電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

教育テレビ「オーケストラの森」で京都市交響楽団の演奏を聴く

2009年08月31日 05時29分40秒 | クラシック音楽
曇り空で涼しい日曜日、午前中に衆議院議員選挙の投票を済ませ、昨日のうちに出荷準備をしたプルーンを、農協に運びました。午後は、この春から東京勤務となった娘が一時帰省しており、妻と買い物に出かけている間に、少し離れた園地の草刈りに出かけました。亡父が植えた果樹の若木が育ち、実をつけ始めるまでになっておりました。そのうちの二本がたぶん新種のスモモで、ちょうど食べ頃でおいしくなっていましたので、コンテナ一個分くらいを収穫して来ました。明日、プルーンと一緒に、職場に持参する予定です。

夜は、ニュースを見ようと思ってテレビをつけたら、変則時間で大河ドラマ「天地人」をやっておりました。松方弘樹の徳川家康は、はまり役ですね。その後は、開票速報を少しだけ見て、いつもの時間にいつもの「N響アワー」を見ようと思ったら、月末第五週は「オーケストラの森」で、京都市交響楽団の番組でした。

いつも山響の演奏会を楽しんでおりますが、広上淳一指揮のロシア物の特集(チャイコフスキー、プロコフィエフ、ラフマニノフなど)で、若い才能が演奏するプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章など、演奏も楽しみましたが、京響が置かれた状況もよく理解できました。クラシック音楽の裾野を広げ、話題性と親しみやすさを向上させる取り組みがなされているようですが、売れ残った席を、後半券という形でも売りきろうという姿勢が、いかにも上方らしくて面白かった。全国各地のオーケストラの現状を伝えるこういう番組は、なかなか貴重な存在です。
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