糞だ、臭い。但し鼻が曲がるほどの臭さという訳でも無い。1袋を撒き終わった後は臭さのため暫く身動きが出来ない。水分補給を兼ね一時休憩を取る。

本当は牛糞だけ撒いて2~3日寝かしておこうかと思ったが、周辺の住宅に臭いで迷惑が掛かっても塩梅が悪いので鍬で混ぜることにした。混ぜ終わると牛糞の臭いは殆ど感じられなかった。混ぜ終わったのだから序に畝も作っておこうと奮起する。

畑を作る予定地には4つの畝を作る予定にしている。この日は畝2列分に牛糞を撒いたので2畝作らなければならない。通路となる部分の目印に凡その見当で棒を立て、その棒を目印に平鍬で掘っていく。こうして畝を2つ作り上げた。畑づくり6回目の作業終了である。こうなると直ぐにでも種、或いは苗を植えたいのだが、そこは我慢である。ジョイの従業員氏は土壌をしっかり作るのが畑作りの基本だと念を押された。土壌さえしっかり出来ていれば後は野菜が勝手にすくすくと育ってくれるようだ。但し私には一つの不安材料も残っている。それは畝の深さ、或いは高さである。土壌を柔らかくはしているが、野菜の種類にもよると思うが、根を奥底まで十分伸ばさすためにはどれくらいの畝の高さが必要か全く解かっていない。次回は周りの土をもう少し盛っておこうかとも思う。残りの2畝も早急に作らねば。しかし暑くて死にそうだ。

7月27日、3歳下の従兄弟で畑づくりの師匠の博ちゃんが、スイカがあるから取りに来ないかと言うので夕方から向かう。行ってみればスイカ(棚を作ってスイカは棚からぶら下っていた)のみならず、オクラ、ミニトマト、カボチャ、キュウリ、トウモロコシなどの野菜が盛り沢山に用意してあった。畝を2つ完成させたことを報告すると、それじゃあ取り敢えずミニトマトの新芽が出ているので、これを摘んで挿し木のように畑に植えてみろという。まだ植える予定では無かったが、12本ばかり苗をくれたので取り敢えず植えてみた。朝夕2回の水やりをきちんとやれば何本かはつくだろうと言う。ミニトマトの収穫は霜が降りる頃まで出来るとのことである。まあ、私にしてみれば苗が育つかどうかは一つの実験のような心境である。これも一応作業ということで7回目が終了である。

7月28日、早朝から起き出してミニトマトの苗に水をやる。それに昨日植えた時に苗と苗の間隔が狭すぎたように思えたので、少し間隔を拡げて植え替えた。

夕方からは残り2畝を作ろうと奮起する。まずは牛糞1袋を撒く。

前回と同じように牛糞を四つ鍬で混ぜてから、今度は平鍬で畝を作って行く。2度目なので作業の要領は解かっており、前回よりもスムーズに運んだ。但し、途中途中の休憩が多く時間的には2度目の方が長くなった。8回目の作業(実質は6回、後2回は畑以外の場所の草刈りとミニトマトの苗植え)で畑が完成した。

これで畝が予定通り4つ出来上がった訳だ。暫くはこのまま牛糞が土に馴染むまで置いておこうと思う。後は草取りに精を出すことになりそうだ。
次は何を植えようか悩むことになりそうだが、ど素人でも失敗しないようなものにしたい。ジョイの従業員氏にも植えるもののアドバイスを依頼してあるので、時季になれば何か言ってくるだろう。これが成功裡に終われば畑の拡張も有り得る。連日休まずにやればこの程度の畑なら2週間程度で出来る(苦土石灰を撒いてから最低でも1週間は間が空く)ということが解った。しかし中々机上の計算通りにはいかないものである。

【7月29日過去の釣行記録】
・2007年平群島沖、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=30~40㎝アジ7

【この日の釣り情報】
・2007年第1埠頭南端、07:00~10:00、大潮、釣果=キス14

【旧暦6月20日釣行記録】
・2006年07月15日、笠戸本浦港防波堤、06:40~14:10、中潮、釣果=キス1・クジメ1
・2010年07月31日、櫛ヶ浜港防波堤、19:25~21:00、中潮、釣果=キビレ1
・2016年07月23日、第2埠頭3か所、05:40~09:00、中潮、釣果=キス4

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千一夜第3章第288夜 畑を作ろう! その1

2021-07-24 23:42:02 | 百姓仕事

2021.07.24(土)

