千一夜第3章第208夜 最近の読書24

2020-02-27 19:57:40 | 読書

2020.02.27(木)


笠戸島の河津桜が満開を迎えている。淡い紅色の花が咲き誇る。既に散り始めた樹も多い。恐竜も花見か?

正月が明けてから30年振りのメニエルに2か月程度悩まされている。持病だと決め込み病院にも行かないので長引くが、友人は30年前よりは確実に良い薬が出ているから病院に行けという。30年前には自力(船釣りを日常的に開始)で治したという自負があるためなかなか病院に足が向かない。

最近読んだ本。記載するのは今回で24回目、評価を付けるのも気が引けるが、最も面白く読んだものは☆5つである。

『アメリカの戦争責任』 竹田恒泰著 PHP新書 評価☆☆☆☆ ’19年12月9日読了
寸評:副題に「原爆投下の正当性を問わずに、日本の戦後は絶対に終わらない」とあるとおり、アメリカの原爆投下について論じる。戦後最大のタブーともいわれる「アメリカの戦争責任」について、原爆投下の目的が戦争終結を早めるためだったという言葉はどこまで正しいのか、ポツダム宣言を巡る米ソの攻防、削除された天皇条項など当時の資料を渉猟しながら、日本を降伏させないことをアメリカが考えるようになった驚愕の経緯を著者が解明していく。そうした問題を両国が直視し、互いの過ちを知ってこそ、真の日米友好の礎が築けるはずという。日本における戦後最大のタブー、原爆投下を正当化するアメリカの教科書、無条件降伏論が早期の終戦を妨げた、トルーマンの手中にあった4つの選択肢、なぜポツダム宣言から天皇条項は削除されたか、原爆投下前の対日参戦を目論んだソ連、原爆でもソ連参戦でもなかった降伏の真相、アメリカの行為は疑いなく戦争犯罪である、日米が真の友好関係を構築するために、これらの各章で詳しく検証していき、アメリカの、いやトルーマン大統領とバーンズ国務長官の戦争犯罪を暴く。

『応仁の乱』 呉座雄一著 中公新書 評価☆☆☆☆☆ ’19年12月26日読了
寸評:2~3年前にベストセラーになった本である。応仁の乱と言えば副題にある通り戦国時代を生んだ大乱であり、この乱によって室町幕府は衰えやがて滅亡する、この大乱の東西の総大将は東軍が細川勝元で西軍が山名宗全であるが、この2人は元々仲が悪くは無かったらしい。この大乱のそもそもの始まりは畠山氏の家督争いにある。それに将軍後継問題(2人の将軍時代)や畠山、斯波氏の家督争いが絡み、11年にも渡って繰り広げられた争乱となったのである。両軍の総帥が死んで和議が成立した後も大乱は続く。最終的に誰が勝ったのかも良く解からない。また大名等も何のために戦ったのかも良く解からない。本書ではその良く解からないことを詳細に読み解いている。私も時間を掛けじっくり読み込んだ。


光市冠梅園の白梅。

『祈りの幕が下りる時』 東野圭吾著 講談社文庫 評価☆☆☆☆☆ ’20年1月8日読了
寸評:2020年最初の読書が本書となった。東野圭吾に外れは無い。第48回吉川英治文学賞受賞作。加賀シリーズ第10の事件簿である。明治座に幼馴染の演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮刑事は近くで発見された焼死体との関連を疑う。その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに、日本橋署の刑事、加賀が激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていたからだ。本書で加賀自身の最大の謎が決着する。一気に読み終えた。

