関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

住民税増税に怒り!驚き!

2007年06月20日 | 市政全般

鶴岡市は15日(金)に、H19年度の個人市民税の通知を発送しました。
前のブログでもお知らせしたように、総額13億円の増税となり、多くの市民から、怒りと疑問の声が挙がっています。

 今おこなわれている6月定例市議会の質問で明らかにしたように、
  ①「税源移譲(所得税が減って、住民税が増える)」による影響が11億800万円
  ②「定率減税の廃止」が59000人で2億1400万円
  ③「年収125万円以下の高齢者への非課税措置廃止」が4200人、1100万円
 となっています。

 ②③が正真正銘の庶民増税であることは言うまでもありませんが、
 ①に関しても、住民税がH18年度の所得に対してかけられるのに対し、
          所得税はH19年度所得によりますから、
  年金生活者・自営業者などでは、H19年度の所得が減ると、減税・増税差し引いてもプラス(増税)になるというケースが考えられます。
 政府・与党は、「所得税から住民税への所得の移し替えで、増税ではありません」などといいわけしていますが、道理がありません。

 本日は、ご近所を百軒ほど訪問しましたが、「税金が年額10万円以上も増えた!」「びっくりして役所に行った。それでも納得がいかないのでまた明日行く」などの声が聞かれました。

 役所に対する問い合わせ・抗議は、
  16日(土) 電話15件  18日(月)電話55、来庁55
  19日(火)〃45、〃45  三日間合計:電話100、来庁115
  という数に上りました。

 前のブログにも書きましたが、収入が月収10万円足らずの生活保護基準に近いような方からは、税金をとるべきではありません
 失業、廃業、休業、病気、災害などなど、払えない税金でお困りの方は、どうぞお気軽にご連絡下さい。