千一夜第3章第203夜 メニエル釣行

2020-01-25 17:57:46 | サーフ

2020.01.25(土)

正月が明けて10日頃だったか30年振りにメニエルを発症し、1週間程度で一旦良くなったが、20日にまたぶり返した。今日もまだ眩暈がするが症状はかなり和らいだ。冷たい風に当たると幾分気分が良いので早朝から海に出掛けた。竿を出した後は少し眩暈が強くなった。まだ身体を動かすのは控えた方が良いのかも知れない。

旧暦:1月1日 (旧正月)
場所:徳山築港
時間:06:40~11:50
天候:曇り
風 :東弱風
外気温:9℃
月齢:0.2
潮   :大潮 満潮09:38潮位296cm 干潮02:56潮位6cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:20~24cmカレイ2・木っ端ガレイ3

釣り場から西方面に竿4本を遠投、北側のフェリー乗り場方面に1本遠投、足元に1本仕掛けを落とす。今まではフェリー乗り場方面に遠投を集中させていたが、どうも釣果が芳しくなく、今回はちょっと方向転換してみた。フェリー乗り場方面にカモメが群れていたが、イワシでも入っていたのかも知れない。

釣行開始1時間後、西側に投げていた竿に木っ端ガレイが釣れる。基本的に、カレイは針を飲み込むので、針を外す時には大抵喉を切ることになる。こうなるとリリースしても死んでしまうので供養のために食すことになる。木っ端ガレイが上手く唇に針が掛かったものはリリースする。この後は1時間おきくらいに木っ端ガレイが釣れる。

9時8分には今日一の24cmカレイをゲット。最大がこれじゃあちょっと寂しすぎる。本格的にこの釣り場に来出した頃は、30cm前後のカレイしか釣れなかった。最大寸は40cmである。木っ端ガレイは全く釣れなかった。それがここ数年は木っ端が多くなった。昔の栄光は今や伝説になりつつある。

10時50分には丸々と太ったフグである。今日も針を数本切られたが、恐らくこいつの仕業であろう。このフグはコモンフグの種類だと思う。岩国の今津川河口でこのフグが沢山釣れるが、ここでは最近見るようになった。今まではクサフグばかりだったように思う。今津川河口では、この2~3倍の大きさのフグが釣れる。何時だったか、釣友Sと釣行時に釣ったこの大フグを食べると言って持ち帰られた老人がいたが、まだ生存しておられるか。くれぐれも自己責任でと再三言ったが、本人曰く、「このフグには毒が無い」そうである。

11時には何だか身体が固い魚が釣れる。この魚の名前は良く解からないが、ここでは初めて釣った魚だと思う。年と共に海の様子も変わって来るなあと考え深げでな今日この頃である。

リハビリ釣行で少し疲れて来たし、眩暈も少し強くなってきたので昼前には納竿する。それにしても、そろそろ新たな釣り場探しもしなければならないなあ。

【1月25日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、08:30~16:00、大潮、船釣り、釣果=メバル10
・2009年粭島小瀬戸、17:30~19:25、大潮、釣果=ボウズ
・2009年大島大原、19:40~20:40、大潮、釣果=メバル8

【この日の釣り情報】
・2007年中電西側岸壁、10:45~12:30、小潮、釣果=28、25cmカレイ2・25cmアイナメ1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:00~21:30、小潮、釣果=18cmメバル3・27cmムラソイ1

【旧暦1月1日釣行記録】
・1997年02月08日、笠戸島周辺、06:00~09:00、船釣り、大潮、釣果=メバル50
・2006年01月29日、第1埠頭南端西側、夕方、大潮、釣果=カレイ3
・2007年02月18日、第2埠頭東側、06:40~16:40、大潮、釣果=カレイ6
・2007年02月18日、華西防波堤、19:00~23:30、大潮、釣果=2人でメバル47
・2008年02月07日、第2埠頭東側~中電西岸壁、07:30~16:00、大潮、釣果=24~33cmカレイ3
・2010年02月14日、第2埠頭東側、06:20~11:30、大潮、釣果=イイダコ1
・2013年02月10日、新川港浮桟橋、06:40~10:20、大潮、釣果=ボウズ
・2016年01月28日、徳山築港、06:30~11:40、大潮、釣果=カレイ2・キス2・ハゼ3