『騎士団長殺し』 第1部(上)(下) 第2部(上)(下)計4冊 村上春樹著 新潮文庫 評価☆☆☆☆☆ ’20年1月27日読了
寸評:「海辺のカフカ」「ダンス・ダンス・ダンス」と同類の小説である。村上春樹の小説は丁寧である。「結」の部分で急いで終わらせる作家が多いが、著者の作品は最後まできちんと書かれている。カズオ・イシグロに通ずる。今回は4冊にも及ぶ長編だったが、それでも幾つかの不明な部分も存在する。これは著者の意図する所かも知れないが、まず、主人公とまりえの3日間と4日間の共通点が不明に終わっている。共通点が無いのであれば、主人公は何故イデアである騎士団長を殺してまで異次元の世界に入り込まなくてはならなかったか。また、その世界で主人公が川の渡し守に差し出したまりえのイルカのフィギュアを、何時か返すと言ったが返却されていない。主人公は画家であるが、友人の父親の有名な日本画家の「騎士団長殺し」の絵の通りのことが進行する。その中で、主人公も事件に触発されてか、或いは必然か、「免色の肖像画」「白いスバル・フォレスターの男」「秋川まりえの肖像」「雑木林の中の穴」を書く。そしてその絵はこの怪奇じみた話の重要な証言者を代理する。読了後、多くの何故?が付き纏う小説だった。

『ルーズベルト・ゲーム』 池井戸潤著 講談社文庫 評価☆☆☆☆☆ ’20年1月29日読了
寸評:直木賞受賞後の第1作である。著者の作品は最後は痛快に、ハッピーエンドで締め括る所が好まれるところだろう。但しその後の様々な余韻は残る。それは企業も人も生き続けていくからである。本書は野球好きのフランクリン・ルーズベルト大統領が、野球で一番面白いと言った8対7の試合を指す言葉を題名にしただけに、野球の物語が大きな柱となっている。そして野球と会社、2つの闘いが絶妙のバランスで配合されている。野球で言えば公式戦、会社で言えばライバル企業との戦い、そしてそれらに纏わる人間模様が幾重にも積み重ねられている。野球部のドラマと会社のドラマが不可分であり、奇跡の大逆転が生まれるべらぼうに面白い一冊である。

 
1月28日、東京オリンピック2020 100円のオリンピック記念硬貨が5種類発行された。これで累計13種類となる。最後の第4回発行は7月の見込みで、500円2種類を含めて9種類発行予定だ。

『雲霧仁左衛門』(前)(後) 池波正太郎著 新潮文庫 評価☆☆☆☆☆ ’20年2月5日読了
寸評:池波正太郎と言えば「鬼平犯科帳」だが、この物語は鬼平より更に半世紀遡った火付盗賊改方長官安倍式部とその部下たちの活躍を描いたものである。現代のような化学的捜査方法が何も無かった時代に、己の義務に命を賭けて悔いなかった人間たちと、稀代の大盗賊雲霧仁左衛門一派(人を殺めず犯さずの正統派)の壮絶な戦いを描く。この小説では両者がヒーローであるように思う。盗賊たちにも喝采し共感を呼ぶし、火盗改にも盗賊らに煮え湯を飲まされた苦渋や口惜しさに憤慨し、足の捜査には感心させられる。また二重三重のどんでん返しがあり非常に面白い。

『真夏の方程式』 東野圭吾著 文春文庫 評価☆☆☆☆☆ ’20年2月14日読了
寸評:物理学者の湯川が主人公。夏の玻璃ヶ浦の旅館で起きた死体遺棄事件に巻き込まれ事件解決へと活躍する。湯川は海底金属鉱物資源機構の会議に出席のため東京から玻璃ヶ浦に来た。来るときに電車の中で知り合った小学生恭平がこの旅館の親戚で、夏休みの数日を過ごすために東京から1人で来た。恭平も知らず知らずの内に事件に巻き込まれていく。当初、この旅館に宿泊していた死亡客は、単なる崖からの転落事故と見られていたが、死亡したのが警視庁の元刑事だったことから、当時の部下(現在は偉い人)が死体を見に来る。そこでこれは単なる転落事故では無いと直ぐに見破る。一方、警視庁の偉いさんと湯川は旧知の仲で、これまでにも幾多の難事件を解決に導いている。今回も偶然ではあったが、捜査の手助けを依頼される。死亡した元刑事は、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがある。そこから事件は意外な展開を見せる。湯川が事件を解決に導いたと書いたが、本当の所は、半分未解決に終わらせているのが人間らしくてとても良い。事故か、殺人か、湯川は気付いてしまったが・・・。何故かほっとする結末だった。

