雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

60年の時代の変化、いろいろ

2021-08-04 20:58:35 | 発想$感想

 
★2020東京オリンピックは開会までいろいろとあったが、
 成功裏に推移していると言っていいだろう。

 前回の1963年東京オリンピックとのこんな比較表が出ていた。


   



 この比較表を見ると、開催期間はあまり変わらないのだが、
 競技種目も参加国数などもほぼ倍増していて、
 オリンピックの規模が様変わりしているように思う。

 あの大会で『バレーボール』が新競技だったとは知らなかったが、
 『東洋の魔女』と言われて金メダルを獲得したことは鮮明に覚えている。

 


 そんな女子バレーを含めて女子選手は61名なのだが、
 今回の大会では276名5倍に近い増え方で、
 まさに『時代の変化』を感じることが出来る。
 
 1964年と言えばもう60年も前のことになるのだが、
 日本も戦後の時代からようやく新しく立ち上がった時期で、
 『東京オリンピック』がその契機になったことは間違いない。

 ● 競技施設や日本国内の交通網の整備に多額の建設投資がなされ
 ● テレビ放送を見るための受像機購入の飛躍的増加などの消費も増え    
 ●「オリンピック景気」といわれる好景気をもたらした。
 ● 東京モノレール首都高速道路も出来たし、
 ● 東京から大阪までの新幹線も開会式9日前の10月1日に開業した。

 ホントに戦後の日本が様変わりしたのである。
 開会式が行われた10月10日は、『体育の日』として祝日に制定され、日本のスポーツ振興に貢献したように思う。


★ 各国のメダルの獲得数は以下の通りで、日本も開催国として16の金メダルを獲得しているが、
 この表を見ても世界が『様変わり』しているのがよく解る。
 今回のオリンピックで金メダル獲得のTOPを走っている中国の名前がないのである。
 


 
 
当時の中国はどんな国だったのか?
 定かには覚えていないが、オリンピックどころではない貧乏国だったのは間違いない。
その成長のきっかけは1978年からの改革開放政策によって計画経済から市場経済へと舵を切り、対外開放政策を推し進め、見事に経済を飛躍させることに成功したのである。

  今回のメダル獲得数の途中経過だが、中國がTOPを走っているのである。

  


★ 60年前と言えば、当然乍ら私も若かった。
 カワサキのレースのマネージメントを担当していて。
 10月10日のオリンピック開会式の当日は、
 伊豆丸の山高原で行われたMCFAJの全日本モトクロスの会場にいたのである。

 そしてこの大会でカワサキは4種目中3種目に優勝して、
 モトクロスレースでの地位を確固とした大会だったのでよく覚えているのである。

 まだ若かった新人の山本隆が当時のスター久保和夫・荒井市次を抑えて
 表彰台に上ったのである。
 真ん中が山本、右が久保、左が荒井である。


 

 星野一義がまだデヴューしていないそんな時期なのである。
 このレースの帰りは、東京まで出て新しく出来た新幹線に乗って新大阪駅まで戻ってきた。未だ大阪駅までは来ていなかったのである。


 この次の日本でのオリンピックは、『これは観ることが出来ない』のは
 間違いないのだが、
 果たして、どんな大会になるのだろうか?

 
 


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私とサッカー     雑感  

2021-08-04 07:08:18 | スポーツ

★『私とサッカー』というテーマだが、私自身は野球をしていて、『サッカー』をしていた訳ではない。
 ただ息子がサッカーをしていて、小学校の時その親たちのサッカー試合があったのだが、
 そんな下手くそばかりのサッカー試合だったが、
 その2試合とも『得点した』というのが自慢なのである。



 ところで、昨夜は、オリンピック・サッカー準決勝のスペイン戦だった。

 ベスト4に残ったのは
 日本・ブラジル・スペイン・メキシコ。

 『日本と歴史ある三国』とあるが
 奇しくも『アジア・北米・南米・欧州の地区代表』のような形になった。

  


 日本のサッカーも強くなったものである。
 若しスペインに勝ったりすると、
 1968年のメキシコ・オリンピック以来の53年振りのことである。
 メキシコオリンピックではあの釜本が2点を入れてメキシコに快勝したのである。

 日本は勿論、アジアでも『初めての銅メダル』だったのだが、
 あの時の試合の実況を観たのだが、
 調べてみたら、
この時の映像は日本では後半戦の一部が生中継されただけだった』ということなので、そんな映像だったが観ていたのである。
当時はまだサッカーは今のようにポピュラーではなくて、
 サッカーに関心があったり、サッカーの試合を見た人など少なかった時代である。


★ 私が中学校・高校時代は戦後の『野球ブーム』で子どもから大人まで
野球一筋』のような時代であった。
 私自身も野球をしていたが、『サッカー』にもそれなりの関心は持っていて、50年以上も前のメキシコ戦を観たり、ヤンマーにいた現役時代の釜本の試合はよく観に行ったりしたのである。

 それは中学校時代に旧制神戸一中にいて、神戸一中は伝統的にサッカーの名門校であり、当時の日本代表のメンバーの半数が神戸一中の先輩たちだったりしたのである。

 野球部も結構強くて甲子園に出たりもしていたのだが、
 当時の校長先生がサッカー部のOBだったりサッカー部はちょっと別格の存だったのである。

 兵庫県のサッカー育成に尽力された『賀川浩』さんがこんな講演をされているのだが、こんな目次になっている。
 賀川さんも神戸一中のOBなのだが、この講演の『目次の7番目』に

弁当を食べながらボールを蹴っていた』というのがあるが、
不思議な伝統で、弁当は運動場で『立ち食い』だったのである。
 私も男女共学になる中学2年生までは、運動場で弁当の『立ち食い』をしていたのである。
 確かにたまにはボールを蹴ったりしていたようにも思う。




  そんなことで、何となく『サッカー』にも関心を持っていたのである。
  


★ 今の時代は『サッカー全盛期』と言ってもよく、オリンピック競技の中でも一番関心がある競技なのかも知れない。

 昨日のスペイン戦は、スペインがボールを持つ時間は長かったが、
 よく頑張って0-0で延長戦に入り、延長前半も0-0で終わり、
 後半あと数分を残して、またPK戦かなと思っていたら、
 まさかの1点を決められた。

 


  呆然と見守るベンチ、
 
 
 

 選手たちも120分戦ってがっくりだが、
 これで『優勝・金メダル』はなくなった。

 


 3位決定戦を頑張って、
 是非『銅メダル』は取って欲しい。
 優勝候補の呼び声も高いスペイン相手によく頑張ったと思う。



★ 息子がサッカーをしていたからか、時代がそうだったのか?
  娘も小学校時代はサッカーをしていて、
  そんな関係で『我が家』はサッカーが身近な存在になった。
  孫たちはみんなサッカーをしている。
  特に娘の方の孫たちの下二人はアメリカで本格的にやっている。

  それにしても日本のサッカー、本当に強くなったものである。


 

 
 
 









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