関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

6月市議会が終わりました

2007年06月27日 | 活動報告

26日(火)の午前中に本会議がおこなわれ、鶴岡市議会6月定例会が終わりました。
今回の議会には、当局からの報告事項、専決処分の承認、補正予算、条例改正、財産の取得設、備工事請負契約、建設工事契約締結、人権擁護委員候補の推薦などが提案され、いずれも全会一致で承認されました。

 詳しくお知らせしますと、
 ☆選挙時の立会人等の報酬月額の引き下げ。それぞれ百円程度です。
 ☆ロータリー除雪車2台取得。5376万円。
 ☆救急車取得。一台約1847万円。
 ☆消防ポンプ車取得。2台で約5500万円。
 ☆櫛引地区の光ファイバー設置。1億3440万円。
 ☆一定規模以上の建築物の検査手数料の改正。
 ☆温海浄化センター建設工事契約。3億2千万円。
 ☆荘内病院旧棟解体工事契約の締結。4億6830万円。
 ☆不登校対策2事業で約368万円。 
 ☆温海庁舎での市民への還付金処理の怠慢に関わっての市長の減給処分。
 などなどです。

 「共産党も草島議員も承認するとは不思議」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私たちは「何でも反対」ではなく、当局提案の7割程度は賛成しているんですよ。今回の提案は、それぞれ必要なものであり、異議無く賛成です。
「何でも賛成」の方が不思議でありませんか?
 
 私は、一般質問で
 1)住民税・国保税・介護保険料増税の影響と税の減免について、
 2)要介護認定者とその家族の税金控除制度の活用について、
 3)全国学力テストについて
 を取り上げました。

 1)では、H18、19年度の大増税の影響を明らかにし、「大変な人には税を減免」という制度はあるのに、実際の適用が殆ど無い問題を取り上げ、改善を求めました。
  当局はこれを、頭から拒否しました。今後、大きな市民運動を展開することが求められます。
  新政クラブの議員(佐藤聡議員)は、「税金の徴収をしっかりやれ」という質問をしていました。共産党と自民党の問題意識の違いが浮き彫りになったように思いました。
 2)では、市民にとって貴重な制度でありながら、十分活用されていない問題を取り上げ、市の取り組みの改善を求めました。
  当局は、「通知を改善する」「議員の指摘を参考に研究したい」と前向きな答弁が得られました。
 3)では、全国いっせい学力テストという大問題を、教育委員会が十分議論していないことが明らかになりました。「学力とは何か」「学校は何をするところか」という本質的な議論を、教職員・保護者・市民の中で巻き起こしていきたいものです。

 他に私は、
  ☆「医師・看護職員確保対策の充実・強化についての意見書」を提案。
  ☆「『消えた年金記録』被害者の真の救済策を求める意見書」に賛成討論。
   公明党の議員が反対討論、政府・与党の主張通り、「たいした問題ではない。社会保険庁の労働組合が悪い」などという、開き直りと責任転嫁の議論と思いました。
   木っ端微塵に論破した積もりですので、録画をご覧下さい。
   なお、草島議員も賛成討論をおこないましたが、民主党の主張をなぞるような話しで、国民の願いに応えるものとは言い難いと思いました。
  
 6月議会は、他の定例会と比べると議案の量も少なめで、負担も軽めではありますが、自分の質問・討論は、その数にかかわらず徹底的に調査・検討しますので、当然寝不足の日々となります。
 ですから、最終日の午前中で閉会するとやはりゆっくりします。
 その日ばかりは、妻にも少し愛想を良くしている積もりですが、相手にはそうは感じられない程度のものですので、無意味ですね。
 翌日には、もう次の仕事で多忙な日々に突入です。