『「黄金のバンタム」を破った男』 百田尚樹著 PHP文芸文庫 評価☆☆☆☆ ’20年2月18日読了
寸評:ファイティング原田の生涯を追うことによって日本ボクシング史だけでなく、さらに昭和史そのものまで追体験させてくれる。まるであの時代を生きた彼らと一緒に同じ空気を吸いながら生きているような錯覚を覚える。史上最強と言われた「黄金のバンタム」エデル・ジョフレを破り、日本人初の2階級制覇(誤審により本当は3階級制覇)をした。著者は当時のボクシングのステイタスは、世界でも日本でも今では考えられないほど高かったということを繰り返し書いている。何故なら、当時の世界チャンピオンは世界に僅か8人しかいなかったからである。つまり8階級しか無かったからで、現在は17階級、4団体、総計70人程度のチャンピオンがいる。当時のチャンピオンを賭けて闘った上位選手は、現代では全員何等かのチャンピオンになったことだろう。1960年代、日本人を熱狂させた男の闘いを描く。

 
昨年末の歳末大売り出しの日帰り旅行が当選した。招待旅行の当選は「クレヨンしんちゃん」の世界でしか知らなかったが・・・。

『熱海湯けむり 鎌倉河岸捕物控18巻』 佐伯泰英著 ハルキ文庫 評価☆☆☆☆ ’20年2月21日読了
寸評: 金座裏9代目宗五郎、江戸開闢以来の御用聞きで、2代目の宗五郎が幕府の金子を守った功績により、時の将軍家光から金流しの十手を賜った。金流しの十手の親分として江戸八百八町は言うに及ばず、江戸を出て御用を務めてきたから全国的に有名な親分である。宗五郎たち一行は熱海に湯治旅に出るが、熱海でも事件を解決する。一方、留守を守る金座裏10代目政次も難事件を解決に導く。2代の金座裏が再会する時、鎌倉河岸に新たな風が吹く。シリーズ、読破しようかなあ。

『春の珍事 鎌倉河岸捕物控21の巻』 佐伯泰英著 ハルキ文庫 評価☆☆☆☆ ’20年2月25日読了
寸評:シリーズ物の2作目を読む。本来なら1の巻から読むのが理想だが、たまたま手に取ったのがこの2冊だったので致し方なし。江戸の金座裏の親分の捕物控である。宗五郎一家の飼い猫菊小僧が姿をくらます騒ぎと同時に、同心寺坂穀一郎の従兄弟が行方不明となり金座裏が動く。捕物帳は推理小説、サスペンス小説両方の要素を含んでいるので、気軽に気楽に読めるのが良い。それに詳細な時代考証もしっかりなされており、江戸時代初期の民衆の暮らしぶりや文化も満喫できる。

【2月27日過去の釣行記録】
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~20:10、大潮、釣果=メバル3
・2016年櫛ヶ浜港防波堤、19:05~21:30、中潮、釣果=メバル6

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦2月4日釣行記録】
・1999年03月21日、末武川河口、昼干潮時、中潮、釣果=アサリ大漁
・2006年03月04日、第2埠頭東側、07:00~15:00、中潮、釣果=カレイ2
・2006年03月04日、笠戸寺崎、19:40~02:00、中潮、釣果=2人でメバル8・カサゴ2
・2006年03月04日、笠戸寺崎入口コーナー、昼間、中潮、釣果=57cmカレイ
・2006年03月04日、上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル15
・2007年03月22日、第2埠頭東側、06:30~13:00、中潮、釣果=カレイ2(36cm)
・2009年02月28日、華西防波堤、18:50~22:40、中潮、釣果=メバル9
・2009年02月28日、笠戸日振沖、昼間、中潮、船釣り、釣果=カレイ14
・2010年03月19日、第2埠頭東側、09:00~11:00、中潮、釣果=ボウズ
・2012年02月25日、櫛ヶ浜港新防波堤、19:10~22:10、中潮、釣果=メバル6・セイゴ1
・2016年03月12日、第2埠頭東側、12:10~17:40、中潮、釣果=カレイ3・アイナメ2・ハゼ1・キビレ1・イイダコ1・ワカメ3束