 

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千一夜第3章第202夜 リハビリ釣行

2020-01-13 17:47:03 | サーフ

2020.1.13(月) 成人の日

10日金曜日夕方、30年振りくらいにメニエルを発症した。この1週間前くらいから頭がふらついていたが、冬は血圧上がるのでそのせいかと思っていた。金曜日に眩暈が激しくなり一度吐いたが、それでかなり楽になった。家人は先日、本人が嘔吐下痢に掛かっており、私のもそれじゃないかと疑うが、私はきっぱり否定。今回の症状はメニエルに違いない。何年も苦しめられてきた病気なので自信ありである。30代半ば頃、私は酷いメニエルに悩まされていたが、オゾンを吸い込むのが良いということと、どうせ眩暈がするのなら船で酔おうと思い船釣りを始めた。月2~3の船釣り釣行をこなす内、次第にメニエルの症状が薄れ、遂には全く症状が出なくなった。もう完治したものと思っていたが、30年振りにまた発症するとは思ってもみなかった。尤も、近年では船釣りの回数が極端に減っているのも原因か。メニエルは季節の変わり目に出ることが多い。昔は、春と秋には必ず発症したが、温暖化が影響しているのか今年は1月である。昔は病院に行っても三半規管の不調だろうと、はっきりした原因は解からず、点滴を打って酔い止めの薬を貰って帰るだけだったので、今回は薬局に行って自分で酔い止め薬を購入した。あまり効き目は無いようだ。

今日は幾分眩暈が治まったので、オゾンを吸いに行こうと築港にやってきた。満潮が11時前なので遅くても10時半には竿を出そうと決める。朝まずめ以外には満潮前後の1時間が良く釣れるからである。釣り場に着くと先客が居たが、この方が私のブログの読者とのことだったので、一緒にやることにした。但し、少し遠慮して私は台船の上からサーフ開始とした。少し眩暈がするので、台船への乗り降りは十分に気を付ける。

旧暦:12月19日
場所:徳山築港
時間:10:30~13:50
天候:晴れたり曇ったり
外気温:10℃
風 :西強風
月齢:17.9
潮   :中潮 満潮10:52潮位313cm 干潮16:49潮位90cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:カレイ2・フグ1R 

今日は西風が強く海面は荒れていた。こんな日は多くは望めないが大物のくる予感はある。しかし、風が強くてサーフ開始から全くアタリが解らない。一通り竿を出すと私は車中で休憩する。まだ頭がふらつくからである。そんな中、11時8分、読者氏がキスを釣り揚げる。大きくはないが潮が動き出したのであろう。これが時合となれば良いのだが。

11時30分、読者氏が25~6cmのカレイゲット。やはり時合に入っているようだ。煮付けには丁度良いサイズである。台船の上から出した私の竿には、相変わらず全くアタリが無い。

最初、読者氏は1人かと思っていたが、車中より子供さん2人が出て来たので3人で来ているのかと改めて思った。子供らはリールの巻き上げ専門で、親の方が仕掛けを投げていた。親子で連れだって出掛けるのもあと僅かと見ましたので、こういう機会は大事にしなくちゃね。

台船上の竿には全く釣れる気配が無いので、竿2本を港の出入り口の方に出し替えた。12時15分、22~3cmの木っ端ガレイがやっと釣れた。これでボウズ回避。この時間に読者氏が納竿したので、このカレイは進呈した。カレイ1枚じゃなかなか家族の口には入らないだろうから。

12時20分には台船上に置いていた竿に20cmの木っ端ガレイが釣れた。もう少し前だったらこのカレイも進呈できたのだが・・・。納竿までバッカンで生かしていたが、私の納竿の時にこれ以上カレイが釣れなかったのでリリースした。

今日はあまり長くやる積もりは無く、餌も少し買って行っただけだったので、13時過ぎには餌切れとなった。但し、活性が悪いのか餌がなかなか無くならないので、徐々に竿を仕舞い、結局13時50分が完全納竿となった。少し強めの風は病身の私には心地よかった。軽い眩暈が続いているので、慎重に運転して帰った。