自宅の西側に約55坪の菜園があるが、今や草茫々で見る影もない。梅雨明け3日前の7月10日(土)、長雨で土壌が緩んでいることもあり、草取りを兼ねて一部を畑にしようと思い立つ。畑と言うのは草取りとの闘いでもある。根気と根性が無ければなかなか出来ない。当初、ほんの一部ほど草を取ったが、直ぐに息が上がりビールのプルタブを捻る。暫く休憩である。

この日は、畑を作る部分だけは何としても草を取ろうと誓いを立てていたので、休憩を挟んで一気に仕上げる。これで畑づくり初日の終了である。やってみれば何とかなるもんである。疲労感は大して無かったが、終わった時には全身汗だくで、玄関先で素っ裸になりそのまま浴室でシャワーを浴びる。

7月19日(月)、耕作予定地以外の場所の草刈りをする。6月初旬に一度草刈りをしているのだが、一月も放って置くとまた元に戻ってしまうくらい草が伸びる。夏草の成長力たるや日々の経過の如く(無職になってからは日にちの経過が早い)で侮れない。混合油1ℓ缶を購入して、一度に半分給油出来るがそれを使い切った所で草刈りも終わった。2回目の畑づくり作業の終了である。この日も素っ裸になり浴室に直行である。

 

今は亡き叔父の形見分けの草刈り機、「たもつ号」と命名。草刈りも終わってみれば気持ちが良い。以前植えていたニラがしぶとく生えていたので、その部分は残して他は凡そ刈った。後で聞くと、我が家ではニラは殆ど食さないことが判明した。次に草刈りをする時に全部刈ってしまおうと思う。

7月20日(火)、苦土石灰5キロを西村ジョイにて購入、耕作部分の土壌改良のため半分程度撒く。ジョイの従業員氏の説明では、苦土石灰は撒いてから1~2週間置いた方が良く、直ぐに何か植えたい場合にはアルカリ石灰が良いと言われた。しかし私の従兄弟の博ちゃん(畑づくりの師)に言わせると真逆のことを言う。どちらが正しいのか私には解らないが、JAの購買部にも出荷している博ちゃんを師と仰いでいるのだから、この際、師匠の方を信頼することにしよう。師匠に言わせると、苦土石灰と肥料の牛糞、鶏糞、888等も一緒に撒けば良かったのにと言う。私はジョイの従業員氏の説明でまだ肥料を購入するのは先のこととしていたので用意していない。まあ、ゆっくりやることにする。畑づくり3回目の作業終了である。

7月21日(水)、苦土石灰を撒いた土が少し硬いので鍬で耕す。序に耕作地を1区画拡張(左側)した。これで短いが、畝が4つ出来そうである。その後、鍬で耕した後で残りの苦土石灰を撒く、最初の方にももう一度撒いて5㎏全部を使い切った。後で博ちゃんに、この面積(5坪弱)なら5㎏の半分で十分だと言われる。まあ、使い切ったものはしょうがない。

畑は一応鍬で耕したが土の粒が荒いため、週末頃、博ちゃんに小型の耕運機を借りて細かく耕す予定、その後、肥料(牛糞、鶏糞、888など)を撒き畝を作る予定である。4回目の畑づくり終了である。何だか、段々形になって行くような感じがする。

7月24日(土)、今日は従兄弟で畑づくりの師匠である博ちゃんが、会社が休みなので持ち運びの出来る小型の耕運機を持って来てくれるということになった。17時頃の約束だったが、来たのは18時近くだった。尤も、陽が傾いた方が暑さが凌げるので遅くても構わない。それにこの程度の面積なので30分も掛からない。

最初に私が荒掻きをしたが、仕上げは博ちゃんがやってくれた。都合4回耕したので土も随分柔らかく細かくなった。最初はここもコオロギやバッタの巣だったが、みんな隣地へ移動した。耕した後の土を眺めているとミミズもいたので、畑の土壌としてはまずまずではなかろうか。5回目の畑づくり作業終了である。

この土地の畑化の有効面積は恐らく40坪程度だろうと思う。ここには柿の木2本とサクランボの木があるので、その部分は差し引かなければならない。とは言え、その40坪全部を畑にする積もりは今のところない。この5坪程度の畑を完成させることがまず先決である。何はともあれ、今後は畝を作らなければならないが、平鍬の行方が良く解からない。弟の所の倉庫に眠っている可能性が大である。平鍬の確保と肥料の確保がまず急がれる。

