千一夜第3章第282夜 まだまだカレイの活性良し

2021-05-30 17:16:55 | サーフ

2021.05.30(日)

梅雨の合間の五月晴れ、今朝は久し振りに見る朝焼けだった。天気晴朗で暑くなりそうだ。孫の守りにも疲れ果て、今日は久し振りに1日中開放された。今年は梅雨入りが5月15日、昨年より27日早く平年より20日早かった。そして何より5月7日に3人目の孫が誕生、そのため随分と釣行計画が狂った。平年の梅雨入りは6月10日前後くらいであるから今年は異常と言えよう。朝まずめは4時半頃から始まるが、一人釣行だとなかなか時間に頓着出来ない。今朝も起床は4時だったが、ぐずぐずしていると直ぐに時間は経ってしまう。本来、この時間には竿を出し終わっていなければならないのだが。

日立製作所南方岸壁の釣り場に着いた時には、朝まずめもすっかり終わり人の往来も激しくなっていた。釣り場は空いていたのですんなりと入れた。竿を出し終わったのが丁度干潮時頃だったので上げ潮からの竿出しとなった。ちょっと期待できる時間である。

6時半頃には私から100mくらい離れた場所にサーフ人が来た。この釣り人も私と同じく5本の竿出しである。私が帰り際に(私より)高齢のこのサーフ人に聞いてみると、5月に入ってから雨の日以外はこの釣り場に来ているとのことで、2週間前には35㎝のカレイをゲットしたとのことである。今日はキス1尾のみとのことだったので、餌切れ納竿となった私の後に入るよう勧めた。氏はすぐさま竿をこちらへ移動した。この老サーフ人は笠戸大橋下がメインの釣り場らしいが、ここ最近は釣り人が多くなってきたのでこちらへ移動してきたらしい。コロナ過で多くなったのかどうか解らないが、釣具店でサーフ関連の売り場面積が極端に縮小されてきた昨今、サーフ人口が増えることは喜ばしいことかも知れない。このサーフ人が居た所から更に100mくらい離れた所にも釣り人が入ったが、浮き釣りと投げ釣りの両方をやっていたように見えた。帰り際に笠戸大橋下を覗いて見たが、成程沢山のサーフ人が居た。

さて、私の釣果であるが、7時丁度に最初のカレイが釣れる。藻と一緒に揚がって来るので重いの何の、但し、カレイは24㎝の木っ端だった。

同じ時間に他の竿にも25㎝のカレイが揚がった。

7時9分、今度はアナゴと23㎝カレイのダブルである。アナゴは既にグルグル巻きになっていてハリスもグチャグチャである。このハリスはもう使えないので新しいのと交換する。アナゴはこれだから私は嫌いなのだ。針掛かりと同時にタイミング良く揚げれば絡むことも少ないのだが、少し置き竿のままでいるともうグチャグチャになる。このハリスを紐解いて使おうなどとは決して思わない。

7時過ぎのこの時間帯がカレイの時合だったことは間違いない。竿5本中3本にカレイが付いていたのだから。それにしてもサイズが今一どころか小さすぎる。

今日はウミケムシが5つくらい釣れた。こいつを針から外すのは至難の業である。針は体からズルッと抜けるのだが、口元から1~2㎝程度は針に残る。これを外すのが非常に面倒なのだ。一度は体半分くらい残ったのでハリスごと捨てた。この毛が身体に付くと痛痒くてたまらなくなる。

外道も多く釣れたが全部リリースである。マダイの子1尾、メゴチ4尾、ギザミ1尾、イトヒキハゼ3尾、フグ1尾と五目釣りの体である。餌取も多く予定時間まで餌が持たなかった。11時納竿予定だったが9時半には餌を使い切った。魚の活性はまだまだ良いようである。

9時10分には今日一の32㎝のマコガレイが揚がる。23㎝ギザミとダブルである。これも藻を付けて揚がったので竿が満月竿になった。竿ももう永く使っているので何時折れるか解らない。満身創痍の竿ばかりなのでそろそろ新調しなければならないかも知れない。