 

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千一夜第3章第207夜 神和丸メバル釣行

2020-02-20 14:30:26 | 船釣り

2020.02.20(木)

出港直前の様子。今日は釣友Tが予約してのメバル釣行である。

天気予報通り月曜日から寒くなった。月曜日の夕方退社して、海岸線(R188)を走っていると強風で車が揺れ、海は大荒れだった。下松では初雪が降った。雪と言っても深々と降る雪ではなく霙のようなもの。水曜日には天気も回復すると言っていたが、船で出るのは不安だった。また、月、水、木とこの1週間に3つの通夜や葬儀参列も気が重い。水曜日の今日も通夜に行って来た後の釣行である。しかし、天気は前2日と打って変わって好天となった。

18時25分、いざ出港である。今日は常連5人が乗船した。風は殆ど無く海面は凪いでいる。今日の狙いはメバルである。当初、釣り場は笠戸島周りと聞いていたが、船が進むにつれどうも場所が違うように思えて来た。居守港から出港して笠戸湾の古島を右手に見て笠戸島の釣り場に向かうはずだが、遊漁船は大島沿いに進み古島の右手に入った。他の釣り人も笠戸島周りと聞いていたらしく首を傾げる。釣り場は古島と大島の先の粭島の間だった。少し沖には上コーズの岩島も見える。

19時から釣行開始。胴付き仕掛けでメバル9号の2本針(後3本針に変える)、錘は20号、棚は底から1m上げる。私の右隣の釣り人は胴付きのワーム仕掛けである。開始早々、船長は操舵室の一番後ろから竿を出していたが、23cm程度の良型メバルを釣り揚げる。夜は23cmでもとても大きく見える。流石慣れたものである。私のスタートは型は少し見劣りするが1荷釣り(2本針に2尾)だった。前半はまずまずの釣果だったが、後半がいけなかった。殆どアタリも取れず、試行錯誤も無駄だった。

私の右隣の釣り人はワーム釣りであるが、メバル、カサゴをコンスタントに揚げておられた(上の写真が釣果)。竿も長かったが、餌も付けないので手返しは早い。この時季、鏑釣りでも良いかも知れないと思った。仕掛けを持ってきていなかったが、今度試してみたい。私の反対側で竿を出していた老人は、メバル7~8尾と言われた。

23時納竿。23時30分頃帰港。船酔いはしない方だが、まだメニエルが癒えておらず下船後は余計にふらつく。しかしこの程度の釣行時間が丁度良いように思う。ふらつきにはふらつきで対抗するのが良い。

釣友Tと私の釣果、メバルの最大寸は23cm程度、私が10尾、Tが14尾、カサゴは私が3尾、Tが5尾。4時間の釣行でこれじゃあ少し不漁である。後半は殆ど釣れなかったので寒さが余計に身に染みた。2、3のメバルと言われるが、旧暦なので今年は4月下旬までやれそうだ。もう1~2度挑戦してみたい。
帰港後、会社の同僚N嬢が来て大半を持ち帰る。

釣行日:2月19日
旧暦:1月26日
場所:古島と粭島の間
時間:19:00~23:00
天候:曇り
風 :北微風 、凪
月齢:25.2
潮 :若潮 満潮17:48潮位205cm 干潮翌日00:39潮位54cm
狙い目:メバル
釣り方:船釣り(神和丸)胴付き仕掛け
餌 :小エビ
釣果:メバル10・カサゴ3
釣友:T氏=メバル14・カサゴ5

