関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

国保運営協議会

2008年02月07日 | 医療・介護・福祉など社会保障

 先月からお知らせしております国保運営協議会第5回会議がおこなわれました。

 今回は、
 1)H19年度補正予算
 2)特定健診・特定保健指導実施計画
 3)人間ドッグ助成措置の(旧6市町村の)統一
 4)葬祭費支給額の(同上)統一
 5)H20年度国保税(今回は提案のみ。採否は次回)

 私は、
 2)については、
 「健康鶴岡21を踏まえて、市民の健康のために真に必要な施策をおこなうべき。喫煙・高血圧・多量飲酒など、重要な課題がたくさんあり、メタボリックシンドローム対策だけ。それで市町村間で『医療費削減競争』させるなど、大本が間違っている」、
 4)については、
 「旧市町村間の相違点の調整は、本来、合併時におこなうこと。合併後の調整は、合併前にも増して慎重な検討と十分な住民合意が求められる。また、国保税増税が合併後最大の痛みとして受け止められていることは留意すべき。『蓄え』も16.7億円もある。『健保や広域連合が下げた』からと言って、自動的に下げるのはおかしい」
                                     などと主張しました。

 2)については、新生クラブの議員が、
 「課題は色々あるかも知れないが、今回は、まずメタボリックから始めるということ」と発言、
 4)については、朝日地域の委員が、「反対と言う訳ではないが、住民から『合併して悪いことばっかり』と言われている。今回もそう言われるだろう。合併してよかったことを知らせてほしい」と発言(無いものねだりですね。)

 それぞれについて会長(新生クラブ佐藤博幸議員)が、
 「賛成、反対意見があったが、協議会としては賛成多数ということで決定したい」とまとめを諮り、「異議無し」という声もあって、当局案が承認されました。

 殆どの委員は意見を言っていないのに「賛成多数」とわかるというのでは、「当局案に賛成する人ばかり委員になっている」と言うことになるのでしょうか?
 市民の方がみたら、不思議に思うのではないかと感じました。

 ともかく、18日の最後の会議までガンバロー。