旧暦:4月19日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:05:10~10:40
天候:晴れ
外気温:5時過ぎ15℃(建物の影に入っているので陽が差すまで気温が上がらない)
風 :弱風
月齢:18.3
潮   :中潮 満潮10:44潮位271cm 干潮05:28潮位133cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:32cmカレイ1・23~25㎝カレイ3・ギザミ1R・メゴチ4R・小マダイ1R(持ち帰りカレイ4枚のみ)

【5月30日過去の釣行記録】
・1998年宇部、07:00~16:00、中潮、船釣り、釣果=30~35㎝アジ大漁
・2007年日石前防波堤、19:40~20:50、大潮、釣果=アオリイカボウズ
・2009年櫛ヶ浜旧港防波堤、20:00~22:40、小潮、釣果=メバル8・キス1
・2020年笠戸島沖下コーズ、19:00~04:30、小潮、釣果=メバル14・カサゴ7・小アジ多数

【この日の釣り情報】
・2006年切戸川河口、夜、中潮、釣果=25㎝級カレイ11

【旧暦4月19日釣行記録】
・2007年06月04日、櫛ヶ浜港防波堤、20:30~23:50、中潮、釣果=メバル19・シマイサキ1
・2011年05月21日、東海岸通り、19:15~20:00、中潮、釣果=メバル1
・2011年05月21日、大島大原、20:30~22:30、中潮、釣果=メバル6・セイゴ1・小アジ7
・2014年05月17日、徳山築港、04:50~11:15、中潮、釣果=キス8・46cmチヌ1・アイナメ1
・2017年05月14日、徳山築港、05:20~12:30、中潮、釣果=木っ端ガレイ3・キス4

 

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千一夜第3章第281夜 ホームはカレイ薄

2021-05-23 17:09:30 | サーフ

2021.05.23(日)

梅雨の合間の晴れた昨日、孫2人と徳山動物園に行ってみた。密になるようだと帰る積もりだったが、入園入口で聞くと大した人数でも無かったので入園した。

昨日に続き今日も好天気だ。久し振りにホームの釣り場(築港)にやって来た。今は4時半頃が朝まずめだが、起床が4時半ではどうしようもない。釣り場には5時10分頃着いたが、釣り客は誰も居ない。今日は昼頃から孫と遊ばねばならず、餌も控えめ、竿も控えめに釣行開始。梅雨入りが予想外に早かった(昨年より27日早い)ため、もう大型カレイは望めないかなと思いながらの竿出し。今年に限っては実績のある対岸(築港西側)に行くべきだったかと少々後ろ髪を引かれる思いだったが、たまにはホームでも試しておかなければとの思いでこちらに来た。

6時15分にメゴチとキス(下の方)のダブルが釣れた。メゴチはリリースしたがキスはクーラーへ。昔はこの釣り場もキス釣り客で賑わっていたことがある。その当時は引き釣りの2時間程度で30~40尾程度釣れていた。今日も試しに引き釣りをしてみたが、釣れるのは被るハゼ、イトヒキハゼばかりである。4~5投試したが直ぐに止めた。8時5分には写真上の方の20㎝キスが釣れた。何れも遠投の置き竿である。梅雨が明ければ本格的にキスのシーズンインとなろうが、ちょい投げ程度の引き釣りならば短いロッドで十分だが、遠投となると3~4号の長くて撓る竿の方が良い。しかし最近では数が釣れる釣り場は少なくなってきている。

8時19分にやっとカレイが釣れる。ギザミ(ベラ)とダブルだったが、ギザミの方が大きい(25㎝)。春先からは30㎝オーバーが殆どだったので、20㎝のカレイは久し振りに釣った感じである。こういう木っ端ガレイが釣れ出すとそろそろシーズンも終わったかなという思いになる。今日のカレイはこの1枚のみだった。やっぱり対岸に行けば良かったかな。

8時25分にも25cmのギザミが釣れる。ギザミはカレイと違って2尾とも良型である。ギザミ2尾とメゴチは雨水が溜まっている所へ放置していたが、暫くしてトンビが急降下して攫って行った。

釣行日:5月23日
旧暦:4月12日
場所:徳山築港
時間:05:15~10:30
天候:晴れ
外気温:5時16℃ 10時22℃
風 :無風のち弱風
月齢:11.3
潮   :中潮 満潮06:00潮位262cm 干潮12:23潮位73cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:木っ端ガレイ1・キス2・ギザミ2R・メゴチ1R

