雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

カワサキアーカイブス と 私のアーカイブス

2019-06-20 16:48:11 | カワサキ単車の昔話

★ いまカワサキでカワサキの二輪事業のアーカイブスを作成中で、私もその一人に選ばれて、今年の2月にインタビューを受けたのだが、この度編集完成して、家まで届けて頂いたのである。


   
 
 2時間ほどのインタビューだったが、それを1時間10分ほどに纏められていて、なかなかオモシロい内容に出来上がっている。

 私自身は昭和36年(1966)の単車事業スタートから平成9年(1997)までの31年間を一貫してカワサキ二輪事業に従事していたので、自分史みたいなところもあるのである。

 その間、結構事業の真ん中にいたこともあって、この30年間のカワサキの出来事をこんな資料に纏めて持っていて、このインタビューもこんな資料に基づいたものになっているのである。

   


 今回のアーカイブスの担当部門の方が、『この資料』を貸して欲しいと言われたので、2月からお貸ししていたのだが、それも昨日戻ってきたのである。
 こんな資料は多分どなたもお持ちでないので、貴重なのである。 今回、その中から必要なものは会社として残されたようなので、実はホッとしているのである。

 これは勿論私にとっても貴重なのだが、量が多すぎて今後多分処理に困るだろうとも思っていたので、この際整理して、3冊に纏めてしまったのである。
 現役の時からずっと思っているのだが、『整理ができない』人は資料を持ちすぎて『捨てない』から、結局は『整理ができない』のである。

 今回、アーカイブズも出来たので、この3冊に整理してしまった。

  


 従来の資料の現物ももちろんあるのだが、このように年度ごと、月毎、日付ごとに既に整理してあったので、それだけに纏めたら、ちょうど3冊のファイルに納まったのである。
 コレで昭和32年4月1日の入社当日から平成9年の現役最後の日までの31年間が、日単位で見ることが出来るので、これはカワサキの二輪事業の歴史であると同時に、私の『自分史』の一部だと思っている。

 こんな資料に纏めることが出来たのは、20歳の大学2回生の時にスタートした日記が、86歳の今も続いているので、この資料も日記をベースにチェックしてあるので、まず間違いはないはずだと思っている。

★ ところで『カワサキアーカイブス』の製作は昨年スタートして未だ途中のようで、今のところ田崎雅元さん・大槻幸雄さん・稲村暁一さん・川崎芳夫さん、百合草三佐雄さんなど私が今でも親しくお付き合いのある方の他、10人ちょっとのインタビューが終わってはいるようだが、まだまだ続いて行くのだと思う。
 
 それぞれの方たちがそれぞれの想いで『カワサキを語られる』ので非常にユニークなものに仕上がるだろう。インタビューの時間も1時間近くに編集されているようで、それなりの独特なものに仕上がっていくはずである。

 非常にユニークな取り組みで、インタビューをされている方の人選を見ても、別に職位には拘っていないようである。
 如何にもカワサキらしい取り組み方で、なかなかいいなと思っているのである。
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慶応大学SFCのAO入試  雑感

2019-06-20 04:53:11 | 発想$感想
★『慶応SFCのAO入試』という記事が載っていた。

 『慶応SFC』とは慶応大学湘南藤沢キャンパスのことで、
 『AO入試』とは「アドミッションズ・オフィス入試」の略であり、本来であれば、学力テストを基に合否を判断するのだが、AO入試制度では、「面接」+「論文」などを基に合否の判断材料としているのだという。

   

 
そんなことは一切知らなかったが、息子の長男、古谷仁も、娘の長男、門野力也も二人とも『慶応SFCの卒業』なのである。
二人とも、ちょっと変わっていて、『自分の好きなこと』ばかりやっている個性派だが、AO入試だったのか、普通の入試だったのかは、聞いていないのだが、記事の『AO入試』にも興味を持ったのである。


★ 結構長い詳しい記事なのだが、抜粋するとこんなことが書かれている。

・・・・・学力試験がなく書類選考と面接のみで合否を決める「AO入試」。日本の大学で初めて導入したのは、慶應義塾湘南藤沢キャンパスだ。同大の村井純教授は、「導入から30年がたち、“上澄みの優秀な人材”をかなり獲得できている」と胸を張る。
・・・・「AO入試の子はやりたいことがあって入ってきているので、一般入試生や内部生よりも早くから自分のテーマに向かって動けるし、得意分野も明確です。・・・・」
・・・・・・「ハーバード大学を蹴って、SFCに来るような子がいます。そんなわけないって思うでしょう。でも、いるんです。」
「本当はね、すべてをAOでとりたいくらいなんです」

 と言われているので、すべてが『AO入試』ではないのかも知れないが、
そのAO入試で重視するのは『志願書』と、そして何よりも面接だという。
話していれば好奇心の有無、意欲が本物なのかが解るし、「コミュニケーション能力」も見られている。

★確かに中学・高校などで習う学力も必要だが、人間もっと必要なものは幾らでもほかにあるような気がする。

私自身の学生時代を振り返ってみると、中学生までは猛烈に勉強したし、成績もよかったが、高校以上では全く勉強はしなかったのである。専門的な知識などいつでも学べると思ったし、それよりも青春時代にしかできない『野球』のほうが大事だと思っていたりした。
そんあことなので、今のムツカシイ大学入試は全く通る自信はないのだが、こんな『AO入試』なら、今受けても『100%合格』するだろうと思ったりするので、この『AO入試』に関心を持ったりしたのである。

 『コミユニケーション能力』 などは特に自信のある分野で、これなどは人が持って生まれた天性のようなものだと思っている。

 孫たちの長男二人は、どちらも個性豊かで、特にストリート・ダンスをやっている古谷仁などの生き方を見ていると、まさに慶応SFCの卒業生らしいなと思ったりするのである。

      
 

果たして、そんな大学の教育方針がよかったのかどうかは、今後の本人の成長に掛かっているのだが『大学の教育方針』に沿っているようなので何となく安心したような次第なのである。


 
 










 
 
                  
 
           



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