【01月13日過去の釣行記録】
・2007笠戸本浦港防波堤、06:30~14:30、長潮、釣果=カレイ4・ガンゾウビラメ1・キス2・ハゼ2
・2007年華西岸壁、18:50~19:45、長潮、釣果=メバル3
・2007年柳井国病前、06:30~10:00、長潮、釣果=カレイ1・キス5
・2014年徳山築港、07:00~12:00、中潮、釣果=キス2・アイナメ3・ハゼ3・キビレ1
・2019年第2埠頭東側、07:10~10:40、小潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦12月19日釣行記録】
・1994年01月30日、今津川河口、07:00~11:00、中潮、釣果=マコガレイ1・イシガレイ1
・2008年01月26日、第2埠頭東側、07:00~16:00、中潮、釣果=カレイ4
・2014年01月19日、櫛ヶ浜港防波堤、17:57~19:45、中潮、釣果=メバル1
・2015年02月07日、徳山漁港前、07:00~13:00、中潮、釣果=アイナメ1・ハゼ1

 

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千一夜第3章第201夜 2020 釣り事始めの儀

2020-01-02 22:28:25 | サーフ

2020.1.2(木)


釣り場風景、今日は台船の上から撮ってみた。

2020年初釣りである。
例年のごとくまず朝まずめ開始時に、海神大綿津見神(おおわたつみ)、海の潮の満ち引きを司る神様、塩椎神(しおつちのかみ)を始め、ワタツミ(海神)、オカミ(水神)、オミヅメ(水神)らの諸神に感謝と安全、大漁祈願のため、海にお神酒を捧げ、1礼2拝2拍手1拝1礼。例年の釣り事始めの私の神事である。近年では同僚釣友Sも私に見習って始めた。

以前私は暇に任せて神様の系譜を作ったことがある。日本の神様の殆どが神世七代、七代目の伊奘諾尊(いざなきのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)を祖とする。 海神様でいうと伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子、海神大綿津見神(おおわたつみ、神武天皇の外祖父)である。海の潮の満ち引きを司る神様は塩椎神(しおつちのかみ)である。

海の神様も実に数多い。その一例を挙げると、
・海神・住吉三神  国生み14柱で底筒之男命(そこつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・中筒之男命(なかつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・上筒之男神(うわつつのをのみこと)。  

・海神・綿津見三神  
国生み14柱で底津綿津見神(そこつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・中津綿津見神(なかつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・上津綿津見神(うわつわたつみのみこと)。因みに天照大神(あまてらすおおみかみ)も国生み14柱の一人である。

・海神・三女神
・宗像三神(伊奘諾尊と伊奘冉尊の孫、素戔鳴尊の子)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いつきしまひめのみこと・別称:弁財天)、多紀理毘売命(たごりひめのみこと・大国主尊の妻)。

他にも海や水に関する神様を挙げると、
・火照命(ほでりのみこと・別称:海幸彦(毘古)・神武天皇の大叔父)。
・国生み神・岐神(ふなとのかみ)は船の航路を司る神。
・伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子は十柱神で次が水と関係ある八柱神であるがその水を司る神、彌都波能売神(みつはもめのかみ)。
・国生み十神の速秋津日命(はやあきつひめのみこと)の子の八神(河海を持別て生みし神)も水神様で、沫那藝神、沫那美神、類那藝神、類那美神、天之水分神、國之水分神、   天之久比奢母智神、國之久比奢母智神がいる。

これらの神様全員にワンカップ1本じゃ御利益も薄れるだろうな。と、まあここまでは例年と全く同じなのだが、しかし、今年はとんでもないことをしでかした。例年では竿を出す前に海にお神酒を捧げて御祈りするのだが、今朝は朝寝坊をしたこともあり頭がまだ冴えていなかった。何時もの通り6本の竿を出し終わってから、お神酒を捧げていなかったと気付いた。私はまだ魚を釣り揚げる前に気付いてお神酒を捧げたから、まあセーフだろう。しかし、釣友Sは下の写真の如く、木っ端ガレイとキスのダブルを釣り揚げた後で気付いてお神酒を捧げた。釣った後じゃあなあ・・・。この差、後で如実に釣果として現れることになる。神様の御利益は、くれぐれも如実ですぞ。

