音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

人とあわせる

2010-02-24 21:20:48 | 音楽

阪急茨城駅。牧野から車で40分位でつきますが、カルテットをはじめるまでおりたこともなかった。阪急へは、門真からモノレールか、枚方からバス。大阪に出た方が早い。近くて遠いお隣さんです。
今日は朝から4人です。

ただ、8分音符で刻む音でさえ、ニュアンスが違うとバラバラに聞こえます。音が何処から始まって何処へ到達するのか?音が終わった後の空間でブレスをする時の位置を、他の人の演奏しているフレーズの切れ目にあわせたり、次に始まるフレーズのためにブレスをすることで、曲の緊張感を維持することができます。

そういう細かいことを言葉にして伝えることができるKYさんの、コミュニケーション能力に関心します。そして、受け取ろうと前向きに努力するIさん、KMさんもすごいと思います。

私は二人に比べると、結構頑固です。理解して、納得するまで一歩も動けません。こう吹きたいという思いも人一倍あるんだということがわかってきました。
KYさんが一つづつどういう理由でこの音をこのように演奏したいということを理性的に話してくれるので、助かっています。

つくづく私はそういう言葉をもっていないなぁ。と比べては思います。この曲を発表する頃にはKYさんの言葉を少しいただけるんじゃないかと思っています。本当に勉強になります。

茨木から帰って直行でSさんの家へ。
プロコフィエフ、本番前最後の練習。本番と同じように、ピアノの蓋を全開で、思いっきり弾いてもらいました。この前の中田さんとのリハでは、ピアノの音にびっくりして、音量を出そうと吹き込んで音程やニュアンスが甘くなってしまいました。後で、聴いてみたら大きな音で吹かなくても、録音を聴いたら、ちゃんと聞こえていました。テンポも速いような気がしましたが、録音ではそうでもない…どれだけ理性をとばしていたか?!

なかなか平常心で演奏できませんが、「落ち着いて理性を飛ばさなければ大丈夫。」とSさんに励まされて、合わせを終えました。本当にありがたい友達です。28日まで後3日。がんばろう。