今日は海面に浮いているゴミにラインが良く掛かった。梅雨入り後の長雨で切れた枝や葉っぱが沢山浮いていた。ゴミのお蔭で潮の動きは良く解かったが、肝心の魚信は殆ど解らなかった。私の釣り場の左手の海浜公園内には後に3組の釣り人が来た。その内の親子連れの釣り人がちょい投げの竿で良型のカレイを1枚揚げた。30㎝は無かったと思うが、私の木っ端ガレイよりはましだ。春先にはカレイが岸に寄ってくるが、まだ近くに居るとみえる。恐らく他には何も釣れていないと思う。しかし今日は朝から暑かった。

【5月23日過去の釣行記録】
・2009年東海岸通り、18:30~22:45、大潮、釣果=17~24㎝メバル5・アジ5・ベラ1
・2020年日立製作所南方岸壁、05:40~12:00、大潮、釣果=25、28、30㎝カレイ3・ギザミ4R・メゴチ1R

【この日の釣り情報】
・2020年下コーズ、通し、大潮、22㎝前後メバル50

【旧暦4月12日釣行記録】
・2009年05月06日、櫛ヶ浜港防波堤、19:05~21:10、中潮、釣果=メバル2
・2011年05月14日、大島大原、19:00~22:00、中潮、釣果=メバル11
・2014年05月10日、徳山築港、04:50~13:00、中潮、釣果=カレイ4・キス4・チヌ1
・2020年05月04日、徳山築港、05:20~11:00、中潮、釣果=29、30㎝カレイ2・キス1・ギザミ1

 

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千一夜第3章第280夜 梅雨入り&ワクチン接種

2021-05-15 20:26:49 | 行事・予定

2021.05.15(土)


雨の合間の上がっている間に上の孫が我が家の築山を散策する。

5月15日山口県が梅雨入り、昨年より27日早く平年より20日早いそうだ。5月梅雨入りは近年記憶に無い。釣りも暫くお休みとなる。
5月7日に娘が3人目の孫を産んで我が家に帰って来ているので、上の2人の孫も泊まりに来ていて我が家は大賑わいである。上の孫は幼稚園に通っているため、私が送迎の任に就いている。朝9時に幼稚園に送って行って、15時に迎えに行くのがルーティンになると結構きつい。それに送ってから迎えに行く時間がとても短く感じられる。17時には3人で風呂に入る。私にしてみればほぼ1日を拘束されているようなものである。父親の勤務の都合で当面この状態が常態となる。

今日は雨の中をついて新型コロナワクチン接種を受けて来た。地区の総合福祉センターにて予約していたが、この地区では今日が初日となる。スタッフの腕章を付けた市の職員が沢山居て接種する高齢者よりも多いくらいだった。

玄関脇で接種者の確認を行い5番の札を貰う。13時30分から接種開始となるが、同時間に何人の予約者が居るのか良く解からないが、15時から接種の人も既に来ていた。年寄りはせっかちで時間の観念も無い。余り早く来ると逆に密になるという考えも無いようだ。

13時30分に接種開始、私は10分後くらいだった。まず本人確認を行い、問診、接種、15分間待機、最後に2回目の予約をする。この間凡そ20分間程度だった。大した混雑も無く順調に進んでいるようだった。2回目の接種は3週間後の6月5日、同場所同時間ということになった。2回目の予約は自治体に寄ってやり方が違うが、下松市では1回目の接種が終わった後ということである。

肝心の接種であるが、菅首相は知らぬ間に終わっていたと言ったが、私は結構痛かった。インフルエンザの注射程では無かったが、「知らぬ間に」ということは決してなかった。接種直後は少し腕がだるくなったと言う程度で特に変わったことも無かった。帰宅後4時間くらいで下痢になった。副反応の中に下痢というのもあったが、これが副反応なのか、昨夜の寝冷えなのか良く解からない。ま、何はともあれ、難なく終わったという感じである。

