関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

変革を進める年

2010年01月01日 | 政治全般

 2009年は、政治の大きな変化が起こった年でした
 1月、山形県知事選挙で日本共産党も支持する新人の吉村みえこさん当選。
 7月、衆議院総選挙で自公政権大敗、民主党を中心とする連立政権発足
 10月、鶴岡市議会議員選挙で自公系会派5議席減、日本共産党1議席増の4議席で議案提案権獲得。
                                               
 民主党連立政権は誕生して100日余り経過しました。
 公立高校授業料無償化、生活保護母子加算復活、日米核密約公表方針など、国民要求を反映した前向きの施策も実現しつつあります。
 同時に、沖縄の米軍基地問題や2010年度予算編成などで、「肝心だどごは自民党ど変わらねのう」という市民の声も広がっています。
                                               

 「民主党政権のもとで、積極的に政策提言をおこない、『良いことには協力する、悪いことにはきっぱり反対する、問題点をただす』という役割を果たします。同時に、財界中心、軍事同盟中心という日本の政治のゆがみを大本からただし、『国民が主人公』の新しい日本をめざす仕事にとりくみます。」(第9回中央委員会総会)。
 この立場で、国の政治を前に進めるために、力を尽くしていきます。

 鶴岡市政では、富塚後継を名乗って当選した榎本市長が、「審議会等への市民公募制、副市長二人制廃止、市民との対話の重視、庁舎への権限と予算の付与」などなど、前市政の問題点の是正の意向を表明しています。
 それらは、市民の中では多数の声でしたが、議会では日本共産党市議団だけが主張し、市長・オール与党との厳しい対決点となってきた問題です。
 党市議団は、市長の表明が実効あるものとなるよう、市民の目線で市政をチェックし、市民要求を実現する政策提言をおこなっていきます。

 世界では1月、オバマ政権が発足しました。
 ノーベル平和賞授賞式での演説には、「授賞トリヤメロ」と思ってしまいましたが、一国覇権主義を止め多国間の協調で国際政治を動かす立場、核兵器廃絶をめざす宣言など、歴史的な変化の歩みを進めつつあります。
 その背景にあるのは、アジア、中南米、アフリカを始めとした、地球的規模での国家主権の確立と平和を求める潮流の巨大な発展です。
 
 21世紀に入って10年目の今年、こうした世界の流れもしっかり見据えながら、日本と鶴岡の未来を考え、目の前にある課題に一つひとつ取り組んでいきます。
                                               
 みなさん、明けましておめでとうございます。
 今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

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