【7月24日過去の釣行記録】
・2011年櫛ヶ浜港新防波堤、19:30~21:30、小潮、釣果=メバル4
・2016年第1埠頭南端、05:20~07:10、中潮、釣果=キス7・トラハゼ1・メゴチ2R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦6月15日釣行記録】
・1994年07月23日、笠戸白浜、昼、大潮、素潜り、釣果=サザエ10
・1997年07月19日、笠戸島周辺、12:00~17:00、船釣り、大潮、釣果=アジ大漁
・2007年07月28日、粭島小学校前、17:00~21:30、大潮、釣果=キス3・アジ21
・2016年07月18日、櫛ヶ浜港防波堤、20:10~21:40、大潮、釣果=ボウズ

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千一夜第3章第287夜 梅雨明け釣行

2021-07-17 23:22:13 | サーフ

2021.07.17(土)

山口県を含む九州北部で梅雨明け宣言が13日に出た。昨年より13日早く、平年より6日早いとのことだった。今年は梅雨入りが早かったので明けるのも早かったのかも知れない。まだ遠くにある台風の影響らしいが、今朝は曇っていて風も少々強かったが釣行を強行した。今朝は4時20分頃起床したが、何時もの様にグズグズ、ダラダラしていたので、釣り場に着いたのは1時間後だった。グズグズせずに行けば30分は短縮できる。

釣り場には釣り人の姿は無くすんなりと入れた。今にも泣き出しそうな空だったが、西は青空が出ているので大して気にも留めなかった。風が少し強かったのと曇っていたので、湿度も低くちょっと涼しいくらいだった。早速岸壁に竿を並べて行ったが、気圧のせいだろうか、遠投の飛距離が思う程出ない。一通り竿を出してから車中で朝食を摂った。

30分程度置きに竿を手に仕掛けを引き寄せる。カレイの餌の補足は4m四方だと言われる。そのため仕掛けを動かす時には4~5mくらいを目安に仕掛けを引き寄せる。ここは結構根掛かりもあるので計算通りにはいかない。岩や藻、海鞘(ほや)のような物に針掛かりするのだ。錘が岩の間に掛らない限りは針を切るくらいで済むが、錘自体が掛かってしまうと仕掛け全体を切る嵌めになる。少し沖は砂地だが手前に引いて来るほど障害は多いので、ある一定の所からは一気に巻き上げなければならない。特に今日のように干潮間近ともなると尚更である。   

6時14分にはここ特有のウミケムシが釣れる。今日は2尾ほど釣ったが、1尾は針が腹から出ており針を外すのが困難だったので、ハリスごと変えた。ほんの少し触れただけでも毛が手に付着し痛痒くなるので要注意である。どういう訳か、他の釣り場ではこのウミケムシ君、全く釣れないのだが、ここが生息に適しているのか、私のサーフの飛距離によるものか良く解からない。こいつさえ釣れなければここは良い釣り場なんだけどなあ。

7時55分、やっとボウズ逃れの木っ端ガレイが釣れる。23㎝で煮付けには丁度良い。梅雨も明けたことだし、もうこういうサイズのカレイになったのかなあと思う。水温の高まりと共に尺クラスのカレイは深場に移動するようである。従って私のカレイ釣りの一つの目安は梅雨明けとなる。とは言え、梅雨が明けても数は激減するがたまには尺クラスも釣れる。

小雨が降り続く8時30分にはこれまた同サイズの木っ端ガレイが釣れる。同じマコガレイでサイズもほぼ同じだが、身体の模様は様々で色合いも違う。これはやはり親が違うせいだろうか、同じ親の卵から孵化した小ガレイは同じ色合い、同じ模様になるのだろうか、う~ん、まさかクローンじゃあるまいしそんなことは無いか、あまり深く考えるのは止めよう。

旧暦:6月8日
場所:日立製作所南方岸
時間:05:20~08:45
天候:曇りのち雨(昼前には晴れた)
外気温:5時30分25℃
風 :北西風
月齢:7.1
潮   :小潮 満潮13:53潮位260cm 干潮07:51潮位113cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:23cm木っ端ガレイ2