私は予約受付開始日の開始時間と同時にPCから市のホームページに入り、スムーズに3分程度で予約を終了した。私の2年先輩のSY氏、夫婦分を予約したつもりが、後で市のコールセンターに確認したところ予約になってなかったとのことで大変な落ち込み様だった。普段PCは毎日のように触っているが、この簡単な予約システムで初歩的ミスを犯されたようだ。コールセンターの応対者は、貴方だけでなく最後まで予約を完結されなかった人が結構多くいらっしゃいますと、慰めにもならない言葉を掛けられたらしい。「予約が取れてないことを確認していて良かったじゃないですか。そのまま夫婦で接種会場に行って、予約名簿に名前が無いなんてことになると大恥をかくところでしたよ。みんなの笑い者、市の広報にも出ていたかも知れないですね」と私も更に追い打ちを掛けた。SY氏、久し振りのヒットを放った。

【5月15日過去の釣行記録】
・2010年洲鼻港防波堤、06:20~13:00、大潮、釣果=カレイ2・キス1・ベラ1R

【この日の釣り情報】
・2007年洲鼻港・切戸川河口、13:20~19:30、大潮、釣果=キス10

【旧暦4月4日釣行記録】
・1997年05月10日、笠戸島周辺、07:00~14:00、中潮、船釣り、釣果=ボウズ
・2007年05月20日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:30、中潮、釣果=チヌ1・タナゴ1
・2009年04月28日、櫛ヶ浜港防波堤、19:00~22:00、中潮、釣果=チヌ1
・2011年05月06日、笠戸ドック小浜、朝方、中潮、釣果=木っ端ガレイ1・チヌ1
・2017年04月29日、徳山築港フェリー乗り場南端、05:10~10:40、中潮、釣果=30㎝カレイ1・木っ端ガレイ3・マダイ1・ベラ3・ナマコ2

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千一夜第3章第279夜 笠戸島東側岩場強風波浪

2021-05-09 18:29:05 | 磯釣り

2021.05.09(日)

釣友Tが火振り岬に上がろうと提案し、8日夕方から通しで9日早朝までTとHとでメバル釣行の予定を組んだ。ゴールデンウィーク以降、天候が思わしくなく今夜も風が強いという予報、そのため渡船「栄勇丸」の船長が下コーズや笠戸島南端の火振り岬辺りは無理だとのことだった。Tは船長にお任せすることにしたと言う。私は嘗て船釣りで笠戸島周りは殆ど制覇しているが、岩場への上陸は象の肩、白浜、たんだ以外は無い。初めての場所というのはポイントが解らず、足腰が弱い、尻の重い私としてはちょっとしんどい。

渡船「栄勇丸」いざ出港、16時出港予定だがメンバーが早めに集まったため15時半過ぎに出た。今は陽が長いため17時出港でも良いのではないかとの思いもあったが、他の渡船業者が有力な釣り場に早く客を上陸させるため1時間早まったのである。釣り場に行ってみて解かったが、我々が上陸する頃には既に多くの釣り場に他の渡船業者が釣り人を降ろしていた。

総勢8人が笠戸島の岩場にそれぞれ上がる。迎えは翌朝5時半から6時頃とのことである。夜は遠投が良いと船長の指示が出る。我々3人のメンバーは船長お任せコースなので、その岩場に行ってみなければ何処に上陸か解らない。

我々3人は最後まで残ったが、Hが一人で離れ小岩に上陸した。Hも初めての場所である。
我々の釣り場からHの雄姿が見えるが、早速竿を出していた。延べ竿で釣るので恐らく撒き餌の活きエビを撒いてやっているのだろう。

 

私とTはHの少し南方の岩場に上陸する。お互いに姿は見渡せる場所である。後でGPSのマップで見みると、小深浦の真西辺りだと解る。笠戸島東側の中央辺りで地名等は解らない。

 

我々は16時18分に上陸。上陸地点辺りで竿が出せそうな場所をそれぞれ決める。初めての場所なので竿を出してみなければ解らない。まだ明るい17時頃ちょっと竿を出してみたが、釣れるのは圧倒的にフグ、他にはアジゴ、小メバル、イソベラなどであるが全部リリースである。夜中になってもフグが釣れるのには参った。釣れるだけならまだしも、針を食いちぎられることが多くあった。19時の夕まずめ時から本格的に始めたが、22時頃までにメバルは10尾程度しか釣れなかった。この時点でTも3尾だと言っていた。