【2月19日過去の釣行記録】
・2006年第2埠頭中電前、07:05~11:30、小潮、釣果=マダコ1
・2011年粭島小瀬戸、18:40~19:40、大潮、釣果=ボウズ
・2011年大島大原防波堤、19:50~22:20、大潮、釣果=小メバル6
・2012年新川港浮桟橋、07:30~12:30、中潮、釣果=アイナメ1
・2016年第2埠頭東側、11:30~14:30、中潮、釣果=ボウズ
・2017年徳山築港、06:40~11:20、小潮、釣果=木っ端ガレイ2

【この日の釣り情報】
・2006年第2埠頭東側、07:05~11:30、小潮、釣果=カレイ2・アイナメ5・ナマコ1
・2007年中電西岸壁、08:00~15:00、大潮、釣果=カレイ8・コノシロ5・ボラ1

【旧暦1月26日釣行記録】
・1997年03月05日、笠戸島周辺、06:00~11:00、若潮、船釣り、釣果=4人でメバル100以上
・2007年03月15日、江の浦港防波堤、07:30~08:00、若潮、釣果=ボウズ
・2007年03月15日、第2埠頭東側、09:00~10:00、若潮、釣果=アイナメ1・カレイ4
・2019年03月02日、徳山築港、06:20~14:50、若潮、釣果=カレイ11・ハゼ3・メゴチ3

 

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千一夜第3章第206夜 釣り画報の取材時何時も不漁!

2020-02-15 14:57:51 | サーフ

2020.2.15(土)

少し体調が戻って来たので何時もの釣り場へ。釣具屋で餌を求めたがホンムシは入荷していなかった。良く行く釣具店であるがホンムシが無いことがしばしばある。不満ではあるが仕方が無い。

ここ数日暖かいが、三寒四温なので月曜日頃からまた寒くなるようだ。今朝は外気温は11℃あり、風も弱風なので防寒着は不要だった。ほぼ干潮時からの釣行である。

7時15分に今日の初アタリがある。竿を手に引いてみると持続的に海底で暴れている様子が伝わって来る。カレイなら最初の一暴れで収まるものだ。アイナメかキビレかと思ったが、揚げてみると最悪の何時ものフグだった。

9時5分、アタリは見なかったが、竿を引くと少し重い。ヒトデも多いのでまたヒトデかと思ったが、岸近くまで寄せると少し潜るような抵抗があったので、カレイだと確信した。揚げてみると23cmの小振りのマコガレイだった。一先ずはボウズ逃れである。この後、10時30分に木っ端ガレイ(20cm未満)が釣れ、11時30分頃24cmのマコガレイが釣れた。この時には釣り画報の記者氏も居合わせたので、最終的には23、24cmの2枚のカレイで取材に応じた。

9時43分には小さいがキスが釣れた。この時季のキスは良型が多いのだが、今日はこの1尾のみだった。2枚目のカレイの後、20cm程度のアイナメも釣れたがリリースした。納竿時の13時頃には良型のイイダコも釣れた。これはカレイと一緒に煮付けにすると美味である。しかし、記者氏、タコ類はリリースしなきゃ駄目だとおっしゃる。山口県ではマダコは許可制で、免許がないと密漁となるのは知っているが、たまたま釣れたマダコをリリースするものはまず居ない。イイダコもタコだから当然密漁だと言い張る。まあ、半分冗談だが頭の固い者も居ると言う訳だ。

久し振りに出会った釣り画報の記者氏、結局2時間半くらい私と居た。今日は釣り人も少ないし、釣果も殆ど無く、おまけに明日は雨模様とのことなので是が非でも今日中に取材がしたかったようである。それで私がカモになった訳だ。記者氏が来なかったらとっくに納竿していただろう。今日の取材は本に載るのか同社のネットサイトに載るのか良く解からないが、記者氏の取材時に釣果が良かったためしがない。今度からはネタが無い時には電話しても良いかと言われたが、電話があっても恐らく釣果は芳しく無いだろう。