8時前から小雨がポツポツ落ち始めたが、少し降っては止みという感じで、西の空は晴れ間も見えたので「天気東漸の理」で大したことは無いだろうと高を括っていたが、8時30分頃には雨脚が少し強くなってきた。それでも西は明るかったが、竿を濡らすのは好きではないので最後の23㎝木っ端ガレイを釣り揚げたのを機に納竿することにした。今日は14時頃まで粘ろうと気合を入れて来たのだが、あえなく納竿の嵌めになった。満潮時頃までやってみないと解らないが、そろそろ尺ガレイのシーズンも終盤であろう。尺クラスが釣れる時には木っ端はあまり釣れないものである。とは言え、1年中カレイを追い求めているのだから工夫も必要になってくる。まずは新たなる釣り場を見つけることが肝要である。それと暑くなる時季では深場が良いように思うが、なかなか理想の釣り場は無いものである。

丁度この原稿を書き始めた20時50分に、ガタッ!と急に揺れた。何時に無く強く感じた地震だったが、2分後のTVのテロップではM5.1、震度4と出た。私が居る下松市は震度3だった。庭に出て辺りを見回したが、外は曇っていて風景が暗闇の中にすっぽり沈み込んでいるようだった。特段変わった様子も無かった。

【7月17日過去の釣行記録】
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、19:20~22:40、中潮、釣果=メバル6・アジ2
・2011年大島大原岸壁、20:00~22:35、大潮、釣果=メバル4・アジ8

【この日の釣り情報】
・2007年華西防波堤、夜、中潮、釣果=ナルトビエイ1R
・2010年八島岩場、21:00~04:00、中潮、釣果=25~30cmメバル多数・30cmクロ多数
・2014年第2埠頭南端、05:00~08:00、中潮、釣果=キス5

【旧暦6月8日釣行記録】
・2007年07月21日、粭島港防波堤、06:30~17:30、小潮、釣果=アジ1・キス13・カレイ1・アイナメ1
・2013年07月15日、第2埠頭西側中電前、06:40~09:00、小潮、釣果=キス9・アナゴ1・ベラ7・イイダコ1

 

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千一夜第3章第286夜 間もなく梅雨明け

2021-07-11 19:01:47 | サーフ

2021.07.11(日)

今年の梅雨は雨がよく降ったので釣行も儘ならなかったが、前日の天気予報からして今日はまず雨は降らないだろうと見当をつけてやって来た。後で釣友Sが、「昨日の天気予報でよく行きましたね」とラインしてきたが、どうもSと私が見る天気予報は違うもののようだ。後で色々と釣り情報が入って来たが、今日は多くの釣り人が海を目指していたようだ。私にしても半月振りである。釣友Tも長崎県の五島列島に昨日からイサキ釣りに行っていたようで、今朝7時前に電話してきて天気は良かったと言っていた。今日の16時頃帰って来るとのことで、ハイエナ軍団4人と待ち合わせることにしている。

今朝は5時頃釣り場に着いたが、岸壁には台船が横付けされており、セメントを運搬船に流し込む装置が乗せてあった。この台船の向こう側にあけぼの丸も停泊していた。私が竿出しが終わった頃、あけぼの丸の船長以下乗組員がやって来た。7時前に出港して1時間程度で帰って来るようだった。乗組員の若い衆が、台船は14日~16日に掛けて㈱トーソーの工場へと移動するとのことで、それまではこのまま放置されているのだと言う。従って、あけぼの丸が出港した後、台船上から竿を1本出した。それにしてもこの埠頭の先端まで台船が張り出しているので釣り場は随分狭くなった。

5時10分から竿出し、早朝から無風状態で蒸し暑い。朝方は曇っていたが次第に晴れて来た。10時頃一旦曇って来て西風で汗も引いたが直ぐにまた快晴となる。蒸し暑さも倍加した。

6時5分に足元に落としていた竿にカサゴが釣れる。スカリに入れて活かしておいたが、1尾だけ持ち帰るのも気が引けリリースする。
7時30分には台船上からサーフしていた竿にアナゴが来る。春先にも真昼間にアナゴが釣れたが、日中にアナゴが釣れるのは今年に入ってからである。これも即リリースである。
7時42分、アタリは見ていないが竿立てに立て掛けた遠投の竿のラインが緩んでいた。これもカレイが釣れた合図であるが、半信半疑のまま竿を引くと明らかに魚の生体反応が掌に伝わって来た。手前近くまで寄せた時に初めてカレイのノッキングがある。これでカレイと確信できたが、姿を見た時には結構良型だったので、チヌの落とし込みの若い衆にタモを取ってもらい掬い揚げる。33㎝の良型、序に写真も撮ってもらった。
9時15分には大きいフグが釣れるが、これも即リリースである。
最後に納竿時、5本の竿を1本1本仕舞うが、3本目の時、重いだけでじわじわ寄って来るのでヒトデだろうと思っていたが、これも手前まで寄って来て急に下に潜ろうとする。えっ?カレイ?と思い寄せる。姿が見えた時には朝方のカレイとほぼ同サイズの34㎝カレイだった。水温も高くなり次第にカレイの姿も拝めなくなってくるが、例年通り梅雨明けまではまだ釣れる。そう言えば今日、南九州が梅雨明けしたようだ。