お神酒を捧げる前の7時8分、Sはキスと木っ端ガレイをダブルで揚げる。新年早々幸先は良かったが・・・。これが後で祟ることになる。民衆は神様の祟りを鎮めるために、あらぶる神様を祀ってご機嫌を取っているということを忘れてはならない。この傍若無人なる振る舞いが祟らぬ訳がないのである。ひっ!恐ろしや恐ろしや。

7時30分頃から8時40分くらいまでが時合だったようで、Sはこの後も木っ端を釣り続ける。8時40分までに木っ端ガレイ5、ハゼ2、キス1という怒涛の釣果だがどこか冴えない。

かくいう私も神事を忘れていたのだが、日頃の信心が神事の前に魚を寄せ付けなかったのだろう。神事の後は私もSに続いて木っ端ガレイ、ハゼを釣ったが、8時32分に足元に降ろしていた仕掛けに29cmのアイナメがきた。ちょっと痩せてはいるがまあ良い。

9時丁度に22.5mのキスも来る。9時5分には木っ端ガレイ、45分にはSもキスを揚げる。

10時台には私が20cmオーバーの持ち帰り可のカレイを揚げ、同サイズのアイナメを揚げる。Sも木っ端ガレイを1枚揚げる。その後昼までに私が木っ端ガレイ、カサゴ、キス、Sがメゴチ、ハゼ(本日初の20cm オーバーのそれもぎりぎりの20.5cm)を揚げる。

昼過ぎからSとコンビニ弁当を食し、13時30分過ぎからまた時合に入る。13時台にSが木っ端ガレイ3枚、私が22cmカレイ、キスを揚げる。14時以降に私が台船とあけぼの丸の間に落としていた仕掛けに37cmのセイゴ(スズキの子)が来て、イイダコも揚げた。納竿ぎりぎりには、Sが木っ端ガレイ、私がキスを同時に揚げる。結局納竿までにSは20cmオーバーはハゼ1尾のみ、私は数えきれないくらい20cmオーバーを揚げた。これもひとえに信心の結果であろう。

釣行日:1月2日
旧暦:12月8日
場所:徳山築港
時間:06:30~15:30
天候:晴れのち曇り
外気温:3度
風 :西弱風のち西風
月齢:6.9
潮   :小潮 満潮13:27潮位250cm 干潮06:41潮位78cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:20cmオーバーカレイ2・木っ端ガレイ4・29cm含むアイナメ2・37cmセイゴ1・22.5cm含むキス3・ハゼ2・カサゴ1・イイダコ1
釣友:S=20cm未満木っ端ガレイ10・キス3・20.5cm含むハゼ3・メゴチ1

原則、20cm未満の木っ端ガレイはリリースである。今日のSの釣果は20cmオーバーはハゼ1尾のみである。と言うことはカレイボウズが建前である。しかし正月で娘さんや婿さんも帰省してくるとあれば、親が釣って来たカレイの煮付けを食べさせてやりたいという親心は如何ともしがたい。子供のカレイを煮付けにするなんて許されるものではないが、ここは見て見ぬ振りをするしかあるまい。やはり朝一のお神酒の一件が尾を引いているとしか思えない。Sの今日の釣果、ふっ。

【1月2日過去の釣行記録】
・2008年第1埠頭西側、07:00~14:00、小潮、釣果=ボウズ
・2012年第2埠頭東側、06:30~11:45、小潮、釣果=カレイ1・キス2
・2014年第2埠頭東側、06:40~12:30、大潮、釣果=カレイ2・ハゼ2

【この日の釣り情報】
・2011年洲鼻港防波堤、夕方、中潮、釣果=27cmカレイ1

【旧暦12月8日釣行記録】
・2006年01月07日、大島居守、18:00~23:00、小潮、釣果=2人でメバル9
・2013年01月19日、洲鼻港防波堤、09:00~11:00、小潮、釣果=ボウズ
・2019年01月13日、第2埠頭東側、07:10~10:40、小潮、釣果=ボウズ


 

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