22時半頃、夜食を摂った。丁度Hから電話があり、23㎝程度までのメバルが30尾程度揚がったと言う。我々の釣果とは大違いである。写真は22時48分にHが送って来たもの。立派なメバルである。
22時過ぎから翌朝朝まずめ頃までは殆ど釣れなかった。私はメバル2尾とカサゴを釣ったのみ。日付が替わった頃からは西の強風である。西側に遠投して、浮きが風で流されるのか潮で流されるのか、恐らくその両方だと思うが浮きが東側に流れて行くまでは竿を置き竿にしていた。その繰り返しを延々朝まずめ頃まで繰り返していたのだ。4時15分頃から東の空が薄明るくなってきたが、それと同時に風も落ちた。そして立て続けに2尾の良型メバルを揚げる。風落ちも30分程度で再び風も出て来たが、既に納竿時間となった。

私が納竿した5時15分頃、そろそろHも納竿準備か。後で聞くとTも同じような経過を辿ったようであるが、22時までの釣果の差がそのまま出た。

 

朝まずめ頃の私の釣り場、終始場所移動しなかった。西強風がまともに当たり竿出しは難しかった。

6時から6時半頃迎えに来るとのことだったが、6時2分に迎えが来た。既に先に降ろした釣り人を回収しており、我々が最後だった。

Sの回収が最後、乗船準備は出来ている。岩場に船先を着けると30秒程度で荷物、人間を回収する。

栄勇丸は居守港を出港して笠戸島火振り岬を回って釣り人を回収していったが、帰りはUターンするのかと思いきや、そのまま北上し笠戸大橋の下を通過して居守港に戻った。Uターンするよりもこの方が早いようだ。この20年来、笠戸周りの船釣りもしていないので久し振りの風景だった(船の夜釣りは何回かしたが風景は見えず)。

Hの釣果。離れ小岩に一人が上がり、岩場の周りを延べ竿で一晩やったが、20~25㎝級のメバルが大漁である。3人の中では一番竿である。本人も十分堪能し満足気だった。但し前述の通り、22時くらいまでの釣果が殆どで、その後は釣れず朝まずめ時に数尾釣れたようだ。このパターンは私とほぼ同じだった。Tは最近はメバルのサイズが小さくなったと言っていたが、何の何の、25㎝クラスまで混じる立派なメバルが大漁である。今日の他のメンバーの釣果も見せてもらったが、全員がこのサイズを揚げていた。

私とTの釣果。我々は最初に岩場に降ろしてもらった辺りで竿を出したが、釣果は思わしくなかった。私の場合、比較的平坦な場所なら兎も角、切り立った岩場に降りると一旦決めた釣り場から動くのは困難である。足腰の弱さ、体力の低下等々の理由により岩場を歩き回るのは困難を極める。Tも8日は3尾という不甲斐無い釣果、日付が替わって干潮時頃から場所替えし釣果を伸ばした。やはり初めての場所では動き回って色々試してみることが重要である。その点、Hの場合は離れ小岩の上だから行動範囲も限られるが、周りに瀬も多く潮通しも良さそうなので好釣果に結び付いたのだろう。

帰港後は他のメンバー等と釣果の披露等歓談。

7日の午前1時45分に3人目の孫が誕生したため、今日はマダイが1尾欲しかったのだが、私は勿論、TもHも釣れなかった。娘は産婦人科病院に入院中だが、今は5日目で退院するようで11日にはもう我が家に帰ってくる。11にはチヌが欲しいが、やはりマダイの方が良い。出産祝いと退院祝いとで2尾のマダイをと思ったがどうも無理のようだ。

釣行日:5月8日~9日
旧暦:3月27日~28日
場所:笠戸島東側
時間:19:00~05:15
天候:曇り
風 :西強風
月齢:8日26.0 9日27.0
潮 :中潮 8日干潮13:12潮位81cm 満潮19:18潮位264cm
                   9日干潮01:23潮位93cm 満潮07:26潮位277cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル12・カサゴ2
釣友T:メバル12(私との合計が24尾)
釣友H:メバル40弱・アジ数尾

【5月9日過去の釣行記録】
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:00、小潮、釣果=メバル26・アジ1
・2009年晴海埠頭、06:40~12:30、大潮、釣果=キス10

