関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

交通安全対策に取り組んでいます

2008年11月04日 | 原発・自然エネルギー・環境

 先月から、第一学区の三カ所の交差点等について、多くの方から「危ない」というご意見を頂いたことから、調査をおこない、安全対策に取り組んでいます。

 これらの箇所は、以前小学校のPTAで「安全マップ」の作成に関わった際に危険箇所の一つと知り、「学校やPTA、町内会などから関係機関に対策を求めて欲しい」と要望したことがありますが、今回は議員として直接何とかしたいと思いました。

 問題の場所は、①城南町:レンタルビデオショップ前、②城南・のぞみ町:キネブチ写真館前です。

 10月に、鶴岡警察署交通課に行って見解を質したところ、以下のような認識が示されました。

 ①信号設置の必要性は高いと思う。仮に、設置する場合は、『南進右折禁止』が必要なので、近隣住民にそのことは説明している。
 
 ②南北方向の一時停止違反が事故の主な原因。H19年春に標識を強化したところ、事故は減少した。『(以前一時停止で無かったものが)一時停止になった』ということが周知されれば事故は無くなっていくのではないか。交通量も少なく、信号設置の優先順位は低い。
 

 ③平日の交通量は少ない。信号を設置する場合は、大がかりなものになる。
 (全体を通して)
 信号設置は近年、鶴岡市内で年間1つ有るか無いかなので、(必要性はあっても)なかなか大変な課題。
 

 担当の方は、状況をよく把握して、対策を検討している様子が伺えました。(「真面目に、一生懸命取り組んでいるお巡りさん」という感じがしました。)

 しかし、信号設置は大変難しい課題になっています。
 過去3年間の信号設置の推移を見ますと、
        H17 H18 H19 H20
   県内  24   16   13  15
   鶴岡   2    1    0   2
 ということで、広い鶴岡市内で、毎年たくさんの要望が出されるにも関わらず、信号が設置される箇所は、年間1,2カ所、或いはゼロということになっています。
 斉藤知事が県民生活に関連する予算を削減する施策の一環として、信号設置の予算にも大ナタを振るった結果です。

 日本共産党市議団は、交通安全対策について重視し、問題の交差点についても、毎年の市への予算要望で取り上げてきました。
 10月21日には笹山一夫県会議員と私で鶴岡警察署に行き対策を要望、担当課から、「改めて状況を検討し、必要なところには対策を講じたい」という回答を得てきました。
 また、②の交差点で車の衝突で倒れて撤去された街灯についても、市役所担当課に早期の再設置も求めました。

 対策を実現するためにも、市民が声を挙げて、切実な市民要求であることを警察・市などに認識させることが必要と考えます。
 今私は、学区の各種機関の役員の皆さんに、そのことを訴えて回っているところです。