海面には小魚(イワシ)のなぶらが立ち、サーと一斉に団子状態で移動する。6月頃から笠戸湾でメーター級のハマチが釣れているとの情報を得たが、それがこの築港の奥深くの湾内まで入って来たのだろうか。或いはスズキかも知れないが、こういう時にルアーを持っていれば試すことが出来るのだが生憎と持ち合わせが無い。

7時過ぎ頃だったろうか、若い衆が一人、二人とやって来て岸壁と台船の狭い間に落とし込みでチヌを狙う。最初に来た若い衆は台船の先端から落とし込んで直ぐに40㎝程度のチヌを揚げた。続いて来た若い衆も間もなく揚げる。2人とも3尾宛ずつ釣ったのではないかと思う。この台船周りにはチヌがうようよ居るのだ。但し、どうだったかなあ、乗っ込みの時季の後なので少し瘦せていたかも知れない。後から2人ほど増えたが釣果の程は良く解からない。ここに来たのは4人だったと思うが、彼らは落とし込み釣りのチームを作っているとのことで、会員は15名程度とか。今日はそのチームの月例会で数名が参加しているようだった。

2番目に来た若い衆、この狭い所から落とし込みで見事チヌゲット、なんせ狭い所でチヌとの遣り取りをするのだから結構難しそうだ。竿先が岸壁に当たったり(下手すると竿先が折れる)、チヌが台船の下に潜り込んだりするのでラインが擦れて切れる恐れもある。別の若い衆は大物だったと言っていたがラインを切った。逃がした魚は大きいのである。彼らは満潮過ぎまでやって9時半頃帰って行った。

納竿時に釣れた34㎝マコガレイ。

旧暦:6月2日
場所:徳山築港
時間:05:10~11:20
天候:曇りのち晴れ
外気温:5時23℃ 9時30分27℃
風 :弱風のち西風
月齢:1.1
潮   :大潮 満潮09:00潮位282cm 干潮03:37潮位135cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:33、34cmカレイ2・カサゴ1R・アナゴ1R・フグ1R

私の納竿前に常連の見学人が、今朝は6時頃から櫛ヶ浜新港の堤防でサビキでアジを釣ったとのことで見せに来られた。20㎝弱くらいのヒラアジだったがビニール袋に一杯入っていた。1時間の釣果だと言われたが20~30尾程度居た。この釣り人も本来サビキ釣りはやらないとのことだったが、他の釣り人がアジを沢山揚げるのを見てやってみたくなったそうである。ポイントは櫛ヶ浜港新港の南側の長い堤防の括れた所(チヌのポイントでもある)の内側だそうだ。私も昔はここに良く通ったものだから、聞いただけで直ぐにポイントは解かる。

16時、釣友Tが長崎から帰還、待ち合わせ場所には1人都合が悪くなり、3人(私、釣友S、N嬢)のハイエナ軍団が待ち構える。イサキ20尾の釣果、4等分する。

私の持ち帰り分。帰宅後、畑づくりの従兄弟の師匠が来たので2尾お裾分けした。

【7月11日過去の釣行記録】
・2009年堀川河口、06:40~07:30、中潮、釣果=フグばかり
・2009年晴海埠頭、08:00~11:20、中潮、釣果=カレイ1・キス15・ハゼ3

【この日の釣り情報】
・2007年第1埠頭南端、07:00~10:20、中潮、釣果=キス、2人で21

【旧暦6月2日釣行記録】
・2007年07月15日、第1埠頭、06:00~11:30、大潮、釣果=キス6・ウナギ1・エイ3R
・2007年07月15日、櫛ヶ浜港防波堤、19:15~23:30、大潮、釣果=メバル1・アジ6・チヌ2
・2011年07月02日、中電西側岸壁、06:30~09:40、大潮、釣果=カレイ2・キス12・ギザミ2
・2014年06月28日、櫛ヶ浜港防波堤、19:40~22:00、大潮、釣果=メバル2
・2018年07月14日、徳山築港、05:30~08:20、大潮、釣果=ハゼ2R

 

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