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月28日釣行記録】
・2007年05月14日、櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:10、中潮、釣果=メバル16・アジ11・キス1
・2007年05月14日、切戸川河口、19:20~21:20、中潮、釣果=キス6
・2008年05月03日、第2埠頭荷揚場、06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3
・2011年04月30日、落港防波堤、06:45~11:50、中潮、釣果=カレイ2・ガンゾウビラメ1・キス1
・2012年04月18日、東海岸通り、20:00~22:30、中潮、釣果=メバル12・アジ2
・2015年05月16日、第2埠頭東側、10:00~14:00、中潮、釣果=チヌ1・メゴチ1
・2016年05月04日、徳山築港フェリー乗り場南端、05:30~12:10、中潮、釣果=カレイ1・キス2・ベラ1
・2018年05月02日、今津川河口東側、05:15~11:00、中潮、釣果=キビレ1

【旧暦3月28日釣行記録】
イイダコ1
・2007年1月7日、大島大原、18:30~00:00、中潮、釣果=

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千一夜第3章第278夜 まだまだ釣れるよ!

2021-05-03 19:20:23 | サーフ

2021.5.3(月)

昨日は朝方晴れていたが強風、昼前からは雨になった。天気予報の通りだった。ゴールデンウィーク中で最も天気が良いのが3日だということで、今日を逃すわけにはいかない。釣友Sに連絡するも先週のボウズの後遺症がまだ癒えていないとみえ不参加。釣友Tは朝方は所用で8時から9時頃来ると言うことだった。先週、この新たな釣り場で良型のカレイ2枚を揚げたので、今週も先週と同じ釣り場にした。今は5時前から朝まずめが始まるので今朝は4時起き、しかしグズグズしていたので釣り場に着いた時にはまずめは逃していた。

5時20分頃竿出し、天気晴朗で無風状態、外気温は10℃で絶好の釣り日和となった。連休とあって船舶の出入りは少なく、午前中は釣り場に停泊中のタグボートも動き出す様子は無かった。そのためタグボートの腹を狙いちょい投げに徹する。6時12分、狙い通りのちょい投げの竿の竿先が大きくお辞儀をする。間違いなくカレイのアタリであるが、ここは今少し辛抱、直ぐに竿を引き上げるようなことはしない。じっくり餌を呑み込ませてから揚げようと4~5分程度置き竿のままにしていると、2回目のアタリがあった。今度こそは間違いなくヒットしているので、ゆっくりと竿を引く。海底で身体を翻らす手応えが十分に掌に伝わってくる。今朝は一人なのでまず持参したタモを足元に置く。そして慎重にリールを巻き上げる。足元に寄せた時には、まずまずの大きさに内心こころ踊る。タモを差し出して無事ゲット。34㎝のビックダディーである。手返しを早くするためすかさず同じポイントに投入、後はビックマミーを待つだけである。

竿を出しているとしばしば散歩人が話し掛けて来る。今朝も周南市の市役所前で理容店を経営していると言う88歳の老人と話し込む。下松から来たと言うと異様に興味を示され、自分が若い頃下松で修行していた頃の話を延々とされた。どうも統計的に早朝の散歩人で話し掛けて来る人は理髪店の人が多いように思う。それは兎も角、8時20分頃に釣友Tがやって来た。一番下の写真の通り、新車を直ぐに釣り用に改造するほどの釣りキチである。Tは殆どサーフはやらなかったが、最近サーフ竿3本を新調したとのことで我々の仲間入りをした訳である。近年ではサーフ人口は減少の一途を辿っており、釣具店でもサーフコーナーは僅かしか無く肩身の狭い思いをしている。サーフの釣りクラブでも作ってサーフ人口を増やさなくてはならないかな。そのTも早速竿を出す。

Tが仕掛けを作っている最中の8時33分、全く違うポイントでカレイゲット。ビックマミーを狙ったポイントでは全くアタリが無かったが、釣り場の端っこ辺りの短いエギング用ロッドにきた。竿が細くて短い分、手応えは格別である。ハリスも細かったので上手く揚げられるかどうか不安だったが、Tにタモを頼み無事にゲットできた。これも33㎝の尺ガレイ、ポイントは違えどビックマミーゲットである。