旧暦:1月22日
場所:徳山築港
時間:06:40~13:00
天候:曇り
外気温:11℃
風 :弱風のち西風
月齢:21.2
潮    :小潮 満潮12:53潮位261cm 干潮06:49潮位77cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌    :アオムシ
釣果:23、24cmカレイ2・木っ端ガレイ1 ・キス1・アイナメ1R・イイダコ1

【2月15日過去の釣行記録】
・2008年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~21:30、小潮、釣果=メバル13
・2009年第2埠頭東側、07:15~13:00、中潮、釣果=カレイ3・マダコ1
・2015年徳山築港、06:50~13:00、中潮、釣果=カレイ4

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月22日釣行記録】
・1997年03月01日、奈切大気暴露試験場前、10:30~17:30、小潮、釣果=不明
・2006年02月19日、第2埠頭東側、07:05~11:30、小潮、釣果=マダコ1・カレイ2・アイナメ5・ナマコ1
・2007年03月11日、第2埠頭東側、06:30~12:15、小潮、釣果=カレイ2・アイナメ1・キス2
・2008年02月28日、櫛ヶ浜港防波堤、19:00~22:20、小潮、釣果=メバル3
・2010年03月07日、第2埠頭東側、06:30~11:30、小潮、釣果=カレイ1

 

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千一夜第3章第205夜 笠戸河津桜と光市冠梅園

2020-02-08 15:21:32 | 旅・観光

2020.02.08(土)

2月7日に光市の営業所の仕事で下松市に行く便があり、さっさと仕事を片付けて笠戸島の河津桜を見に行った。前日のTVのニュースで上関の河津桜が満開を迎えているというので、それなら笠戸も満開だろうと思い込み行ってみた。

瀬戸内海国立公園内にある笠戸島は風光明媚な島である。近年では家族旅行村やヒラメ料理が有名になった。ここは夕陽岬と言ったかな。前方の離れ小島の左端に大きな穴が開いているのだが、この穴を中心に夕陽を撮るカメラ小僧が多い。夕方からのスポットである。勿論、釣りの穴場も多い島だが、最近では私の足腰も弱まりあまり来ていない。船釣りやショア・フィッシングなど比較的楽な釣りが多くなっている。

島の街道沿いには沢山の河津桜の木が植えてある。何れもまだ蕾状態だった。国民宿舎大城の近くに数本だけだが桜の花が開花している木があった。あと1週間程度先が満開と見た。

海岸通りの河津桜が満開になるとそれは綺麗だ。いたる所に大小の公園があり、そこには必ず桜の木が植えてある。車で来るのでなかなか花見で一杯という訳にはいかないが、この歳になると花見だけでも癒されるものだ。

菜の花は満開だった。

光市に帰って序に冠山公園に梅を愛でに行ってみた。2月から梅まつりを開催中である。

冠山公園は広大な公園である。一山全部が公園になっている。写真はほんの一部である。山の中腹から頂上辺りまで紅白の梅の木がびっしりと植えてある。麓辺りは日本庭園の趣である。手入れが行き届いておりとても癒される。この左手には大きな池もあり錦鯉が悠然と泳ぐ。写真には無いが運動公園や野外ステージもあり、山手には子供の遊び場所も設えてある。薔薇園もあり、昨年は暑い日に孫と遊びに来た。

山腹の紅白の梅の木。ここもまだ満開には程遠い状態だった。ここを全部歩けば相当な歩数になるだろう。今は携帯で歩数が計れるので一度挑戦してみようかしら。

庭園内の梅はほぼ満開になっていた。梅の香りが辺りに漂い心休まる。

この木に梅の実が生るのかなあ。そう言えば梅の実が付いているのを見たことが無いような気がする。ここで収穫される梅は、主に小学校などの給食に用されるようだ。ここの売店で梅の実の商品は見たことが無いように思う。