娘が午後から孫を連れて来ると連絡が入ったので、もう一枚カレイが欲しいなと思ったがこの後は音沙汰無しに終わった。娘は刺身は好きだが、孫等は唐揚げ一本やりである。2枚ゲットしているので1枚をぶつ切りにして唐揚げにすれば良いのだが、煮付けが無くなる。まあ、私の場合、何時でも釣れるので大したことも無いが。

11時2分、停泊している他の大型タグボートの脇に落としていた竿をひょいと持ち上げると良いアタリが掌に伝わって来た。リールを巻くに連れ、魚が頭を振る仕草がひしひしと伝わって来て、3枚目のカレイゲットかと期待したが、何と久々のギザミだった。春先に砂地から出て来て夏には餌取りで困る魚であるが、隣県では高級魚となっている。私は殆ど持ち帰ったことは無いが、Tが塩焼きは最高に旨いというものだからついつい持ち帰ることにした。

昼前に友人のブースカ氏が差し入れと共にやって来た。彼は明日私と釣行したかったようだが、私も連荘はきつい年頃となっており丁重に断る。明日はここへ来るとのたまう。そう言えば、彼は大抵私が釣った後の釣り場で何時も漁夫の利を得ているように思う。まあそれは良いのだが、カレイも陽が高くなるとなかなかヒットしてくれないが、早起きして来るのだろうか。午前中くらいしか出来ないと言っていたので、どうせなら朝まずめくらいから狙って欲しい。

午後から大型のタブボートが出て行ったので、その船底辺りにサーフしたがこれも何の音沙汰も無かった。満潮時から30分程度粘ったが、丁度餌も使い切ったため13時頃納竿することにした。

日中は暑くなった。車のバックドアを開けて日陰を作る。竿を出し、な~んも考えずにぼんやり過ごす至福の時である。中国の諺に「一生幸福でいたかったら釣りを覚えなさい」とあるが、正しく正しく。また、釣れない釣り人は哲学者と言うが、どう見ても彼は哲学者には見えない。Tは餌がまだあるので、もう暫くやってみると言っていたが釣果はあっただろうか。

釣行日:5月3日
旧暦:3月22日
場所:徳山築港灯台北側
時間:05:20~13:00
天候:晴れ
外気温:5時30分10℃
風 :南西弱風
月齢:21.0
潮   :小潮 満潮12:34潮位223cm 干潮07:37潮位157cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:33、34cmカレイ2・27cmギザミ1
釣友T=私が納竿時までボウズ

【5月3日過去の釣行記録】
・1997年出光興産桟橋、15:00~20:00、船釣り、中潮、釣果=メバル・アイナメ
・2006年笠戸寺崎、19:50~23:45、中潮、釣果=メバル12・カサゴ1・アジ1
・2007年笠戸本浦港防波堤、06:00~18:00、大潮、釣果=カレイ5・キス5・タコ1・ナマコ3
・2007年笠戸大城下、18:30~00:20、大潮、釣果=メバル33・クジメ2
・2008年第2埠頭荷揚場、06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3
・2011年洲鼻港防波堤、06:50~12:30、大潮、釣果=カレイ1
・2012年落港防波堤、07:00~10:00、中潮、釣果=ハゼ2
・2013年徳山築港、04:57~16:40、小潮、釣果=カレイ6・キス9・アイナメ1・タコ2
・2017年徳山築港フェリー乗り場南端、05:20~12:00、小潮、釣果=カレイ7・マダイ1・ベラ1・キス1

【この日の釣り情報】
・2006年上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル20
・2009年新日鉄波止場、1日中、小潮、釣果=キス5・ベラ1・小アジ多数

【旧暦3月22日釣行記録】
・2005年04月30日、笠戸島周辺、夜、船釣り、小潮、釣果=メバル30
・2011年04月24日、洲鼻港防波堤、07:00~09:00、小潮、釣果=カレイ1・ハゼ1
・2011年04月24日、落港防波堤、09:40~12:30、小潮、釣果=カレイ1・キス1
・2015年05月10日、落港防波堤、05:00~10:30、小潮、釣果=キス3・アナゴ1R

 

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