そう言えば忘れてはならない梅の実の商品があった。梅の実入りの大福である。隣町のお菓子製造業者とタイアップして製造、この時季(梅まつりの期間中)だけ販売するものだ。梅の実1個まるまる大福の中に入っている。非常に美味で多い時で1日に2000個売れるとのこと。私が行った時(12時過ぎか)には9個残っていたので全部買い占めた。点数稼ぎのため、会社の女性に配った。

【2月8日過去の釣行記録】
・1997年華西防波堤、06:00~09:00、大潮、船釣り、釣果=メバル50
・2008年華西防波堤、19:20~22:40、大潮、釣果=メバル16
・2009年華西防波堤、07:40~11:10、大潮、釣果=カレイ1・ハゼ4

【この日の釣り情報】
・2007年中電西側岸壁、07:30~08:15、中潮、釣果=カレイ1
・2009年華西防波堤、19:00~20:30、大潮、釣果=メバル多数

【旧暦1月15日釣行記録】
・1998年02月11日、小踏日新製鋼波止場、12:00~15:00、大潮、釣果=カレイ6・ハゼ10・アイナメ1
・2006年02月12日、大島庄の浦、08:30~15:45、大潮、釣果=3人でカレイ8・アイナメ1
・2006年02月12日、笠戸寺崎、夜、大潮、釣果=メバル12
・2006年02月12日、第2埠頭西側、昼間、大潮、釣果=カレイ3
・2007年03月04日、第1埠頭西側、12:30~17:00、大潮、釣果=カレイ2
・2007年03月04日、新川港桟橋、昼間、大潮、釣果=2kgマダコ1
・2007年03月04日、笠戸島ガラン、07:00~13:00、大潮、釣果=クロ2・サヨリ1・メバル5・イソバラ多数
・2010年02月28日、第2埠頭東側、06:15~11:00、大潮、釣果=ボウズ
・2013年02月24日、櫛ヶ浜港防波堤、18:20~20:20、大潮、釣果=メバル1
・2017年02月11日、櫛ヶ浜港防波堤、18:20~21:20、大潮、釣果=メバル5

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千一夜第3章第204夜 TOKYO・2020 第3回記念硬貨

2020-02-01 22:52:53 | その他

2020.02.01(土)

 

1月28日に第3回目のオリンピック・パラリンピックの記念硬貨5種が発行された。
今回はオリンピックがアーチェリー、カヌー、自転車競技の3種と、パラリンピックがアーチェリー、陸上競技の2種である。単価は全種100円である。

造幣局が発売中のオリンピック記念硬貨の収納ケース。

この日現在、オリンピック記念硬貨は9種発売されている。第4回発行で最後となるが、100円4種、500円1種の計5種が7月に発行される予定となっている。

造幣局が発売中のパラリンピック記念硬貨の収納ケース。

この日現在、パラリンピック記念硬貨は4種発売されている。第4回発行で最後となるが、100円3種、500円1種の計4種が7月に発行される予定となっている。従って、7月にはオリンピック、パラリンピック合わせて9種発行予定となる。

【2月1日過去の釣行記録】
・2009年徳山築港、06:50~12:40、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ3・キス2・ハゼ4・マダコ1
・2014年徳山築港、06:40~12:10、大潮、釣果=ハゼ5

【この日の釣り情報】
・2005年竹の浦漁港、2月~4月、釣果=30~40cmカレイ4・30cm未満カレイ10・40cmアイナメ1
・2007年中電西側岸壁、09:00~13:00、大潮、釣果=25cmカレイ2・アイナメ2

【旧暦1月8日釣行記録】
・2000年02月12日、奈切大気暴露試験場前、昼間、小潮、釣果=ボウズ
・2006年02月05日、第1埠頭南端西側、09:00~15:30、小潮、釣果=2人でキス3・カレイ2・カナガシラ2
・2007年02月25日、華西防波堤南端、18:30~20:30、小潮、釣果=メバル8
・2010年02月21日、晴海埠頭、06:30~12:00、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ1・ハゼ1・マダコ1
・2013年02月17日、櫛ヶ浜港防波堤、18:45~20:10、小潮、釣果=メバル9・ハゼ1

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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